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皆さん、おはようございまーす。
東北北上の旅はまだ続いておりまして、年に何度か訪れる気仙沼にまた到達しております。
正直申し上げまして、ここに来る理由は、旬のホヤを食べに来るということです。
そうしたら、不覚にも、いや、期待通り、もう長い付き合いになる地元のけんちゃんに、
なーるほど、と思う話を聞いたんで、ちょっとご紹介します。
東日本大震災の時に、津波の影響を受けた東海岸、気仙沼もその一つになりますけども、
中心地、内湾と言われるエリアに、津波などの侵入を防ぐための防潮堤っていうのが作られたんですね。
これ一見結構低いんですよ。こんなもんで役立つんかって思えるんですけども、
それには実は素晴らしいわけがあったんですよ。
この海岸線から数十メートルの住民の方々からによる強いリクエストっていうのがありまして、
それは普段の生活から海が見えるようにしてくれというものだったんですけども、
どうやら行政側からしてみれば、ある一定高さ以上のものでないとダメだということなんですね。
そして気仙沼市では、ここで大変建設的な議論が行われたんだそうです。
昨日実際地元の友人に案内されて、押し寄せた波の力で自動的に1メートル高さが高くなるなんていう、
世にも珍しいフラップゲート式防潮堤の建設に至ったそうです。
参考資料のURLを付けておきますので、ちょっと読んでみてください。
パローでした。では、また明日。