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視覚障害者からの問いかけラジオ。この番組は、プロトタイピングチームPLAYERSが提供する視覚障害者からの問いかけワークショップから派生した音声コンテンツです。
いずれも、PLAYERSのメンバーである視覚障害者の中川と、
晴眼者の本間が、
見えない生活で感じる疑問や、見える世界で感じる違和感など、緩く対話を繰り広げる雑談ポッドキャストです。
毎回のトピックに関連して投げかけられる問いかけにも、思いを巡らせていただけると嬉しいです。
ちょっとミスったけど、まあこのままいきますか。
前半は、今週のトピック、視覚障害者も読書をしてます、について。
そして後半は、今週の問いかけオーディオブックを聴いたことはありますか、についてお話ししていきたいと思います。
今日のトピックに入る前の余談って、できるだけ余談からトピックにシームレスにいきたいじゃないですか。
はい。シームレスにいきたいです。
そのほうがプロっぽいじゃないですか。
かといって余計なことあったら編集でカットされるじゃないですか。
めっちゃ切ります。切らずにシームレスにいきたいですね。編集なしで。
ラジオ好きとしては余談なしでは入れないんですよね。
たしかにね。
耳から何かを聞くっていうのが、どうしても得意っていうか、好きな人としてはこういうものにやっぱり慣れていて、ラジオよく聞くので。
なので、余談はやっぱり入れたいんですよね。
雑談したくなっちゃいますね。いいんですよ、雑談ポップキャストだから。
そうですよね。今日のトピックに入りたいんですけど。
はい、入ってみましょう。
視覚障害者も本読みますって話で、読書しますって話で。
目が不自由もしくは見えづらいという意味では、中川はもう見えづらいじゃなくて、完全に不自由というか見えないほうにだいぶ入っちゃってるので。
今までの本の読み方は耳だけでやっていて、
目で見て読むっていうのは全然やってないんですけど、耳で聞く読書に大きく3種類ぐらい方法がありまして、
一つがオーディオブックですね。
もう一つがロードコ音声。ボランティアの人のロードコ音声を聞くっていうのと、
もう一個は電子書籍、有名なのはKindleですけど、それを合成音声で読み上げさせるっていうんですか、テキストベースになってるのを合成音声で聞くっていうその大きく3つありまして、
オーディオブックはですね、紙の書籍と同じ値段で売られてますね。
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オーディオブック、ちょっと補足を入れてもいいですか。
はいはい。
オーディオブックとは、書籍のロードを聞くことができるサービスです。
朗読はプロのナレーター以外にも声優や著名人が担当しているコンテンツもあります。
株式会社日本能力協会総合研究所の調査によると、オーディオブックの国内市場規模は2024年には260億に到達すると予測されているとのことでした。
代表的なサービスとしては、Amazonのオーディブルとか、オートバンクのaudiobook.jpなどがあって、
月額の聞き放題のプランとか、あとはコンテンツを買い切るようなプランがありますと。
あと日本ではまだ提供されてないんですが、スポティファイも参入をしたりしているみたいですね。
スポティファイは知らなかったな。
日本で聞けないんだったら、タッチできてないのはそりゃそうかなと思いますけど。
結構大きなプレイヤーが入ってきてる市場なんだなっていうのを、今回初めて知りました。
僕も実際オートバンクさんのところで主に買っていて、
Amazonのオーディブルも英語の勉強のために英語の本だけ買ってますけどね。
そんな感じで、僕はもう2010年ぐらいからずっと使ってるので長いですね。
プロの人が録音してくれてるので聞きやすいですね。
二つ目に言ってた朗読音声っていうのは、
図書館でボランティアの朗読音声を吹き込んでくれる方々がいるんですよね。
そのファイルをスマホ経由でダウンロードして聞くことができるんです。
図書館のサービスというか、読書のバリアフリーの一環としてなので、
そのアプリは資格障害になる人、手帳持ったじゃないと使えないんですけど。
あ、そういうことなんですね。
あ、ちょっと間違ってたかもしれないですね。
手帳持ってなくても申請して許可されればOKなのかな。
手帳持ってなくても見えづらい人もいますからね。
最初いつだったかな。
もう古くて忘れちゃったんですよね。どうやって最初手続きしたか。
その朗読音声っていうのはですね、
しかもすごいのは、全国で録音されてるデータをスマホ一つで検索してダウンロードできるので、
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自分の地元の図書館に収録されてるものだけじゃないんですよね。
それは図書館のサービスっていうことは、無料で使えるっていうことですか。
そうですね。アプリだけ、最初のアプリのダウンロードだけ有料なんですけど、
あとはもうずっと無料ですね。
えー、すごい。
ボランティアの方なので、先ほどのオーディオブックのプロの方のバレーションとはちょっと違うといえば違うのと、
あと音質がどうしてもノイズが入ってる音なので、
その辺は気になる人は気になるだろうなとは思うんですけど、
とはいえオーディオブックは全部の方が鳴ってるわけじゃないっていう課題があって、
そうなるとそこになかったらちょっと朗読音声探してみようかなと検索して探して、
それであればOKじゃないですか。
聞けないことより聞けるっていうことのほうが大事なので。
聞けない読めないものはそのままノータッチになっちゃうんでね。
あともう一つの方法が、電子書籍とかKindleとかで読むっていう方法で、
最近Kindle増えてるから、使ってる方も多いと思いますが、
あれはテキストベースになっていてスマホ上で展開されているので、
普段スマホを読み上げで操作している僕にとっては、
Kindleから出てきているテキストも読み上げで読めるんですよね。
それは合成音声、いわゆるシリの音声みたいな感じでずっと読んでいくことができるし、
ページ送りも自動でどんどんどんどんいくので、
普通に読めるといえば読めるかな。
画像の説明だけはちょっとないですけど、
なのでそんな方法を駆使しながら普段読書してますね。
中川さんは優先順位としては、まずはオーディオブックで探して、
なかったらノード混声を探して、で電子書籍なんですか。
オーディオブックであるもので、ノード混声にあるどっちにもあるときに、
お金を使うか使わないかはともかくですね。
そこは置いといても、最初に音声で聞きたいなっていうのが優先順位として高くて、
あとはなければKindleで探してKindleですよね。
一番困るのは、どの方法でも読めない本があるっていうのは実際のところで。
あるんですね。
ありますね。Kindle化してないとか、古い本だとそういうのがないとか、
マイナーな本だとボランティアの人に読んでもらってるのがないとかってときに困るんですけど、
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一応本を自分で自腹で買って、その本を展示図書館さんみたいなところにお願いして、
テキスト化してくださいっていうのはお願いはできるんですよ。
そこは無料でやってもらえるので、テキストだけゲットして、
自分の手元で合成音声で聞くっていうのは一応できるんですけどね。
オーディオブックを聞くときはどういうときに聞いてるんですか。
PodcastとかラジオとかYouTubeとか、他のメディアと似たような感じで、
皆さんと一緒だと思うんですけど、移動してるときとか、あとは家事してるとき。
だいたいその辺が多いですね。
Podcastもオーディオブックのコンテンツの一部として提供されてるようなプラットフォームもあったりしますよね。
そうですね。なので普段は片耳だけイヤホン入れて家事してることが多いかな。
移動中でもバス乗ったり電車乗ったりしてる間だけ聞いて、
外歩くときはもう外してますけど、そういう聞き方してますね。
オーディオブックで朗読を聞いている上で、不満に思ったり、もっとこうだったらいいのにみたいなことあったりするんですか。
僕はあんまり感じてないですが、他の方の意見で言うと、
目で本を読むときと違って朗読者の色がつくっていうんですかね。
それを嫌がる人がいるみたいですね。
プロの人に読んでもらうことの良さもあるけど、
なんかその人のちょっとした思いが乗るの嫌って言ってる人がいて、
そんな人もいるんだなって僕はちょっと思いましたけどね。
ちょっと話変わってしまいますけど、洋画の聞き換え版のときに、
結構その俳優さんが声をやられたりすることあるじゃないですか。
ありますね。
そういうときに、すごく声に特徴がある方がやられていたりすると、
その方の顔がどうしても浮かんでしまって、
集中ができないみたいなことと、ちょっと私もリンクしましたね。
確かにね、そういうことありますよね。
ありますよね。
工業上有名人を拝しては出ないけど、
見てる側からするとキャラよりもその人自身が浮かんでる。
なのでその人の顔しか浮かばなくなっちゃうみたいな。
確かにね、そういうことありますよね。
似てると思います。
はい、では今日の問いかけの方に行きましょうか。
今週の問いかけは、「オーディオブックを聞いたことがありますか?」ですよね。
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はい。
PLAYERSのメンバーにコメントいただいているので、紹介していただけますか。
はい、お二人いただいています。
まず一人目が、オーディオブックを試そうと思うことはあるのですが、まだ試せてないです。
出かける直前に本を読んでいて、そのまま読みながら歩きたいことがあるのですが、
そういう時にオーディオブックだったら歩きながら聞けるなと思ったりします。
ということでした。
本と紙で同じ本を併用する人もいるんですかね。
なんかそれは新しいですね。
紙でも買うし、Kindleでも買うっていう買い方をする人がいたのは聞いたことありますけどね。
その好きな本で。
つい最近やりました、それ。
やりました?
はい、電子書籍で先に買って、内容を読んで、
なんかどうしてもこれ紙で手元に置いておきたいと思って、書籍でも買いましたね。
それなんかいいですよね。
そうか、それのさらにオーディオブックをつけるっていう方もあるな。
ですよね、そういうことをしてる人いるんですかね。
そしたら3種類で本当にいつでもどこでも聞ける、聞けば読めるみたいな。
そうですよね。
もう一人の方は?
はい、オーディオブック。この方はオーディブルですね。
未登録していて移動時に聞いたりしますが、コロナで移動が減ったので聞く機会がちょっと減ってます。
サクッと聞きたいときは1.25倍なので速度を変えます。
読みたい本以外に好みの読み手さんから探して本を買ったことあります。
以前別のオーディオブックサービスでとても聞きやすかった人ってことでした。
なるほど。
読み手さんから探すっていうのもなんか新しい本の買い方ですよね。
ですよね、推しの読み手がいるってことでしょ。
ちょっとでもこの人苦手だなーって思うときありますね。
あとはこの人いいなーもありますよね。
声だったり読み方だったり、間の取り方とかそういう色々ですか。
そうですね、声かな、でも色々なんでしょうね。
人と人と関係と一緒でやっぱりその好きな声、苦手な声って何となくないですか。
あります。
その感じだと思うんですよね。
中川さんはこの読み手さんから探すってことやったことあります?
いや、ないですね。
その本を読みたいかどうかの方が優先なので、
この読み手だから読むのやめようとか、
この読み手だから読もうって言うよりやっぱり本の方が主役っていうか大事なので、そっち優先ですね。
それで本間さんはオーディオブックは聞くんですか。
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オーディオブックは実際私は聞かないです。
本って結構読むのに私は集中力が必要だなと思っていて、
音声で聞くとどうしても聞き流しちゃう部分があって、
頭の中に残らないなって思う時がポッドキャストでもあるんですね。
それを何回も何回も聞いて頭に入れてったりするんですけど、
本は文字として読まないとなんか自分の記憶に定着しないかなっていうのがちょっと自分のそれは感覚なんですけどね。
そうですね、でも僕も似たような感覚はあって、
本聞いてんだけどすぐ他のところに気持ちが思いがいってる。
そうなんですよ。
気づいたら10秒20秒流れていってるっていうのもあるし、
寝る時に聞き始めると気づいたら寝てて、
次の日戻って再生するっていうのは全然ありますし、
あとはなんか最近僕、
Kindleとオーディオブックと労働音声とかは途中まで聞いて止めてみたいななってると、
一個終わってないのに別の本読み始めるっていうことがあるんですけど、
そういうの、途中までのやつが何冊があるみたいな。
つんどく。
そうそうそう。
ありますね。
あります?そっかそっか、皆さんあるんですね。
つんどくだらけですよ、なんか勝手満足しちゃうっていう。
さっきもう一個だけ話のコメントで気になってたのが、1.5倍速の話があって、
なんか目が見える人だと速読っていうのはありますけど、
速読ってします?
たしできないですね。
できない?習おうとも思わない?
習うっていう本が家にあります。
つんどくして、これを読めてない。
それを読めてない。
セミナーとかあって、なんか行って習うやつもあるじゃないですか。
ありますね。
そういうのできたらいいなとか思わないですか?
めっちゃ思います。
めっちゃ思うんだ。
めっちゃガレつんどくしてます。
そうなんですね。
高校受験の時に国語の問題文速読っぽくしてる人がいて、すげえうらやましかったの覚えてますけど。
それができるってことですよね。
いいですよね。
3.5倍ぐらいまでいけたりしますよね。
そうですね。オーディオブック、ポッドキャストもそうですけど、
YouTube、最近速調っていうの増えてますよね。
僕の普段のオーディオブックは2倍速が多いかな。
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2倍って結構早いですね。
そうですね。でも3倍速ぐらいしばらく聞いた後2倍速にすると全然遅く感じるっていう、この人間の拡張能力。
確かに。
低速もいけるし、低速の中は0.5倍ぐらいから、高速だと3.5倍ぐらいまでいけるって感じですよね。
そうですね。あんまり早すぎると僕も確かに聞き取れないというか、内容は本当に入っこないので、2倍速ぐらいでやりますけどね。
はい。今週はこんな感じで。
そうですね。まだオーディオブック試してない人がいたら試してみてもらえたらと思います。
はい。
はい。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
Playersでは一緒に活動する仲間を募集しています。
Playersに興味のある方はホームページ、players.or.jpにありますお問い合わせページよりご連絡ください。
また番組への感想やご質問、今週の問いかけに関するあなたの考えをお聞かせください。
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それでは次回もお楽しみに。
今週はどのぐらいカットされるんでしょうね。
お楽しみに。
はい。よろしくお願いします。ありがとうございました。
ありがとうございました。