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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日のテーマは、速いグリーンの時の対処法、7つのポイントということでお話しさせていただきます。
冬になりますと、グリーンが速くなってくるんですけれども、
速くてなかなかタッチが合わなくてスコアを崩してしまうなんてことがあると思いますので、
どうしたら速いグリーンにうまく対応できるようになるのか、ということについてお話しさせていただきます。
まず、速いグリーンなんですけれども、一つ目のポイントはスタンスを狭くしていただくということです。
スタンスを狭くしていただくと、あまりオーバーするということがなくなってきます。
人によっては、距離感を作るのにパターンのヘッドをバックスイングで右足の内側から左足の内側まで振ったら何歩分転がって、
右足の外側から左足の外側までパターンのヘッドを動かしたら何歩分転がってというのを計測して、
実際のコースでも補足して、何歩だからどこからどの辺まで振ろうかという距離感を作っている方もいらっしゃると思うんですけれども、
こういった距離感の作り方をされているようでしたら、スタンスを狭くすれば、
例えば同じ右足の内側から左足の内側まで振ったときに、スタンスが広いときとスタンスが狭いときで振り幅の大きさが変わりますから、
スタンスが狭くなれば振り幅が小さくなりますので、あまり強く打つことがなくなります。
ですので、グリーンが速いなと思ったらスタンスを狭くしていただくと調節することができます。
そういうのを特にやっていないということであっても、スタンスを狭くすることによってあまり大きく振り幅を振りにくくなりますので、
あまり打ちすぎてしまうミスが減ってきます。
2つ目のポイントはお腹に力を入れていただくということです。
アドレスのときとテイクバック、特に2つのとき、ダウンスイングもそうですけれども、お腹に力を入れていただくと打ちすぎてしまうミスが減ってきます。
やはり手で挙げて手でストロークしてしまいますと振りが速くなってしまいますし、なかなかいつも一定のスピードで振るのが難しくなります。
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特に速いグリーンというと振り幅が小さくなりますので、小さい振り幅でボールを打とうとするとどうしても手だけで振りやすくなります。
ですので小さい振り幅、グリーンが速いときこそ特にお腹に力を入れていただくと肩の回転でストロークしやすくなりますので、距離感が合わせやすくなりますしミスが少なくなります。
3つ目のポイントは他の人がアプローチしているときによく転がりを見ておくということです。
もちろん自分のアプローチしたときもそうですが、グリーン状を転がっている球をよく見ておくということです。
そうしておけばこのくらいの速さなんだなというのがイメージできますので、距離感を合わせやすくなってきます。
4つ目は朝の練習グリーン、スタート前の練習グリーンでしっかり練習して距離感を身につけておくということです。
やはり冬は寒いですので、練習グリーンで練習しないですぐスタートしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
しっかりと朝は練習グリーンでパターンの練習をしてスタートしていただくようにすると距離感が合わせやすくなりますので、
ぜひしっかりとパターンの練習をしていただければと思います。
次はラインを読むときに曲がりを大きく読むということです。
曲がりを大きく読みますとあまり強く過ぎるということがなくなってきます。
逆に曲がりを小さく読むとどうしても強く入りやすいです。オーバーしやすいです。
ですので今日は打てていない、ショートが多いなというときは曲がりを小さく読んでいただくといいのですが、
グリーンが思ったより早くてオーバーしてしまうなということがあれば、
曲がりを大きく読んでいただければそれほどオーバーしにくくなりますので距離感を合わせやすくなります。
6つ目はなるべく速いグリーンですと下りがものすごく速くなってしまいますので、
なるべく上りのパッドが残るようにアプローチしていただくということです。
アプローチするときになるべく上りのパッドが残るようにアプローチをしていただくということです。
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どうしても下りが速いとなかなか方向性も出しにくいですしタッチも合わせにくいですので、
なるべく上りのラインを残すようにしていただくということです。
最後7つ目ですけれども、アプローチするときもグリーンが速いとですね、
下りの傾斜が残ってしまうとなかなかアプローチを寄せるのが難しくなります。
高い球を打たないといけなかったりとかスピンをかけなければいけなかったりとかしますので、
なるべくアプローチするときに優しいアプローチが残るようにしていただくということです。
できれば上りのアプローチが残ればいいんですけれども、
上りじゃなかったとしてもエッジからピンまで距離があるところに外すということです。
エッジからピンまで距離が短いところに向かってアプローチしなければいけないときは非常に難しくなりますので、
なるべくエッジからピンまで距離があって転がせるスペースがあるようなところにグリーンを外すようにしていただくといいです。
そういうところからとしては非常に寄せやすくなりますので、
グリーンを狙うときはアプローチしやすいところにボールを打っていってください。
ということで今日は速いグリーンの対処法7つのポイントということでお話しさせていただきましたけれども、
ぜひ速いグリーンをうまく攻略していいスコアでラウンドしていただければと思います。
速いグリーンも非常に楽しいですので、難しくはなりますけれども非常に楽しいですので、
ぜひ冬のゴルフも楽しんでいただければと思います。
ということで今日はこの辺で終了させていただきます。