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おはようございます。 おいなり学びのお裾分け第40…間違えました。 54回目の放送です。
このポッドキャストはフリーランスとして ITスタートアップのCCOを務めたり、対人支援を行っております私おいなりが日々の学びや気づきをお裾分けする番組です。
本日のテーマはMVV策定と浸透です。 MVVと聞いて何のことか分かる方はどれぐらいリスナーさんにいらっしゃいますでしょうか?
スタートアップ界隈だとよく聞かれる方も多いんじゃないかなと思っていまして、 これはミッション、ビジョン、バリューの頭文字を取ったMVVという言葉でございます。
事業開始からおよそ1年ぐらいが経ってきまして、 ちょうど私が今働いている会社でもMVVを策定しました。
厳密にはMV、ミッション、ビジョンに関しては半年前ぐらいから策定をすでにしておりまして、 バリューに関して機能策定をしました。
ミッションやビジョンはその会社がミッションについては事業の価値を宣言すること、 ビジョンに関しては社会への約束ごとを宣言することだと思います。
なのでそれは早い段階で決めた方が社員の目線もかなり合うので早めに決めました。
一方でバリューについては、まだ社員がそんなに多くなかったこともありますし、 結束力がその時点であったのでまだ決めなくていいかということに先送りにしていたんですが、
ちょうど先日ですね、4月から社員が10名をやっと超えるタイミングにも入ってきまして、 よりバックグラウンドも多様化してきてという状況がありましたので、
このタイミングで強みを名分化していこうというところで決めました。
先ほどミッションとビジョンの説明しましたが、バリューは会社としての生き様を表現するものかなと思います。
仕事や会社の社会に対してどう対峙するべきなのか、そのスタンスを宣言するものなのかなと思っております。
このMVVに関しては、スタートアップ企業には非常に大切なものだと思っています。
さらには今、スタートアップに限らずリモート環境が増えていて、細やかなコミュニケーションが取れなかったり、
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少しずつ認識のズレというのが起きやすい環境があるかなと思っております。
だからこそ、今向き合うことにはすごく意義があるのかなというふうに思っています。
ちなみにMVVを決めると何がいいのかというところですが、
まず少し重複するところもありますが、目線が揃うというところが大きいと思います。
そして共通言語になっていきますので、意思決定にズレがなくなったり、
そのミッションビジョンバリューにそそっているかどうかでアクションが決めることができたりするわけです。
なので事業運営のスピードというのも一気に早まりますし、そのクオリティも高まってくると。
なのでMVVというのはもうめちゃくちゃに大事だと思っております。
当然採用広報だったりだとか、対外的な露出を取っていくというのも大事だったりはしますが、
本質は意思決定スピードが早くなり、そのアクションのクオリティが上がることなんじゃないかなというふうに思っております。
ちなみに私の前職は400人ぐらいの時に未上場スタートアップということでジョインをしまして、
私が出る時はもう一線目を超えてプライムに上場してたような急成長した会社だったんですけれども、
その会社はMVVをめちゃくちゃ大事にしていてですね、これ以上大事にしている会社がないんじゃないかというぐらい大切にしていました。
具体的にはだいたいですね年に1回か2年に1回ぐらいのペースで全社でミッションビジョンバリュー、
特にバリューの部分ですかね、を検討し直すというお祭りみたいな、もうお祭りってことじゃないですけども、そんな動きがあります。
これは本当に全社横断でチームを作って何時間も議論した上でどんどん上に上げていって最終的には芸会議で決まるっていうものなんですけれども、
通常なかなかその一線目を超えた会社で社長だったり経営人がこれに時間を何時間何十時間、多分本当に何百時間ってレベルだと思うんですね。
費やして向き合い直してるって本当に稀だと思ってますし、それを経営人が勝手に決めるのではなくて現場を巻き込んだ上で現場にも考えてもらって決める。
このプロセスがめちゃくちゃ大事なんだろうなというようなことを感じていました。
またミッションビジョンバリューに関しては、これは何か良き面悪き面あるかもしれないですけれども、月に1回の定例全社会議では全員が昭和をしていました。
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声を揃えて読み上げるってものですね。本当にある意味宗教チックなところではありますが、ただそれぐらいですね、
大事な概念であり、実際に昭和したことによって身についていったってものもあるかと思っているので、すごく大事な行為だったんじゃないかなというふうに思っております。
辞めてから1年以上が経つ、今でも全てではないですけれども、ほとんどのバリューは覚えていますし、今も大切にしている考え方があったりするのですごく感謝をしています。
ちなみに私よいなりが今回MVVを決めた会社は、NFTという最新技術を使って地方創生に挑んでいる会社です。
具体的には、ふるさと納税の返礼品でNFTアートを送るという事業を行っています。
お米とかお肉とか送られてくるノリで、NFTアートが寄付者様の元に届くというビジネスでございます。
そんな会社がどんなMVVを作成したのか、簡単にだけ仕上がり切ればなと思います。
まずミッションはわかりやすく、NFTによる地方創生です。
ビジョンに関しては地域間隔差を解消するというものを掲げました。
NFTで最新技術を用いることによって、今既に観光民主があったり、特産品があったり、有名な何か企業様の工場があったり、
ふるさと納税が盛り上がっていたり、観光が盛り上がっていたり、経済が回っていたりという地域と全くそういうのがない地域でどんどんどんどん格差が広がっていると思っているんですね。
その格差を最新技術によって埋め合わせていこう、機械提供を平等にしていこうという思いがありまして、地域間隔差を対処するというビジョンを掲げています。
バリューについては6つ策定をいたしました。
1つ目が地方から地方を変えよう。
これは地方創生を立てている会社が東京の本社から偉そうにコンサルティングをするんじゃなくて、実際に地域に目指して変えていこう。
我々は実は北海道札幌に本社を持っているので、そのあたりをプライドを持っています。
2つ目が埋もれている才能を発掘する。
これは主に人材、タレントについてのお話になっていきますけれども、フルリモート、フルフリックスで働いている、実は業務委託の方がほとんどなんですけれども、そういう方がいるからこそ特に地方に埋もれている才能を発掘していこうという文化があります。
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3つ目が参法良しです。
これは参法というのは、我々でいくと自治体さんと我々のような会社だったり提携しているNFTプロジェクト、そして寄付者、サーバー。
この3社、厳密には4社ですが、エンドユーザーさんとお客様、自治体と我々提供側という3社ですね。
この3社が全部ウィンウィンウィンになるような関係性ビジネスをやっていきましょうというものです。
4つ目が即行動です。
これはそのままですね。やはりスピードというのはスタートアップにとって大事ですし、フルリモート環境だからこそ本当にあなたにも意識していきましょうというものです。
5つ目がプロ意識を持とうというものです。
これはお祈り個人的にめちゃくちゃ入れたかった内容だったので入ってよかったなと思いましたが、
スタートアップで特に若手企業家だったり社員が若かったりすると、友達の延長戦だったり、わちゃわちゃやってしまうことがあると思うんですね。
これも非常に良い文化ではあるんですけれども、そうじゃなくてちゃんとお金をもらっているからこそパフォーマンスを出す。
これは給料という意味でもそうですし自治体さん、お客さんからをいただいているというところもそうです。
我々の場合だと寄付者さんが寄付してくれるから事業が運営されてますので寄付者さんを大事にするというのもそうです。
そういった意識を持つこと、そして耳の痛いことを言ってくれるメンバーを大事にする厳しいフィードバックもしあうことによって全体が底上げされると思っているのでこんなものを入れました。
6つ目が革新的なDXで自由な働き方を。これが最後ですね。
先ほど申し上げた通りフルフレックス、フルリモートで好きな場所で好きな時間に働くという働き方を実現しておりますが、
これを下支えしているのはITツールの利活用かなと思います。
なので革新的なDXで自由な働き方、両方担保するのがカルチャーかなというところで入れさせていただきました。
ちなみにMVBの策定の仕方としてはですね、MIROというツールを使って本当にも造紙に付箋を貼ったりシールをペタペタ貼るような要領でみんなで意見の出しをしていって、
そこでディスカッションをしてというのを繰り返してやっていきました。
そして最後に浸透の方法というところについてもエッセンスをお伝えします。
今私が考えているのは4つありまして、今私が考えているのはというのは、
なぜかというと私は一応チーフコミュニケーションオフィサー、そしてチーフカルチャーオフィサーなので、
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このMesha Vision Valueの策定も全て私がリードして行っているものになりまして、
誰よりもこの領域が考えている自信があります。
浸透の方法については4つおきました。
1つはまずみんなで考えるということですね。
これ本当に大事だと思います。
経営人が決めたものを下ろしても絶対に浸透しないと思います。
2つ目が社内ツール、スラックだとか会社の場合ディスコードですけれども、
その絵文字を作ってそういうアクションをした方がいたら絵文字で賞賛をするという文化を作っていくことですね。
4つ目がホームページに掲載する、社会に宣言していくというところです。
5つ目が定例ミーティングでそのバリューを今週体現した人をノミネートして表彰していく。
これもやっていきたいなと思っております。
本日はちょっと放送として長くなりましたが、かなり骨太にMVVについて、
作るところからそして浸透させるところまで全てお話をさせていただきました。
Mission Vision Value、あなたの会社にはありますでしょうか?
ないという会社はぜひ作ってみてください。
そして既にあるよという会社さんも常に見直し続けるということが大事かと思います。
もしも浸透してなかったり、ちょっと古めかしくなってきたのであれば定期的に見直しをしてみてください。
私はITスタートアップの支援をフリーランスとして行っておりますので、
この辺りのご支援がありましたらご有名いただければと思います。
さて本日はMVVの策定と浸透をテーマに、
Mission Vision Valueが会社のコアの部分であり、めちゃくちゃ大事であると。
そしてそのMVVの策定の仕方や浸透の方法についてお話をさせていただきました。
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貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
それではまた明日の朝お会いしましょう。