1. ぼくらのスモールビジネス
  2. スタイリスト志望から、世界で..
2024-11-11 47:16

スタイリスト志望から、世界で戦う経営者になるまで【ゲスト:井上卓也】

▼概要欄

  • NYでスタイリストへ挑戦、そして挫折
  • 運命的なコウスケとの出会い
  • 神田昌典氏の “殿様営業” で案件獲得!
  • Amazon、楽天市場での販売戦略、そして撤退の真相

▼今回のゲスト 井上卓也:株式会社アナザープラス 代表取締役 番組への感想は #ぼくスモ をつけてX(旧Twitter)に投稿お願いします! \ 番組へのお便りは下記フォームから送ってください ⁠/⁠ ⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeDKFPX_QY5xACHHvHGzRUyZUE02jymIBUWGWtBqxDd4FVcpQ/viewform?usp=sf_link⁠ 【番組概要】 この番組は、型にハマらず自分の才能と個性を生かしたライフスタイルを送る方をお呼びし、その生き様に迫る番組です。 パーソナリティーを務めるのは、スモールビジネス経営者の渡辺孝祐と、クリエイティブディレクターの齋藤実帆。 【SNSリンク】 ◯パーソナリティ 渡辺孝祐 ⁠⁠https://twitter.com/kosuke_coin⁠⁠ ⁠ 齋藤実帆 ◯番組X(旧Twitter) ⁠https://x.com/oursmallbiz⁠

サマリー

井上卓也さんは、ジュエリービジネスを立ち上げるまでの経験をお話しされています。スタイリストとしての下積みやニューヨークでの挑戦を経て、ビジネスオーナーとして成功する過程が描かれています。元スタイリストの井上卓也氏は、建築家への道を模索しつつ、最終的に経営者としてのキャリアを築く過程について語っています。彼の経験には、ニューヨークでの生活、バックパック旅行、建築学校での学び、リノベーション業界での営業活動が含まれています。井上卓也さんのエピソードでは、スタイリスト志望から起業家として成功するまでの過程が紹介されています。特に、シンガポールでの経験や独立を目指すためのコンサルティング受講が大きな転機となったことが強調されています。井上卓也氏は、スタイリスト志望から経営者に転身し、自社ブランドの時計とカシミヤの販売を成功させています。しかし、法律問題に直面し、戦略的に他のプラットフォームにも挑戦し続ける過程が語られています。スタイリストからフォトグラファーへ転身し、自分の表現を追求する中で、彼はビジネスの楽しさと自己満足に重きを置いていることが語られています。

スタイリストへの道
ぼくらのスモールビジネス
はい、みなさんこんにちは。ぼくらのスモールビジネスのコンスケです。
みほです。
この番組は、小さくはじめて大きく稼ぎ、人生を謳歌しているスモールビジネスの経営者をお呼びして、その知られざる世界、生きざまに迫る番組です。
前回に引き続き、荒れたジュエリー、エドワード・ブラウンを手掛ける井上卓也さんをゲストにお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、というわけで、注目の過去編でございますね。
うん。
先週ね、ちょっと過去を言い聞きかけたんですけど、だいぶブレーキかけてもらってきた感じなんですけど。
はいはいはい、過去のことをお話ししようということで。
なんかこう、今お一人で商売されてると思うんですけど、そのきっかけとかっていうのはなんかあったりするんですか?
例えば子供の時、親文字営業だったなとか。
きっかけっていうか、会社員が合わない。
あー。
もう致命的なんです。
致命的。
もう致命的です。
朝起きれない系?
起きれなくはないんですけど。
何がダメだったんですか?
人に指図されるのがもう無理なんですか?
ゲストで何人かいたような気がする。
よく言いますね、そういうのね。
なのと、あとまあやっぱりそうですね、性格が外交内交で言うとやっぱり完全に内向なんで。
はいはいはい。
あんまりこう、ノイズにすごい弱いんですよ。
おー。
例えば、電話が鳴るとか。
うちの電話つながんないんですよ、会社の電話が。
めっちゃウケる。
番号が載ってないですよ、グーグルマップとか、ウェブサイト見ると。
とか、まあやっぱオットケーとか、人がなんかものすごいいる電車の中とか。
そういうものがもう本当に苦手なんで。
なるほど。
はい。
え、じゃあそれはもう会社員やったけど無理だった?
あ、そうですね。
あ、やったんすね。
やりました。
じゃあ一回は大学卒業してみたいな。
最初は、もともと高校の時にも、僕らの時代って、僕らっていうか僕の時代かもしれないですけど、
田舎なんで雑誌ぐらいしかないんですよ、見るっていうか。
雑誌かレンタルビデオ借りるかみたいな。
はいはいはい。
なんでファッション雑誌とかも暇で暇でこうずっと見てて、
とりあえず洋服屋で働こうかなと思って高校卒業した後に。
はいはいはい。
別に大学も行かず。
じゃあ高卒で洋服屋さんで働き出して。
そうですね。都内のセレクトショップで、アルバイトで潜り込み。
で?
で、そこだったんですけど、20何年前なんで洋服屋の給料ってめちゃくちゃ安いんですよ。
安そう。
バイトで時給750円。
社員で、社員になってる人の給料聞くと手取りで14万とかなんですよ。
きついっすね。
それに驚愕して。
しかもなんかおしゃれでいなきゃいけないから、洋服代に洋服代かかりますもんね。
だからみんな売り上げ足りない時とかわがわが店のもん買ってんすよ。
14万の手取りの中から。
どういうことと思ったっけ?
わからないっすね。
で、結構飲み行ったり、飲むの好きな人多かったんでその時代って。
で、普通になんか帰りとかよく飲み行ったりとかして、なんも残んねえじゃんみたいな。
で、もうちょっとなんか時間ないかなと思った時に都内のセレクショップだったんで、スタイリストっていうのが来るんですよ。
雑誌のとか。
で、その僕の時代ってスタイリスト全盛期で。
スタースタイリストみたいな。
が雑誌とかでバンバン出てるわけです。
スタイリスト、やっぱ夢があるなと思って。
かっこいいっすね。洋服屋さんの店員さんよりかはちょっとかっこいい感じがしますね。
まあそれで結構弟子入りとか何人かやったんですけど。
すげえ。
もうむちゃくちゃな、街で待ち伏せとかしたりとか。
え、スタイリスト?
スタイリスト。で、あああいつだと思ったら走って行ってすいません、アシスタントしてくださいみたいな。
日本と海外の違い
いやさっき無い子って言っとったやん。
それだ。
でもその時代にスタイリストたちは一回募集すると300人とか来るらしいんですよ。
だから目立つしかないなと思って。
そうしたら手紙で来るより街で何か突っ込んで行ったほうが確率上がるじゃないですか。
僕気合入ってるなみたいな。
印象は残る。
面白くなってきた。
で、なんかそういうことをやって。
弟子入りはできたんですか?
弟子入りできました。
え、スターに?
まあスター、はい。
それは何人か当たったんですか?それともその一人当たってもう採用?
結構スター履歴書出して、スターから帰ってこない時に他のやつとりあえず仕事して、スターから連絡来たらそこの仕事辞めたりとか。
うえーい。
もうむちゃくちゃやってますね。
なかなか若かりし頃ということで。
なんか必死感がありますね。
ででで、はいすいません。
で、まあその何人かやったんですけど、やっぱりそのスタイリストの世界って作品が云々とかセンスが云々じゃなくて、いかに気を使えるかなんですよ。
いかに気の使い方がうまいか。
海外は違うんですけど、日本の場合はいかに気を使うのがうまいかっていうのが、まずスタイリストとして一本立ちするための条件。
海外と日本とどう違うから?
海外はポートフォリオが作品が良ければ仕事来るんですよ。バックグラウンド関係ないんで。
ポートフォリオ写真とかがあって。
自分の作品ありきなんですけど、日本の場合はやっぱりその都邸制度っていうか、もう弟子入り制度なんで、そのやっぱりまず師匠に気に入られる、師匠のスタッフに気に入られる、現場の人間にいかに気に入られるかなんです。
それでその後仕事が来るかどうかとか、っていうのがもうほぼ9割ぐらいは決まる。
すっげえ、じゃあセンス云々みたいな方もいらっしゃったんですか?実際。
いるからみんななるんでしょうけど、ただやっぱり求められるものがやっぱりそのセンスよりもそういう。
気の使い方。
師匠の先回りができるかみたいな。
あれですね。
俺の考えを読めみたいなことを何百回も言われました。
道理温めれるかどうかみたいな。
本当そうです。
なんで、本当に見てなかったですね。
本当に向いてなかった。
道理温められなかった。
なんで温めないかんの、お前の道理って思っちゃう。
本当に向いてない。
びっくりする。
そもそも会社員で人の性質が苦手な人ですよね。
いやいや、でもその時はまだわかってないんですよ、そこまで。
自分の性格というか。
そこは無自覚で。
でもね、その現場とか入ってみても、いやあ、なんかもう全くうまくいかないです。
うんだよ、使えねえなあ、みたいな感じになっちゃう。
本当そんな感じです。
先回りしようとはするけど、とかそういう感じですかね。
まあまあそうですね、河原周りからも。
もうずれちゃってんすかね。
そこじゃねえよ、お前みたいな感じになっちゃうんだ。
なるほど。
うまい人いるじゃないですか、そういうの。
うまい人いますね。
で、それが何年か経ってるって感じですかね。
そうですね、そんなことでほぼフリーターみたいな感じですよね、そのアシスタントやりながら。
で、向いてなかって、辞めたり、クビになったり、いろいろありで、失業経験をして。
で、もとから海外に行きたかったんで、それでもう一回、諦める前に海外に行って、もう一回やってみようかなと思って。
ニューヨークでの挑戦
で、ちょっとバイトしてお金貯めて、次にニューヨークに行ったんですよ。
学生ビザ取ったの。語学留学っていうビザ取って。
で、もともと知り合いがヘアメイクやってる人が知り合いっていうか、いきなりメールを出して、
すごい作品が素晴らしいんで一回会ってくれませんかって言って、メールしたんですよ。
全く知らない人。
全く知らない人じゃなかったんですけど。
で、とりあえず、いいですよみたいな、日本人だったんですけど。
じゃあいいですよ。いつも会いに来てくださいって言われたんで。
じゃあ行きますって言ったんですよ。ニューヨークまで。
本当に来た。
見ず知らずのわけわからない奴が。
で、なんかイーストビレッジのカフェあったと思うんですけど。
で、本当初めてジューンさんって来たんですけど。に会って、全く見ずに人生相談みたいになって。
じゃあタクヤさんは何がやりたいんですか?ニューヨークで。
ちょっとやっぱりアシスタントやってスタイリストの仕事がしたいですね。
じゃあいいですよ、紹介するんで。
え、いい人。
このまま住めばいいんじゃないですか?とか言って。
ちょっとそれ無理なんで、ちょっとお金貯めてから帰ってきますみたいな。
いいですよ、とか言って。
全然紹介しますよみたいな。
すごい。
っていう、ジューンさんのつてで、ニューヨークに行って。
で、スペイン人とアメリカ人のゲイの、フォトグラファーとスタイリストのゲイのカップルを紹介してもらって。
で、ゲイのカップルは2人で組んで仕事してるんですよ。
で、そこにスタイリストに弟子入りっていうかしたわけです。スペイン人。
本当にめっちゃいいおっさんなんですけど。
もうバリバリのゲイ。
バリバリの。
バリバリのゲイ。
想像し得る限りのゲイ。
今頭の中に浮かんでる感じ。
で、それを剥げた感じ。髪の毛はない感じです。
っていうのに。
じゃあニューヨークのスタイリスト。
そうですね。
最初にスペインのブランドのショー、ランウェイショー、ニューヨークコレクションの仕事やるからちょっと手伝ってくれって言われて、
結構いろいろフィッティングだったりとか、物を探したりとかですね。
オーディションでモデルの服着替えさせたりとか。
ショーまでの準備をずっと2週間くらい手伝って、ショーを一緒にやったんですよ。
それですごい充実感、他の短髪の撮影とかあったりして、
日本と比べて、昔からアメリカってお金くれるんですよ、アシスタントに対して。
日本ってくれないんですけど、ほぼくれないです。
ゼロ円もすごい多かった。今は増えてますって思いますけど、
当時ゼロ円ってめっちゃ多かったんですよ。
食えないんですか?
ニューヨークの経験
食えないから宅配し送りです。3年。
うわー。やっば。
殴られたりしますからね。
普通に殴られたり。
やばいですね。
えー、ゼロ円で殴られに行くのやだ。
金払ってもええやけど。
えー、よかったニューヨーク。
よかったんですけど、お金ももらえて。
よかったんですけど、バリバリのゲイたちがゴロゴロいるわけですよ。
その業界に。
ほぼ100%ゲイなんで。
いやー、俺マジでこのゲイたちの世界で歳とっていけるのかなみたいな。
ちょっとまた販売品ときと同じくらい、疑問に重い。
本当にアホなんですけど、もうちょっと手に食つけたほうがいいんじゃないかなみたいな。
もうちょっと落ち着いた食に行ったほうがいいんじゃないかなみたいな感じで、
なぜかそこから建築をちょっと勉強してみようかなと。
突然の?
だいぶ飛びましたね。
突然飛んじゃうんですよ。
はいはいはい。
で、それで行ったって、ニューヨークも1年行ってそこそこ仕事もしたし、
ちょっと建築でも勉強したいなと思って、
いきなりヨーロッパに3ヶ月バックパック旅行に出る。
とりあえず建築を見に行くかみたいな。
とりあえずバックパックで。
で、とりあえず建築ってなったときに、安藤さんの本を読んで、
安藤さんが若いときにヨーロッパにグランドツアーに出たって言って、
お金貯めて1年ぐらいかけてその古典建築とか回るみたいな。
そっか、じゃあこれやってみりゃいいんじゃない?と思って。
これやってみたらいいんじゃないかなとりあえずと思って。
からスペインから始まって、パルテノン神殿とかギリシャとか行ったりとか、
ローマでパンテオンとか。
だいたい安藤さんのここ回りましたっていうところをチェックして。
同じようなところを回りながら。
3ヶ月ぐらい。
楽しそうや。建築素人っすよね。
素人なんで、分かんないですよ見ても。
古典建築とか全く分かんないですよ。
ローマの時代とか見ても、今普通じゃないですか。
だから全くすごさ分かんないですよ。
歴史知らないとダメなんだなと思って。
って思いながらずっと見てました。
全く分かんないです。
分からんけどすごいわ、でかいわーって終わる。
建築家だったらやっぱりここのやっぱりあそこのあれが。
だから歴史的な考察っていうか、歴史上の偉大さっていうのが分かるわけですよ。
勉強してる人っていうのは。
なんでこれがこの時代にこんなに評価されて今まで残ってるのかっていうのが、
ちゃんとやっぱり理由があるんで。
それをやっぱり教養があったり。
素人でも分かりますよ。
来る、来た人だとやっぱそれがやっぱ体系だって知識があるんで。
建築的な意味でも歴史的な意味でも学びはありそうですね。
で、回って。
で、ちょっとこう帰ってきて、またちょっとお金貯めて、
建築への挑戦
一回専門にちょっと行ったんですよ。
建築の。
学びに行って。
行ったんですよ。
それでちょっと2年ぐらいやってたんですけど、
結構有名な建築事務所にインターン行ったりとかしたんですけど、
ちょっと話走りますけど、図面見て空間が想像できないんですよ。
なるほど。
できます?
いや、できないけど、建築家になる練習をしたらできるようになるのでは。
僕はこれ根本的に向いてねえなと思ったの。
イメージできない?
できないですよ。
マトリ図とか見てなんとなくわかる?
断面図とか平面図とかいろいろ図面ってあるわけですよ。
あるね。
でも図面って全部2次元の紙なんで。
そりゃそうだわ。
ただ作るときって全部2次元の紙で作んなきゃいけないですよ。
なんで、普通作る人ってやっぱりインテリアもそうですし、建築もそうですけど、
横から上からみたいな。
基本的には図面見て実物のスケール感というか、
線上が3mだったら3mの空間ってどれくらいの感じなんだろうっていうのが、
わかんないと多分致命的だと思います。
僕はそれがなかった。
訓練してできない?
できないですね。あれはもう才能だと思いますね。
そうなんだ。
だから本当に簡単なインテリアとかはデザインできますけど、
ちょっとこみ入った空間的なシビアな取り合いとか、
そういうのは多分無理だと思いますね。
そうですね。
向いてなかったんで、
1回デザイナーとして就職したんですけど、
学校の近くに求人が来たんで、家から近いしいいなと思って、
通勤したくないし、チャレで行けたんです。
リノベーションの仕事をしたいなと思って、住宅リノベーション、マンション。
いいじゃないですか。
デザイン性がある。やりたいな、そういうこと。
そのとき結構流行り始めて、中古マンション買ってリノベしてみたいな。
こういう仕事いいなと思って。
その会社にそういう仕事がなかったんで、
また自分で営業しようと思って。
転職じゃないんだ。
自分で営業して、自分で仕事取ってきたら、そういう仕事できるじゃないですか。
できますね。
もちろん。
なったんで、営業取ってこないから自分で営業して取ろうと思って、
そういうの取ってきた。
取れたんですか?
どうやって?電話してとか?
普通に本屋行って、経費が毎月何千円とか1万円とか2万円とか使っていいよって言われてたんで、
とりあえずリノベーションの雑誌見ると裏に全部連絡先が書いてあるんですよ。
なるほど。この公務店でできますってこと?
そうです。やったとことか連絡先が一覧になって全部出てるんですよ。
それを何冊か買って、上から順番に全部電話してたんです。
こういうもんなんですけど、リノベーションのデザインと施工ができますみたいな。いかがですか?みたいな。
で、マーケティングの神田雅則さんとか本読んで、
はいはいはい。
殿様営業とかあるんですよ。お願いしない営業とか。
やってもいいぐらいな感じ?
そうです。どうされますか?みたいな。
営業としてのキャリア
私はこういう子でこういうことができるんですけど、どうされますか?と。
舐めてますよね。
舐めてます。完全に舐めてますね。
しかも面談来たらどうされますか?とか言うんですよ。
舐めてるなって感じなんですけど、仕事取れたんですよ。
すごい。
すごい。
なんかそういう時からマーケティングとかちょっと興味あって。
内向的だけどなんか度胸ある。
怖いな。
内向的と合ってない。
自分がマーケティングちょっとやって、それで結果出るのが面白いんですよ。
はいはいはい。
そこでリノベの仕事をちょっと取って、やって。
それでちょっといくつか転職して、最後会社員としてはリフォーム会社。
普通のリフォーム会社です。
ちょっとデザイン性があるみたいな感じのリフォーム会社の営業になったんですよ。
営業になったんですね。最初。
さっきの話だと営業は向いてそうですもんね。
営業の方が面白くなっちゃったみたいな感じ?
そうですね。まともに設計もまたクッソ安いんですよ、給料が。
本当に安いんですよ。10万円台とか。
なんで、営業で誰かに図面描いてもらえばいいんじゃねえと思って。
なるほどなるほど。
なんですけど、そこが本当に結構きついというか、ブラックに近いようなところで。
全部自分で営業は、訪問営業はしないですけど、
反響営業で電話かかってきたとこ行って仕事取ってくるんですけど、
仕事取ってきたら自分で工事までするんですよ。
施工管理までするんですよ。
営業やって施工管理するんですよ。
うん。
もっと分業すればいいのになるんですけど。
人出が当たらなかったときの4つですか?
いくらぐらいまでのは、そのまま施工管理やらずにお前やれって言われるんですよ。
ちょっと大きくなるとチームが入ってくる。
そうです。施工管理とかデザイナーが入ってきたりするんですけど、
別に何百万とか500万ぐらいまでは別に自分一人でやってもいいんですけど。
そのときに覚えたのはチームの組み方。
大工さんとか酒屋さんとか設備屋さんとかクリーニング屋さんとか、
そういう人たちに予算の中からあらりを、
会社からいくらあなた残しなさいって言われるんですよ。
で、そのあらりを確保した後に、やっぱりその現金割り振っていくんですよ。
大工さんなら一日いくらで、大体どれぐらいできますかねみたいな大工さんと交渉して、
たまに嘘をつかれたりするんですよ。
やっぱり金欲しいから。
3日で終わるところ4日とかいったりとか、
2万円でできるところ2万5000円っていったりとか、
そこでバカ試合があるんですよ。職人さんとのバカ試合があったりとか。
で、その中で自分のチームを作って、
で、あらり計算をして、で、原価計算して、
で、その生産管理というか現場管理して、
で、最後に利益をきちっと残すっていうことを3年ぐらいやったんですよね。
その会社で。
それが結構独立した後に、今思うとすごい役に立ってる。
なるほど。商売の基礎というか。
そうですね。なんかもう体で叩き込んだみたいな。
それ3年やって、今いくつですか?
その時。
その時が33ぐらいですね。
で、まあ部合制だったんで、給料少ないとき15万なんですよ。
多いときはそこそこ。
多いときでも、でもいくらだっけ、最高で60万だか70万だかそんなもんですよ。
結構やっぱ差があるな。
で、なんかその給料低いときは貯金切り崩さなきゃいけなかったりとか。
15万だとそうですよね。
で、そうですね、なんかやっぱリスクがある上にリターンが少ねえなとか思って。
で、その時に副業を探し出したんですよ。
できることがないかなって。
で、もともとちょっとこう背取りとかやってみたりしたんですよ。
ブックオフとか行って、リフォーム会社に入ったとき。
なんかやっぱ副業とかでなんかやっときたいなと思ってやったんですけど。
スタイリストから起業家へ
なんかやっぱね、本屋に行って背取りってちょっとなんかやっぱ気使うし。
いやーそうですね、めっちゃわかります。
気まずいっていうかね。
なんか一冊一冊ね、撮って。
なんかヤフオクとか見てて、
これは800円ぐらいで売れるけど、これは100円で売ってるから、これはひょっとしたら儲かるのではみたいな。
そういうのをピコピコしながらしてる人とかいますよね。
今もいるのかな、昔はいたけど。
いるんじゃないですか、今も。
なるほどね。
まあそういうとこもやってみたりしたんですけど。
で、やっぱりいろいろ調べて、2014、15年なんで、
だからネットのあれがいろいろ出てきたときだったんで、
いろいろ調べて、渡辺さんが前にいた会社の船原さん。
1回なんか引退みたいな感じになってましたよね。
なんか会社売って、日本で。
シンガポール行って。
シンガポール行ったときのタイミングのことですね。
で、シンガポール行って、多分何年か。
まあちょっとなんか羽休みみたいな。
で、その後にちょうどなんかもうそろそろやろうかなぐらいのときだったんですよ。
なんで、ちょっとコンサル生募集しますみたいな。
で、確か3ヶ月で30万とかそんなもんだったと思うんですけど、3、40万とか。
で、もうね、そのとき自分にとっても大金なんで、
でもこの会社にいても未来ねーしなと思って、
でもそれでバンって払って、で、このコンサル受けた。
そっか、船原さんコンサルか。
そうですね。
船原さんも出てくれてるんで、知ってるんで。
それが最初の独立へのステップみたいな。
お金がない中で、30万払って行ったと。
そうですね。
やっぱ度胸は。
いやでも、その気持ちはわかる。
そうなの?
だって未来はないじゃん。
でも、めっちゃリスク&リターンじゃないですか。そっちのほうが。
いやいやいや、やらないほうがリスクですよ。
まあそうですね。だからもう未来が見えるんですよ、その会社にいると。
いや別に、なんでこの未来全く惹かれないなと思う。
だとしたらまあね、じゃあ別にね、今から自分が上場企業入れるわけでもないしね、じゃないですか。
だとしたらそこをやってみるしかないなと思って。
普通は他の仕事を探そうとか、それこそ他の会社に入ろうとか、
そういうふうにはならないですね。
いや、状況がわかってないだけかもしれない。
まあ多少はでも、じゃあ例えば背通りとかやると、
あ、これで1万円儲かるんだとか、
全く当たりがない店もあるんですけど、
でも当たる店ってやっぱり、そこの30分で2万円稼げたりとか、
なんかあったんですよ。
これ?みたいな。
なんかその感覚がちょっとだけあったんで、
でも会社にあったら1時間ごとにいくらじゃないですか。
まあね。
跳ねないですよね。
だからリターンが少ないんですよ。
その割にリスクが多いんですよ。
15万なんで。
リスクはもうすでにとってんだから、
あとリターンが高いほうがいいよなと思って。
あー、なるほどね。
なんでこんな馬鹿みたいな生活してるんだろう。
わかるわー、それなんかあの、
副業でちょっとなんか小金が稼げると、
あれ?今までの人生、暮らしとは?みたいになっちゃう。
時給とかで考えちゃうとね。
まあもちろんリスクっていうか、
物販系だったらね、
30分で2万円稼げることもあれば、
8時間やってゼロのときもあるから、
その浮き沈みはあるけれども、
でも会社員だともう給料変わる。
だったらいいよね。
しかも15万の給料で全体会議で、
めーらどうにかしろとかさ、すっごい言われるんですよ。
それで50万もらってるのわかりますよ。
15万でこれねえだろうな。
ありえねえなこいつ。
会社の経営、お前らしっかりしないから売り上げだったね。
だから要は、資本家までいかないと思うんですけど、
だからいいとこ、
だから正社員で雇ってるから偉そうなこと言われるんですよ。
その割、給料は業務委託なんですよ。
で、ガソリン代とか自分持ちなんですよ。
え?
で、確定申告のやり方も誰も知らないんですよ、会社の中で。
やば。
やばいですよね。
やばいやばい。
めーらどうにかしろやばいなと思って。
なるほど。
みんなよくやってるなこれって。
じゃあその時は働きながら船原さんのコンサルを受け出して。
そうですね。
最後の半年ぐらいだったんですけど、
コンサルティングの重要性
飲み会も誘われても僕一回も行かなかったですね、その半年。
めちゃくちゃ電話かかってきたんですけど。
え?
帰ってからもずっと電話かかってきたりとかしたんですけど、
僕一回も行かなかった。
飲みの誘いでってこと?お前なんで来ないんだよみたいな。
めっちゃ言われたんですけど。
一回も行かない。
こわ。そんな。
こわ。
いやもう今日いいんでって言ったらあ、そうじゃないんですね。
じゃないんですよ。
へー。
なんかちょっと怖い。
しかもね、そんな電話で呼び出されるみたいなのってなかなかないですよね。
いやですよね。だから営業でまだ商談が終わりませんって嘘ついて。
めっちゃ家でアメリカ来たらダンボール買い込んして。
アマゾンによくやったんです。
すごい。
じゃあそのコンサルを受け出して、いろいろ取り組んで、
副業で。で、そこそこ稼げるようになり。
そうです。最後、受け始めて3ヶ月か4ヶ月ぐらいのときに、
月利で30万いったんですよ。
おー。
そのときってあるじゃないですか。30、50、100とかいろいろあったんですよ。
レベルみたいな。ステージみたいな。
金額でそんぐらい稼げると、あ、給料超えたなみたいな感覚とか。
しかも3ヶ月で最初に払った30万はもう回収ってことじゃないですか。
まあ在庫があるんで、別に自由に払う金じゃないんですけど、
まあでも一応そのね、会計というか、計算上では30万超えたっていうことでめちゃくちゃやめて。
おー。
それから?じゃあアマゾンとかでやってたんですか?
そうですね。最初はアメリカから輸入して日本のアマゾンで売るっていうのをやってて。
でも商品も特に決めずにというか。
商品、そうですね。もうとにかく。
たくさんあるもん全部あるみたいな。
本当だから、転売だったんです、その時は。
氷で買って氷で売るっていう。やってて。
それをずっと、そうですね。独立してからしばらくやってて、
その後ちょっとヤフオク、シーレのアマゾン販売とかやりつつ、
結構転機になったのがまた船原さんのセミナー。
あの、仕入れセミナーっていうのがあったんですよ。
4時間で10万円だったんですよ。
結構気合い入ったセミナー。
4時間で10万円ですけど、どうされますか?みたいな感じで。
もうそのぐらいの価値はありますみたいな感じで。
あの様な影響だ。
ちょっとその時に行き詰まってたんで、行って受けたんですよ。
で、そうしたら結構いろんなことがあって。
で、1つは海外の卸しサイト。
で、ここでセラーと繋がれます。
ここに登録すると。
1個教えてもらって。
で、1個はマフラーですね。
カシミアのマフラーを海外で展示会に行って買い付けて、
第三国経由で日本に持ってくるっていうやり方を聞いたんですよ。
で、たまたまニューヨークに行った時に知り合った台湾人が
インポート・エクスポートビジネスやってたんで、
そいつに聞いて、ちょっとこういうのもし仕入れたら
お前のとこで経由して日本持ってこれるかって言ったら大丈夫みたいな。
で、ピッティウォモっていうイタリアの展示会に行って
台湾の名刺作って僕。
台湾人のエージェントだっつって。
そしたら10分で商談が決まって。
すごい。
で、台湾経由で某ブランドを知られるっていう。
すみません、その経由する理由がよくわかってないんですけど。
販売戦略の確立
代理店がいるんですよ、日本に。
そこ経由しないといけないってことは。
基本的に日本で販売するものはその代理店を全部経由しなきゃいけないんですよ。
そうなの?
そうなんです。
でもそうなると代理店から仕入れなきゃいけないんで、
普通に代理店の利益が乗った状態で買わなきゃいけないし、
いろいろどこで売っていいとか、価格を決めなきゃいけないとかっていうのがあります。
それがいわゆる正規ルートというか公式みたいなルートなんですけど、
一方で第三国みたいなのは日本の縛りではないわけよね。
いわゆる並行輸入みたいなもので。
並行輸入。
ロレックスも正規で売ってるのと並行輸入みたいなのがあります。
ほー、なるほどね。
別に商売は自由なので代理店を通さなきゃいけないっていうルールは制限できないのよ。
だから別に並行輸入やったからっていう方とかじゃない。
ただ展示会行くとガッチリ日本人がついてるんですよ。代理店のやつが。
なるほど。
珍しいんですけどね。
でも日本人どこでもいるんですよ。代理店のやつが。
利権を守るために。
そうなんだ。なるほど。
だから日本人じゃないことを装ったほうがやりやすいってことですか?
のほうがやりやすいですね。
僕はあんまり嘘つくのめんどくさかったんで、
エージェントで台湾の会社から来てんだけどって言って、
で、普通に。
じゃあこいつ日本関係ないからって。
台湾の取引先ないかったんで。
台湾だったらいいよって。
そうですそうです。
で、ようやくそこで立て積みができるようになったんですよ。
今までやっぱり多品種でやっぱり小ロットだったんで、やっぱり大変なんですよね。
なんか専門性がないっていうか、もう全部何でも売ってるけれども、
じゃあお前の強み何?って言ったら、いや、なんだろうみたいな状況だったってことですね。
そうですね。はい。
スタイリストから経営者へ
ついにカシミアを取り扱えるようになり。
で、あとは仕入れサイトで、
ちょっと某時計ブランドを仕入れるシンガポールのセラーと。
なんかちょっと。
つながって、そこで時計とマフラーっていう2つの初期の主力商品ができたんです。
で、そこで最初Amazonで売ってたんですけど、いつも問題になるのは時計だったんですよ。
そうそう。アカウント版の問題が常につきまとうんですよ。
そうなんすか?
で、結局これはどういうルートで手に入れたんですか?みたいな。
代理店も自分の権利を主張するために、こいつらは違法というか適正ではないルートから仕入れてるみたいなね。
いろんなクレームも来るし、Amazonもそうクレーム来たらそのアカウント止めちゃうし、
で、アカウント止められたら、うちらは死活問題なわけですよ。
普通に入金ロックとか金ロックされて、えーみたいな感じとかもあったりするので。
そこで自社ブランド、自社ショップっていうね。
最初はそれでAmazonがちょっとこれ以上無理になって楽天になって、楽天も追い出されたんです。
メーカーから。
代理店からかな?
代理店から来て。
時計とかはね。
そうそう、時計のバレルもなんでもそうです。
で、その前にもうやばい、絶対これなるなと思って。
その前にいろいろ探して、山崎さんのセミナーに行ったんです。
もうこれは自分でサイト作るしかないと思って最後。
絶対来ますもんね。
もう時間の問題だと思って。
で、もうなんかないかなって言って、いろいろ探して山崎さんのところに行って。
ちょっと見た目怪しいけど、信用はできるかなと思って。
見た目怪しいなと思って。
髭濃いなって、メガネ変だなって。
なんだよこのスーツの。
変な靴下履きやがってると思って。
思ったけど、ちゃんとウェブのことは詳しいなと思って。
そうっすね、そうっすね。
実写サイト。
2016年ぐらい。
そうですね。
で、それで渡辺さん動画でもたくさんやってたウェブサイトの講座に受けるわけです。
で、実写サイト作って。
で、いい感じに伸ばしたけど。
もう最後、怖くなるぐらい乗ってましたね。
怖くなるぐらい飛ぶように売れるってこういうことがあると思って。
そういう意味では時計とカシミヤですか?
はい。
この2つ。
そうですね。で、カシミヤも結構まあまあ売れてたんですけど。
時計が本当なんか恐ろしい。
法律問題と戦略
PPCだけで売ってたんですけど。
はいはい。
PPCだけでも恐ろしい。
普通に100個とかいくときもありましたよね、1日。
1日100個。
それえぐいっすね。
1日に数百万の売れ下げて落とす。
そうです。
通知が鳴り止まないみたいな。
もうだから銀行とかに決算書持ってくと副店長とかしてる。
市店長とか出てくる。
どういうことですかこれ。
なんですかこれ割と。
僕サンダルとかで行って。
有志借りるときにサンダルとか。
副市店長。
いい感じじゃないですか。
めちゃくちゃスーツで来るのに。
借りてやるよぐらいの。
別に儲かってるか無くてもいいんだけど。
むずい。
っていう感じでやってたんですけど、
それが2018年ぐらいですかね。
作って2年ぐらい経ったら、
もうついにその時計のブランドが日本で一番強い法律事務所を雇って。
ガンマンのように雇って。
全員雇って。
全部に内容証明売ってるやつに。
全員どこでも楽天マンマゾン。
自社サイト。
全員に内容証明。
日本で最強の法律事務所。
僕トラノモンで何回か弁護士頼んでる人がいたので来てたんですけど、
その人とかに見せると、
あ、ここはちょっとみたいな。
あ、ここはちょっとみたいな。
あ、ここはちょっとみたいな。
あ、ここはちょっとみたいな。
強すぎて、その法律事務所。
立ち向かわない方がいいよ。
立ち向かえない。
法律事務所って大事だな。
名前だけでもう無理っすみたいな。
えー面白い。
じゃあそれで時計の取り扱いは諦めようかなみたいな。
そうですね、諦めるんですけども、
今まで儲けた利益を全部かけとか、
在庫金額を全部教えろとか。
えー。
だから多分その利益に対して賠償金を負わせたいんじゃないかなと思って、
これ出せないなと思って、
で、同じくらい日本で何番目かの法律事務所を雇って、
で、そこでバチバチやりあって、
大丈夫ですか、そんなやりすぎじゃないですかみたいな手紙をこっちも出して、
あんまりやらせたら独近法とかになりますよみたいなことをいろいろ書いて、
ドキドキするわ。
弁護士同士で。
で、バチバチやって、
そうやってるうちに裏では必死でヤフオクとかに、
ゴミのような値段で1円出品で全部出すんですよ。
バチバチやってる間に他の会社立ち上げて、
そこでヤフオクアカウント作って、
全部1円出品で20商品ぐらい全部1週間。
それって在庫持ってないほうがいいってことなの?
はけないと。
どうせ売れなくなっちゃったらゴミになっちゃうから。
捨てるしかないんで。
安くてもいいからとにかくオークションサイトで出せるだけ出して。
時間稼ぎしてる間に別の会社で。
やべえな。
しりしりしますね。
怖いなあ。
そうこうしてるうちに無事に在庫も100万ぐらい損失出ましたけど。
利益はその分あったんで。
法律バトルは?
成功への道
法律バトルはやり合ってるうちにだんだんフェードアウトする。
そういうもんなんですね。
お互い手の内は分かってるんで、
あんまり裁判とかに出力したくないんで。
訴える側もね、最初強く出てる無理筋のことを言ってきて、
言ったろうぐらいな感じで言ってるんですかね。
なるほどね。
そうですね。そこで数年売れる時計が全滅したわけですよね。
そうね。
カシミアは何ヶ月しか売れないですけど、時計は数年売れるんで。
そこでタイツアーの成果がついに。
ついに。
タイツアーに行くところからシルバーのジュエリーをガサッと買ってきて。
最初からも結構ガッツリ買った?
最初に、それがまた分かってたんで。
ダメになるのが。
結構ジュエリーは撮影してたりしたんですよ。
で、販売してインスタアカウントも作ってあったんですよ。
マジで一個も売れない。
本当に一個も売れないですよ。
泣かず飛ばず。
もう笑っちゃうぐらい売れないです。
飛ぶように売れていたのに。
時計とマフラー飛ぶように売れるんですけど、
一緒のサイトに売れたアクセサリーは一個も売れないですよ。
こんなことあるの?みたいな。
同じサイトに置いてあって、片方バッと売れてるの。
もう全く。
で、ちゃんとその撮影もして、お金もある程度かけて、
CDもやって、出してたんですけど、
で、インスタアカウントもちゃんと分かっている人にうんよお願いして、
本当に一個も売れなかった。
で、それが時計がダメになった時に、
もう俺がやるしかないと。
頼んだって一個も売れないんだから。
頼んでたのか。
僕がやっちゃいけないなって。
写真も全部撮ってもらってたんですよ、人を雇って。
一個も売れないんですよ。
自分でやるしかないだろって思って。
それは、自分でやった方が勝ち筋がありそうって思ったってことですか?
いや、だって人に任しても一個も売れないですからね。
金出てくるだけじゃないですか。
じゃあ自分でもカメラ買って撮ればいいじゃんって思って。
え、でも自分でやって撮ったとしても、売れるとは限らないじゃないですか。
そこを自分でやった方が売れるっていうのは、
どうですかね。
あんまり人に撮ってもらっている写真がいいと思わなかったんで。
じゃあやっぱりそこには何か、
俺だったらもっとこうするっていうのがあったんですか。
多分そうですね。
稼いど。
そうですね。
俺がやる!
そうです、全部。
なんかちょいちょい怖いな。
そしたら、売れ出すという。
え、すごくない?
え、すごくない?
どういうことじゃねえ。
すごい。
じゃあそれで、そこから今に至るって感じですよね。
そうですね。
一番だからもう、月賞5000万超えてましたね。
サイトが潰れる前の時期。
サイトが潰れる前。
社員2人で。
その後にサイバーが来たのか。
来て、復旧はちょっとしたんですよ。
復旧して、何とか販売できる状態になって、
12月で5000万以上になって。
すごい素晴らしい。
5000万はすごいわ。
すごいね、サイバー攻撃とね。
そうですね。
それがピーク。
人数的にも売上的にもピークだったんですけど、
だからその後は、
ただ売上が上がっても、
売上が上がっても、じゃあ今度売上がない?
最初はやっぱり仕入れで他のブランドやってたんで、
で、プラットフォームとか、
やっぱり当然不安があるわけですよね。
あって、それを解消するためにやってきたんですけど、
じゃあ今度自社ブランドで5000万やっても、
やっぱり不安があるわけですよ。
なんでだろうなと思って。
規模を拡大しても不安がある。
自社ブランドになっても不安があるんですよ。
今度売上が落ちる不安になるんですよね。
確かに。
いつ売れなくなるんだろうね。
そうですね。
で、もうそれが結構なんかこう、
逆に怖くなったっていうか、
もう言い訳できないですもんね。
そうですね。今は調子いいけど。
それは怖いですよね。
で、あんまり病気もあって、
目が馴染むまで、写真とかもやったんですけど、
馴染むまで何年かかかりましたね。
最初とか色とかわかんないですよ。
写真とビジネスの関係
調整したと思ってもやっぱおかしいんですよ、色が。
結構それ言うのもあって、結構その後苦しみましたね。
やっぱね、目がどうしてもずれるんですよ。
自分が思っている色とか、光と調整したものが。
で、その辺で人を雇って規模を拡大しても、
あんまり俺は幸せになれないのかなと思って。
でもなんか、そこでそう思うのもすごいいいですけどね。
なんか普通自分でそういう目がちょっとってなって、
いわきになったら、じゃあできる人に頼ろうってなりそうなところを
自分でやろうってなるのが。
僕から写真を撮るっていうことを取り上げたら、やっぱやることないんですよ。
本当に。
ビジネス的にというか、やっぱ人生の楽しみがなくなるというか。
っていうぐらいなんかやっぱ写真っていうのは撮りたいっていう目があるんですよね。
やっぱじゃあ、結構商品作るのもそうですけど、それを伝えるのがすごいですね。
写真を撮るために作ってるのかもしれないなと思いますね。
そこまでなんですね。
だから山に写真撮りって全く面白くないですよ。
本当に。
いるじゃないですか、風景写真撮りに行く人とか、鳥の写真撮りに行く人とか、
アマチュアですごいね、お金かけていっぱいいると思うんですけど、
仕事以外撮って全く面白くないです。
仕事で撮るから面白いんですね。
なんかやっぱ表現したいとか、誰かにこの良さが伝わってほしいとか、
そういうのがやりがいなんじゃないんですか?
そうですね。
あとはやっぱり最初ね、スタイリストとかで撮影の現場とかそういうのがあって、
そこではやっぱり自分の最初、業界の中ではうまくいかなかったわけですけど、
自分の表現したいものとか、こういう世界観を出したいってなった時に、
営業の話も一緒ですけど、別に自分でお金出せば自分で好きなようにできるんですよ。
だから逆にフォトグラファーで後悪になったとしても、
自分が好きな写真を好きなように撮れるわけじゃないですね。
モデルが用意されてたりとか。
こういう風に撮って見せる指示ありますもんね。
それが一番、自分で作って自分で撮るっていうことが一番納得がいくというか。
そうですね。やっぱり自分で納得がいく仕事をしたかったというか、
そのための自分のブランド、自分の城であり、自分の商品であり、自分の写真でありってのは一番大事なんです。
自分で決めることが一番大事なんだろうなって。
そうですね。
人に誘われたくない。人に注文されたくない。
それだけがどちらか。
では、そろそろお時間ということで、後編は井上さんのこれからについて展望を聞いていけたらなというふうに思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
47:16

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