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2017-01-30 32:59

017 - フェンシングオリンピック日本代表選手に聞くトップアスリートの世界【ゲスト・徳南堅太選手】

とっても気さくな騎士、徳南堅太選手がゲストにきてくださいました - すごい食べてたフェンサーさん達 - フェンシングの三種目 - フェンシングのユニフォームってなんで白いの?(怖い話) - 競技をはじめたきっかけ - ポテンシャルスポーツ◎ - オリンピックをめざすきもち --- Support this podcast: https://podcasters.spotify.com/pod/show/nya-yuzu/support
00:01
にゃにゃにゃラジオ
はい、ということで始まりました、にゃにゃにゃラジオ。
このポッドキャストは、私、学生ジニューのゆずうちんが、毎回お友達を招いて、おしゃべりをするという番組でございます。
今回も始まりました。
ということでですね、今回はゲストをお招きしまして、おしゃべりした回を流そうかなと思っているんですけれども、
そのゲストというのがですね、なんと史上初オリンピック選手でございます。
そう、今回のゲストは、徳南堅太選手というですね、去年のリオオリンピックでフェンシングのサーブルという競技のですね、日本代表だった選手がですね、
なんとおしゃべりしに来てくれたというですね、素晴らしい、すごい聞き応えのある回となっております。
ということで、聞きどころ満載なわけなんですけれども、ちょっと注意して聞いて欲しいのが、
私がですね、フェンシングの剣で相手を突くというところですね、間違えて突っつくと言っているところがあるので、聞いていただきたいというね、というような冗談で、
徳南選手のフェンシング解説もすごいわかりやすいですし、そもそもどういう競技なのかとかですね、それからその見どころだったりとか、
またそのオリンピックを目指して、また今徳南選手は次の東京オリンピックも目指して現役の選手として活躍されているんですけれども、
その何年後、4年後、例えば4年後っていう目標を設定した時のそのプレッシャーだとか、
そういう精神的な、なんだろう、ストレスとかとどういうふうに向き合っているのかみたいなお話をしてくださいましたので、
そのお話を聞いていただきたいと思います。ということでお聞きください。
はい、というわけで始まりましたニャニャニャラジオ。このホットキャストは私、学生エンジニアのゆずちんが毎回お友達とかをゲストに招きまして、
いろんなおしゃべりをしていくという番組でございます。今回も始まりました。
ということで、今回はなんとスペシャルゲストが来ています。
今回のゲストはなんと、オリンピアン徳南選手です。
こんにちは。
こんにちは。
初めまして。
はい。
初めましてというか。
はい。
視聴者の皆さん。
視聴者の皆さんは初めまして。
初めまして。
フェンシング。
フェンシング。
競技のサーブルという種目になっております。徳南健太と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ということで、まさかのアスリートがまさかのニャニャニャラジオに降臨してくださるという、こんな光栄なことはないぞという状況でございます。
まさかのオファーをいただいて。
本当に私も本当に何だろう、お願いしますみたいな軽い気持ちで最初は、もし本当に来てくれたらすごいなという気持ちを言ったら、本当に来てくださって本当にありがたいです。
03:11
いやいやいや。
非作な徳南選手です。
今回このオファーを受ける前に、ニャニャニャラジオもすべて配置をさせてもらって。
恥ずかしすぎる。
どういう内容なのか。
気持ちは本当にありがたいですけど、めっちゃ恥ずかしいですね。本当に。
いやー、大丈夫でしたね。
全然、ジャンルも違うかもしれないですけど。
確かに、なかなか今まで聞いてきた中で、ジャンルは全く別ジャンルというか、
そうですよね。
エンジニア系だとか、インターンとかそういった話とかっていうのは全くどっちかというと、僕は無関係な世界に住んでいるので、
逆に、僕の感覚からすると、本当に初めて知ることが多かったりとか。
いやー、はいはい。
本当に感心ですよね。すごいなーって。
いやいやいや。
それだけ。
本当にこんなゴミみたいな引きこもり女なんですけれども。
こうやってね、本当に。
でも、こちらからしても、本当に、私は女子校なんですけど、
あ、そうなの?
はい。ずっと6年間中高女子校だったりとかもしてて、
大学でもサークルとか、国際交流研のサークルとか入ってたんですけど、
あんまりスポーツがバリバリできる人っていうのが近くに行った経験がないので、
アスリートと言われる人ですね。
いわゆるアスリート。近くにいる人の方が珍しいと思うんですけど、
そういう意味ではすごい興味があります。
そもそもどこで知り合ったかっていうのはちょっとだけお話しすると、
1回だけお会いしたんですけれども、
私の知り合いの人がフェンシングの選手と、
私みたいな大学生との交流会みたいなのを開いてくださったんですよね。
っていうのがきっかけというか。
あそこで知り合い。
そうですね。
同じグループというか。
チーム的な企画とかが組まれてて、
フェンシングの選手が1人ずつチームみたいなのに入ってくれるような企画がありまして、
そこで徳永選手のチームだったので、
ちょっとお喋りしたみたいな感じですね。
そうですね。
そういう繋がりで。
そういう繋がりでね。
今回2回目ということで。
今回2回目ということで。
もうね、ほんとにガチガチ。
こんなにガチガチなことないぞってくらいガチガチなんで。
っていう感じです。
だからなんか、すごいなんかね、
この前お会いしたときに、
バイキングみたいな感じだったじゃないですか、ご飯が。
ビューフェ形式。
そう、ビューフェ形式で、
なんかちらってみたら、
フェンシングの方々が何人かいらっしゃったじゃないですか、選手が、
すごい量食べてて、
衝撃を受けた。
ただ単にお腹空いてたからってのは。
いやいや、お腹空いててもあんなに食べてる人あんま見たことない。
でもみんなすごく体が、
フェンシングってどちらかっていうとシュッとしてるイメージ。
06:01
スマートなイメージ。
でもちろん、
ヨーロッパの選手とかは本当にスタイルがシュッとしてる。
選手もいるんですけど、
どちらかというと、
前回お会いしたときの選手たちっていうのは、
どっちかっていうとガッシリ。
でしたよね。
ガチムチまではいかないですけど。
ギリギリガチムチいかない。
フィジークマッチョみたいな人たちがたくさんいて。
もちろん繊細さもありつつ、
コンタクトもあったりするので、
どちらかというとジャンル的には格闘技に入る部類になってくるので、
剣を使った格闘技。
なるほど。
確かに確かに。
なのでしっかり細い、
線が細いだけじゃ勝てないというか。
確かにテレビとかで見てると、
すごいシュッとした感じの、
細い感じのモデル体系的な感じをイメージしてるんですけど、
他の人と並んでみたときに、
めっちゃガッシリしてるみたいです。
しかもみんなね、基本的に。
びっくりしました、それは。
それは結構言われたりするんですけど、
もっと細い人が多いかと思ったってよく言われるんですけど。
フェンシングは、
さっきも外人たちはスマートフォアっていう話も出たんですけど、
基本的にヨーロッパのフランスが発祥っていう風に言われてて、
本当に実は、
第一回のアテナオリンピックから正式種目。
え、めっちゃ最近ですね。
そうなんですか。
なるほど。
だから1800年とか。
え、まず第一回?
第一回。
第一回の?
2004年じゃなくて。
最近のアテナだと思ってました。
2004年じゃなくて、
第一回。
え〜、の時から?
正式種目としてフェンシングが実はあって、
だから歴史としては、スポーツの歴史としては割と古い方というか。
なるほど、なるほど。
っていう歴史あるスポーツのわけなんですけど、
最初のオリンピックって、
どこの競技とかもそうなんだと思うんですけど、
結局ルールがしっかり定められてなかったりとかして、
正式にルールを決めた。
1913年だったかな。
今の国際フェンシング連盟というか、
FYEと言われるそういう連盟を作って、
統一ルールを作って、
しっかり競技化していったというような背景があったりするんですね。
で、フェンシングって、
さっき僕自己紹介のサーブルって言ったんですけど、
実はよくご存知ですか?
はい、それは覚えてきました。
えらいですね。
フェンシングは、フェンシングっていう競技の中に
3つの種目があるんですよ。
で、それは何でかっていうと、
剣でこう、つっつく。
つっついた時に、点が入る体の場所が違う。
09:04
そう、その通り。
おー、よかったー。
有効面が…
有効面って言うんですね。
有効面が使って、
3種目それぞれ種類があって、
わかりやすく言うと、
競泳で言うと平泳ぎがあったり、
バタフライがあったりとかして、
基本的に試合方式は一緒なんだけど、
それぞれやり方が違うというような形で、
フェンシングのその3つの種類は、
よく太田さん、太田選手もインタビューされたんですけど、
太田さんがやってたのが、
フルーレというフェンシング。
で、フルーレは、
胴体部分のみが有効面になっていて、
日本で行くと一番目にする。
おー、なるほど。
テレビとか、
ロンドンでの銀メダル、
そして北京での、
北京での太田さんの銀メダルもフルーレ。
男子のフルーレという種目で、
メダルをもたらすというところで、
一番メディアに露出している。
出やすい。
というところが多分、
皆さんのイメージがある。
フルーレという、
フェンシングのイメージがフルーレというようなところかな、
というような予想は立てられるんですけど、
ただ、フルーレの他に、
あとエペっていう種目がある。
それが全身のやつ?
詳しいです。
調べました。
エペが全身。
エペって言われている種目は、
全身が有効面で、
それこそ、
かぶっているマスクもOKだし、
コテもOKだし、
足、
シューズをついてもOKです。
というのがエペ。
それだいぶ、
胴体とか上半身だけとかとは、
全然動きも変わってきましたよね。
全くやっぱり、
つく部分が、
さっきフルーレは胴体部分だったんだけど、
エペは全身になってくるので、
やっぱりそこも全然、
動き方とか、
トレーニングの仕方だったりも、
全然変わってくる。
なるほど。
特段選手がやっているのは?
僕がやっているのがサーブル。
さっきのエペは、
世界的に一番競技人口が多いと言われている。
そうなんですね。
僕がなぜサーブルにしたかというと、
確かに。
その中でいうと、
フルーレが鼻形的なので、
エペが多いというので、
サーブルの魅力というか。
僕は、
もともと日本って、
フルーレがメインだったというところがあって、
僕も実は大学2年くらいまで、
フルーレを専門にやっていたんですね。
だいぶ上までやっていたんですね。
正直なところ、
日本のレベルが高かったので、
フルーレじゃ勝てないと。
なるほど。
見切りをつけてですね。
なるほど。
サーブルに転向しようと。
サーブル一本、
一応両方やってはいたんですけど、
サーブル一本に絞ってやっていくというので、
サーブルの種目の特性としては、
上半身のみが有効面になって、
フルーレとエペは、
12:00
剣の先にボタンみたいなのがついていて、
ボタンがついてるの?
ポイントがついていて、
そのボタンに圧がかかると、
そのポイントになるんですけど、
サーブルはそのボタンがなくてですね、
上半身を切る。
ついてもよし、切ってもよしみたいな。
要は鉄の棒みたいな、
そういうイメージになっていて、
それで切り合うというよりも、
使っている剣が?
剣も3本全部違う。
これを知らなかった。
なるほど。
なのでそれぞれ特性があって、
サーブルが一番スピーディーで、
僕の性格というか、
ダイナミックさもあるし、
ジャンプとかがすごいしてたりしますよ。
なので一番合ってたかな。
なるほど。
なのでちゃんと転向できたというか、
転向してよかったなと。
なるほど、転向先がすごいいいところなんです。
思いましたね。
面白いですね。
てかそのボタンが付いてるって言ってたじゃないですか。
そういうのは、
てかそもそも点が入ったりするのって、
自動で点を、
審査員がいるわけではなくて。
電気審判機っていう、
フェンシングでよく緑と赤のランプが光ってるところを
見られるかもしれないんですけど、
実は後ろに紐で繋がれてるってよく言われるんですけど、
後ろから紐がピューって出てて、
引っ張られてるのかなと思われるかもしれないんですけど、
ちょっとしたテンションはかかってるんですけど、
そんなにガーって引っ張られる感じではなくて、
あそこに審判機、
その緑と赤とランプが光る審判機から
接続されていて、
体の中に、実はあれユニフォーム着てるんですけど、
ユニフォームの中にボディワイヤーと言われるワイヤーを通して、
それを後ろから引っ張られてるリールっていうんですけど、
リールに接続して、
そのボディワイヤーを通して、
剣のところにソケットがあるんですね。
ガードのところに。
そのソケット部分に自分の体を通したボディワイヤーを挿すと、
ランプが点くような状態になるんですね。
その状態で試合を始めて、
試合にポイントが点くと、
ランプが点いて得点が入るというシステムで、
ちょっとややこしいんですけど、
サーブルはポイントがないので、
相手を斬るとか点くとか言いましたけど、
正直相手の有効面に触れれば、
そのランプが光るというシステムです。
それも全部剣側でコントロールしてるという。
例えばフルーレでいくと、
剣先のボタンは500g以上のテンションがかかると、
ランプが点くようになっていて、
15:00
エペは750g。
なるほど。
だから本当にちょっと触っただけじゃ点かなくて、
しっかり点かないと、
そのテンション以上がかからないと、
ポイントにはならないというシステム。
私、てっきり体側にセンサーがあるのかと思ってました。
剣に基本的にはあるっていう。
剣側にも電気が通っていて、
ビリビリ鳴る電気ではないんですけど、
そこを電気が流れてる部分だけを点くと、
点けます。
電気が流れてない部分は無効面なので、
点かないような状態になります。
剣が反応しないということですね。
そういうシステム。
ちょっとかなり複雑なんです。
これはさっきも徳永さんと喋ってたんですけど、
絶対エンジニアさんとかが聞いたら、
燃える話だと思うんですよ。
すごいマニアックですよね。
面白い。
それが素人が始めようと思った時に、
その設備がある場所に行ってやるということに
合っていくんですね。
基本的に僕は高校で出会ったんですね。
たまたま。
高校にフェンシング部があったので、
日本全国で。
それも珍しいですよね。
なかなか高校部活動としてフェンシング部があるところ
少ないと思うんですけど、
僕はたまたまあって、
中学校にも部活はあるんですけど、
数としてはかなり少ないみたいで、
小学校とかちびっ子たちがやってるのは、
本当に地域のフェンシングクラブみたいな
ようなところでやってるのが今の現状というか、
なかなか出会わないと、
周りにないと、
なかなか始めるきっかけっていうのがないのかな
っていうところがあるので、
もっとそういったところを増やしていって、
最初に子どもにスポーツをやらせるときに、
サッカーボール渡すのか、
野球のバットとかグラブを渡すのか、
フェンシングの剣を渡すのかで、
その子の人生というか、
やりたい子どものスポーツの選択肢も広がるので、
もっとそういうような環境があれば、
気楽に始められるというか。
競技人口もなかなか増えづらいというところも、
そういったところにあるのかなって。
設備が限られていたりとか、
出会う機会が少なかったりとか。
簡単に、気軽に始められないっていうのが、
考えがそういう固定概念みたいなのがあるから、
じゃなくてもっと、
ちゃんばらからでもいいから。
子どもって絶対ちゃんばらもやってるし、
そういったところから始めていくきっかけを
作っていくのも、
作っていかなきゃいけないんじゃないかなと。
徳南さんも前は剣道をやってらっしゃったみたいなことを
おっしゃってましたよね。
中学校は実は剣道をやってました。
それはすごいですよね。
剣道から高校に入って、
フェイシングに変えたんですか?
そうなんですよ。
高校に剣道部がなかったんですよ。
めっちゃ消極的な理由で。
18:01
それは事前に調べていけよという話なんですけど、
僕は事前に調べていったんですよ。
高校のホームページを見て、
部活動のコーナーを見たら、
剣道部でしっかりあったので、
僕は中学校3年間剣道をやって、
高校でも続けようと思って、
商業高校に進学することになったんですけど、
そこでいざ入学してみたら、
部室はあったんですね。
そしたら鍵しまってて。
いろいろ人に聞いたら、
今は部員ゼロだよって。
部室もあって、
部活はあるんだけど、
部員ゼロって実際ないみたいな。
ちょっと騙された感じがあって、
本当にどうしようって。
もともとそういうスポーツとか運動が好きだったので、
文化部は置いておいて、
運動部に入りたかったので。
商業高校っていうのもあって、
男子の部活がすごく少なくて限られてたんですね。
その時は野球とサッカーとテニスと卓球とフェンシング。
なるほど。
なんでそこにフェンシングが入ってるんですか?
フェンシングは競合高校っていうのは知ってたんですけど、
そこで初心者から始めて、
今更野球やっても勝てないと思うし、
レギュラー慣れないと思う。
サッカーもそうだし、
テニス、卓球とかもそうかなと思った。
だったら初心者から始める。
当時は初心者から始める人も多かった。
フェンシングを選んだ。
剣道と一番近いのはフェンシングな感じ。
剣繋がりで。
剣繋がりでしますよね。
やく生きてるんじゃない?みたいな。
剣道の経験がフェンシングに生きてるんじゃない?って
すごい言われたりするんですけど、
やっぱり別物。
やっぱり別物。
入りこそ近かったものを。
そういうきっかけで始めたんですね。
面白いですね。
高校にフェンシング部があってもすごい面白いですよね。
なかなかでも難しいですよね。
流行らせていくっていうのは。
そうですよね。
でもフェンシングそれこそなんか
イメージ的にはすごいヨーロッパの
超ゲームオブスローンズみたいなイメージがちょっとあって。
やっぱり貴族っていうか。
貴族の戦いみたいな。
ロマンみたいなのが感じます。
もともと血統がスポーツ化っていうか競技化されたものがフェンシング。
血統って血の?
やっぱり中世ヨーロッパの貴族たちがやっていた
本当に昔は真剣というか本当の剣で
どっちが強いかというかどっちが名誉あるかみたいなところで
フェンシングが始まったんですけど
結局戦後に
中世ヨーロッパで
銃とか大砲とかそういうような武器が発展していく一方で
剣術はやっぱりベースとしてあったみたいで
基本的には剣術。
21:01
それから銃も使えたり
いろんな武器が発展していく中で
剣術っていうのをやはり衰退していくかなと思ったら
そこで基礎ができたらしいんですよ。
形として残していく?
形として残していく。
やはり銃とか何もなかったら最終的には
素手でもそうなんですけど
その時は多分剣が主流だったみたいな背景があって
そこから発展していった。
血統になったりとかして
それを競技化、スポーツ化したものっていうのがフェンシングで
昔ってそれこそ本当にさっき言ったような
剣、本当の剣でやってたから
普通に刺さったら死んじゃうわけなんですけど
フェンシングって真っ白じゃないですか、イニホンが
白いタイ図みたいなイメージだと思うんですけど
あれってやっぱり血が分かりやすいように真っ白なんですよ。
え、こわ!そうなんですか!
だから真っ黒のフェンシングのスーツというか
イニホンって見たことないと思うんですけど
だから基本的に真っ白なイニホンっていうのが基本
刺さったら分かりやすいっていう
分かりやすいっていう、そういうのは
都市伝説みたいな話ですか、それ
そうなんだ
本当の剣でやってる
あたたしらしいですね、そうなんですね
え、面白!
そういう背景があったりとか
フェンシングって普通にフェンスのINGなんですけど
フェンスって柵とか
普通にフェンスとか守るとかっていうのがあって
フェンシングって実は3つの守るっていうところからルーツが来ていて
3つの守る?
あれこそ貴族のスポーツなんで
まずは自分の名誉を守るっていうこと
かっこよ!
そして格闘技でも鉄道なので
自分の体を守る
そして最後はルールを守る
だからこそジェントルマンスポーツとも言われていて
本当にそれこそ騎士道
貴族のスポーツで、きらびやかな
かっこいいっすね
そのフェンスなんだ
そこのINGでフェンシング
かっこいいですね、それ
だから本当に守ったもん勝ち
競技家というかスポーツ家とした時には
どっちかというと攻めたもん勝ちみたいなイメージがあるかもしれないですけど
実は攻めてきたのを守ってやり返すというか
そっち側が見どころだったりする
守りを見るっていうか
守り勝ちというか
そうなんだ
でもスポーツっていうそういう観点からいくと
攻めてどう攻めるかどうミスするかというような
戦術も別に一理あるというか
そういう見方もあるんですけど
どっちかというとこの間守って
守り抜いて勝つ
それでこそフェンスだみたいな
そして相手も称えるっていう
そういうのがスポーツ
なるほど、面白い
24:01
そうなの
実はそうなんです
ちょっと魅力的ですね
すごい解説していただきたくなってる
今のいい守りですね
見ててもそういう
上手いなって思う人はやっぱり守りが上手い
守りも上手いし
やっぱり安定してますし
本当にやっぱり強い人って
そういった礼儀の部分がしっかりしてるというか
剣道をやってたんで
武道とかってよく礼に始まりに終わる
ということも言われるんですけど
騎士道も全く同じで変身も同じで
やっぱり礼をおもんじゅう
へー素敵
そういうスポーツなんで
本当にぜひ
知ってもらって
見てもらうと
本当にハマりがいがあるというか
うんうん
なんかもっと知りたくなるような
そういうポテンシャルは
秘めてるというか
へーすごい面白い
そういった意味でも
よくメジャー競技マイナー競技
メジャースポーツマイナー
いますよね
競技人口的に言っても
5千弱くらいしかいないらしいです
へー
本当に
言ってしまえば
マイナー競技になったりします
メジャー競技は野球だったりサッカー
誰もが知ってるような
ところっていうのは
正直仕方ない部分があるので
そこを最終的には目指すんですけど
僕らはマイナーと言われるよりも
ポテンシャルスポーツ
なるほど
ポテンシャルスポーツ
そう
みんなで言ってます
私も今後言う機会があったら
ポテンシャルスポーツ
マイナーというよりもポテンシャルスポーツ
ネガティブな意味が入りますね
それ何のポテンシャルがあるの?
そこのきっかけ
実はフェンシングってこうなんだよ
みたいな
なるほど
素晴らしい
それはいいですね
興味を引いて
じゃあ見に行こうかってなったり
やらせてみようかとか
そういう好奇心に
つながれば
そういった活動を
積み重ねた
競技人口だったり
発展につながるんじゃないかな
おもしれ
そういったことを言っていく
啓発していくみたいな
素晴らしい
僕らの役割というか
強い選手はそういう風に
強い選手というか
オリンピックも
出場して
発言力だったりとか
影響力みたいなのも
出場する前よりは
少し上がったとか
そういった部分もあるので
今後
現役選手として
やっていく間というのは
そういったこともしっかり
もちろん自分の競技はメイン
競技というか活動は
競技活動はメインではあるんですけど
それとは別で
27:01
抵抗してそういったことも
やっていかなきゃいけないみたいな
責任感というか
使命感みたいなのが
誰にやれとか言われたわけではないんですけど
そういうのができてきたと
そういう立場になってきた
素晴らしい
私聞きたいことが
すごいいっぱいありすぎて困るんですけど
まず
徳永選手は現役で
オリンピックを目指している
という立場なんですよね
そうですね
私からすると
本当になんか
想像できないんですけれども
今2017年だから
あと
3年あるわけじゃないですか
4年間隔とかで
大きい目標を定めていく
というのがすごい
プレッシャーとかも大きいだろうし
そういう時の
精神的な部分
戦いみたいなのがあると思うんですけれども
そういうのは
どう折り合いをつけているんですか
今の残り3年
あるっていう
考え方を変えれば
残り3年しかないということにも
なり得るし
オリンピックレースって
各競技団体によって違うんですけど
フェンシングの場合は
2020年の直前に決まるわけがなくて
2019年の
1年間の世界ランキングで
出場枠というか
出場権利を決定するので
そういう意味では1年前から始まっているという
オリンピックレース自体は
2019年のときで
どちらかというとオリンピックに
出るための権利を取るための
レースに合わせると考えると
2019年だとしたら
あと2年くらいしかないんですよ
結構近くなってきましたね
あと2年あるよねという感覚では正直なくて
あと2年しかない中で
じゃあ自分はオリンピックレースに
標準を合わせたときに
自分は何ができて
どう計画立てていくか
考えたらそんなに
実は長くないので
一旦終わって
2016年の大阪大会が終わって
ひと段落ブーと息をついて
じゃあ再始動するかというのも
そういう選手ももちろんいるんですけど
やっぱり時間
という感覚としては
あと4年もあるよねという
感覚ではなかった
それは人それぞれ
考え方としては違うと思うんですけど
僕の場合は
計画を立ててみると
今からやることがあるぞみたいな
あんまり時間ないよね
そういうような感覚になるので
大きさに
打ちのめされたりとかはしてないんですか
そういう時はあんまなかったですか
僕ら基本的にだと思うんですけど
アスリートってそこをめざして
やってるので
人生を半分くらいをそこに費やして
やってきているので
全員が全員じゃないと思うんですけど
30:01
やっぱり全てを
かけてじゃないですか
前だけ見て
すげー
僕も東京で引退するって
決めてはいるんですけど
残りその3年間しか
現役生活できないと思うと
なんかもう
逆に
終わった後悲しいというか
悔いだけは残さないように
全てやれることはやりきって
望んだ結果を待つだけというか
そういうような感覚かな
なるほど
すげー
すげー
突き進んでる
イメージが
突き進んでますね
素晴らしい
でも
考えなきゃいけないというか
よく今問題視されている部分でもあるんですけど
スポーツ選手とかアスリートも
セカンドキャリアで
もちろんそうやって自分の競技を
突き進んで
突き詰めて目標を目指して
頑張るっていうことはいいんですけど
結局
身体的な部分で
体の衰えっていうのはかなり
絶対的に来るもので
現役選手もいつかは引退するときが
来るんですよ
引退した後に
自分が何ができるのか
引退した後の人生のほうが
基本的には長いと思うので
もちろんそこの自分の目標に向かって
夢に向かって突き進むのもいいんですけど
その後のことっていうのも
やはり並行して考えて
やっていくっていうのが
今後のこのアスリートとしての考え方で
大事になってくる部分なんじゃないかな
というふうに僕は思っています
【佐藤】この前の会のときも
そういう話題もありますね
【佐藤】聞いていただきましたニニネラジオ
今回は去年のリオのオリンピックの
フェンシングのサーブル競技の
日本代表でありました
徳南健太選手をゲストにお招きして
お喋りする前半を
お送りいたしました
徳南選手の解説
ルールのお話とかですね
何を哲学として
生まれたスポーツなのかみたいな話
すごい興味深かったし
あれですよね
ポテンシャルスポーツだみたいな話も結構
面白かったななんて思ってるんですけど
後編も続きまして
後編ではですね一般人からすると
想像もしがたいような
アスリートとしての
人生っていうのはどういう感じなのか
とかですね
徳南選手去年怪我をなされたようなんですけれども
その怪我から
精神的なダメージがあって
そこからどうやって立ち直ったかとか
ですねそういったお話を
してくださっておりますので
とても面白い話が
聞けますのでまた来週も
聞いていただければと思います
ということで聞いてくださってありがとうございました
さよなら
32:59

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