2023-02-02 02:00

まさぽんさんのB面

NFTフォトグラファーのまさぽんさん

★スタエフ
まさぽん ラジオ
https://stand.fm/channels/628a3e25fd1be6fc466ceb43

★NFTのページ
piece of the city
https://opensea.io/collection/piece-of-the-city

★かねりんの「変化を楽しむラジオ」
https://voicy.jp/channel/2534

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音楽の楽しみ方にもいろいろありますが、アーティストの作品を聴いて楽しむことは一番ポピュラーで市場も大きいのかなと思います。
いまはネット配信で音楽を聴く時代ですが、技術的には最近になってからの話です。
昭和に生まれた私でさえ、令和の時代になるまで、音楽などを聴くための装置・方式にいろいろ触れてきました。

初めて「自分で再生する音楽」に触れたのは、レコードです。

レコード
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

昭和の前、大正時代頃のレコードは電気を使わず、音をダイレクトに盤に刻んでいく機械式だったそうです。
昭和初期より電気式になり、第二次大戦後の1948年にやっとLPレコードが発売されました。

LPは大きい円盤で毎分33と三分の1回転、シングル盤はドーナツ盤とも呼ばれ、毎分45回転でターンテーブル上で回転させ、固定されたダイヤモンドやルビーの針で音楽情報を読み取り、電気的に増幅してスピーカーを鳴らすという仕組みです。

こんな方式なので、まず自動車に積んで再生するなんてことはぜんぜんできません。
振動が大敵で、溝に沿ってきちっと読めずに隣の溝に行ってしまうことを、針が飛ぶという表現をします。
溝にキズが入ってると、ある一定のところで必ず針が飛ぶなんてこともザラ。

物理的に針をプラ製の円盤にこすりつけながら信号を読取る方式のため、いくら読み取り針がダイヤモンドだルビーだといってもすり減っていくので、定期交換も必要でした。

1982年には、世界初のCD(コンパクトディスク)が登場。
アナログからデジタルに方式が代わりました。

デジタルの音は味気ないからやっぱりレコードの方が良いな、という意見も多かったですが、その便利さと、クルマでも聞ける可搬性から徐々にレコードを駆逐していきました。

1986年にはCDがレコードの売上を追い抜き、1990年頃にはレコードの生産は、一部のマニア向け以外ほぼ消滅状態に。

ただデジタルの宿命として、まるで同一のコピーを無限に作れるということから、音楽産業にダメージを与えることになりました。
そしていまはネット時代の後押しも有って、サブスクの配信方式での楽曲提供が主流になってきたというわけです。


時を昭和に戻すと、デジタルオーディオが出てくる前の「音楽・音声の記録」はテープレコーダーでした。
オープンリールのテープレコーダーが家庭用にも広く普及し、それなりに良い音質でレコードやFM放送などからの音楽を個人で録音し、繰り返し再生して楽しむことが可能でした。
しかしオープンリール方式のテープレコーダーは大型で、気軽に持ち運びができないため、カセットテープが発明されました。

カセットテープ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97

実はあまり知られてないかも知れませんが、普通カセットテープというと、一般の家庭用に流通していたのはCカセットという規格です。
音質や再生時間を犠牲にしつつも、小型にして持ち運びやすく、さらに取り扱い安くなったために一般化していきました。
クルマにカセットが付いているとエライと思われた時代です。
ネットもサブスクも無い時代に、ソニーからウォークマンが1979年に発売され、歩行中にも聴けると爆発的に流行りました。
もちろんヘッドホンは有線のみ。

ウォークマン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3

そして、このアナログ方式のカセットは一般ユーザーが録音ができるため、誰かがレコードかCDを買って、それをカセットに録音し、その録音されたカセットをまた録音して複製するという「ダビング」が流行りました。要は違法コピーですが、アナログ方式のため、代を重ねると音質は悪くなる一方という宿命にありました。
それでもダビングをするための機械が飛ぶように売れていましたね。倍速ダビングというのも有り、60分のところ30分でダビング完了が可能。
ちなみにカセットテープの録音可能時間は、片面60分が最長で、一定以上の品質で録音・再生しようとすると、片面45分のモノが一般的でした。

このアナログカセットテープも、技術の進化で駆逐される時がきます。
ソニーが発表したMD(ミニディスク)です。デジタル方式の一般向けレコーダーです。

MD
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF

記録媒体はカセットテープと同じく磁気方式ですが、読み書きのデータはデジタルデータです。
コピープロテクトや、直感的な操作がしにくいなどの要因が重なり、爆発的とは言えない流行にとどまったのではないかと感じます。

その後MDもUSBなどのメモリ媒体に代替わりし、その後は皆さんおなじみのネット配信ということになります。

もしインターネットが無ければ、皆さん今頃Voicyやスタエフを、レコード店でCDで買ってきてCDウォークマンで聴いてたかも知れませんよ。
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https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:04
みなさん、おはようございます。
このスタンドFM、スタイフやってますとね、まあ広く誰でも聞けるメディアだということで、知らない人が聞いてくれるっていうチャンスに恵まれるんですよね。
まあ今一応Web3とかNFTとか、そういう切り口で話をしようと思って始めましたけども、やっぱりこう、同じような匂いの人が集まってくるっていうことで、本当なんかありがたいですよね。
スタイフに登録してる方たちの放送をずっと回し聞きしてて、急に名前呼ばれてびっくりすることあるんですけども、
昨日なんかNFTフォトグラファーのまさぽんさんに名前呼ばれてありがたかったんですけども、なんかどうも界隈では年齢層がだいぶ私より若い気がしますね。
結構最近の発見としては、ボーシーパーソナリティのカネリンさんが言ってた、プレミアム放送はB面放送ですっていう風に言ってたんですけども、ふむふむって聞いてたら、いやB面はカセットの裏面のことですっていう、えーって思ったんですよね。
皆さんドーナツ版とかLP版とかって知ってますかね。要はCDとかが出る前の音楽用のレコードの話ですよね。
プラスチック製の円盤に音楽が刻まれてるわけですね。それをダイヤモンドとかルビーの針で回して読むっていう、とってもアナログな方式なわけですけども、これがまた味があっていいっていうことなんですよね。
で、このレコードで再生した音を自分で繰り返し聞くためにカセットテープに録音をするっていうことが流行ってました。そこから技術的に双川か三河向けて、今はネット配信で音楽を楽しむっていう世界になりました。
技術の変わり目はいつも時代の変わり目っていうことなんですね。パローでした。ではまた明日。
02:00

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