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スピーカー 1
どうも、TAZAです。
スピーカー 2
WATAです。
スピーカー 1
前回、WATAさんが話してくれた回は、大変でしたね。
スピーカー 2
そうですね。編集し終わって1時間20分くらいな感じで、
収録的には1時間半以上撮ってたっていう感じで。
ちょっと今、目が笑ってないから怖いです。
いや、僕も自分自身でね、自分の声を1時間半聞いて編集しなきゃいけないので、相当苦痛なんで。
スピーカー 1
過去最長です、あれ実は。
そうですよね。
スピーカー 2
前、めっちゃ長かった時よりもちょっと長かったです。
今年、結構やってますよね。長い回ね。
いや、ちょっとね、厳しいですね、ちょっとね。
スピーカー 1
でも僕は非常に勉強になりましたから。
スピーカー 2
いやいや、なんかその、目が全然笑ってないから、圧力を感じますね。
スピーカー 1
結構僕、歴史の話とか政治の話をメインでしてくれる今年のWATAさんは、個人的には楽しみにしてはいますけどね。
スピーカー 2
本当ですか?
ただね、参考にしていい情報かどうかは、僕自身がお勧めしないですよ。
歴史認識はこうだっていうふうにね、思ってほしいっていうわけじゃないんで。
スピーカー 1
だから僕は政治とか歴史も王道の情報を取りに行くんで、僕からは絶対に知り得ない視点なんで。
スピーカー 2
間違いないでしょうね、それはね。
スピーカー 1
その意味でね。
スピーカー 2
だから面白いもんですよね、同じ報酬でも全然、なんかね、触れ幅が広くなるというか、極端なとこは極端であるというかね。
僕だからちゃんと、一回ちょっと行き切っちゃったバイアスを戻そうとして、
スピーカー 1
割とこう、左寄りの人が戦後史を語ってる番組とかを、あの後に結構見まして、今リセットされてます。
スピーカー 2
そうですか。
いや、なんかね、やっぱ戦前史って面白いのは結構、人間関係というか、なんかね、歴史ってその辺語らないから、あの人は実は性格的にやばいやつとか、
そういうのがあって初めて見えてくるんですよ。
だからその辺をちゃんと見ると、別に小林文宏だけがね、悪いとかそういうことでもないし、やっぱ変なやつはいっぱいいたよっていう。
トウジョウ・ヒデキも変なやつだったし。
そう、そうですね。
だからなんかそういうのをね、語ってくれる番組とか見て、なるほどなっていうね。
スピーカー 1
トウジョウ・ヒデキ 僕知り合いのあの、自衛官やってる方がいて、
トウジョウ・ヒデキすごいリスペクトしてて、トウジョウ・ヒデキと同じモデルの眼鏡みたいなのかけて。
スピーカー 2
丸いやつね。
スピーカー 1
トウジョウ・ヒデキ 丸いやつ。
トウジョウ・ヒデキはね、実際その歴史で悪者扱われてますけどね、実はすごい愛妻化で、すごいこう。
スピーカー 2
そういう人間的だったっていう感じらしいですよね。
ただなんかめちゃめちゃ細けいやつだったみたいな話はあるよね。
スピーカー 1
トウジョウ・ヒデキ そうなんですね。
スピーカー 2
そうそうらしいよ。だから嫌われてたみたいなのは。
スピーカー 1
トウジョウ・ヒデキ そうなんですね。
スピーカー 2
だからやっぱ人隣をこう見るとね、こういうふうにしてトウジョウは疎まれて、なんかハメられてくのかみたいな、それがわかったりするから。
スピーカー 1
トウジョウ・ヒデキ なるほど。
逆にこの絵とかはね、割と人当たりが、人当たりが気の弱そうなおじさんなんで、そんな悪いやつに見えないっていう感じらしい。
トウジョウ・ヒデキ ちょっと歴史の話になるとダメだから。
スピーカー 2
そう、これやめたほうがいいですよ。ここら辺で止めとかないと、今日も1時間ぐらい言っちゃうんで。
スピーカー 1
トウジョウ・ヒデキ 僕はね、歴史に対する考え方としては、歴史家の、これ前言いましたけど、歴史家の三蘇田道文さんって方が好きなんですけど、
あの方が言ってた、歴史は靴であるっていう表現がすごい好きでね、やっぱその、現代を生きるために歴史っていう靴を履いておくことで、現代よりよく生きていけるみたいな、そういうために歴史を勉強するっていうのは大事ですから。
そういう意味で歴史を勉強しながら、発信もしながら、日々のね、実生活を生きるためのモチベーションライフハックの話をしていくっていうこの番組は、もうそういう方針ですから。
スピーカー 2
ちゃんと括弧たるコンセプトとして、ちゃんとやっていくっていうかやってきたと。そもそも。
スピーカー 1
歴史をそういうふうに話す人が、今、現代を生きる時にはどういうふうな考え方をするかとかって、そういうのを一緒に話していくっていうところがね、なんかこの番組の一つの、かなと思ってますから。
だからなんかこうさ、保守、右翼とかっていう括りにしちゃうと、なんか物騒に聞こえるんですけど、本来なんかね、保守ってこういう感覚というか、歴史を苦痛でやるみたいな感覚というか、そこの下地があって、それを元にいろいろ意見を言ったりとかっていうことじゃないですか。
スピーカー 2
だから、そのね、勘違いしないでほしいですよね。なんか右翼番組。 それは、だからワタさんが悪いから。 僕が悪い。せっかくタダさんがバランスよくやってくれてるのに、僕がこうね、バイアスをどんどんかけてくる。
だから、歴史政治の話はワタさんにお任せしてっていうスタンスを取れてるんで、すごい心地よくやってますね。 だから、ちょっと補正はかけてほしいですね。ライフハックの中にちょうどいいね、バランスいい歴史感みたいな。織り混ぜていただいて。
スピーカー 2
これ、あれなんですか、100、200ページちょうどしかないんで。
スピーカー 1
あ、短いですね。
短いんですよ。
うん。
スピーカー 2
本を普段全く読まない人、本苦手で読めないとか、そういうタイプの人が超おすすめですね。
スピーカー 1
超読みやすいし、どんな人でも読める。
スピーカー 2
あれですね、NHKの朝ドラとかって結構朝やるドラマなんで、内容もそれなりに朝見るようにされてるし、
あとは演者さんとか、そういうラインナップにっていうのはあると思うんですけど、朝見れる本みたいな、何て言うんですかね。
夜見る本と朝見る本ってちょっと毛色が変わるというか、やっぱりこれ結構前にこの番組でも話しましたけど、
夜って結構疲れたでがらしの状態で、なんかよくわかんないコンテンツ受け取っちゃったりするみたいな話じゃないですか。
結構何て言うんですかね、すごい大事な観点だなと思ってて、割と今のコンテンツ、世の中に溢れてるコンテンツってそういう作り方されてる気がする。
夜仕事から帰って疲れて見るときに消費できるNetflixのコンテンツ、ゾンビとか、本当に痛快なんとか劇とか、恋愛もそうですけど、やっぱなんかこうね。
スピーカー 1
そうですね、スマホで読める漫画とかはそういう作りになってますね。
スピーカー 2
なってますよね、完全にね。だから結構ダウナーに行きやすい傾向あるんですよ。
スピーカー 1
そうですね、確かに。だから僕はやっぱりこの作品の一番の魅力って、ナルセン・アカリの人間性というかキャラなんですよね。
だから、やっぱりイージー作品って人間の描き方が良いんですよね。だからこの人だったらこの時どう考えるかなって想像ができるぐらい、人間がちゃんと描かれてるかどうかっていうところが良い小説だと思うんですよね。
それこそ僕も好きな龍馬が行くとかは、龍馬ってすごい描かれ方が素晴らしいから、あの龍馬だったらこの時どういう風に考えるだろうっていうのがずっと考えられるぐらいなんですよね。
そういうタイプのキャラが、キャラ勝ちの小説って感じがしましたね。だから多分ずっとこの本続いていくと思いますね、次々。続編も出てるらしいんですけど。
このナルセン・アカリっていうのでずっと続いていくと思う。
スピーカー 2
これじゃあやっぱドラマ家とか映画家みたいなの近いかもしれないですね。
スピーカー 1
絶対されるでしょうね。
スピーカー 2
それだけ人気もあるし。
スピーカー 1
誰がやるかで揉めそうです。ここまでちゃんとキャラ、小説の時点でキャラが立ってるとね。
スピーカー 2
逆に言うとそこでお茶を濁さないでほしいですよね。
スピーカー 1
そういうとこであんまり議論の土台に上がってほしくない作品っていうか。
スピーカー 2
聞いてる限り雰囲気的に朝ドラっぽいな、NHKの朝ドラっぽいなみたいな雰囲気は感じましたけど。
確かに。
スピーカー 1
爽やかな。
そうですね、前向きな元気になるみたいな。
これ僕でも続編読んでみようかなと思いましたね。続編の方が面白いって人もいるぐらいらしいんで。
スピーカー 2
続編も最近出てるやつなんですか?
スピーカー 1
この本が2024年度の本屋大賞受賞なんで。
最近ですね。
こういう小説も読んでいかないとなって思わされましたね。やっぱ面白いなと思いましたね。
スピーカー 2
それはでもいいことですよね。
やっぱ人が死ぬことにしか興味がなかった佐沢さんがね。
スピーカー 1
憎悪とネタ見その意味で。
スピーカー 2
あとはそれを探求して解決していく道のりとね。
あとはその領城をね。電車から見える。
だから新しい切り口。
スピーカー 1
確かに考えてみたら僕コチカメ大好きなんですよ。
コチカメ的な要素はあるかなと思ったんですよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
リョウさんを中心にした、リョウさんの我が道へ行く生き方と周りの取り巻きのコセクションなんて。
スピーカー 2
ドタバタ劇みたいなね。
スピーカー 1
そうそうそう。それ人情もののね。
スピーカー 2
なんかやっぱり、ああいう快活なコメディでもあるし、なんかやっぱりちょっと泣かせるところもあるみたいな。
ああいうのは最近少ないじゃないですか。
スピーカー 1
本当に。
そうですよね。
スピーカー 2
だから多分僕らあんまり見る漫画とかもなくなってると思うんですよ。
なんかそれで言うと結構ウェットでグロテスクなものが多いんだね。
そういうのって時代によってこう流行りがあるんですかね。
あるんじゃないですか。
スピーカー 1
今はどっちかというと、やっぱりストーリーがあらすじ、脚本ですよね。
どういうどんでん返しがあるとか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そういうところでびっくりさせるかどうかみたいなところがありますね。
スピーカー 2
伏線回収みたいなね。
スピーカー 1
そういうのがエンタメとしてわかりやすいっていうのはあるんですけどね。
スピーカー 2
インパクトでもってことしちゃうんじゃない。
やっぱり話の衝撃的さとか、設定の複雑さとか、あとは悪い意味での悪目立ちしてる役作りとか。
スピーカー 1
だからエンタメの代表がミステリーっていうのもあると思いますけどね。
スピーカー 2
表現しやすいですもんね。
確かに。
事件性をはらむとアクシデントとか何か起こさせようとするとどうしても事件とかインシデントになっちゃうんだよね。
スピーカー 1
人が突然死にするのが一番最高だね。
スピーカー 2
一番わかりやすい。
イベント発生みたいなイベントフラグが立つのはね。
確かに。
スピーカー 2
やっぱり短冊のコンテンツが流行り始めちゃったからこそ、思いますも正直見られなくなっちゃったし。
要は瞬発的に何か起きていかないと興味を持てなくなっちゃってきてるから。
そういう影響はあるかもしれないですね。
スピーカー 1
特にこの章を撮った作品がストーリーに起伏がないっていうところが逆に面白いなと思ってて。
スピーカー 2
いいっすね。
スピーカー 1
そうなんですよ。びっくりするようなこととかそういうことじゃなくて。
スピーカー 2
何も起きない。
スピーカー 1
ずっと素敵な感じで。
そういうのが今流行ってるっていうのはいいなって思うし、こういう内容の前向きな。
大人になると冷床主義的な?
ドライな方がいいよ、かっこいいみたいな。
そういうのに対する圧倒的な反対ですね、こういうのはね。
スピーカー 2
今はもう流行りとしてニヒリズムが流行っちゃってますよね。
広雪とかああいうのもそうですけど。
スピーカー 1
そんな中で自分が信じた道に突き進んでいく感じがやっぱ素敵だなって思わせられるような本だから。
大人になるとできないタイプの行動力とか行動の種類が描かれてるから。
だって毎日整備百貨店のカウントダウンの中継に毎日移りに行くみたいな。
大人で迷惑系YouTuberじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
ヘズマリュウとかやりそうですよね。
スピーカー 1
大人ってなかなかそういう発想にならないけど、高校生が謎の底に宣言して意地でもやるみたいな。
ちょっと忘れかけてた行動力って感じがするし。
スピーカー 2
やっぱりそれも結構暗優としては、昔がいい、今がいいっていう話はしたいわけじゃないですけど、
昔ってそういうある種恥ずかしげもなくミーハーなことをやって、
ズームインの後ろで手を振って移りに行く友達とかあったと思うんですけど、
今って人目を気にしたりとか悪目立ちするっていうのは良くないとされてるポリティカルコレクトネスな時代なんで、
今はない感覚な気がするんですよね。
ある意味ピュアというかバカっぽさもあるし。
スピーカー 1
M1に思いつきで出てみるとかも大人になったらいろいろ考えると思うんですよ。
あと失敗したらとか滑ったら恥ずかしいとか黒歴史になるとか。
そういうの考えないから高校生の時は。
スピーカー 2
勢いをそのまま若さとエネルギーでそのまま出せるみたいな。
スピーカー 1
そうなんですよね。そういう、いわゆる変人なんだけど、慣れてるからめっちゃ勉強もできるし、ルックスもいいんで。
スピーカー 2
ルックスいいんですね。
スピーカー 1
この表紙とかの雰囲気のままって感じで描かれてますね。
スピーカー 2
ルックスいいけど坊主にしちゃうみたいな。
でもルックスそこは描かれてないのかな。でも勝手にいいイメージで読んでましたね。
スピーカー 1
この表紙のイメージもあるからかもしれないけどね。
そういうなるぜあかりを客観的に描いてる変人変わってるけど面白い奴がいるって感じで描かれてる小説と思いきや、
でもね最終章の存在感で、この作品の意味が大きく変わってくるなっていう。
そう言うと大恫然返しっていうふうに受け取れるかもしれないけど、そういうことじゃなくて。
最終章の何かね、こう描き方がこの作品とかナルセン・アカリの何かもう一個深くしてる、何か面白くしてるというか
演出だなと思ったんで、こういう感じの視点も入れてで終わるんだっていうのが良かったです
なんかね、いやここに対して語ってる人あんまりいなかったんですけど
僕は最後の最終章の描き方が一番そのナルセン・アカリを深くしてる一つの要素かなと思ったんで
なんかね、短編シュート映えで一冊読むことがすごい重要な作品って感じが
スピーカー 2
やっぱりそのストーリーとしても組み立てていって、ちゃんと成長していって、それをこう感じ取れるっていうところは結構
うちを鑑目して見た方が良いってことですね
スピーカー 1
セーブに捧げる、でM1出てなんちゃらしてなんちゃらしてっていう
スピーカー 2
着地前ステップを踏んでね
スピーカー 1
そうそうそうそう
というね、まぁちょっとね僕らしくない本を読んですごい思わずね紹介してしまいましたけどね
スピーカー 2
いいじゃないですか
スピーカー 1
どんな人にもお勧めできるから紹介しました