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おはようございます。OKファームのOKです。
このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
今日は615回目の放送です。農業はめっちゃ健康でないと続けにくいというテーマでお話をしていきます。
今日はもともとコメント返しをさせてもらいますというつもりで予告をしていたんですけども、
保育園に通っている子どもが急遽熱が出まして、それのイレギュラーがあったので、
仕事のスケジュールを色々と変更せざるを得なくなりまして、
パスさせてもらいましたということになりまして、
コメント返しをお待ちいただいている皆様、楽しみにしていらっしゃる方、
まずは申し訳ありませんということでお詫び申し上げるとともに、
農業ってやっぱりこういうところ大変だよねということを改めて感じたことがあるので、
その点をお話ししてみようと思います。
結論はタイトルの通りなんですけども、やっぱり健康が大前提にあるというか、
健康がないとこれできない仕事だなということを感じています。
健康といっても色々あると思います。
肉体的な健康かどうかとか、精神的に健康的かどうかというね、
メンタルが整っているかみたいなところもありますし、
少し目線を変えると、自分が健康かどうかというのもそうですし、
家族が健康かどうかということも重要なポイントになってきます。
これはまず絶対間違いだよというか、それは違うよというものを一つ例として紹介しようと思うんですけども、
田舎暮らしを全然していないとか、農業に全然携わったことがない方が抱くイメージで、
農業をするとすごいゆっくりとしたスローライフみたいなものが送れるという風に
勘違いをしていらっしゃる方を時々お見かけします。
定年になったら田舎に帰っていってね、ちょっと農業やりながら、
ちょっと違う趣味をやりながらみたいな感じで描く場合は、それは全然アリだと思うんですけども、
農業の行は成り割と書きます。
これは僕が農業を始めるときにね、いろんな本とかで、なるほどということで納得したフレーズの一つでもあるんですけども、
成り割というやつはお金を稼ぐということなんですよね。仕事としてやるというやつなんですよね。
定年後に何かやるとかね、すでに別の収入源を得た上で野菜作りとか何々作りに取り組むというのであれば、
ああ失敗しちゃったっていうのが通用するし、それはそれで別にいいことだと思うんですよ。僕は。
全員が全力で農業をやるというのは意外とこれは大変なリスクを払っているというふうに僕は思っているタイプの人間なので、
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片手間で農業をやる人が今まで全力で農業に取り組んでいる人とは違った目線とかね、方法みたいなものを編み出したりすることもありますし、
俗に言う兼業農家みたいな人がいてくださるおかげで地域の草刈りとか水路とかが成り立っている、水路管理とかが成り立っているという側面もあるので、
全員が全員ガチ勢みたいなね、この農業に命を注ぐみたいな人ばっかりじゃなくてもいいかなというふうに僕は思っています。
ただしですね、やっぱりこの農業として先ほど言った通りお金を稼ぐ手段として農作業とかね、この何々作り、野菜作りとかお米作りとかに取り組む場合は絶対必要なのが、
自分以外の命を相手にしているという感覚が必要なんですよね。豚とか牛とか鳥とかの方だったら皆さんイメージしやすいと思うんですけども、
自分たちがその牛小屋とか豚小屋とかに行って、その日のご飯をあげないとその動物たちは死んでしまうわけですね。
当たり前ですけども、病気になりそうだったら病気にならないように何か対策をしてあげないという感じでご飯をあげたり排泄物の処理をしたりとかそういうことをしないといけないわけなんですけども、
それをやる時に自分自身の体調が悪かったらその子たちのお世話ができなくなってしまうわけです。
もしくは自分自身は健康であっても介護が必要な方が身近にいるとかね、小さいお子さんがいてやっぱりそっちにどうしても手がかかるという時だったら仕事に対して避ける時間というのが限られてきますよね。
なので結果として極端な例ですが、飼っていた牛を死なせてしまったり病気にさせてしまったりみたいなリスクが発生するわけです。
そしてこれに関しては動物じゃなくて植物も実は同じなんですよね。
豚とか牛とか目があって口があって食べ物を食べるという生き物だとそういうふうな意識がねこの子たちは命なんだとか命をいただいているという感覚とかこの子たちも大切に育てないとっていう感覚があると思うんですけども植物も全く同じことでして
やっぱり種まきのタイミングがどうなのかとかその後の草取りがどうなのかとか
僕はここらへんがすごい苦手なタイプの人間ではあるんですけども
周りの草刈りをしないといけないとか病気になる前に農薬を使うスタイルの方だったら農薬を使わないといけないし
使わない方であればそれとは違った手段で虫対策病気対策みたいなことをしないといけないわけです。
言葉として適切なのかどうかはそれぞれの人によって違うと思うんですけども
やっぱりこの収穫中、収穫じゃないな
作物を作っている最中、栽培中か栽培中はその作物の奴隷にならざるを得ないみたいな感じで表現をされる農家がいますね
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自分のトマトを作っているんだったら僕はトマト作りの今ねトマトの奴隷になっていますということで
朝から晩までトマトのビニールハウスの手入れをしていますとかね収穫が追いつかないです
自分は寝る時間を削らないといけないんだけどそれぐらいトマトに尽くしていますという表現で
自虐的なネタというか逆にわかりやすい表現として何々の奴隷という言葉をね使われる農家さんもいらっしゃるぐらいです
まあなんやかんやいろいろ話をしたんですけども
今日久々にねうちの子供が熱を出して体調を崩すであるとか
うちのパターンはですねあまり嬉しいことではないんですけども
子供の体調不良が長引いたらそれにつられて妻の方が体調を崩すということが結構あるんですよね
妻の方が風邪とかをもらうっていう場合もありますし
そのなんていうのかな
看病疲れみたいな感じで精神的にねこの病気はいつまで続くんだみたいな感じで妻の方がダウンしちゃって
まあそしたらこれそれのフォローするために今度は僕の方が
あーなんかこれいつになったらこの病気のループは終わるんだみたいな感じでこうダウンしちゃうみたいなこともあったりするので
自分自身ねこういう時はもう無理をしすぎないようにしています
畑に出る時間が必然的に短くなるわけなんですけども
本来だったら作物がこの100まで成長してほしいものがその家族のために時間を割くことによって
生育が70とか80とかねサイズが希望する出荷のサイズより小さくなるとか
形が悪くなるみたいなねこともリアルにあったりするのでそこら辺は難しいんですけども
これから農業にチャレンジしたいよという方は
まず健康面ですねご自分のもう本当に心も体も整えるというのと
場合によっては家族のサポートをしながらの農業っていうのは
他の産業に比べてかなりハードルが高いということは覚えておいていただきたいかなというふうに思います
別にめちゃくちゃ簡単だよというわけじゃなくて
スマホとかパソコンだけで完結するお仕事だったら
やっぱりご自宅の中で誰かの介護とか看護をしながら
タイミングを見ながらすぐパソコンの部屋に移って
作業を再開ということも物理的にできないことはないんですけども
畑に行くということになると土地ありきのことなので
畑の方に移動して家族のために一回家に戻って
また畑に行ってまた戻ってみたいなことをやっていたら
本当に仕事にならないという意味では物理的なとか距離的なハードルとかも高いと思いますので
これから農業にチャレンジしたいという方はそういった面も
ネガティブな面ですけどねそういったところもぜひ考えておいてください
はいということでこんな感じで農家の方やフリーランスの方向けに
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで
1日1つ音声配信をしております
私OKのフォローがまだの方はぜひフォローで応援をよろしくお願いいたします
今日はちょっと愚痴っぽい放送にもなっちゃったんですけども
こういうことも農家のリアルとしてありますよということでね
お話をさせてもらいました
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僕自身も風邪なのか何なのかちょっと不明なところではあるんですが
熱が出たりしないようにしっかり食べたりしっかり寝たりしようと思います
皆様も体調にはお気を付けください
はいそれでは最後になりますが皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり
腰を回したりしながら体をリラックスさせてあげつつ
今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください
ここまでのお相手はOKファームのOKでした
また遊びに近際ほいじゃまたの