2022-10-08 18:45

Episode44:海外の小学校を見て【後編】

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「子どもたちの幸福とは」

前回に引き続き、オランダの小学校、カナダの学校教育について話しています。


感想もお待ちしています。

マザーズインターナショナルのFacebookページにアクセスください。


【概要】

・いろんな考え方をしていいんだよというカナダの教育

・クラスの人数

・教員が大事にされている場所は子どもも大事にしてくれる場所

・コーチングで目の前の子を大事にできる

・カナダで見た、どんな意見も受け入れられる安心感

・ジャッジなしで、目の前の子どもたちにどう向き合うか


【今日話している人たち】

金城秀美(カナダ)@simplyhidemi

もろおかかな(フランス)@kana.waku

instagramでもオランダで見たことを発信してます。


海外子育てでもやもや、誰かと話したいーという方、ぜひ一緒にお話ししましょう。

月に一度の座談会の日程などはこちらから

https://m.facebook.com/motherscoachinginternational/?ref=group_browse

#マザーズコーチングスクール #海外子育て #海外の小学校 #オランダ #幸福度

00:03
こんにちは、Mothers Coaching School Internationalチームがお届けするポッドキャストへようこそ。
この番組では、海外で子育てするママや、海外にゆかりのあるお子さんを持つママたちが、聞いてほっとしたり、くすっと笑えたり、明日からも頑張ろうと思っていただける時間にしたいと思っています。
私たちマザーズ・ティーチャーの体験談のシェア、ゲスト対談、リスナーパンからの質問などを通じて、ちょっと子育てが楽になるコミュニケーションのヒントをお届けしていきます。
今日も2人でお送りします。私はフランスで活動しています、諸岡かなです。子供が3歳、6歳、8歳の女の子3人を育てています。よろしくお願いします。
お願いします。カナダで活動しているひでみです。子供が8歳と6歳の男の子を育てています。よろしくお願いします。
お願いします。今日のテーマなんですけど、海外の小学校を見て感じることみたいなのをちょっと話していけたらと思います。
何か算数一つをとってもやり方って違うよねってすごい私もカナダの子供たちの学校での先生とのやりとりとかを見てと思うんだけど、例えば日本って3たす4は、はいじゃあ何でしょうみたいなやり方を私はずっと習ってきたのに、今は違うかもしれないけど。
でもなんか息子の教室のポスターが作られていて、7をどうやって作ろうっていうのが書いてるんだよね。そこで7をどうやって作ろう。
この子、例えばケビン君は3たす4で作ったよ。でもメアリーちゃんは0たす7で作ったよ。みんながどうやって7を作るかそれぞれ違っていいんだよじゃないけど、いろんな方法があるんだよっていうのを書かれてたんだよね。
そういう教え方もあるのかって、私が今まで習ってきたことのない教え方をしていて、それも面白いなって思ったし、カナダの幼稚園は、日本の学校だったらはいじゃあおはじき出して、おはじきで9を作ってみましょうとかっていうやり方で、みんなで同じことをしてみんな同じ正解を出すっていう感じだったんだけど、
カナダの幼稚園とかはじゃあどんぐり拾いたい人はどんぐり拾って、どんぐりで9作ってみようとか、鉛筆数えたい人は鉛筆、落ち葉で数えたい人は落ち葉でみたいな、それぞれやり方が違うんだよね。同じ正解を出すのでも。それでいいんだよっていうような教育っていうのをすごい感じる、算数的に。
03:19
なんかもうでもそれは文化の違いもきっと大きいですよね。
そうなのかもしれない。
大人の考え方っていうんですか。
そうそう。
日本でそれ、結構そういう算数に関しては、たぶん私たちが子供だった頃と結構変わってると思うんですけど、今の教育ね、いろんなやり方でのアプローチみたいな方向にシフトしてる気がするんですけど、私結構日本の算数のカリキュラムいいと思うんですよ。
そうなんだ。
すごいわかりやすくスパイラルで、一回つまずいてもなんとか持ち上がるようなカリキュラムになってきてるなってすごい思うんですけど、ちょっとそれは置いといて、いろんなやり方でやらせるには、たぶん教員の数を増やすか、一クラスの人数を減らすか、
しないと厳しいなって思いました。
いやいや、そうだよね。カナダの先生もね、それはねずっと言ってる。今でも一クラス何人くらいなのかな、フレンチマージョンだからもしかしたらちょっと少ないかもしれないんだけど、クラスに21人?
いい方、これでもカナダの先生は、もっと少ない方がいいって、もしかしたらもっと多い先生もいるかもしれないね、25人とかね。でも私たちが子供の頃って一クラスに40人くらいいたよね。
それを一人でやっていくってすごい大変だし、親からしても一クラスの人数が少ない方が、より良い教育を受けられるんじゃないかって思うから、
それはすごい良いっていうか、減らしてあげてほしいし、先生も楽だろうし負担が減るし、うちの子供にとっても良い影響なんじゃないのかなってすごい思ったりする。
なんかね、支援に関しては本当に目が届くから、やっぱり20人前後とかが一番いいのかなって思うところもありますね。
なんか日本で働いてた時に、コロナで分散登校みたいになったことがあって、クラス半分ずつ登校してくるみたいな状況になった時に、一人の担任の先生が言ってたのが、半分だけ来ると子供のパワーがギュって集まっちゃうからしんどいみたいな。
06:13
一緒になって、いろんな子がいた方が揉まれてっていうか、いろんなエネルギーが入って、経営しやすいんだって言ってる先生もいたんですけど。
それぞれ違うんだ、感じ方が。
その先生、力あるっていうか、すごく子供見れる先生だったから、たくさん30人以上持つのに慣れてるっていうのもあるかもしれないんですけど、
私はね、やっぱり机に座って前を向いてっていう授業スタイルだからこそ、それは成り立つのかもしれないし、いろいろあると思うんですけど、
いろんな方法で好きにやっていいよって言ってあげられるのは、やっぱり人数が少ない方が言いやすいよねって思いますね。
本当だよね。
でも先生が選べるっていうのは本当に大事なのかもしれないって、やっぱり今話してて思いました。
自分がどんな教育をしたいっていうか、この子たちにどんな教育を受けさせたいかとか、自分の専門性をどう高めたいかとか、選べるの大事だよねっていう。
親もね、親っていうか子供も。
私は親としてはやっぱりそうやって先生の色を大事にしてくれる。
先生の色を大事にしてくれてる学校って、多分先生が先生としてすごい誇りを持って教えられてるんじゃないのかなぁとか思ったりするんだよね。
自信もあるよね、きっとね。傲慢な自信の方ではなくて、確かに誇りの方がぴったりくるかもしれない。
そういう先生に私はすごい教えてもらいたいな、そういう先生のところに和子子を毎日送りたいな。
分かります。私も幼稚園の時に子供の学校を選びしたんですけど、その時に一番決めては先生が楽しそうかどうかっていうのを見て、
いろいろ日本からシンガポールに行った時だったから、文化の違いがありすぎてちょっと最初戸惑ったんですけど、
でも先生が楽しそうかどうかで決めてよかったなって最後思いました。
09:01
それは絶対あると思う。
私が行ってた日本の幼稚園って、すごい子供をのっぴのびさせてくれる幼稚園だったんだよね。
私が幼稚園の頃に通ってたんだけど、息子を日本に連れて帰った時に幼稚園入れようと思って入れたら、私が当時幼稚園だった時の先生が3人ぐらい残って、3人4人とかすごくない?
だから先生もすごい大事にされてるんだと思う。
そういう先生がすごい大事にされている縁ってずっと働きたいと思うし、
先生がリスペクトされていると、先生も子供をリスペクトしやすいんじゃないのかな。
だから先生の幸福度はめちゃくちゃつながっていると思うんだよね、教育とかに。
そこで言うと、コーチング的な話をいっぱい学校視察行っている時に、先生たちの話の中から私は結構拾い上げていることができて、
アンテナ張ってたからかもしれないんですけど、
子供はいつかできるようになるって信じて待ちます、みたいな発言もあったし、
あとは子供に寄り添っていくには、自分も安心していることが大事だし、
そしたら子供も安心できるし、だから自分は自分の自己開示をしっかりするようにしているみたいな。
自分がオープンになることで、子供もオープンになっていいんだって思える。
コーチングのあり方に通ずるものをすごく感じて、
その考え方って浸透しているんじゃないかな、全員の先生がってわけじゃないと思うんですけど。
そうだよね、なんか自分で決める、最終的には自分で決めるっていう感じが、
結構カナダでも見られるかな、だから強制しないし、
なんか子供がそうだな、結局最終、コーチングもそうじゃん、私たちコーチは答えを教えないじゃん。
ないですからね、私たちの答えはね。
私たちの答えはあるけどね。
でもその答えが正解じゃないし、答えじゃない場合もあるじゃん、クライアントさんの中で。
そこをどうクライアントさんが自分自身で考えて決めて報道に移せるのかっていうところだから、
12:03
なんかもう全ての教育機関にコーチングって必要だよねって思うよね。
技術だけじゃなくて、自分を信じるとか、そういうあり方の方を。
先生がオープンになって自己開示することで、自分もオープンになって自分で考えてみようって思ったり、
自分で答えを出してみよう、その答えが受け入れられるじゃないかどうかっていう不安がないってことじゃん。
安心感が中にあるっていうね。
英語でね、there are no stupid questionsってあって、馬鹿な質問ないってないよみたいなことを先生は言うんだよね。
私カレッジ行ってた時に、there are no stupid questionsとか言ってて、
横のクラスメイトとかは、先生、明日って何時に集合ですか?みたいなことを聞くわけよ。
話を聞いてないだけなんよね、結局。
それはstupid question じゃないのかどうかっていうのは私はすごい思ったけど、
でも、どんな質問でもいいって言われてるから、本当に、それ分かっとるやろ、それ聞いたら恥ずかしいやろ、聞いてなかっただけやんみたいな質問も普通にするわけよ、みんな。
本気でしてるんですか?お茶食ってるんじゃなくて。
本気でしてるの。聞いてなかったよね、みたいな感じで。
しかも別に小学生とかじゃないんだよ、カレッジだったから。
そうだよね、大学生ですよね。
ほとんど18とか29とかぐらいだったんだけど、でも先生はちょっと目が回ってたからさっき言ったやんみたいな感じの雰囲気は伝わるんだけど、
でもさっき言ったでしょ、聞いてなかった男は絶対言わない。
明日は10時ですってもう一回言って、でなんか終わって、だからなんかその自分の質問がバカだと思われるんじゃないかとか、
拒否されるんじゃないかとか、自分の意見、オピニオンが受け入れられないんじゃないかっていう不安はめちゃくちゃ少ないんだよね、多分こっち。
どんな意見もOK、それはあなたの意見だよねってすごい受け入れられてるから、そう。
で、なんかそれはすごい感じるなーって思った。
なるほど、それも深いですよね。聞いてない方が悪い。
なんか自分も労力かけて言ってるじゃん、高校も先生も。
聞いてなくてショックってならん、ショックっていうよりも、どうですよね、必要だから伝える。
そう、なってないと思う。
受け入れられる安心感っていうのは、それが絶対にいいのかって言われたら、話聞けよって思うけど、
最初にね。
最初にね、そう、何やっても何質問しても何を言っても受け入れられるから、話聞けないんだよね。
15:06
聞かなくていいわけじゃないよね。
受け取る人もいるかもしれないけど、でも結構そういう風に思ってるかな。
どんな意見もOKみたいな。
あなたが思ったことがそうね。
そうそう、そこになんかジャッジしないっていうのかな。
ほんとコーチングみたいだね、そう言われるとね。
そこにあなたの意見もあなたの意見もそこにいいとか悪いとかの評価をしないっていう。
なんか自分の素直に出せるとやっぱり自分というものがはっきりしてきますよね。
確かに。
クリアになってくるっていうか。
自己確立のサポートになるのかな。
振り止めもなく話してきましたけど。
ね、ほんとほんと。着地地点はどこだったんだろうって今わかんないけど、でも楽しかった。
いやー楽しいですね、やっぱ。
私ちょっとホランダ視察行くとき怖かったんですよね。
日本の教育ダメじゃんとか思いたくなかったんですよ。
あーなるほどね。
今まで自分がやってきたこと全部違ってたとか思いたくなくて、
どうしようなんかすごいの見せられちゃって。
あーもうなんかホランダに教育移住しなきゃいけないのかなって思い始めたらどうしようってすごく思ってたんですけど、
なんかそういうことじゃないなっていうふうに言ってみて思って、
なんかホランダの先生たちも大変なこともあるし、
まだまだ課題もいっぱいあるってアテンドしてくださった方が言ってたんですけど、
そういう中で自分は今目の前の子たちにどうするのかとかできることなんだろうって、
していくのが大事だよねって一応思えたから、
だからカナダがいいとかだから日本はダメだとか、
そういうんじゃないあり方も見せてもらえたかなって。
でも私もあったかもしれない。
なんか最初は日本に、
多分私がすごい自己否定とかなんかそういう部分が大きかったからかもしれないけど、
日本ってどうなんだろうみたいな、
なんかちょっと劣ってる世界っていうか欧米から比べたら、
でも今カナダに住んでみて思うのが、
日本のなんかすごいいいなって思うところが外から見えるみたいな部分は結構あったりする。
そうそうそう。
なんかね見る視点によってとか、
立場によってって言っちゃうとそれもあるかもしれないんですけど、
18:02
なんか良い悪いってジャッジしないって本当に大事だなって思いました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
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それでは。
See you next time.
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