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野山です。今日はスイングを修正するときに意識する箇所をたまには変えるのもいいです、ということをお話しさせていただきます。
スイングを変えるというのは、なかなか難しいんですけれども、どうしても今日を変えて、すぐ明日いい球が出るようになるかというと、なかなかそういうわけにはいかなくて、
ある程度、長い期間をかけて修正していかないといけないことが多いです。
もちろん場所によっては、今日変えたらすぐにいい球が出るようになる場所もありますけれども、なかなかそういった場所は少なくて、どうしても時間がかかってしまう場合が多いです。
自分のスイングを分析して、ここが悪いなと思って、そこをAという部分としますと、そのAという部分をいつも気をつけて練習していただくんですけれども、
ある程度練習をしていきますと、行き詰まってしまうこともあります。
もちろんうまくいくこともありますけれども、どうしてもなかなかうまく変えられなくて、行き詰まってしまうこともあります。
ですのでそういったときには、別のBというポイントを意識して練習していただくといいです。
これはどうしても、例えばAというバックスイングの部分をいつも意識して練習していて、それがなかなかうまくいかなくて、
今度はBというフォロースルーについての部分、別の部分ですね。
そこを意識していただくことによって、いつも新鮮な気持ちで練習することができるというメリットがあります。
いつも同じAという部分ばっかりやっていますと、どうしても飽きがきてしまうんですけれども、
別のことを意識して練習することによって飽きずに練習することができます。
そしてまた、なかなかAという部分だけを意識して練習していたときには、Aという部分はなかなか直らなかったとしても、
別のBという部分を意識して練習していただくことによって、Aという部分が直ってくるということもあります。
ですので、なかなか直らないときは別の部分を意識して練習していただくというのも非常にいい練習法になります。
だからといって、毎日違う部分、今日はA、明日はB、明後日はC、その次はDという感じで、
毎日毎日違うことを意識してしまうと、なかなかそれでうまくいきませんので、
ある程度意識するポイントを決めたら、それを練習していただくといいです。
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また、1日の練習の中でも、例えば直したいポイントが2つあれば、その2つを練習していただくというのもいい方法です。
例えばAという部分とBという部分で直したい部分があったら、
例えば100球練習するとして、初めの50球はAという部分、
次の50球はBという部分を意識して練習していただくというのもいい方法です。
初めの50球はBのことは全く考えずに、Aという部分だけを集中して、意識して練習して、
次の50球はAという部分は一旦忘れてもらって、Bという部分だけを練習していただくようにしていただくといいです。
やはりゴルフのスイングというのは1秒、2秒の間ですので、
その短い時間の中で2個同時に意識するというのは非常に難しいです。
ですので、1回のスイングで意識するのは1つだけにしておいていただいた方がいいです。
アドレスでしたら止まっていますので、2つも3つも気をつけても大丈夫ですけれども、
スイング中の動きについては、1回のスイングで意識するのは1個だけにしてください。
ですので、Aという部分を意識しているときにはBという部分は忘れてしまって、
Bという部分を意識するときにはAという部分を忘れて、
Bという部分だけを気をつけて練習していただくことに、
専念Bという部分だけを意識して練習していただくといいです。
そのようにやっていただくとスムーズに上達していきますので、
ぜひ今後の練習のときには、
今日の動画を参考にしていただいて、
1つの部分だけを意識するのではなくて、
2、3個の部分を課題を作って、
それを意識して練習してみるのもいい方法ですので、
ぜひ試してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。