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2022-10-12 38:08

#56 サッカー×デスゲーム=王道!?「ブルーロック」の新しい方程式

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変わり種スポーツ漫画? 「ブルーロック」について話しました。

■ Show Notes:

・ブルーロック - 原作/金城宗幸 漫画/ノ村優介 / 【第1話】「夢」 | マガポケ

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156632602988

・TVアニメ『ブルーロック』公式サイト

https://bluelock-pr.com/

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■ 使用楽曲

・ オープニング・エンディングBGM

modus 『ピコピコダンス』

https://dova-s.jp/bgm/play11308.html

・テーマトークBGM

しゃろう 『Cassette Tape Dream』

https://dova-s.jp/bgm/play13982.html

00:09
さあ始まりました。ピカピカFMの志郎です。
カズキです。
ピカピカFMは、アニメ、漫画、ゲーム、映画など、気になるエンタメトピックについて、
時間を忘れて朝まで語るようなテンションでおしゃべりする番組です。
さあ、というわけで今回は、
サッカー×デスゲーム、イコール、王道、ブルーロックの新しい方程式です。
はーい。
何のこっちゃいと思うんですけど。
何のこっちゃい?何ですか?
まあ、スポーツにおいて、スポーツじゃなくても、どの漫画でもあると思うんだけど、
味方はライバルでもあるみたいなこと言うけど、
この漫画は違う。味方こそ敵っていう漫画なんです。
ほうほうほう。
最近さ、漫画に少し遠のいてたんよ。
だから、流行りの漫画をいくつか読んだ中で、
ちょっとしゃべりたいなと思った作品が、今回取り上げるブルーロックっていう作品なんです。
ちょっとあらすじ、概要とか、ちょっとしゃべっていきたいんですけども、
2018年からこのブルーロック、週刊少年マガジンで連載されてますよと。
原作が金城宗之さん、作画が野村雄介さん。
金城さんの方は、神様の言う通りとか、僕たちがやりましたで、有名な方。
野村雄介さんの方はドリー・キリキルとか担当している方で、
イケイケどんどんな2人がタグ組んで連載してる漫画、それは面白いよねっていう感じの作品。
何しても面白いだろうといった感じから始まるんだけど、あらすじです。
日本をワールドカップ優勝に導くストライカーを育てるため、
日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。
その名も青い監獄ブルーロックプロジェクト。
集められたのは300人の高校生、しかも全員フォワード。
299人のサッカー生命を犠牲に誕生する。
日本サッカーに革命を起こすストライカーとは、
今史上最も熱く最もイカれたサッカーニュエが開幕するというわけなんですよ。
ここまであらすじ聞いてみてどう?
なんか結構とんでもせってえだなって思ったけど、
それ大丈夫なんていう。
そうなんよ。
俺正直サッカー漫画でなんでこんなに売れてるんだろうって疑問に思ったのし、
登場人物全員フォワードでサッカーする?できるの?と思って。
でもこれが成立するなら、フォワード同士のぶつかり合いで面白くなるかなとちょっと思った。
俺も最初。
なんか言われてみてどうなるんだ?
ブルーロック、青い監獄の監獄の方に言葉の印象が強いから言っちゃったけど、
03:03
フォワード300人ってどうなるんだっていうところも、
確かに想像できなささの面白みはあるかも。
興味が湧く。
でしょ。
どうやって進むのっていうところなんだけど、
ストーリーの方ちょっとしゃべっていきますね、具体的に。
お願いします。
埼玉県の高校サッカー選手権の大会決勝戦で、
一南高校の2年のフォワード、
イサギ・ヨイチ、これが主人公。
イサギってこれから呼ぶことにしていきますね。
そのイサギ・ヨイチはゴール前で味方にパスを出したんだけど、
それがゴールを外して相手チームにゴールを決められて敗北する。
その時イサギは、
なんであの時自分でゴールを決めなかったんだろうとめちゃくちゃ後悔する。
フォワードなのに、
なんで俺は味方にボールを出してしまったんだろう。
どうせ後悔するぐらいだったら自分で点を決めて、
もしそれが点を決めれなかったとしても、
それはそれで悔いが残らないだろうということに対して後悔してるっていう感じじゃない。
その夜後悔しながら自分の家に戻ると、
日本フットボール連合から強化指定選手の通達が来る。
もう行く道がないなっていう中で、
それが届いたもんだから、
一か八かかけてみてそこに行ってみようっていうことを決意して会場に行く。
するとたくさんの同世代の子たちがおる。
悩むみたいな感じになってるところ、ステージがあって、
ステージ前にヒロナガオカッパ眼鏡が登場してくる。
そいつがスピーチを始める。
おめでとう才能の原石ドーム。
ここからそのまま漫画の文字通り喋っていきますね。
お前らは俺の独断と偏見で選ばれた優秀な18歳以下のストライカー300名です。
そして俺はエゴ・ジンパチ。
日本をワールドカップ優勝させるために雇われた人間だ。
そしたらもうザワザワザワ出す。
その300名が。
シンプルに言おう。
日本サッカーが世界一になるために必要なのはただ一つ。
革命的なストライカーの誕生です。
俺はここにいる300人の中から世界一のストライカーを作る実験をする。
これがその施設、青い監獄ブルーロック。
このブルーロックでのサバイバルに勝ち抜いて、
299名を蹴散らして最後に残るその一人の人間は世界一のストライカーになれる。
説明は以上。よろしく。
もうそのエゴのスピーチでイサギたちは圧倒されちゃうんだよ。
そんな中その一人の学生が言うんよ。反対するんよ。
俺らにはそれぞれ大事なチームがあります。
全国大会を控えている選手もこの中にいます。
俺はチームを捨てて参加することはできません。
って言うんよ。
するとエゴが、お前らみたいなのが日本の未来を背負ってると思うと絶望だわ。
日本サッカーの組織は世界一。
他人を思いやる国民性の賜物と言える。
06:01
でもそれ以外が間違いなく見える。
お前らに聞くサッカーとはなんだ。
11人で力を合わせて戦うスポーツ。
絆を大事に仲間のために。
違うんだよ。
サッカーってのは相手より多く点を取るスポーツだ。
点を取ったやつが一番偉いんだよ。
仲良しゴッコしたいんだったら帰れ。
って突っ込んでるんよ。
それでも学生が対抗するんよ。
本田選手や香川選手。
僕らは今までの日本代表のチームプレーを見て育ったんです。
彼らは僕のスターです。
あんた間違ってるよ。
それに対してエゴは。
本田?香川?
そいつらってワールドカップ優勝してなくな?
じゃあ勝つでしょ。
世界一になる話してるんだけど俺。
メッシーやロナウドを抑えて輝いた世界一のストライカー
ノエル・ノアの選手の話をしよう。
味方にアシストして1対0で勝つより
俺がハットトリック決めて3対4で負ける方が気持ちいい。
20世紀最高のフットボーラーエリック・カントナーは言った。
チームなんてどうでもいい。
俺が目立てばいい。
史上最高のフットボーラーペレーは言った。
世界一のフォワード。
世界一のミドフィルダー。
世界一のディフェンダー。
世界一のゴールキーパー。
どれを取っても自分だと答える。
どうだ最悪だろう。
でもこいつらがナンバーワンなんだ。
革命的なストライカーたちは皆嫌いのエゴイストなんだ。
日本サッカーに足りないのはエゴだ。
世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない。
サッカーとはお前らストライカーのためにあるスポーツだ。
お前以外の人間はピッチ上の脇役だと思う。
ピッチ上ではお前が主役だ。
己のゴールを何よりの喜びとし、その瞬間のためだけに生きろ。
それがストライカーだろう。
気づいたらイサギたちは走り出していった。
ここまで聞いたらアドレナリドボドボって言っちゃって。
やべえよと思って。
これ第1話第2話だよ。
今までのスポーツマンガサッカーマンガを全部否定するみたいな。
ほんとそう。
何このオープニングと思ってさ。
やべえなと思っちゃって。
イサギと共にちょっと走り出しちゃったよね。
ここからこのマンガの面白いところを考えてみようと思うんだけど。
ここから先はネタバレでやっていきたいと思うので。
これから先が気になるという方はここで一度ストップしてもらって。
また帰ってきてもらえたらなと思います。
それでも大丈夫だよっていう人はお付き合いください。
このマンガの面白いところで言うと。
試合の時間が圧倒的に短い。
一応このマンガ300人の中から1人のストライカーを選ぶっていうのが分かると思うんだけど。
つまりサッカー×サバイバルデスゲームっていうことなんよね。
09:02
すごく分かりやすく言うと。
その組み合わせなくないと思ってさ。
サッカーじゃなくてもスポーツでいいよ。
サッカー×サバイバルデスゲームっていう組み合わせなかったなと思って。
まずこれ新しいなと思ったよね。
そういう掛け合わせしてくるのかっていうのがまずびっくり。
それをどうにか成立させているっていうところがこのブルーロックの面白いところなんだけど。
ブルーロックではサッカーはどんなサッカーをするのかっていうところなんだけど。
鬼ごっこしたり5対5のサッカーをしたり花市揉め式サッカーをしたりする。
分からん分からん。どういうこと?
お聞きの通り全然サッカーっぽさはないよねっていう。
5対5はギリ分かるけど5人でやるんだなみたいな。
鬼ごっこしたり花市揉め式っていうのはどういうこと?
分かんない分かんない。
鬼ごっこはボールを持って他の人たちを当てに行くっていう。
5対5は単純に11対11から5対5で人数を少なくしてるっていうだけなんだけど。
花市揉め式は点数を決めるたびに味方がどんどん数が減って敵に取られるっていう。
言ってしまえばこれまでのサッカーではないことをさせられるっていう感じ。
5対5のサッカーでも全員フォワードだからボールを取ろうとすると全員が奪い合うから団子状態になってサッカーどころじゃなくなるのよ。
そうだよね。
じゃあその上でどうするかっていうことを考えるんだよみんな。
だから自分が点を取るためにどうやってボールを取るのかとか敵からどうやってボールを奪うか。
味方から味方をどうやって動かすかっていうことを考えていくんだよね。
そういう考え方って普通のスポーツと考えると考えてること同じだよね言ってしまえば。
同じ。
全員フォワードっていうむちゃくちゃな状況だけどその求められてるゴールを決めるっていうこと?
そのプロセスは全く同じなんよね。
だから言ってしまえば邪道から王道のことをしてるんよね。
もうこの時点で俺すげえなと思ってさ。
まず言ってしまえばセオリーっていう王道をまずぶっ壊すと。
その上で残った中である大事なところを再び振り返ろうっていうことをこの漫画ではしてるんよ。
その上でサッカーとは何なのか点を取ることだっていう。
その点を取るためにどうすればいいのかっていうことを別の角度から探っているっていうことをしてるんよね。
なるほどなと思って。
最初にも言った試合時間が圧倒的に短いっていうところなんだけど
11対12じゃなくて5対5で人数が少ない。
試合時間も短くいいく設定してある。
これがどうなるのかっていうと
12:00
短ければ短いほど試合数が多いってことだよね。
例えばスラムダンクとか1試合が長いんだよね。
その長さがネックだったりするんよね。
漫画としてってこと?
1試合のために3,4巻も描いてたりすると
他の試合が描けないわけではないと思うんだけど
そのテンポ感だったり優勝までの道のりがどんどんどんどん長くなってしまうよね。
そこを短くさえすればどんどんどんどん試合数も増やしていけるし
そういったこともできるよねと。
もちろんスラムダンクは1試合の中でとんでもないラリーがあったりするんだけど
そういったところがあったりするんだけどっていうね。
この試合数が短ければ短いほど
そのペースがそのテンポ感で
サッカーっていうゲームにもスピード感を足してるなっていう風に感じたよね。
分かりやすく言ったらドライブ感だったり臨場感っていうところになってくると思うよね。
そのへんの気持ちよさみたいなのは
他のスポーツ漫画とはちょっと違う感じがしたなっていうところはある。
っていうところは面白いなぁとは思ったところがあるね。
漫画だからどこまで現実的に考えていいのか分からないけど
本当に試合時間を短くしてやるんだとしたら
時給線の部分がだいぶ弱くなったじゃん。
その分速攻仕掛けに行かないと間に合わなくなっちゃうからさ。
だから決め技っていうのは派手技の飛び替えになりそうだなっていう気はした。
お互いに仕掛けまくるみたいな。
だから漫画としてもしそこを描いてるんだったら
いわゆるバエルというか場面を描きやすいんだろうなとは思ったなそのルールだと。
どんだけその短い中でたくさん詰めるかっていうことを毎回してるから
だしたくさんしてるってことはいろんなアプローチを仕掛けられるっていうところなんよね。
それが読者にもだったりするんだけど
例えば第1試合第2試合があったとするならば
第1試合ではここまでの成長を遂げましたっていうことがあったとする。
それを次の第2試合では生かすことができるみたいな
とかがあったりすると思うんだけど
そのテンポ感は速い。他の漫画と比べて。
他の漫画だったりすると
1試合3巻描けたとして
そこで得た経験をその第2試合で生かすってなると
次のまた3巻3巻分を
その成長のプロセスのために描く必要があるよねっていう
それってちょっと道のりとしては長すぎるよねっていう
それに比べたらこの漫画だと
言うたら1試合が1冊だとしたら
その次の試合が1試合1冊だとしたら
2巻分でだいぶ成長を遂げることができたりする
そのテンポ感の速さは
15:01
やっぱり読んでてすごくスピード感臨場感もあるし
スピード感の速さ
ここ最近の漫画の貫通がコンパクトに収めるっていう感じ
とも相まってすごく読みやすいなとは思った
っていうところはあるかな
画力面のところで言うと
むちゃくちゃ上手いのよ
俺ここが気になるなと思ってるところが
目力の表現がすごいなと思ってて
これはぜひともちょっと一度
試し読みとかでも全然いいんだけど
目の表現力がすごい多彩なんよね
真っ黒のみじゃなくて
それを縦に削ったり
目の輪郭が崩れてたりしてる
漫画の目は大事っていうのが
よく言われてたりするんだけど
よくわかるし
その意思が伝わるなっていうのが
こんなにも大事なことなんだっていうのが
すごくよくわかる
別の作品あるんだけど
かけぐるいっていうのあるじゃん漫画
かけぐるみたいにさ
感情で表現する系譜だとは思うんだけど
この漫画も一応
ブルーピリオドの場合は
メジカル
ブルーロックね
別の作品だそれもまた
ブルーロックは目力で
感情を作っているような表現なんよ
そこがまたちょっと面白いなと思って
この作品でいうと
フォアアートとしての価値だったり
自分のアイデンティティを証明するために
エゴをどれだけ貫き通せるかっていうのを
基本軸としてこの作品が描いているんだ
それを貫き通すのって
もはや狂気なんよね
他人には理解できない
その己のエゴを
イヤが多でも納得させると
こいつ言ったらこいつにはかなわねえって
思わせるために必死な行動
そのエゴを貫き通すっていう
そういう狂気
この狂気がすごくたまらない俺としては
その狂気をどれだけ浴びせてくれるかっていうのが
大事なんやけど
それがすごくこの漫画めっちゃあるなと思って
平面なのにその読んだ瞬間に
風が吹くみたいにさ
その狂気の突風を感じたのが
久しぶりだなと思ったよ俺
久しぶりっていうのは
過去にソウルイーターと東京グール
以来なんよ俺としては
ソウルイーターは
その狂気が伝染するっていうことを描いてて
東京グールはその狂気に呑まれていくっていうことを
描いているんよ
でいうと今回のブルーロックは
そのエゴっていう狂気を今回描いているんだけど
それをどれだけこの平面って
紙と鉛筆だけで描き切るかっていうことを
18:00
めちゃくちゃ挑戦してるんだよね
それがその狂気が特に目に出てたなと
俺はすごく感じるんよ
それをぜひとももう試し読みでもいいから
ちょっと感じてほしいなっていうところがあるかな
なるほどね
確かになんかちょっと検索してみたけど
目力がすごそうではある
目力なんかコマごとによって
目に吸い寄せられるような力は感じるね
それがフォワードにとって
そのエゴっていうのが
どんどんどんどん研ぎ澄ましていくんよね
だから段階段階を得て
目力っていうものも変わっていっていってるんよ
それをどれだけどんどん
向上していっていくのかっていうために
いろんなパターンで表現してる
その表現力を毎回考えながら描いてるんだと思うと
ちょっとやべえなって思うんだよね
エゴっていう狂気を描くために
どれだけ情熱を持って描いてるんだろうと思うと
ちょっとカロリーエグいなって思っちゃうんだよね
だからどうなんだろう
ヘビーロックを聞きながら描いてるのかなとか
なるほどね
なんかモンスターを飲みながら描いてるとか
そんな感じのような気がしてて
じゃないと外的なところから養分を取らないと
やってけんのとちゃうっていうぐらい
すごく頑張って描いてるような気がしてる
毎回その熱量で毎回描いてるのかって思うぐらい
すごい説得力があるなって思いながら読んでる
っていうところはちょっと表現として
すごいなって思いながら読んでるところ
ここからちょっとキャラクターのところとかに
話になってくるんだけど
噛み合わせがすごいなって思ってて
この300人の中のNo.1の
イトシ・リンっていうのがいいんだけど
イトシ・リンは主人公イサギより
フィールドを俯瞰に見れる能力
全員をくぐつ人形のようにして
操ってしまうほどゲームをコントロールできてしまう
イトシ・リンに対してどうやって打ち勝つかっていうところを
課せられる場面があるんだけど
リンはどうしたかっていうと
同じ仲間に味方のボールさえ奪ってしまう
バローっていうやつをぶつけるんよリンに
このバローっていうのが子供の頃からサッカーが強かった
自分以外が脇役だと思ってた王様で
自分のことをキングと自称してたんよ
ただそんなバローはブルロックに来て
初めて敗北を味わうんよ
初めて敗北を味わった時に
そこで覚醒するんよ
もう悪役にでもなってでもいいから
悪役のキングにでもなるという風に決意するんよ
21:00
だからもう悪役になることすら惜しまないバローは
もう制御不能なんよ
もうそんな制御不能なライオンで
合理性のない私利私欲に忠実
私利私欲に忠実なキャラへと変貌していったんよ
そんなバローは愛しリンは展開が読めないのよ
っていうところで
その試合を決行することができたんよ
つまりこのキャラクターのぶつけ方が
うまく噛み合ってるなと思ってて
フィールドを支配できそうなキャラを出してしまうと
独断状になってしまうわけやん
それだともう言ったらつまらんじゃん
もうそれでゲームセットになっちゃうから
それだとつまらないから
それに対抗できるキャラを
作っておかないといけないわけじゃん
これってさ最初から考えておかないと
できない技よね
つまりこれこそ伏線だよね
っていうところまで考えてんだなと思うと
どのさどれ
どこまで先見越して作ってんだろうと思っちゃってさ
言ったらもう1巻から出てるキャラクターを
15巻目にしてようやく
才能開花させるみたいなことをさせてるわけよ
すげーなと思って下ごしらえ
ちゃんとしすぎじゃねえと思って
それぐらいキャラクターを
ちゃんと作り込んでんなと思って
いやこれはすごいわってちょっと思ったね
設定がさ結局その
個人対個人対個人の
個々の才能をぶつけ合うみたいな設定なわけでしょ
だからその
キャラクターをさ
あらかじめ作っておかないと
ぶつけ合うときの
映える場面を描くっていうのが難しいなと思ったのよね
だから
他の漫画も同じなのかもしれないけれど
例えば個々
結局最後生き残るの一人だからさ
協力し合おうぜっていう展開に持っていくことに
まず説得力がないと難しいと思う
そういう展開の描き方をするにはね
だからどうしても
俺とお前で勝負しろみたいな感じの
展開が多くなると思うんだけど
そうなると相性の良し悪しを
最初から考えておかないと
面白く描くって難しいんだろうなって思った
いろんなキャラクターが
最初から用意してて
そのキャラクターの場面場面の組み合わせで
面白く描いていくっていう感じの漫画だったら
そういう描き方ができると思うんだけど
個人の感情そのエゴをぶつけ合うみたいなのが
テーマになってるんだとしたら
そこはもう個人
個々人のキャラクターに依存して描いていかないと
映えないだろうから
結構大変なんだろうな
何かが振り切ってないと大変なんだろうなと思ったかな
それが1回だけじゃないんだよね
そのエゴ対エゴの1回だけじゃなくて
言ったらボールを持ってる人間が
24:00
ゴールに目指すために
何人抜かなきゃいけないんだよっていう話なわけじゃん
つまりそのたんびに
エゴ対エゴを何度も繰り返すわけよね
そのたんびにその
エゴのぶつけ合いを毎回描いていかないといけないよ
そのカロリーってえぐいなと思ってさ
っていうところもすげえなと思ったんだよね
他のスポーツ漫画でもそうなんだけど
っていうことは当たり前でやってたんだなと思って
改めてすごいなと思ったなスポーツ漫画は
この漫画での大事なキーワード
エゴっていうところなんだけど
主人公のイサギはゴールの匂いを察知する能力がある
これっていうのは神の視点でフィールド全体を見渡せる
っていうことなんだけど周りがどうなってるのか
どう動こうとするのかっていうことを予測できる
言ったら未来が見えるっていう簡潔な言葉で言うんだったら
その適応能力っていうところなんだけど
この適応能力っていう言葉と
そのエゴっていう自己中心的な考え
相性悪すぎないと一見
それをこの漫画はクリアしてて何かっていうと
そのゴールの匂いがしない場面っていうのが
当然出てくるわけなんよね
言ったら暗闇の部分なんだけど
暗闇があるんだったら自分がその暗闇の部分を食って
光に変えてやると
自分がそこで光になってやるっていうことなんだけど
つまりゴールの匂いがしないってことは
その味方が思うように動けてないっていうことなんだよね
そんなチームメイトのダメな部分を利用して
そのゴールを決めるっていう
周りがこう動くんなら
自分はこういう動きをして突破見せるっていう
逆に利用してやるっていう
ハングリーさえと変換したんよっていうエゴ
適応能力っていうエゴを作り出したんよこの漫画は
なるほどな逆に利用すればいいんだっていう
場面が見えているんであれば利用すればいいんだ
ないんだったら自分で作ればいいんだっていうのは
ちょっと一本取られた感じがした俺の中で
なるほどなと思って
そういうキャラクターの作り方もあんだと思って
っていう風にこれは主人公だけど
他のキャラクターも当然そういう感じで描いているんよ
だからキャラが濃いんよどのキャラも基本的に
つまりこのキャラが濃いっていうことは
エゴを大事にしているっていう意味でもあるんだけど
みんなフォワードだからさ
ボールが欲しいっていうハングリーな連中ばっかりなんよね
そのハングリーさっていうのが
そのキャラのエゴで何を大事にしているかっていう
アイデンティティに繋がるし
その唯一の無人のキャラクターになると思う
それがキャラクター造形と繋がってると思ってて
27:01
そのフォワードにエゴにフォーカスをするって
そのキャラを描くってことでもあるよね
これよくできてるなと思ってさ俺
だからキャラを濃くしていけば造形も深くなっていくっていう風に
変換できるんだっていうのはちょっと面白いなと思ったんよな
そのキャラが濃い系譜って俺あると思ってて
筋肉マンだとかテニプリとか弱虫ペダルとかがそうだなと思ってるんだけど
そのキャラをぶつけさせるとどう感覚変化生まれるのか
どんなストーリーが生まれるのかが楽しかったりするじゃん
だからこの系譜のマンガって存在するんだな
需要あるんだなって思ったよね
ちょっと改めて見方が一つ深くいけたなっていう風に思ったよね
最初に言ったフォワードのみでサッカーできるか問題
サッカーマンガとして破綻しているような邪道から始まってるじゃん
でも聞いていったらわかると思うんだけど
自分がゴールをどう決めにいくかとか
お互いを利用し合ってそれが連動してパスワイン系とどうやってつなげていくのかとか
っていうサッカーの当たり前のことを突きつけられるんだよね
自分がこんなことを考えているように他のキャラクターも当然たくさん考えているよね
つまり群像劇だよね
キャラとキャラの考えがつながった時にボールがパスにつながるよね
それが最終的に最後にゴールで点を決めるっていう王道へと変わっていってるんだよね
つまりデスゲームからその王道へと突き進んだ独自の王道
アリューへと変化した漫画だなと俺は思うよ
そりゃ面白いって
一瞬アウトサイダーずっとアウトサイダーではあるんだけども
やってることはいたってシンプル点を決めるっていうことにどれだけ貫いているのかっていう
ことはに関してはもうどこよりも一貫してるなっていう
のにはちょっとすげえなと思ったんだよね
こればっかりは面白くなるはずだと思って
この中でしべれた話があって
代表のエゴっていうやつが
敗北っていうことについて話をしてて
これもその漫画を引用して言うんだけど
敗北っていうのは勝負の世界に必ず発生するただの現象だと
例え世界一のストライカーでも全戦全勝なんてありえない
大事なのは敗北に何を学ぶかだ
敗北した者はその戦場から否定される
戦う者にたってそれ以上の絶望はない
なのに多くの凡人はこの絶望を正しく刻まない
自分に才能がなく非力だったと否定され間違いを認めるのが怖いから
30:04
無意識に言い逃れをするんだ
ちょっとここまではまあまあまあ
どっか聞いたかもっていう感じではあったんだけど
ここからがうーんってなったんだけど
今までの努力を無駄にしないために諦めないのが正解だと
己を錯覚させて
叶えるためにあったはずの夢が追うことが目的にすり替わっている
夢は叶えるために生きなきゃ意味がない
だからこそ敗北は夢の起路
必要なのはこの瞬間に己の非力を痛感できる強さ
絶望する才能だと思い描いた道の道筋を諦めることで
諦めることでしか見ることのできない道筋があり
それが新しい己の可能性になる
絶望してもなお戦わんとする人間に夢を叶える力能力は宿る
エゴであるが故に勝利に執着する
そんなエゴのせいで負けることがあるよね
その敗北は100%正しいと思っていたそのエゴを立証できなかった
っていうことでもあると思う
するとそのアイデンティティっていうのは崩壊する
その時に打ち勝てるのかっていうところを問うことを
この漫画は1試合ごと毎回してる
なるほど
それはあれだね高カロリーだね
この漫画が最初から一貫してるのは
今までのセオリーを井の一馬に否定して
本当に大事なのは何なのか
その上で取るべき行動とは
その自己否定をとことんぶち壊して認識を崩壊させて
ほんで違う可能性を探るっていう
スクラップビルド&マンガなんよ
本当だね
最初の方で話してた
イサギが神の視点から見ることでゴールの匂いを感じ取りますと
そのゴールの匂いが感じ取れない時っていうのは
もう自分でそういう匂いが感じ取れるような空気を作りに行くしかない
っていう話をしたと思うんだけど
それと話と一致してるなって思ったのは最初ですね
結局今までのやり方っていうか
今やっているような状況でうまくいってないんだったら
それはもううまくいっていないんだから
別のトライをお前しなきゃいかんぞっていう話じゃん
フォワードであるのであればそこを挑戦しろよっていう
だから自分自身の得意なやり方だったり好きなやり方だったりっていうのを
全力でぶつけるのはまず大前提としてあって
でも全力でぶつかってもダメなんだったら
何かお前悪いとこあるんだから
ちゃんとその悪いところを認めて改善していけよっていう
33:03
そういう言い方が正しいのかわかんないけど
そういうことよね
自分自身の悪いところもそれも自分だって認めて
なお上に立っていけっていう話だよね
そういうのは毎回やられてると思うんださ
それすごいね
だから毎回さ俺が100%正しいと思ってるんだけど
と思った瞬間にそれがぶち壊されるんよ
つまり人格否定よね
そうだね
そのたんびに新しいことを見つけなきゃいけない
えぐいよなと思って
だから毎回メンタル食らうんよ
主人公もメンタル食らうし
こっちもちょっとメンタル食らうんよ
でもその上でその1試合の中で
何か成果を見つけなきゃいけないんよ
じゃないと自分の選手生命はその場で消えちゃうから
だから何としてでもしがみついていかなきゃいけない
だからすぐさまスクラップ&ビルドしないといけない
っていうことを毎回するんよ
すげえなだしそれが毎回毎回やっている
すぐトントン拍子でやってると思うと
それはスピード感も出るわなっていうところがあって
そりゃ面白いよと思っちゃったよね
実際のスポーツもそうなのかもしれないね
よくスポーツの実況とか見ると
すぐ調整できてるみたいな言い方をするじゃん
あれって単純にコントロールしているっていう意味で
捉えてたんだけど普通の調整
じゃなくて本当に一流同士だから
精神面のところ今話したようなところ
っていうのを含めて瞬時に見直しているのかな
っていうのを聞いて思ったな
見方が変わるかもしれない
とにかく壊しては新しいものを作ってっていう
この繰り返ししてるとアドレナリン出っ放しになっちゃうんだよね
それがその熱量が
その読者は熱気を浴びてしまって
次はどうなる?
次はどうなる?って夢中になってて
その熱量がまだ読んでない人にも熱量が伝染してって
人気漫画へとのし上がったんだろうなってちょっと思った
それがスポーツ漫画スポコンものがすげえっていう風に思うところだったり
改めてちょっとしたんだよね
っていう風に思ったな
どうでしょう?
ちょっと興味いっぱいいたかも
パラッと意外と読めるんで
俺自身が1日1冊ペースで読めばいいやと思ったんだけど
歯止めが効かなくなっちゃって
2日ぐらいで読んじゃったかな
言ったら寝不足にはなったけど
結構スピードを早く読める漫画だから
わからやすく言えばそんなに文字数もないんで
テンポよくどんどん読めちゃうんで
36:02
好きになった方は1巻2巻ぐらいまで手に取っていただいて
面白いなと思った方はそのまま突き進んでもらえたらなと思います
ちょっと他の作品にも話もなっちゃうんだけど
ブルーピリオドと同じく現在連鎖中で人気サッカー漫画があって
青足っていう漫画もあるんだけど
それも面白いんよ
ブルーピリオドはフワードだらけでやる邪道サッカーから
ブルーロックね
ブルーロックは邪道サッカーから
そこを死に物狂いで生き抜いて
サッカーとはなんなんっていうところの本質を探る
アリューっていうものに対して
青足は王道なサッカーファンガから
急にガキ狩りつけようとして
ジャングルグルで生き抜いていくことを余儀なくされた
王道じゃない王道漫画だよ
そうなんだ
スポーツ漫画って
そういえば○○がセオリーだよね
だけどそれ以外もあるよね
っていうことに青足はみんな気づかされる
だから全然違う漫画ではあるんだよね
っていう意味で
ブルーロックと青足を比較しながら
読んでほしいなっていうところもあります
やっぱスポコンはおもろい
これに限る
といった感じで
今回のトークテーマ
サッカー×デスゲーム
イコール王道ブルーロックの新しい方程式でした
本日の感想やこのことを話してほしいなどあれば
ツイッターのピカピカFMまで
もしくはハッシュタグピカピカFMを付けていただけると
僕たちが見つけやすいので
ぜひよろしくお願いします
というわけで今週は以上となります
では次回またお会いいたしましょう
バイバイ
またね
38:08

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