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2021-04-15 09:28

練習場の球筋がコースでは出ない原因と対策

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練習場の球筋がコースでは出ない原因と対策
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野山です。今日は、練習場ではいい球が出るのに、コースに行くと全くいい球が出なくて、なかなかスコアがまとまらないということについてお話しさせていただきます。
練習場とコースでなぜスイング、球筋が変わってしまうかということなんですけれども、これは要因がいくつかあります。
その要因なんですけれども、まず一つ目は、練習場は平らなんですけれども、コースに行くと傾斜があるということですね。
傾斜でですね、やはり平らと同じようにフルスイングしてしまいますと、なかなかうまく当たりませんので、
傾斜に行ったらスイングをちょっと小さくするのと、あとは傾斜に対して直感に立つというか傾斜なりに立つということですね。
左足下がりであれば左足に重心をかけて、左足上がりであれば右足重心で立ったりとか、傾斜に応じた打ち方、構え方をしていただくといいです。
あとはボールの位置も、傾斜に行ったら少し右においていただくといいです。
平らなところでしたらダウンスイングのときに少し左に重心がかかるんですけれども、傾斜に行くとあまりスイング中に動いてしまいます。
うまくボールを捉えることが難しくなりますので、あまり重心移動をせずにその場で回転して打つような感じになります。
そうしますとダウンスイングで左に行かない分だけボールの位置を少し右においていただきますと、うまくボールを捉えることができます。
傾斜の対応、あとはゴルフ場はやはり芝が生えていますので、芝のライがいろいろあります。
ラフだったり芝があまりなくてベアグラウンドだったり、いろんな芝の状況がありますので、それらにうまく対応できていないということです。
これいろんな状況があるので一概には言えないんですけれども、
例えばベアグラウンドでしたら、ベアグラウンドとか芝が少し薄いようなところでしたら、
ボールを少し右足寄りにおいて、少しスイングがコンパクトにして、わずかにちょっと上から打ち込むようなパンチショットなどをしていただきますと、
ボールをクリーンに捉えやすくなります。
ですので、いろんな状況に対応できていないということです。
これはどんどんコースを回っていただいて、こういった時にはこういった打ち方がうまくいくというのをつかんでいただくといいです。
あとはコースに行くとプレッシャーがかかるということです。
練習上ですと、特にミッションとしても特に何にもないのでプレッシャーがかからないでのびのび打てるんですけれども、
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コースに行くとやはりOBがあったり池があったり目に入ってきますので、それらが気になってプレッシャーがかかってしまうということです。
プレッシャーがかかりますとやはりいつものスイングをするのが難しくなってしまいます。
あとは一緒に回る人とか後ろの組の人とかの目線も気になりますので、なかなかいつものスイングをするというのが難しくなってしまいます。
これはどうしたらいいかということなんですけれども、
ボールを打つまでのセットアップの手順、ルーティンをしっかりと行っていただくといいです。
ボールを打つまでの手順をいつも同じ手順で構えていただいて打っていただくことによって、
それほどプレッシャーを受けずにボールを打つことができます。
これはコースに行ってすぐやるのではなくて、いきなりやるのではなくて、
普段の練習場で練習しているときからしっかりとルーティンを大事に練習していただくといいです。
そうすることでコースでも練習場と同じようなスイングをしやすくなります。
それから練習場というのは人工マットですので、多少打振っても滑ってそれなりにボールが飛びます。
ですけれどもコースに行きますと、打振りますとそのままクラブヘッドにかなり抵抗がかかって滑らずに打振りのショットになってしまったりします。
ですので練習場ですと多少打振ってもそれなりにボールが飛びますので、
練習場でしっかり打振っているのかトップしているのかしっかりミートできているのかというのをしっかりと感じながら練習していただくということが重要です。
打ったボールばかり見ていますとなかなかインパフトがしっかりミートできたかどうかというのがわかりません。
その打振ったかどうかというのは手に残る感触もそうですけれども、あとは音ですね。
音がどんな音をしているかというのをよく聞いておいていただくといいです。
ボールだけ打っている音がしているのか、ボールを打った後に地面を叩いている音がしているのか、もしくはボールの手前のマットを叩いている音がしているのか、
その音をよく気にしていただくといいです。
あとこれ練習方法としては練習場に行ったときにボールの後ろにガムテープを貼ってですね、
ガムテープを3センチから5センチくらい貼って、その前にその左側にボールを置いて練習してみてください。
ガムテープが剥がれなければボールをきれいに打てているということになります。
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ボールの手前に貼ったガムテープを剥がしてしまうようであれば手前からダフっていますので、
もう少し上から打ち込むようなスイングにしていただいたりしていただくといいです。
あとはコースに行きますと、基本一発勝負です。
一発勝負ですので、練習場ですと同じクラブで何回も何回もボールを打てるんですけれども、
コースに行きますと、1打目ドライバーを打ったら2打目はまたドライバーというのはあまり、
帯を打ってしまうとまたドライバーの場合もありますけれども、
1打目基本的に打ったら2打目はフェアウェイからアイアンなりウエッジなりフェアウェイウッドなりになります。
それで3打目はウエッジとかパターンになります。
1球ずつ持つクラブが変わるということです。
これはやはり練習場で練習している時でも1球ずつクラブを変えて練習していただくというような練習もしていただきますと、
非常に良い練習になってコースでうまくボールが当たるようになります。
あとはコースに行きますと、どうしても真っ直ぐ狙った方向に構えられないというのがあります。
練習場ですとマットがあったりとか打席のスタンスマットがあったりして、
どの方向が真っ直ぐかというのが分かりやすいですし、非常に真っ直ぐ立ちやすいです。
ですけれどもコースに行ったらそういう目印となるようなものはありませんので、
なかなか真っ直ぐ立つというのが難しくなります。
ですので練習場でもたまには目標を変えて少し右とか少し左を狙って打っていただく練習をしていただくと良いです。
もちろんスイングを作る時には真っ直ぐ構えて打席なりに打つ練習というのが非常に良いですけれども、
方向性を正しく構えられるようにスタンスの向きを構えられるように練習するというような時には、
そういうふうに1球ずつ狙う方向を変えて練習していただいたりすると良いです。
このように練習場ではいい球が出るんだけどコースではいい球が出なくなってしまうというのは原因はいろいろあります。
ですので、あとは実際何が違っているのかというのをスマホでスイング撮影して練習場とコースで両方スイング撮影して何が違うのかというのを実際に見比べていただくと良いです。
そうすることによって何が違うかというのが分かりますので、それを近づけるように練習していただくと良いです。
このようにいろいろ練習場とコースでは違う要素がありますので、ぜひ一つずつじっくり取り組んでみてください。
そうすることでコースでも練習場のようなナイスショットが出やすくなります。
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そして練習場での練習が実践的な練習になりますので、
日々の練習の時には今日お話しさせていただいたことに取り組んでみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。
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