2023-03-20 18:22

外国人の小学校ママ

PIU
PIU
Host

小学校や幼稚園で出会った、外国人ママさんたちのお話です。

【今回の内容】
メッセージご紹介/多国籍な東京生活に、田舎育ちは目を丸くする/6年間1クラスのみの小学校生活/カタカナの名前、体格の違い/PTAを頑張ってくれる外国人ママ/子どもの日本語習得と、親の学校からのお便り解読/担任のフォローの限界/助けたいけど難しさもある/自己主張の反射神経の訓練

☆28話目「田舎暮らしのリアル・自然編」はこちらからhttps://open.spotify.com/episode/2ZSmo6JuN1adrbzeyuwfkv?si=31c947d6cc0f4a77

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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
主婦の方だけでなく、主婦のパートナーの方にもヒントになればというのと、主婦が身近にいないという方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この番組は、Spotify独占配信でお送りします。
今回のテーマは、外国人の小学校ママ。
随分前にいただいたメッセージで、本当に反応が遅くて恐縮というか申し訳ないんですけれども、30代女性のアリッサムさんからのメッセージをご紹介します。
BTAの話が気になり聞かせていただいてましたが、雑誌を読んでみたの話が爆笑です。
40万のコートでどんぐり拾いはいかないです。笑い。
専業主婦の目線が面白いです。外国籍の保護者の方との交流とかってありますか?そういう話題も聞いてみたいです。
ということで、メッセージどうもありがとうございます。
今回は、アリッサムさんのご質問にお答えするような内容になればと思います。
多国籍な東京生活に田舎育ちは目を丸くする。
何度もお話ししてるんですけど、私が生まれ育ったのは、今の都内の生活とは真逆のバスも廃線になった田舎なんですね。
小学校のクラスはもちろん一クラスしかなくて、クラス替えも6年間なかったんですよ。
よく学習ノートに、ジャポニカとかのノートに、何年何組、名前って書くところがありますけど、いつも組のところは空欄で、何年名前だけ書いてたんですよ。
中学で初めて2クラスになって、その地域のもう一つ一クラスしかない小学校と、私が通ってた小学校とが合わさって、2クラスの中学校なんですけど、
それで初めて1年B組って書けたときは、もう新鮮な感動がありました。
その小学校の6年間で、2回、転校生が来るっていう経験はしたんですけど、外国籍の方とは知り合う機会はなかったですね。
中1のときに1回だけネイティブの英語の先生が、どこの国だったかも忘れちゃいましたけど、来た以外は母国語として外国語を話す人に会ったこともなかったんですね。
ECCとかも通ってなかったし、その後初めて海外旅行に行ったのが高校生のときでした。
それがね、今うちの子供たちは日本にいても幼稚園時代から外国籍のお友達が普通にいるっていう環境で、子供にとっては何の違和感もないわけですね。
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ご両親が韓国や中国の方だったり、パパだけアメリカ人とか、北欧の方だったりね、ミックスっていう子もいて、名前も苗字や名前がカタカナの子もザラにいるんですよ。
もちろんね、肌の色が違ったりっていうのもあったりはするんですけど、でもそういうものとして普通に受け止めている感じなんですね。
ものすごく同学年の子と比べて、体が大きいっていう子もいて、その子のお父さんアメリカ人だってお父さんがね、参加日に来てるのを見たら納得。
もうパパすごい、2メートルぐらい高身長だったっていうこともありました。
あとある時、学校の校庭で遊べるっていうのがあって、交代で保護者が道具ボールとかプラフープとか、そういう遊ぶ道具の管理をしに行くんですね、学校に。
その担当が私の日だった日に、ちょうどいいってことで家族で行ったんですよ。夫も連れて。
そこにお母さんがイギリス人だっていう男の子が一人で遊びに来てて、うちの子とその子とうちの夫が一緒にボール遊びをするなんていうことがあったんですね。
その顔立ちの綺麗さに、その子が帰ってからね、その場にいたママさんたちが、なんかすごいかっこよかったね、あの子って。色めき立てだっていうこともありました。
いずれにせよ、子供たちは学校で一緒に毎日生活をする中で、両親が外国籍といっても、日本語も勉強も何の問題もない子たちっていうのは、何の特別さもないだろうし、まだちょっと言葉が不自由だっていう場合ももちろんあるわけなんですけど、
子供は子供のこととして、幼稚園と小学校の時の親目線でっていうことで言いますと、
BTAを頑張ってくれる外国人のママもいる。
子供の日本語能力に差があるように、もちろん保護者の方もどれだけ、どんな感じで日本語ができるかっていうのはもう千差万別なんですね。
ものすごい日本語ができて、コミュニケーション能力も高くて、BTAの活動にも積極的に参加してくださるママさんもいたんですね。
みんなをまとめる役もしっかりこなしてくれて、頼りになるっていう感じで活動されてた。
その方は中国の方だったんですけど、本当に多少イントネーションはたまに違うところがあるんですけど、それいったら私の方言のイントネーションの方が違うんじゃないかっていうのもあって、そんなレベルでしたね。
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韓国の方が同じ学年に2人いらっしゃった時は、もちろんその方たちもBTAやってくださって、1人の方の方が日本語がより不自由なく使える方だったんですね。
その時はもう1人の方を韓国語でフォローしてるっていう、そういう姿をたまに見かけました。
あとロシアの方とかですかね。
ママが日本語喋れて、交流はしてるけど、読み書きは難しいっていう場合ももちろんありますよね。
でもね、パパが日本人だったりすると、パパがそこをフォローしてるっていうパターンは、まあ想像がつきやすいかなと思うんですけど、
特に小学生になりますと、両親が共に日本語の読み書きができないと、学校からのお便りを解読するのが大変。
私立はわかんないんですけど、あくまで公立の小学校の話なんですけど、
次にお話しするのはご両親インドの方っていうパターンですね。
その方たちは日本語はペラペラなんですよ。
余談なんですけど、初対面の時に私が何か困ったことがあればなんて、つたない英語でそのご夫婦に話しかけたんですね。
最後まで私の英語を聞いた上で、私日本語話せますって言われたんですね。
最初もしくは途中で言ってと思いましたけど、すごい赤面また赤面でした。
ご両親はそれまでも長く日本に滞在した経験があって、日本語を話すのには何の苦労もなかったんですね。
でもその時点で子どもは一旦しばらくインドに帰国している間に、日本語を忘れちゃったっていう状態で日本に来たんですね。
読み書きも自由にはできないっていう。
まず子どもの立場としては、日本語習得が大変ですね。
もう漢字も習い始めた時期だったから、ひらがなを書くのもままならないっていううちに漢字の宿題が出るんですね。
学校のテストも問題文にも漢字が使ってあるわけですよね。
ただ学校としても特別に言語学習の時間を取ったりして、日本語学習の時間ですね。
内容とかそこにかける時間は自治体によって違うかもしれないんですけど、一応対応はしてるし、何より子どもっていうのは自然に言葉を吸収していきますね。
もうそのスピードが早いですね。
その子も最初は拙いところもあったんですけど、サッカーが好きってことで放課後のサッカーのクラブを紹介したんですね。
そこで楽しんでやってたのも良かったのかなと思うんですけど、その子の素直で人懐っこいっていう人柄もあったと思うんですけど、
久しぶりに会ったらものすごい日本語が上手になってたんですよ。
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もう全然違和感のない感じで話してたんですね。
何ヶ月かしたら連絡帳も結構上手な字で漢字も使って書くようになってました。
だから子どもはたくましくやっていくし、やるしかないっていうところもありますよね。
ただ、親はお便りなんかは全部日本語で来るんですよね。
しかも漢字も使ってあるわけですよ。大人向けの。
そこのママもひらがな、カタカナはいいと知っても、なかなか漢字を習得するっていうのは難しいっていうことで、お便りに宿泊してたんですね。
ある時、ヘルプお願いされて、お家に伺った時にごそっと学校からのお便り、プリントが積んであって、
これどれが何なのか分かんないっていうことを言うんですね。
見たら重要な行事のお知らせとか、学校に提出しないといけないお手紙なんかがね、
学校とは関係ないけど、学校でもらってくるチラシっていうのがあって、
例えば、劇団式の公演とか、コンサートの案内とか、スポーツ観戦、小学生はタダみたいなのとか、
そういうのに埋もれちゃってたんですよ、大事なお手紙が。
でも確かに、どれが何なのか、何ならそういうチラシのほうがカラーで目につくし、仕分けは難しいんですね。
担任の先生も重要な件はフォローするようにしてたとは思うんですけど、何かの同意書とかね。
でもいちいち全てのことについて、担任の先生から電話が来るわけじゃないし、
小学生は幼稚園、保育園と違って、お迎えに行った時に話を聞くっていうこともないわけですよね。
先生にあれもこれも電話で問い合わせるっていうのも、
先生だって電話したらいつでもその席にいてくださるわけじゃないし、大変ですよね。
一般論的に先生たちって今すごく忙しいんですよね。
授業の準備もある中で、次々クラスの問題ごとも発生するんですよね。
余裕がなくなってるっていう場合もよくあると思うんですね。
確かに外国人の子っていうのは助けが必要だとはいえ、その子にかかりきりになりすぎると、
次はあの子だけ引きされてるみたいに周りの子に不満がたまるっていうこともあるっていう話もあるわけですね。
それから次はね、私自身がちょっと難しさを感じた話なんですけど、
困ってるって聞いたら助けたいっていう思いがあっても、なかなかうまくいかないこともある。
外国人の方の学校からのお便りっていうのを仕分けるお手伝いをしたときに、
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一度、結核だったと思うんですけど、
この病院でこの検査を受けてきてくださいっていう検診の案内が来てたんですね。
学校的にはこれは決まりなわけだから、絶対病院に行ってほしいやつですね。
でもその指定の病院の場所もわからないということだったんで、
代わりに予約できるのかどうかっていうのもあるし、電話したりして、
結果的に病院まで突き沿ったことがあるんですね。
実はそれまでにも何度か、
薬書の申請書類をひらがなで読み仮名を書いて渡して、
説明を難しい言葉言い回しいっぱいあるから説明したりとか、
電話で代わりに問い合わせをしたりとか、
実際に区薬所に申請に行くのに一緒に行ったりとか、
学校で歯科検診をやったときにいなかったから、
歯医者さん行ってくださいっていう、それもお医者さん関係のことですけど、
歯科検診のクリニックの予約をして突き沿ったりしてたんですね。
この結核検診ですね、一緒に行ったときは、
結構大きい病院で混んでて予約もできないっていうことだったから、
待合でかなり待たされて、その後で検査行ってくださいっていうことで別の建物に移動して、
また戻って診察待ち、合計3時間近くかかったんですよ。
私もまさかそんなにかかるとは思わなかったんですけど、
その日は昼過ぎまで空いてたから別にいいかっていうことでよかったんですけど、
帰り道に親子と私の3人で歩いてるときに、長い時間大変だったねっていう話になって、
診察をしてくれた先生が最後に診察室で、
私は診察室までは入ってないから話は聞いてないんですけど、
その先生が、もう2ヶ月日本に来てね、だって普通に学校に行ってるんでしょ。
ああって笑って、やらなくてもよかったねって言ってたっていうことをそのままに言われたんですね。
先生が冗談っぽく、やらなくてもよかったねなんていうのは想像もつくんですけど、
健康に暮らしてるんだから大丈夫だよねってことだと思うんですけど、
なんともないってことが分かってよかったよねってことで、私も本当だねっていうことを返したと思うんですけど、
その後でそのままに結構真剣な表情で、
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学校からのあの手紙を見てなかったらよかったんじゃないかなと思って、
病院に行かなくてもよかったっていうことを言われたんですね。
なんかね、それですごい落ち込んだんですよ。
そのまま私を責めようと思って行ったわけではないと思いつつも、
私がおせっかいをして病院に連れて行ったことって逆に迷惑をかけちゃったのかなとかね、
これはね結構へこんなんですね。
それからこういうことって一般的にですけど、
あれもこれも手助けしてるうちに何でもかんでもお願いされるようになっちゃうと、
だんだん手助けするほうが負担になってきたりもするし、
場合によっては相手のためにもならないっていうこともあるのかなと思うんですね。
バランスが難しいですよね。
自分にやれる範囲はここ。
ここまで以上は一緒に対策は考えるんだけど、
全部代わりにやってあげるっていうことはしないっていうことができる人じゃないと文字文字しがちな日本人は、
逆にストレスを抱えてしまうっていうこともあるし、難しいなと思いました。
外国の方を助けるっていうことだけじゃなくてね、もっと広い話で、
私も器を大きくサバサバとできるところは親身にやって、自分に無理はしないで思ってることは伝えたい。
けど、普段そういう訓練というか癖をつけておかないとね、
そういうその場でパッと自己主張するっていうのはなかなか難しくて、
自己主張できなくて、もやもや後で考えて、
私って器が小さいなって落ち込むっていうこともあるんですね。
そういうとこの反射神経っていうのは別に日本人に対してもですね、
鍛えていきたいんですけど、なかなかうまくいかないですね、今のところ。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
皆さんの周りではこういうこといかがでしょうかね。
何かエピソードがあったら教えてください。
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