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2024-02-07 19:21

#3 「困ったとき人に助けを求めることができますか?」

プロトタイピングチーム PLAYERSのメンバーがゆるく対話を繰り広げる雑談ポッドキャストです。毎回のトピックに関連して投げかけられる問いかけにも耳を傾け、自分なりの考えに思いを巡らせてみてください。


■今週のトピック ・人に上手に助けてもらうプロになりたい


■今週の問いかけ 「困ったとき人に助けを求めることができますか?」


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視覚障害者からの問いかけラジオ。この番組は、プロトタイピングチームPLAYERSが提供する視覚障害者からの問いかけオンラインワークショップから派生した音声コンテンツです。
いずれもPLAYERSのメンバーである視覚障害者の中川と、
晴眼者の本間が、
見えない生活で感じる疑問や、見える世界で感じる違和感など、ゆるく対話を繰り広げる雑談ポッドキャストです。
毎回のトピックに関連して投げかけられる問いかけにも耳を傾け、自分なりの考えに思いを巡らしてもらえると嬉しいです。
前半は今週のトピック、「人に上手に助けてもらうプロになりたい」について、後半は今週の問いかけ、
「困った時、人に助けを求めることができますか?」についてお話ししていきたいと思います。よろしくお願いします。
第3回ですね。
第3回ですね。
慣れてきました?
慣れないです。
慣れてない?
全然慣れない。
全然慣れない?本当ですか?
全然慣れないですよ。台本ないと生きていけない。
第2回聞いた人はもう全然慣れてるなと思ってると思います。
どうですかねって、PLAYERSメンバーも言ってくれましたね、少し力が抜けたって。
今週のトピックね、人に助けてもらうプロになりたいね、自分で考えて自分でこれ設定してるんですけど。
これね、人に言われたことがあるんですよ。
目が見不自由で見えなくて、やっぱり助けてもらう機会がどうしても増える。
助けてもらうって、財悪感とか抵抗とか感じるので、どうしたらいいかって悩んだ。
ちょっと相談したときに、助けてもらうプロになればいいんじゃないって言われたことがあって、
なんとなく頭に残ってるんでそれをトピックにしたんですけどね。
これ私も見ていいなと思ったんですよね。
人に上手に助けてもらうプロって、新しいですよね。
とはいえ、そう慣れたかどうかっていうのも分かんないし、できてるかどうか分からないですけど、
目が見える状態からだんだん見えなくなっていく過程で、
人にどう見られるかとか、白状を持って外を歩くときに、
人に見られるかどうかっていうことの抵抗感が一つ大きかったのとは別で、
自分一人で全部を成り立たせられなくて、
人の助けも借りながらじゃないと難しいことが日常的にあったり増えてくっていうことのほうの
振動さっていうのもすごく大きいなと思ってるんですよね。
見えなくなるほどどうしてもそういうのが日常の中でちらほら出てくるんですよね。
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最近だとタッチパネルの操作とかね。
最近クレジットガードの暗証番号の入力がタッチパネルになってるやつとかも、
ああいうのも困りますしね。
サインにしてくださいって言われて、紙にサインかと思ったら、
サインのほうもタブレットで書いてる時間が全然ないけど、一応書けたかなみたいな。
あれもできるけど苦手だなとか。
あとは最近、フォームの入力のときの画像認証みたいなやつ?パズル認証とか。
あれもすごい難しくて、目が見えない人向けに音声で認証するみたいなのあるじゃないですか。
あれで英語の単語とか流れてくると、結局それ聞き取れないんですけどみたいなときがある。
どっちにしろ難しい。
もうすごい外資のサイトが作ったものだってすぐわかるけどね。
どっちにしろ難しいなーって時とかはあったりとかするけどね。
中川さんの普段の日常生活は、人に助けてもらうことがやっぱり多い?
多いんですかね。
見える人よりかは、自分でどうしようもなくて助けてって言うっていうのが、家族とか外歩いてるときとかどうしてもある。
多くはないけど、見えてたらこれないよなってどうしても頭の中でよぎってますね。
見えてたらこれ一人で成立してて作業が止まることないなとか、
見えてたらお店の前まで行って入り口がわかんないとかないよなとか。
そういうことがちらほらあるんですけどね。
家族ではなく、全く知らない人に外で助けを求めるときっていうのは、
助けを求める相手をちょっと選ぶみたいなこととかあるんですか。
選べたほうがいいような気もするんですけど、実際には選びにくい、選べないっていう感覚で。
二人で楽しそうに話してる人にすいませんって声かけにくいなとか、
一人で来た人に声かけたいなとか、そういうふうに選ぶかな。足音とかで。
あとは、前から来た人よりも自分と同じ方向に向かって歩く人に声かけたほうがいいかな。
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横断歩道で止まってるときを利用して助けてもらうとか、
声かける人とかタイミングをいろいろ考えながら歩いてますね。
それ確かにちょっとプロですね。いろいろそういうことを考えられるようになるって。
どっちのプロですか。
僕のこの人に助けてもらうプロになりたい、やっぱりマインドのことのほうが大きいなと思ってたけど、
でも方法論として、タイミングとかどういう人にっていうそっちの意味も確かにあるのかもしれないですね。
あとはね、外で助けてもらうときのほうが、家族に助けてもらうよりちょっとフラットにいけるかな。
家族のほうがすごいちょっと申し訳はないなって思う感じありますかね。
それはちょっと意外でしたね。そうなんだ。
頻度とか回数が多くなっちゃうからかなと思う。
なんか家族の中でも誰に頼むことが多いとか、タルノミーヤスさんみたいなものって違うんですか。
時間に余裕がありそうなとか?
そうですね、ずっと何か作業したり勉強したり向き合ってるところにわざわざ自分から行くよりかは、
暇そうにしてる人に助けてもらうけど、子供の場合その子が僕の助けを解決できることじゃないこともあるじゃないですか。
仕事の文章が読めないとか、そういうのだと奥さんしかダメだったりするじゃないですか。
そうなってくると回数が増えるとちょっと申し訳ないなと思いますけどね。
外で助けを求めたときって、大体の方の反応ってどんな感じなんですか。
今福岡に住んでるんですけど、福岡の人、大体好意的。
基本的に好意的プラス、自分の僕の目的地まで大体の人が行こうとしてくれるし、行ってくれます。
福岡っていう今枕言葉をつけたのは、場所によって結構違う家があるってことですか。
そうですね。東京に15年ぐらいいましたし、今も時々東京に行きますけど、困ってて助けてくださいとか助けてる雰囲気を出しててすぐ助けてもらえるかどうかっていうのは、
東京だとちょっと間ができるし、見えてても素通りされてる感じとかどうしても東京だとありますね。
いつかそのうち誰か助けてくれるんですけど、それがいつになるかがわからないのが東京って感じです。
プラスここまで行きたいって言ってそこまで一緒に行ってくれるかどうかはその人次第っていうか。
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まあそりゃそうなんですけどね。みんな忙しいし、
いつ人に助けてもらえるかわからないけど助けてくださいって言わなきゃいけない時間が結構しんどいですよ。
声かけた人がすぐいいですよって言ってくれたら一番いいのになとか、
声かけたときにその人がこっちを向いてくれてるかどうか分かれたらいいのになとかね。
人に助けてもらうときに外の家族よりも外のほうがちょっと気楽なのは、すごく一期一会って感じがして、
また会いましたねってことは本当にないんですよね、近所でない限り。
外で歩いててまた会いましたねって全然なくて、
もう一回きりなんで、こっちももう一回きりのことだからっていう感じで頼みますといいっていうか。
だいたい一緒に歩いて目的地まで行くと、歩けてよかったとか言ってもらえることも多いですし。
そんなところで、今週の問いかけに行きましょうか。
今週の問いかけは、「困ったとき人に助けを求めることができますか?」ですね。
問いかけを忘れるというアクシデントがある。電波が切れるというアクシデントがある。
いろいろありますね。
ここに到達するのがなんか2回目か3回目かなんですけども。
3回目ですね。
はい、3回目。
PLAYERSのメンバーがコメントしてくださっているので、まず1人目の回答をお願いします。
困っている内容にもよりますが、助けてくれる人を探したり困っている内容を説明する手間よりも、
自分で解決した方が手っ取り早いと思ってなかなか人に頼れないですというコメントをいただきました。
僕も自分でできそうなことはやっぱり自分でやりますね。そう言われてみれば。
自分でどうでもない時に助けを求めているけど、自分でもできるけど人に助けてもらったら楽だなって時がどうするかですもんね。
そうですね。やっぱりなかなかもう自分の限界まで来ないと人に助けを求めるって、なんかちょっと申し訳ないなっていう気持ちになってしまいます。
ありますよね。
はい、なのでなんか僕は目が見えないっていうことをきっかけにこう人に助けてもらうきっかけをたくさん得てるっていうふうにも考えられますけどね。
2人目の回答をお願いします。
はい、一番最初の選択肢に人に頼るは出てこないかなと思います。
自分で調べて考えまくった上でどうしても時間のリミットがあるとか、自分に全くと違和感がない場所だったりすれば人に聞いたりできる。
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それも海外ならって感じかな。日本だとほぼ記憶がないです。
人に頼ることに対しては人見知りでもあるし、恥ずかしさもあるし、怖さもあるという感情があるかなと思いますというコメントをいただきました。
他人に助けを求めるっていうことに関しては、確かに恥ずかしさとかもあるかもしれないですね。
そうですね。
この海外っていう話を聞いて私も思い出したんですけど、
日本で知らない人に頼るって結構私も心理的にハードルを感じるんですけど、
海外の方が行きやすかったなって。
もちろん言語の問題でチグハグな英語でうまく伝わらないっていうことを往々にしてあるんですけど、
話しかけた時とフランクさが全然違うっていう相手のリアクションっていうのが。
あとは海外だと別に自分のことをこの人は知らないし、
あとは自分の別人格で海外だといられませんか?
それすごいわかります。
日本でも本当は自分を別人格で話しかけてもいいと思うんですよ。
さっきの僕の話じゃないけど、助けてもらったとしてその人と多分もう会わないと思うんですよね。
大体の場合。
でもなんか日本の中だと気恥ずかしいですか?
ちょっと考えちゃうかなっていう。
その海外な時のフランクさほどはしかしたらないかなと思っちゃいますね。
あとは私が住んでるのが首都圏だからっていう先ほどの中川さんの東京のちょっとクールさというか、
忙しさみたいなところもあるかもしれないですね。
自分の首都圏よりもちょっと遠方に旅行に行った時とかの方が全然聞きやすいですね。
観光地とかトイレの場所とか。
観光客としての自分の方が人に聞きやすいっていうのもありますし、
地方の人の方がなんかよりあるっていうか、助けてくれる雰囲気がウェルカムな感じもなんかありますよね。
ありますね。
逆に人に助けてほしいって言われた時どう思うかっていう話もこのトピックには関連してるなと思ってるんですけど、
助ける方どうですか?
それもちろん断らないでしょ?大体の場合。
もちろん断らないです。
道を聞かれたら、時間が許せば一緒にそこまで行きたいですし。
あれはどうですか?家族とか仕事とかその辺はどうですか?
家族の助けになれるか、なることをどう思うかってことですかね。
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とか求められた時に忙しいとか、自分でやったらっていう風に言うとか。
それは多分他人よりも家族に対しての方が冷たい気がします。
逆にやっぱり子供とかだと全部親がいらない、それはそれで違うっていうのもありますけど、
家族に自分が頼むのは大丈夫なんですか?家事してほしいとかわからないけど、
出かけるのに運転してほしいとか買い物してきてほしいとかわからないけど。
それも自分のある程度自分でやっててもどうしても手が回らないからとかで頼むかもしれないですね。
やっぱり相手には相手の時間があるので時間乗ってしまうことになるかなと。
そうですね。家族、家庭の中でのお互いのバランスとかルールもあるからそれぞれのいいところはあるんでしょうけど、
仕事の方はどうですか?仕事で頼まれることとかもあります?
頼まれることもありますね。
言われた時は最大限力になりたいなとは思いますね。
自分が何かお願いすることもある?仕事で。
お願いすることありますが、それは限られた業務時間の中で、
それこそ本当に時間を取ってしまうことになるので、
よりその自分の限界まで自分でできることをやって探してどうしてもっていう時は人に頼るって感じになっちゃいますね。
仕事だとね、そうですね。今限界っていう言葉の重みを感じましたけどね。
仕事上で頼む時も僕やっぱり目が見えない分だけ頼むことありますけど、
頼んでいいのかなとか思いますよね。
人に助けてもらうプロになりたいって前半で話してますけど、その辺はどうですか?本間さん、なりたいですか?
助けてもらうプロより助けるプロになりたいです。
なるほど。その意図はどういう意味ですか?
自分の中で大事にしたい価値観とかの中で、
貢献っていう価値観があるんですね。
人に貢献できるプロと助けるプロが自分としては目指したいかなと思います。
なるほど。じゃああれですね、僕と本間さん一応合ってるんですね、これでね。
そうですよ、バッチリですよ、コンビネーション。
18:00
いやもう作られた感じがしてたもん、これね。
台本ないない、これ。
そうなんですね、よかったです。
じゃあまたこの収録上でも助けてください。
はい、ぜひぜひ。
よく台本忘れるんで。
読み上げますよ、私が。
はい、ありがとうございます。
ここまで聞いただきありがとうございました。
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それでは次回もお楽しみに。
あの収録中に、僕足の裏でマッサージボール踏んでるんですよね。
今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
19:21

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