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野山です。今日は低い球は有効です、ということをお話しさせていただきます。
低い球というと、非常に上級者が使うイメージがあるかと思うんですけれども、
低い球を打つというのは、それほど難しくありません。
ある程度ボールを打てるような人であれば、少し工夫すればすぐに打てるようになります。
低い球はどういうときに有効かということなんですけれども、
まずは、やはり風の強いときです。
風の強いときに低い球を打つことで、風の影響を少なくするということです。
原子炉のときですと、やはり高い球ですと、風に戻されてどのくらい距離が落ちるか計算しにくいんですけれども、
低い球ですと、それほど風の影響を受けませんので、ある程度距離を計算することができます。
また、左右の風ですね。
左右の風も、やはり球が高いと風の影響を受けて結構曲がってしまったりするんですけれども、
低い球ですとそれほど影響を受けませんので、それほど大きく曲がるということがありません。
また意外なんですけれども、フォローのときも低い球を打つと非常に有効です。
例えば、ドライバーとかで距離を出したいときなどは、フォローのときには高い球を打ったほうが距離を出せるんですけれども、
グリーンを狙う場合に低い球を打ちますとあまり風の影響を受けません。
高く上げてしまいますと風の影響を受けてフォローの風に乗ってしまって飛びすぎてしまうということがあるんですけれども、
低い球ですとそれほど飛びすぎるということがなくなりますので、フォローのときも低い球というのは非常に有効になります。
そのほかでは、打ち下ろしのホールですね。
打ち下ろしのホールもやはり風の影響を大きく受けますし、なるべく早く地面に着地させたいわけですので、低い球を打ったほうが曲がりが少なくなります。
それから、風とかなくて打ち下ろしでない状態でも普通にグリーンを狙う場合ですね、
ピンを狙っていく場合に高い球よりも低い球の方が方向性を出しやすくなりますので、非常にピンを狙っていきやすくなります。
方向性がよくなります。
ですので、どうしてもピンを狙いたいときなんかは低い球を打っていただくと非常に有効になります。
では、どうやって打ったらいいかということなんですけれども、打ち方は非常に簡単です。
打ち方としては、番手を上げるということです。
例えば、7番で150ヤードを普段打っているのであれば、6番とか5番イヤーを持って150ヤードを打っていただくといいです。
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そのためにはどうしたらいいかと言いますと、振り幅を小さくすることです。
振り幅をフルスイングではなくてハーフスイングやスリークォーターなどで打っていただきますと距離を落とすことができますので、球を低く抑えることができます。
ですので、7番で通常打つ距離を6番とか5番イヤーを持ってハーフスイングもしくはスリークォーターなどで打っていただきますと、もうそれだけで低い球を打つことができます。
これは非常に簡単な方法です。
ですけれども、この方法ですと、若干距離を読みにくいのとスピンが少なくなりますので、結構転がってしまうボールになってしまいます。
転がしたいときなどは非常に有効なんですけれども、ではどうしたらいいかと言いますと、同じ番手か1番手くらい大きいクラブを持っていただいて打っていただくんですけれども、
ポイントはまずボールの位置です。
ボールの位置を通常の位置よりも少し右足寄りに置いていただきますと、ロフトが立った状態でインパクトしますので、低く球を抑えることができます。
それから振り幅の大きさですけれども、フォロースルーを小さくしていただくということです。
フォロースルーを小さくしていただきますと、少しボールを上から打ち込むような形になりますので、
インパクトでロフトが立って球を低く抑えることができます。
それからあともう一つは、少し左足体重でボールを捉えるようにしていただくということです。
この3つです。
ボールを少し右に置いて、フォロースルーを少し小さくして、少し左足体重でボールを打つようにしていただく。
この3つを気をつけていただければ、簡単に低いボールを打つことができます。
ぜひこの方法を練習してみてください。
もし難しいようであれば、先ほどお話したように、1番手とか2番手、大きいクラブで振り幅を小さくする方法、
ハーフスイングやスリー・コーターなどで打っていただく方法もありますので、そちらの方で打っていただければと思います。
低い球が打てるようになりますと、数の強いときはもちろん打ち下ろしのホール、
もしくは方向性を良くしてピンを狙っていきたい場合などに非常に有効です。
ですので、ぜひ練習していただいて、ボールをコントロールできるようになってください。
それでは今日はこの辺で失礼します。
