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2024-07-31 26:45

#04.砂糖の発酵はイノベーションの宝庫!?〜砂糖の世界④

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砂糖シリーズラストは、砂糖を発酵させた時のすごさ、幅広さがすごい!などなどの話をしています😋


<今回の主な参考文献>

トコトンやさしいアミノ酸の本(味の素株式会社 編著)


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サマリー

砂糖の発酵を利用した使い方について話されます。具体的には、発酵させた砂糖から作られる調味料や医薬品についての話です。 1956年に共和発酵がグルタミン酸の発酵を試み、コリネ型細菌を発見しました。その後、共和発酵は砂糖の廃棄物であるハイトウミツを使用して味の素を作り、エコな生産を実現しています。 廃糖蜜を発酵するとグルタミン酸だけでなく、ラム酒も作ることができることがわかりました。砂糖の発酵はイノベーションの宝庫であり、砂糖を発酵させると様々なものに変化することが分かります。

砂糖の発酵による新たな使い方
スピーカー 1
農フードラジオ。この番組は、食べ物を科学的に農業的におしゃべりする番組です。農学ガチ勢TTです。
スピーカー 2
そういう感じね。農学ビギナーゆとです。
スピーカー 1
農フードラジオよろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
今日で、砂糖シリーズ第4話目。
スピーカー 2
4話目か、もう。
スピーカー 1
今日で、ファイナルです。
スピーカー 2
ファイナル砂糖。
スピーカー 1
そう。これまでさ、砂糖の作り方みたいな話してきたじゃないですか。
スピーカー 2
砂糖の作り方。砂糖っぽいやつとかね。
スピーカー 1
そう、砂糖っぽいやつをどうやって作るのかとか、砂糖きびをどうやって作るのかとかさ。
スピーカー 2
うん。特徴とか。
スピーカー 1
そうそう。今日はね、砂糖の使い方。
スピーカー 2
使い方?
スピーカー 1
の話をしたいと思います。
スピーカー 2
食卓?
スピーカー 1
食卓。まあ、結局食卓になる部分もあるんだけど。
スピーカー 2
使い方。
スピーカー 1
砂糖を使ったらどうなるの?何ができるの?
何ができるの?
具体的に言うと、砂糖を発酵に使ったらどうなるの?っていう。
砂糖を発酵させたらどうなるの?っていうね。
知らん。
そういう話。
スピーカー 2
発酵かけ作糖。
そういうことです。
スピーカー 1
なるほど。
それでまあ、なんかすげえってなったら嬉しいです。
スピーカー 2
今日の感想は、すげえ。
すげえ。
スピーカー 1
ちなみにさ、発酵ってさ、俺的には2タイプあるんだよね。
俺か俺以外かみたいな感じで。
ローランドね。
そうそうそう。最近、最近言わないけどね。
なんか発酵ってどんなものを想像する?
どんなものを想像する?
例えば、発酵させた食べ物とかってどんなものを想像する?
発酵代表はね、やっぱりヨーグルトとか。
スピーカー 2
はいはい。
キムチとか。
はいはい。
スピーカー 1
チーズとか。
スピーカー 2
チーズとかね。
スピーカー 1
冷蔵庫想像すると、たくさんあるじゃない?納豆とか。
スピーカー 2
お酒もそうだよね。
お酒。
スピーカー 1
なんか結構思いつく食べ物あるじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんかどれもさ、伝統的な発酵食品って感じだよね。
伝統的だ。
そうだね、昔から。
そしてメジャーな感じが。
スピーカー 2
そうそうそう。
で、2タイプって言って、俺か俺以外かって言ったから。
スピーカー 1
うん。
もう一つはどんな発酵食品ですか?
スピーカー 2
今のが俺。
スピーカー 1
まあどっちでもいいよ。
今のが俺。
スピーカー 2
そういうよくあるやつじゃないやつ。
うん。
スピーカー 1
山とかあれですよ。伝統的な発酵食品か、もう一つはそれ以外かだよね。
あ、そういうこと?
伝統的ではない発酵食品。
伝統的ではない発酵食品。
スピーカー 2
そうそう、近未来的な。
伝統って何をもって伝統って言うかだけどさ。
スピーカー 1
歴史的な?
スピーカー 2
そう。100年以内の技術だったら伝統的じゃないって勝手に今定義するんだけど。
スピーカー 1
100年よりもっと昔のが伝統的と。
そうそうそうそう。
まあまあ確かにね。
スピーカー 2
昔からやってるよね、味噌とか。
そう。
で、それってさ、なんか発酵したそのものを食べるじゃん。
あー、なるほど。
スピーカー 1
うん、違うんすよ。その伝統的じゃない発酵食品って。
あー、なるほど。
スピーカー 2
食べ物を発酵させて、そこから欲しい物質、成分だけを取り出して使うみたいなのがね。
糖分を発酵させるとできる物質
スピーカー 1
なるほどね。
近代、現代的な発酵なんすよね。
味の素とかなんかそっち系のなんか。
作るときにね。
作るときにね。
スピーカー 2
作るときにね。
スピーカー 1
初期の頃言ってなかったっけ?
スピーカー 2
あー、まじで?言っちゃってたか。
その話をします今日。
スピーカー 1
おーおおお。
スピーカー 2
ぽろっと言ってたよ。
あーそう。
じゃあそれを今日言いますけども。
スピーカー 1
糖分を発酵させると色んな物ができるんだよね。
今言った味の素、調味料の一つ。
で、その味の素が、
スピーカー 2
糖分を発酵させるといろんなものできるんだよね 今言った味の素、調味料ができます
具体的には糖分を発酵させるとグルタミン酸っていうね 昆布に含まれている旨味成分ができますよ
スピーカー 1
うまいやつ あとは前回、前々回にお話ししたけどバイオエタノールとかね燃料用の あーそれもか
あれは糖分を昆布で発酵させるとアルコールができるんで そのアルコールを集めて
スピーカー 2
燃料にしてたりするんだよね バイオエタノール
スピーカー 1
バイオエタノール あと他にもねもうあげればキリがないんだけどあと例えばね医薬品
医薬品もできたりします 例えば糖分を使ってホウセン菌っていう種類の菌を発酵すると
スピーカー 2
これね抗生物質ができますね めっちゃねお世話になるやつだ
スピーカー 1
お世話になるやつですよそうそう ちょっとひどい風邪の時に そうヨウレン菌にちょっとかかったので週末
ヨウレン菌 抗生物質飲みましたけど 実はこうやって糖分を発酵するとね燃料ができたり調味料ができたり
医薬品ができたりで調味料つってもね 醤油とかじゃなくてもうあの
スピーカー 2
純グルタミン酸みたいなね ピュア100%あの結晶みたいな なるほどね幅広すぎじゃない
昆布からのグルタミン酸の抽出方法の変遷
スピーカー 2
そうだからこれを砂糖の世界って言っていいのかわかんないけど 元をたどると全部砂糖
スピーカー 1
そう糖分も当然価値があって有用だけど 別のね
発酵すれば糖分が別の価値のあるものに変わるっていう話です すげーなもうすげーな
いやーこの世界めっちゃ面白いからねまじで 多分またね発酵テキリクスなんかやるかもしれない
いいね じゃあせっかくだからさ グルタミン酸旨味成分ねさっき言った味の素ね
スピーカー 2
なんだけどさ 美味しいやつ
スピーカー 1
もともとグルタミン酸って昆布から見つかってるんだよね 昆布の旨味成分として
1998年かな 一番最初は
それがさ なんで今発酵で作られてるのみたいな ちょっと飛躍しすぎじゃない
スピーカー 2
確かに昆布に入ってなんか抽出するみたいなイメージだよね そうそうそう
スピーカー 1
それを美生物で作るってさ すげー飛躍してるなーと思ってさ
ルートが全然違う感じが そう味の素さんが出版してる本借りてきていろいろ見たんだけどさ
はい 当初はもちろんもちろんというか発酵という方法を使ってなかったんだよね
まあそういうことか何らかの方法でグルタミン酸を作ろうみたいな そう本当に今さっき言ったみたいに昆布から
グルタミン酸を取り出して結晶化して作ったんだよね 一番最初は
スタート これってさ わかる?味の素のさ 赤いパンダの瓶わかる?
家にある? 家にありますね あれ70g入ってるんだけど あれ満たすのに昆布どんぐらい必要だと思う?
大量なんだろうねきっと今の流れだと 昆布はね28kg必要です
やばめっちゃ高級 乾いた昆布ね乾燥昆布だいたい
スピーカー 2
鍋に入れるやつとかもさせいぜい何十グラムでしょ 確かに結構入れてもね軽いしね
スピーカー 1
多分お得用パックでもせいぜい1kgとかでしょ その昆布が28kg
これコスパ悪いですよね悪すぎ ちょっと厳密にツイッツマン合わないとこなんだけど栄養成分的に言うと
昆布のうち1%がグルタミン酸なんだよね さっきの実験の話で まあ栄養成分的に1%なんでちょっと少ないと
100分の1 そうこの方法だとぶどまりが悪いのでちょっと違う方法試そうってなって
効率悪いね まだ発酵には行かないんだよねこの次
スピーカー 2
次何言ったと思う まあ多分昆布じゃないとりあえず物変えた
スピーカー 1
あーもじゃないですね 全然違う食材なんだけど小麦
小麦そう 実は小麦には3%
グルタミン酸が含まれてるんだよね 100gあったら3gがグルタミン酸なんだよね
スピーカー 2
でも別にパン食ってさなんか和食だなとかさ地味深いなとか思ったことないじゃん 確かに小麦ねパンとかうどんとかねそんな感じしないわ
そうなんでかっていうと タンパク質の中にグルタミン酸が入ってますよっていう話なんだよね
スピーカー 1
隠れちゃってるみたいなこと?味覚的にはというか そうこの番組で何回も話してるけどさ
アミノ酸がさ20種類ぐらいあってさ それがabcababcdzhみたいな感じでアミノ酸が繋がっていくとタンパク質になるんだよね
そのタンパク質というフォームになってるから 食べた時にグルタミン酸がうまみセンサーに
スピーカー 2
口の中のうまみセンサーに入るとかならないからうまみを感じないんだよね はまらずサッといっちゃうと
スピーカー 1
そうそう だけど実はそこにはグルタミン酸がいるのでこのタンパク質
アミノ酸が連なってできてるタンパク質を壊して バラバラにしてアミノ酸の形にして
それでグルタミン酸を取ってくると 1回分解して抽出するみたいなノリ
でこの分解そんなに難しくなくて 酸で処理すればできるんだよね
酸っぱいの酸 そうそう で酸っぱいの酸で処理すればできるんだけど
これちょっと問題がありまして 工場でもちろんこういう職員の製造ってやるわけじゃん
スピーカー 2
なんかその工場の設備とかをさ思い描いてさ いわゆる工場
スピーカー 1
そう 酸を使ってるって言ったらなんか問題が起きるんですけど
わかりますか 工場で酸 酸 工場のパイプとかがいっぱいあるじゃん
スピーカー 2
うん 金属製のね ああそっちに影響があるってこと?
スピーカー 1
酸 錆びちゃう 錆びちゃうみたいな
金属が腐食してその工場の工程がすぐ傷んじゃうらしいんだよね
スピーカー 2
やればやるほど疲弊するんだ 工場自体が
スピーカー 1
そう っていうのがあって だから小麦のタンパク質からアミノ酸にして
そっからグルダミ酸取ってくるっていうのはね 結構設備的にむずいみたいな
スピーカー 2
厳しいね いろんな観点でハードルが
スピーカー 1
そうなのよ っていうところだったんで もう発想の転換でですね
スピーカー 2
ここで発酵っていうのが出てくるんだよね
グルタミン酸の発酵とコリネ型細菌の発見
スピーカー 1
次に? 共和発酵工業っていう当時の会社の名前
多分今 共和発酵バイオとか 共和発酵キリンになってるけど
スピーカー 2
ああ 共和発酵キリン
スピーカー 1
そこのね 宇鷹さんっていうね 研究者の人がね
宇鷹さん?
スピーカー 2
発酵で作れんじゃねっていうのを言ってたんだよね
作れんじゃね?
スピーカー 1
この時期って結構そのバイオテクノロジーがさ 発達してきててさ
スピーカー 2
この時期?
スピーカー 1
例のさ 葛藤ぶどう糖液と作った時もさ
スピーカー 2
そのぐらいの時期?
スピーカー 1
時期じゃなかったっけ?
スピーカー 2
この時期がいつか?
スピーカー 1
1956年
この共和発酵がグルダミン酸を発酵で作るのに チャレンジしたのは
1956年なんだけど いつだっけあれ?
スピーカー 2
高度経済成長? ちょい前?
スピーカー 1
そう まあそのちょい前ぐらいだね
その頃だからそういう発酵とか 酵素とか
ブームが盛んだったんだね
っていうのでやってですね チャレンジして
で発酵なんで微生物が必要なんで
なんかその辺から グルダミン酸を作るのが得意な微生物を探し出して
スピーカー 2
その辺から?
スピーカー 1
その辺ってマジでどっちだったか 土だか鳥のうんちだか忘れたけど
なんかそういうところから
スピーカー 2
鳥のうんち?
スピーカー 1
鳥のうんちってどっかで見たことある気がするんだけど
まあほら 微生物いっぱい居そうじゃん
スピーカー 2
確かに
スピーカー 1
その中でね その中でコリネ型細菌
スピーカー 2
コリネ型細菌
スピーカー 1
まあグルダミン酸生産菌ってね 言われるけど
まあちょっともうちょっと学術的に言うと コリネ型細菌っていうものを発見して
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
おーこいつがグルダミン酸作ってくれるぞ って言って
また砂糖の話戻るけど 砂糖じゃないけどブドウ糖ね
ブドウ糖とこのコリネ型細菌を一緒にして発酵すると
スピーカー 2
グルダミン酸ができますよと
スピーカー 1
でさっき昆布とかさ 1パー
昆布でグルダミン酸の含有量が1パー 小麦で3パーだったんだけど
この糖から糖100グラムからできる グルダミン酸って20グラムなんだよね
スピーカー 2
すごい 20パー
スピーカー 1
20パーが旨味成分に変わるというね
スピーカー 2
めっちゃ効率いいじゃん
スピーカー 1
めっちゃ効率いいのよ
だからその抽出してくる 最初のね 昆布から取ってきた時の20倍ぐらいのね
スピーカー 2
変換効率っていうかね
スピーカー 1
ブドマリっていうか
スピーカー 2
同じ量から作ったら20倍できるってことよね
スピーカー 1
そうそうざっくり
昆布100グラムとね
ブドウ糖100グラムとね
そりゃ発酵させますわって
しかもこの20パーっていう数字
この1956年の実績なんだよね
スピーカー 2
もうその時点で
そう そこからもう60 70年ぐらい経ってるわけじゃん
スピーカー 1
たぶんアジロモトさんが出してる特許とか見ていけば
もしかしたら出てるかもしれないけど
最新のね このブドマリ
スピーカー 2
もしかしたら逆にノウハウで出してないかもしれないけど
スピーカー 1
まあ今はもっと効率いいんだろうねということで
スピーカー 2
確かに70年経ってますからね
スピーカー 1
そうね これ今昆布やろうと思ったらこれSDGsとかで大問題になるよね
スピーカー 2
めっちゃ昆布使わないといけない
スピーカー 1
ねえ 100キロの昆布からさ
スピーカー 2
1キロのグルタミン酸取ってさ
1パーだからね
スピーカー 1
99キロ廃棄みたいな
スピーカー 2
廃棄王
スピーカー 1
まあそんな感じでグルタミン酸作られてましたけど
砂糖ってすごいよねやっぱね
スピーカー 2
砂糖すごいね
スピーカー 1
そうだ砂糖で作るもので
砂糖がこんなものに変わるよっていうのはもう今の一例だったんで
このまま10話20話と続けていくことも
スピーカー 2
砂糖からこの組み合わせでこうやるとこれができるよみたいな
スピーカー 1
そうそうそうそう
スピーカー 2
無限無限じゃん
でもたぶんあれだよね
そっか
よりグルタミン酸を作るのはさっきのこいつだみたいな
これも作るけど高いとかいろいろこうある中で
やつを突き止めたみたいなさっきのなんだっけ
スピーカー 1
あーそうねコリネ型細菌ね
スピーカー 2
コリネ型細菌
スピーカー 1
うんそうそう
コリネバクテリウムグルタミカムね
スピーカー 2
やば学名ね
スピーカー 1
そうそうそう
そう無限にあります
こんなエピソードはね
じゃあ話は変わって
味の素の工場が海外に存在する理由
スピーカー 1
またさっきの味の素の本を読んでいたら
スピーカー 2
味の素
スピーカー 1
味の素の工場って結構海外に多いらしいんだよね
味の素って言うと会社名っぽくなっちゃうから
グルタミン酸の工場ね
海外に結構あるらしいんだよね
でこれはねまた原点回帰でこれも砂糖関係あるんですよ
スピーカー 2
なぜ海外にあるかの理由
スピーカー 1
ちなみにどこにあるかって言うと
スピーカー 2
海外といえど
スピーカー 1
工場がね
グルタミン酸の工場どこにあるかって言うと
スピーカー 2
タイ
スピーカー 1
ブラジル
マレーシア
スピーカー 2
アメリカとからしいんだよね
どうでしょうか
スピーカー 1
あれこないだねブラジルはね砂糖一番作ってるとか
スピーカー 2
とか言ってなかったっけ
言ってたよ
スピーカー 1
砂糖きびの生産量ね
スピーカー 2
砂糖きびの生産量か
そういうそういう単純なことじゃないですか
そうあのね砂糖めっちゃ作ってる場所
スピーカー 1
原料が近くにあるから
そうで原料って何って言うと
ブドウ糖を使うので
必ずしも砂糖じゃなくても良くて
例えば芋とかトウモロコシでもいいんだよね
スピーカー 2
なるほど例のさ
スピーカー 1
ブドウ糖
そうあれよ
カトブドウ糖液との話をした時に
さつまいもからブドウ糖作って
スピーカー 2
カトブドウと液と作るみたいな
言ってたね元はさつまいも
スピーカー 1
そう芋とかトウモロコシでもまあいいんだよね
味の素作ろうと思ったら
スピーカー 2
うんなるほど
スピーカー 1
で当然さっき話してたよな
砂糖きびの砂糖も使えればいいんだよね
スピーカー 2
うんどっちからでも作れるんだ
スピーカー 1
でもねそれだけだとそれだけが理由だと
あんまり弱くて
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
もう一個ね実は原料があるんですよ
スピーカー 2
そっちの方が海外に工場を置くより強い理由ってことか
スピーカー 1
そうなると思います
これがね砂糖きびのハイトウミツ
スピーカー 2
え何
スピーカー 1
股の名をモラセス
スピーカー 2
股じゃない方も聞き取れなかった
もう一回いいですか
スピーカー 1
ハイトウミツ
スピーカー 2
あーハイトウミツね
スピーカー 1
ハイトウミツは灰は捨てる
廃棄の灰
ハイトウミツじゃなくて
ハイトウミツね
スピーカー 2
あーハイトウミツね
スピーカー 1
これ廃棄物っぽい感じがするじゃない
スピーカー 2
名前はそうだね
スピーカー 1
そうこれ何かっていうと
前々回前回
に砂糖きびを砂糖の作り方って
砂糖きびを絞って
スピーカー 2
茎からね
スピーカー 1
ね茎から絞ってジュースみたいなの取り出して
スピーカー 2
煮詰めて砂糖取り出すみたいに
スピーカー 1
言ったじゃん
スピーカー 2
うん煮詰めてか
スピーカー 1
煮詰めて結晶化してくんのよね砂糖が
それを集めてくんだけど
なんかね最後ね
煮詰めるんだけど
どうしてもシロップが残っちゃうのって
スピーカー 2
シロップ
スピーカー 1
そう砂糖水をね
鍋でグツグツグツってね
やっていくとするじゃん
で粉として出てくる分と
シロップとして出てくる分があって
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
この粉の方はいわゆる砂糖なのね
スピーカー 2
砂糖に行ってくるやつだ
スピーカー 1
そうシロップの方は何やかんや
いっぱい入った黒い液体なんだよね
スピーカー 2
何やかんや
いろいろ混ざってるってことは
スピーカー 1
そうそう不純物が入ってるんだよ
そういうものを砂糖としては売れないから
逆にいろいろ入ってるからね
美味しいみたいな価値をつけて
売ってるのがあるんだけど
スピーカー 2
それ自体も
スピーカー 1
そうそう
っていうのでそれを
その廃棄の糖蜜っていうのが
サトウキビが作られる国々にあるんだよね
たくさん
うん作ってるからこそあるってことか
そうこれを使って味の素を作ってんだよね
なるほど
スピーカー 2
めっちゃSDGsっぽくなった
スピーカー 1
めっちゃSDGsだよね
ハイトウミツを使用した味の素の製造とエコな生産
スピーカー 1
廃棄とか言いながらも
廃糖蜜とか言いながらも
スピーカー 2
6割が糖分らしいんだよそのシロップ
半分以上
スピーカー 1
ね他の4割はね
何だろうね
ミネラルとかさ
タンパク質とか知らんけど
まあそういうものが入ってるんだろうけど
多分純度が足りないんだよね
砂糖としては
スピーカー 2
そういうことね
スピーカー 1
ね色ついてるやつってね
スピーカー 2
使いづらいじゃん料理
スピーカー 1
色変わっちゃうしね
スピーカー 2
何でもかんでも茶色くなっちゃうから
確かに茶色っぽいとね
スピーカー 1
量によるけどね
ということでね
この廃糖蜜を使って味の素を作るということで
結構ねエコ
多分地球にも優しいんだけど
きっとねお財布にも優しいはずですよ
スピーカー 2
コスパもね
そうそう行き先があんまないようなやつを
使ってるってことだもんねきっと
スピーカー 1
そういうことですね
そうそうだからね
だいぶ話戻るけど
さっきねコンボ100キロから取り出すのか
砂糖100キロからみたいな
スピーカー 2
確かにさっきの時点で20倍だったのに
それどこじゃねえと
スピーカー 1
そう
でコンボそんないっぱい使ったら
お金もかかるよみたいな感じだけど
廃棄物のね
廃糖蜜の発酵
スピーカー 2
同じ量の廃棄物からまたもっと作れるってことで
なるほど
結構ねこれはね知らない人もいるのかなと思う
あれだあとアミノ酸とかも入ってるのかな廃糖蜜
アミノ酸
スピーカー 1
そんな感じです
ちなみにグルタミン酸以外にも発酵に使われてるのが一個だけあって
スピーカー 2
えどういうこと
グルタミン酸以外にも発酵に使われている
スピーカー 1
廃糖蜜を発酵するとグルタミン酸できるじゃん
スピーカー 2
はい今メインでその話だもんねアジトモットの
スピーカー 1
でもね別の使い道もあって廃糖蜜を
コンボで発酵するとラム酒ができるらしいです
スピーカー 2
ラム酒
スピーカー 1
まあゆうとうさんお酒飲まないからあれかもしれない
スピーカー 2
俺も日本あるかカクテルとかでね
スピーカー 1
ラムコークとか
スピーカー 2
あるね
あれも廃糖蜜から酒作ってるらしい
スピーカー 1
キューバかどっかあっちの方の酒なんだけど
スピーカー 2
キューバもねまあサトウキビって言ってたもんね
スピーカー 1
そうそうそう
幅広
ってことで今回の結論
砂糖の発酵とイノベーション
スピーカー 1
すげまとめると
砂糖を発酵するといろんなものになるよってことでよろしいですか
いや本当はもっとさ細かい話したかったっていうかできたんだけどさ
スピーカー 2
はい細かい話
スピーカー 1
調べ物してるうちにさ
スピーカー 2
いやこれこのシリーズ砂糖の世界だよな
スピーカー 1
ちょっと小麦のくだりとか時間使いすぎちゃって
ぶれちゃいましたけど
あそこまで砂糖の世界と
スピーカー 2
脇道か途中経過か
スピーカー 1
だからこれはもうステルス発酵会だったっていう
スピーカー 2
ステルス旨味成分界だったっていうね
確かに
スピーカー 1
いや面白かったな砂糖のシリーズ
スピーカー 2
いや面白かったよ
スピーカー 1
一応次回リスナーの皆さん
次回配信はこの砂糖に関する4エピソードについての
まとめ会
スピーカー 2
まとめ
スピーカー 1
お便り会
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
となりますのでそうですね
今までのエピソードのお便りとか
ご感想をねいただけたらなと思いますそれも含めてね
そうね
オプション1スポティファイ
オプション2Xですね
スピーカー 2
はい気軽にねコメントというか
スピーカー 1
ハッシュタグのフードラジオで
感想つぶやいていただければと思います
あとお便りね
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
お便りフォームがあるので
スピーカー 2
グーグルフォームね
スピーカー 1
そちらからもねぜひぜひご感想をお聞かせください
あと最近見つけた大穴
スピーカー 2
大穴?
スピーカー 1
YouTube
スピーカー 2
大穴
スピーカー 1
そう別に俺らが喋ってる動画が出てるわけじゃないけどさ
ポッドキャスト配信するとさ
YouTubeミュージックかなんかにさ
出るじゃないですか
最新回が
そこにもコメントくださってる方がいることを最近知って
さらにユトさんがそれに返信してることも最近知って
なのでスポティファイXお便りフォーム
YouTubeコメント欄に行ってね
感想をお聞かせください
スピーカー 2
はいお願いします
スピーカー 1
Xはハッシュタグノーフードラジオでよろしくお願いします
で配信日が
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
多分8月8日木曜日の予定で
いつもより1日遅いです
で収録が8月6日の予定ですので
スピーカー 2
はい
それまでに送っていただけるとお便りを読み上げることができますので
はい
スピーカー 1
どうぞよろしくお願いします
スピーカー 2
お願いします
今日もあれ入れない?
投票
スピーカー 1
あれ?
あー投票ね
前回のさ
あれ今途中経過だけどさ
スピーカー 2
リテラシー高すぎてビビるんだよ
スピーカー 1
天才って知ってますかっていう
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
質問に対して
9割
まあ9人
10分の9人の方が天才は知ってましたって
スピーカー 2
リテラシー高すぎなんだよ
みんなさ
スピーカー 1
ユトさんこれ知らなかった
1名いるけどこれユトさん違う?
スピーカー 2
これ俺じゃない
スピーカー 1
あー
同志が1名いるじゃない
スピーカー 2
同志だけ
同志が1人しかいない
スピーカー 1
じゃあ今日の何?
あれは何ですか?
まあスポーティファイの人だけになっちゃうけど
スピーカー 2
投票なんかあるかな
スピーカー 1
ハイトーミツって知ってる?
とか
スピーカー 2
ハイトーミツ知らないよ
スピーカー 1
いや知ってる可能性あるぞこれ
スピーカー 2
俺は毎回知らないを入れるしかない
スピーカー 1
じゃあハイトーミツ知ってるんでお願いします
スピーカー 2
お聞き苦しいところはなかったでしょうか
スピーカー 1
大丈夫
実はねちょっとAT-T対象を崩していたので
喉とか大丈夫かな
そもそもスタミナも大丈夫かなって
流行り数がね
思ってたんだけど
まあなんとかなりました
スピーカー 2
よかった
スピーカー 1
よかった
じゃあ改めましてね
感想の方皆さんお聞かせください
よろしくお願いします
次回まとめ回感想回
お楽しみに
スピーカー 2
お楽しみに
スピーカー 1
さようなら
スピーカー 2
さようなら
26:45

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