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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日は土曜日なので、これからコースに行かれるという方もいらっしゃると思いますし、
明日コースだなんて方もいらっしゃるかと思います。
今、本当ゴルフシーズン真っ只中なんで、どんどん行っていただきたいなと思うんですが、
今日のテーマは、ご質問をいただきましたので、返答いたします。
その内容は、フェアウェイウッドを上手く打つコツを教えてくださいということなので、
このご質問に返答いたします。
フェアウェイウッドなんですけれども、フェアウェイウッドを意外に苦手にしていらっしゃる方も多いかと思います。
正直に言うと、私もフェアウェイウッドは苦手な時期がありました。
研修生をやっていて、普通に70代が出て、アンダーも出るぐらいのレベルになった時ですら、
フェアウェイウッドでティーショットを打つと、ちょろってしまって、
30ヤードとか50ヤードしか飛ばないショットをたまに打っていました。
そんなにスコアも出るレベルになっても、そういうショットが出ていたので、
私は苦手にしていた時期もあるんですけれども、
フェアウェイウッドをどうしたら上手く打てるかということなんですけれども、
まずフェアウェイウッドはなぜ失敗してしまうかというと、
一番は飛ばそうとしすぎてしまうということです。
やっぱりドライバーの次に飛ぶクラブですので、
どうしても飛ばそうと思って力が入ってしまう、振りすぎてしまうということです。
これが結構上手く打てない原因の大きな一つです。
ですので、あまり大きく振りすぎないということですね。
飛ばそうとするというよりも、飛ぶクラブということですね。
フェアウェイウッドの場合には、グリーンを狙うというよりは、
とりあえず距離を稼げる、距離を稼ぐクラブですので、
それほどナイスショットしなくても、
多少トップに当たったりとかしても、結構前に転がっていけば、
それほどスコアに大きな影響はありません。
もちろん池越えのホールとかで使う場合には、
もちろんトップとかしてしまうと、スコアを崩してしまいますけれども、
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何にもないところであれば、多少ミスしても問題ありません。
あとはフェアウェイウッドなんですけれども、
ボールのライがとても重要です。
あまりライが悪いところでは打てないです。
フェアウェイで結構ライが良い状態、ラフでも結構良い状態、
ボールがある程度浮いているような状態じゃないと、なかなかうまく使えません。
ボールが半分以上島に沈んでいたら、もう使えません。
ですので、ある程度ボールが浮いていて良いライの時のみ使うようにしてください。
どこでもかんでもフェアウェイウッドを使ってしまうとミスショットが出てしまいます。
ボールのライもそうですけれども、傾斜でもそうです。
あまり傾斜が強い時にフェアウェイウッドを使ってしまうとうまく当たりませんので、
ある程度平らで島のライが良い時、そこそこ広い時に使っていただくと良いです。
あとは、よくフェアウェイウッドは打ち込むのか横から払うのかという議論がよくされることがあります。
結論から言うと、どちらでも大丈夫です。
その人によります。
フェアウェイウッドを少しすくって打つような傾向の人は、少し上から打つようにしていただいた方が良いですし、
上から打ち込みすぎるような人は、少し横から払っていただく意識を持っていただいた方が良いです。
ではこれ、どうかということですが、基本的にはフェアウェイウッド、ドライバーみたいな形をしていますが、
基本的には地面から打つので、アイアンと打ち方は基本的には同じです。
ただ、ボールの位置がアイアンよりは少し左に来て、ドライバーの位置、
ドライバーですと大体ボールの位置は左足、かかと、内側なんですけれども、そこよりもボール1個右に置いてください。
あとは打ち方は基本アイアンと同じです。
アドレスは左右均等に重心をかけて打ってください。
ではフェアウェイウッドをチェックしていただきたいことがあるんですけれども、
正面からスイングを撮影していただいて、
インパクトでアドレスの位置に頭が戻ってきているかどうかをチェックしてみてください。
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頭がアドレスの位置よりも右になっているようであれば、
すくい打ちになっている可能性が非常に高いですので、
少し打ち込むような感じで振っていただいた方がいいです。
アドレスの位置よりも左に頭が行っているようであれば、
インパクトの時に少し横から払うようなイメージを持っていただくといいです。
という感じで、ぜひスイングをチェックしていただければと思います。
あと、他のドライバーとかアイアンとかはすごくよく当たるのに、
フェアウェイウッドだけ当たらないということであれば、
クラブが合っていない可能性もあります。
フェアウェイウッドだけ当たらないということは、
フェアウェイウッドだけ合っていないということです。
ですので、クラブを変えてみる、指導してみるというのも非常に有効です。
私が研修生の時に当たらなかった、うまく打てなかった原因の一つに、
やはりクラブが軽すぎたというのがあります。
ですので、ぜひフェアウェイウッドだけ当たらないようであれば、
クラブも合っているかどうかというのをチェックしていただくといいです。
あとフェアウェイウッドなんですけれども、
フェアウェイウッドというのは3番ウッドもあれば、5番ウッド、7番ウッドもあります。
ですので、それぞれのクラブによって結構難易度が違います。
3番ウッドとかというのはかなり難しいです。
全てのクラブの中で一番難しいと言ってもいいぐらいです。
ですので、3番ウッドは難しいということをまず頭に入れていただくということです。
ティーショットでドライバーの代わりにティーアップして打つのであれば、
それほど難しくないですけれども、やはり地面のところからボールを打つというのは
非常に難しいということをまず頭に入れていただくといいです。
逆に5番ウッドとか7番ウッド、
というのはそこまで難しくないです。
球も上がりますので、そこまで難しくないです。
3番ウッドというのは基本スプーンというのは球が上がりませんので、
3番ウッドで球を上げようと思って打ってしまうとですね、
手前であふったりトップしたりしてしまいますので、
3番ウッドは基本低い球をイメージして転がして前に飛ばしていくということです。
そして前に飛ばしていくイメージを持っていただくといいです。
ということで、同じフェアウェイウッドでも
3番なのか5番なのか7番かによって難易度も違うということですね。
あとフェアウェイウッドなんですけれども、基本アイアント打ち方は同じなんですけれども、
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どうしてもフェアウェイウッドが当たらないということであればですね、
小さいスイングでまず練習していただくということですね。
小さいスイングぐらいで練習していただいて、
当たってきたら少しずつスイングを大きくしていっていただくと、
うまく打てるようになってきます。
ということでですね、今日はフェアウェイウッドをうまく打つにはどうしたらいいかということでお話ししましたけれども、
まずは振りすぎないということと、アドレスを、ボールの位置をチェックしていただくということ、
そして打ち込むか横から払うかを正面からスイングを撮影してチェックしていただくということと、
クラブが合っているかどうかを見ていただくということをお話ししました。
ぜひ参考にしていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。