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2022-04-25 08:23

#114 ポッドキャストの次にくるのは?【S02E114】

ポッドキャストを楽しむ番組 ポッドキャストアンバサダー

最近身の回りに「ポッドキャストに飽きた」人が。
次はどこに行っているのか?ポッドキャストアンバサダー的視点の音声業界の未来予想図

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サマリー

「ポッドキャストに飽きた方は、次にどのような娯楽を求めるのか」というテーマについて、音声業界のトレンドやオーディオブックの市場の現状を紹介しています。

ポッドキャストに飽きた人の新たな動向
ポッドキャストを楽しむ番組、ポッドキャストアンバサダー この番組では、ボイシーパーソナリティーポッドキャスターであるあらいりなが、ポッドキャスターによるポッドキャスターのための
ポッドキャスト番組です。 さて今回はですね、ポッドキャストに飽きた人は次どこに行くのかという話をしたいと思います。
実は今月のゲスト会でも、初めて音声媒体だけではなくて、映像媒体でも活動されている方をお迎えしたことでですね、
ちょっと今後どう変わっていくのかなという意識をするきっかけに、私自身もなりました。 あと実は私が住んでいる周りでも、ちょっと音声の次何が来るのかというような、ちょっとトレンドが見えてきたので、
それをひともと聞いながら、ちょっと10年後の日本の音声業界どうなるのかなという、アンバサダー的な未来予想図の話といったことを今回はお送りしたいと思います。
それでは本編お楽しみください。 今回はポッドキャストに飽きたら、みんな次どこに行くのかという話をちょっとしたいと思います。
実は私、普段はですね、この番組日本国内に向けて配信をしているんですが、実は住んでいるのは海外なんですね。
しかも周りがですね、アメリカとかカナダとか、そういう音声業界の先行事例を言っているような人が多いといったこともあってですね、実は音声界隈で日本トレンド以外に違うトレンドというのも見ることができています。
そこで最近気づいた海外周りのトレンドが、ポッドキャストに飽きるとですね、オーディオブックに行っているという一つのトレンドなんです。
これ実は友人周りで起こっているトレンドなので、全世界かどうかといったところはまた違うかもしれませんが、これ結構大きなヒントだなと思ったので、今回はここを掘り下げたいと思います。
じゃあまずオーディオブックに移行してきている人がどういう属性の人かというと、ざくと説明しますとですね、英語を母国語として喋っている人たちで、例えばアメリカ人とかカナダ人とかイギリス人だったりする方々です。
その方はだいたいもう10年ぐらいですね、ポッドキャストって聞いてきている方なんですね。
で、まあもちろん音声で何か情報を得るということを習慣化していますし、もちろん好きなポッドキャスト番組があったりするわけなんですけれども、ここ最近ですね飽きてきたというのがもう結構よく見かけるんです。
で、ここから何が見えるのかなというのを考えてみました。
そこで考えついたのが、音声をこれだけ長い期間聴いて習慣化してきていると、長時間のコンテンツを聴くという体制、体の中の体制というのはできるんじゃないかなというふうに考えました。
これ考えれば単純なことなんですけれども、やはり長時間のコンテンツにハマるまでには、それこそだいたい3段階ぐらいあるんじゃないかなというふうに考えています。
1つは音声をまず聞く入り口ですよね。5分とか短時間のものをまず聞き始めて、これいいなと、そこから毎朝聞くとか毎晩聞くとかですね、そういう習慣化する入り口になるというのが第一段階。
その第二段階が2、30分から1時間ぐらいのものを聞くようになるという段階だと思います。
これは例えばラジオ的な作り方がされている番組なんかだったりすると、バックでですね、背景で聞いてても全然邪魔をしないコンテンツとか言ったものありますよね。
ジャンルで言うと雑談系なんかがそうかと思います。
そういうものを聞き始めて、だんだん音声というのが普段の暮らしに溶き込んできたよっていうのが第二段階。
第三段階は、これまだ国内ではコンテンツ的に多くないかもしれないんですけれども、例えば1時間なら1時間でもですね、しっかり聞くタイプのものです。
これは例えばポッドキャストアワード、今年のアワードでも出てきたドキュメンタリー系の作りな作品ですね。
こういうものがだんだん出てくると、やはりだいたい元々は第一段階で5本とか短時間のものを聞いてたんですけれども、そこからバックグラウンドだけではなくて、しっかりと聞き込みたいみたいな体制が出てくるんじゃないかなと思います。
ポッドキャストからオーディオブックへのシフト
で、今回話しているオーディオブックはその次の4段階目じゃないかなというふうに思うんですね。
で、もともとこういう1、2、3段階を減ってきた人たちが、音声で情報を仕入れる癖はついたと。
ただ、ポッドキャストって一つの旨味というかいいところかですね、小難しい話でも噛み砕いて自分の言葉で説明をしてくれるといったところが結構良かったりするんですよね。
ただ、ここまで来た人は、もしかすると1時間やそこらで噛み砕かれすぎて、ちょっと物足りないと思い始めるんじゃないかなと予測をしました。
要はもっと深い内容をですね、知りたいと。
で、こうなると行き着くのが本なんですね。
実はオーディオブックって今すごく充実してるそうなんです。
世界的に見てもですね、ポッドキャストの市場よりもオーディオブックの市場って3、4倍近く大きいそうなんですね。
で、もともと子ども向けの学習向けコンテンツなんかもあって、すごく成長してきている音声業界の中の一つの市場といったところがありました。
で、ただ今ではですね、大人向けの本なんかでもちゃんとナレーターの方が読んでいたりとか、有名俳優がですね、やっぱり読んだりとか、さらなる付加価値というのがどんどんついてきているのがオーディオブックみたいなんです。
なので、こういったしっかり長く深い内容をもっと知りたいっていうような要求がですね、どんどんどんどん増えてくると、こういうポッドキャストからオーディオブックに行くというようなトレンドも確かにあるなというふうに思いました。
で、これさらにですね、今後機械音声とかが発達すると、自然な読み方でオーディオブックをどんどん量産してくれるような世界というのも今後来るんじゃないかなというふうにちょっと思っています。
これあくまでも一つの予想ではあるんですけれども、こんな業界の方向性もありそうだなというふうに思いました。
日本国内の音声のトレンドというのはまだ始まったばかりというような段階かもしれないんですが、それがどういう方向に行くのかというのをちょっと海外で見ているトレンドと絡めてですね、ちょっと予測を今回をしてみました。
今回のエピソードはいかがでしたでしょうか。
普段私はですね、日本国外に住んでいるので、なかなか日本のポッドキャスト事情だったりトレンドにタイムリーに反応するといったところが難しい立ち位置でもあるんですが、逆に海外ではどういうふうなトレンドなのかといったところ、今後もですね、一つのポッドキャストアンバサダーの強みとして確認をしながらですね、こういったところでアウトプットできればなと思っています。
さて来週からもう5月ですね。来月は実は企画を用意しておりまして、今絶賛準備中ですので、ぜひまたお楽しみにしていただければ嬉しいです。
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オーディオブックの成長と未来の展望
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
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