00:05
スピーカー 1
農学ガチ勢TTです。
スピーカー 2
農学ビギナーゆとです。
スピーカー 1
トレンドも追いかける農食ラジオです。
スピーカー 2
ミハー農食ラジオ。
スピーカー 1
ミハー農食ラジオ。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
いつもほら、教科書的な話をしてるのが多いですね。
スピーカー 2
科学的なのはそうなるよね。
スピーカー 1
そうね、教科書のコラムみたいな話をしてるんだけどさ。
スピーカー 2
好きだったな。
スピーカー 1
だけどね、ちょっとお便りでも、最近のニュースとかあったら教えてくださいみたいなのも実はあったりしたんで。
最新のニュースを一つお届けします。
何かというと、ゲノム編集がまたやってくれました。
スピーカー 2
またやってくれてしまった?
スピーカー 1
またやってくれましたね。
スピーカー 2
やってくれたと言いますと。
スピーカー 1
過去オブ初期のシャープイオンとかの時にあげたやつ覚えてる?例みたいなゲノム編集の。
こういうのがゲノム編集で。
言っちゃうとフグがでかくなるのが早いからさ。
スピーカー 2
成長がね、早くなるとか。
スピーカー 1
あと体にいい成分が多いトマトとかさ。
スピーカー 2
ギャバね。
スピーカー 1
ギャバが多いトマトとかさ。
なんかもうちょっとコマーシャルの匂いが漂うというか、ビジネスの商業的な、金儲けじゃないけど、いかにも民間みたいな感じが漂ってたけどね。
今回のはちょっと違いますね。
スピーカー 2
違いますか。
どういうニュアンスかも分かってない。やってくれた。
アレルギーフリーの卵の開発
スピーカー 1
これはですね、アレルギーフリーの卵ができました。
スピーカー 2
すごい、給食とかで出せちゃうみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
これちなみに広島大学とキューピマヨネーズのね、の共同研究なんだけど、これすごくらしい。
社会的な価値というか意義というか。
確かに。
ちょうどさ、後輩が。
後輩?
なんか子ども、会社の後輩。
会社のね。
子どもがアレルギーだと分かりました、卵の。
言ってて、ニュース大変だね、どんな感じだろうって。
もう卵なんで、お菓子とかほぼ無理です。
洋菓子ほぼ無理ですとか。
そっかそっかそっか、入ってもね、クリームとかも。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
ていうので、俺アレルギーないから食べ物の。
そんな大変なんだと思って、
いたところにこのニュースを見かけたんで、
そう、すごいなと思ってます。
へー、すごいね。
スピーカー 2
卵食べてるつもりなくても入ってもね、いろんな物に。
そうそうそう。
スピーカー 1
だから、アレルギー表示とかでさ、卵とか落下性とかさ。
はいはい。
ちなみに卵のアレルギーって、どっかで見たんだけど、
一番多いらしいよ。
あ、そうなんだ。
これか。
なんか、学校の身近な人とかにはいなかったね。
なんか甲殻類の子はいたけど。
あーはいはいはい。
ね、ちょっと給食が別で用意されてたりして。
スピーカー 2
そうだね。
卵そんな多いんだ。
そうなの。
スピーカー 1
白身に多いらしいんだよね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
そう、だから子供に入食を与える時とか、
まず黄身食わせて、黄身でアレルギー出てくると、
黄身でアレルギー出てくると、
黄身でアレルギー出てくると、
結果としてうちの子供は普通に卵食べれるってことがわかったんだけど。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そのプロセスにおいて、
俺の後輩のうちの子供は、
急に発疹が出たとかで、
ダメだ。
入院することになったとか。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
そんな感じで。
メカニズムの話していいですか?
うん、メカニズム。
広島大学とキューピーさん?
そう。
うん。
広島大学とキューピーさん。
スピーカー 2
うん。
広島大学がゲノム編集得意なんだよ。
へー。
スピーカー 1
でね、どうやってるかっていうと、
ゲノム編集の得意技はさ、
突然変異をピンポイントに起こすみたいな。
結果的に。
ってことで、
何かの遺伝子をなくす、壊すみたいな。
はいはい。
なんか、
機能させなくするみたいな。
うんうん。
のが得意だよね。
ピンポイントでね。
そう、確かフグの時は、
永久に食欲があるみたいな。
そうそう。だから食べるのが、
早くて、
青くて、
大きくなるのが早くて、
スピーカー 2
早く出荷ができるみたいなね。
スピーカー 1
うんうん、
食べ続ける。
人生。
多分ギャバは、
ギャバを分解する、
分かんないけど遺伝子とか、
スピーカー 2
分解しないようにしちゃう。
分解しないといけない。
スピーカー 1
分解してない。
分解してない。
分解しない、
分解してないわけじゃん。
分かんないけど遺伝子とか…
スピーカー 2
あー分解しないようにしちゃうみたいな。
あー。
スピーカー 1
そうそう。あとはギャバってアミノ酸なんだけど。
スピーカー 2
アミノ酸のイッシュ。
スピーカー 1
うん。他のアミノ酸じゃなくて、
を作るののところをエラー起こして、
スピーカー 2
ギャバにしちゃうみたいな。
スピーカー 1
ギャバに集中せよみたいな。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
で、今回の卵は、
このね、アレルギーの原因物質の多くが
タンパク質なんだよね。
スピーカー 2
うん。
卵のタンパク質で反応しちゃうっていうこと?
スピーカー 1
そう。で、タンパク質の中に3つ成分があって、
あー、はいはい。
オボアルブミンっていう…
スピーカー 2
なんかちょっとかわいいけど。
オボアル?
スピーカー 1
オボムコイド。
ちなみにオボっていうのは、
スピーカー 2
オボコイ?
スピーカー 1
ポルトガル語で言うと卵ね。
スピーカー 2
あー、なるほど。オボ。
スピーカー 1
うん、オボ、オボ。
オボアルブミン、オボムコイド、
あとリゾチウムっていう3つのタンパク質が
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あるらしいんだけど、
実はこのうち、
オボムコイド、オボムコイドだけが加熱しても生き残っちゃうんだって。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
そう。だから調理法で、
スピーカー 2
このアレルギーのリスクを減らすことはできたんだけど、今のね。
3分の…
スピーカー 1
どうしても1個だけ取り除けなかったのがあって、
今回、このオボムコイドをゲノム編集によって、
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
消したと。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
いうことっすね。
卵アレルギーのリスク
スピーカー 2
なるほどね。
あれ、そしたらあれなの?
生卵とか、もう2つの方、原因だったら残ってるっていう。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
ことではあるね。
あー。
でも一番厄介者というか、
が解決できたと。
スピーカー 1
そう、そうらしいですね。
ゲノム編集さん。
そうなんですよ。
まあ1つこれでアレルギーがなくなるかもしれないんだけど、
これ実は食べ物だけじゃないんですよ。
スピーカー 2
食べ物だけじゃない。
食べ物としての卵だけじゃないってこと?
どういうこと?
スピーカー 1
そう、この影響を及ぼすのは食べ物だけじゃないというか、
アレルギーが、卵アレルギーが出るのって、
卵食べたときだけじゃないらしいんだよね。
スピーカー 2
へー。
卵が入ってる食べ物を食べたときだけじゃない。
スピーカー 1
おー。
実はワクチンとかって卵使ってるらしい。
これもあんまり医学のことは知らないけど、
卵に弱いウイルス、
弱毒化されたウイルスみたいなのを、
ぶち込んで作ってるみたいな製法があるらしくて。
だからワクチン打ったら、
コロナはどうか知らんけど、
まあいろんなワクチンによってはなんかそれで、
スピーカー 2
卵アレルギーが。
スピーカー 1
卵アレルギーが出ちゃうこともあるらしくて。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
だからそういったところにもね、
展開が記載されるという。
すごいね。
スピーカー 2
食だけじゃなく、医療にも。
ゲノム編集技術のメジャーなやり方
スピーカー 1
そうそうそう。
そうなんだ。
それがすごいと思ってます。
あと他にもいろいろすごいことがあるんですね。
スピーカー 2
すごいことが?
スピーカー 1
じゃあこのアレルギーのない卵を、
スピーカー 2
量産しようと思ったときに。
量産。
スピーカー 1
まずそういうニワトリが必要じゃん。
卵を、その卵を産んでくれるニワトリ。
スピーカー 2
そういうことね。
できた卵がもう、
そのアレルギーがなくなっているってことね。
スピーカー 1
そう。
だから親もそのアレルギー成分を作れないということよね。
遺伝的に言うと。
だからまず親を作んなきゃいけないね、
そういうニワトリを。
なんだけど、
もともとその親となるようなニワトリって、
海外で開発された品種っていうのかな?
スピーカー 2
を使ってるらしいんだよね。
スピーカー 1
海外からそのニワトリを取り寄せて、
卵を産ませて、
またその卵から大きくして、
やってるのかな?
なんだけど、日本で開発されたこの技術を、
海外の鳥に、
海外の鳥をブリーダーみたいな、
その鳥の品種を扱ってるような人たちに、
この技術を例えば1回産んで、
鳥作ってもらって、
日本に輸入してみたいなのがめちゃくちゃややこしい。
スピーカー 2
大変そうだね。
スピーカー 1
っていうので、
今回はあんまり俺も知らないけど、
日本のオリジナルで、
鳥自身の品種開発もしてるっていうのがね、
結構新しいらしい。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
っていうのがなんかね、
品種を日本で作るっていうのも新しいらしい。
他にもね、新しいポイントがあって、
もう全部でこれいくつだろう?
いくつ目かな?
3つ目。これ多分最後。
スピーカー 2
3つ目。
スピーカー 1
なんだけど、
ゲノム編集って聞くと、
ちょっと詳しい人は、
クリスパーキャス9かなって思うんだよね。
スピーカー 2
詳しくないから分かりません。
スピーカー 1
ゲノム編集という技術の中に、
いくつかやり方があって、
その中で一番メジャーなのが、
クリスパーキャス9ってやつだね。
スピーカー 2
クリスパーキャス9。
なんかぶった斬りそう。
スピーカー 1
これじゃないっていう、
ゲノム編集技術の凄さ
スピーカー 2
今回使ってる。
スピーカー 1
じゃなくて、
スピーカー 2
広島大学が開発したものを使っているらしい。
なるほど。
スピーカー 1
これの凄さは、
まだユトさんに教えなきゃいけないことを教えてないので、
それはいつか教えるわ。
スピーカー 2
段階が必要なのね。
知識の。
スピーカー 1
でもざっくり言うと、
この有名なクリスパーキャス9だと、
このタンパク質原因となっているオボムコイドね。
スピーカー 2
はい。オボムコイド。
スピーカー 1
これを消しきれない可能性があると。
スピーカー 2
はい。従来型というか、
そのなんたらキャス9だと。
スピーカー 1
そう。
だけど今回使ってるやつが、
プラチナタレントやつ。
スピーカー 2
強そう。
なんかゲームみたいだな、どっちも。
名前が。
スピーカー 1
そう。
これはね、
消せる可能性があると。
スピーカー 2
消せる可能性?
スピーカー 1
確実に消せるという感じだよね。
スピーカー 2
消せる。
これだと消せると。
スピーカー 1
そうそう。
あ、そっか。
ユトはプログラミングやってるから、
ちょっとわかるかもしれないんだけど、
まあこう、遺伝情報、
タンパク質とかってもともとDNAなわけで、
スピーカー 2
だからその辺を詳しく教えないといけないんだけど、
スピーカー 1
このDNAが、
例えば2000文字ぐらいで構成されてるのね。
2000単位ぐらいで。
スピーカー 2
なんだっけ、
なんかのアルファベットで並んでるやつだよね。
スピーカー 1
あ、そう、ATGCの4進法なんだけど。
スピーカー 2
ATGC、はいはい。
スピーカー 1
で、これにどっかエラーを起こすと、
あるアルファベットの並びになると、
DNAがそこで機能しなくなるというか。
なんだけど、
もうめちゃくちゃ詳しい人向けに言うと、
クリスパーキャス9はエクソンの3番目のエクソンに変異が入るんだけど、
プラチナターレンは1番目のエクソンに入るので、
もう完全に不完全なタンパク質になっちゃうっていうね。
スピーカー 2
全然わかんないわ。
スピーカー 1
まあ、いいです。
難しいね、これ。
俺が大学1年生でつまづいたとこで。
再リシュー。
高校で生物やったら。
いや、これ再リシューなんなかったから厄介だったよね。
あー、ギリ通っちゃった。
なんとかギリ通ったから復習することになって、そのままいったときに。
なるほど。
ということで、純風満帆未来反映みたいな、
見えるんじゃないかなって思ったんですけど、
見えるんだけれども、
まあ、ちょっといろいろ課題があるらしくて。
課題と安全性の証明
スピーカー 1
一つは、ずっと言ってるけど、
ゲノム編集に対する理解みたいな、世間の理解みたいな。
スピーカー 2
世論っていうか。
スピーカー 1
そうそう。
なんか怖いものなんじゃないかという。
でも、もしかしたらまだその辺の証明っていうのは足りてないのかもしれない。
ゲノム編集全然安心してくださいって。
言い切りきれるほどのデータがあるのかないのか知らないけど、
どうしてもそれを世間の人に理解してもらわなきゃいけないというところ。
あと、この卵。
あと3つか。
3つあるうちの1つ目がそれで。
2つ目が安全性の証明。
スピーカー 2
何の3つ?
あ、課題?
スピーカー 1
この課題みたいなやつ。
1つ目がゲノム編集の理解で、
2つ目が安全性の証明みたいな。
なんか変化を加えてるわけで。
わかんないけど、
実はこのアレルギー物質のオモムコイドがあるおかげで、
実は何か毒が抑えられてた。
なるほどね。
なくはない。
スピーカー 2
可能性も。
スピーカー 1
だから前、人工甘味料の話とか、
7月の農系ポッドキャストの日とかでも喋ったけど、
ここを証明するの多分結構時間かかる。
どこまで求めるかみたいな。
前出した人工甘味料のリアル、後編の方で出した。
ADIっていう数値あったけど。
ネズミにいっぱい食わせて、
いや、なんかおかしくなったところぐらいの実験だったら、
割とシンプルなんだけど、
人に人の場合影響どうかとか、
いわゆる臨床まで見てたりするとすげえ時間かかるね、これを。
スピーカー 2
証明がね。
スピーカー 1
だけど卵アレルギーある親からしたら、
もう早く出してくれっていう。
スピードが重視されるかもしれないね。
スピーカー 2
ニーズ、課題が大きければそっちの。
スピーカー 1
だから安全性の証明が2つ目。
で、3つ目がね、ああなるほどっていうか、
これもそれで難しいなと思ったんだけど、
めちゃくちゃ新しいものじゃん。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
よくさ、お菓子とか買うとアレルギー表示みたいなのがあってさ、
さっきも序盤に話したけど、落下性とか。
で、なんだ?牛乳。
乳とか。
乳製品。
卵。
卵っていうのがある。
スピーカー 2
じゃあ、これが入ったやつは、
スピーカー 1
卵は丸なの?松なの?みたいな。
スピーカー 2
ルールの整備というかね、難しいね。
スピーカー 1
そうそうそう。
だから卵が入ってますかと言われれば入ってんだけど、
でもアレルギーはできるだけ加熱もしたし、
ゲノム編集の卵を使ってるし、
松ってどっちだっていうところの書き方を変えるとか、
なんかその辺がまだ定まってないんで、
それも課題らしい。
商品化の難しさと戦略
スピーカー 2
それは整備すれば何とかなりそうだけど、他よりは。
スピーカー 1
だからね、これがいつ世に出るのかっていうのはね、
俺がこれ見てる、元々ニュースピックスの記事を参考にしてるんだけど、
スピーカー 2
得意のニュースピックス。
スピーカー 1
この記事にはいつ商品を発売する予定ですとか、
いうのは書いてないね。
スピーカー 2
そうなんだ、未定、非公開。
スピーカー 1
こういうやつってさ、もはや商品化は慎重に考えてますみたいな。
言葉が出ちゃってるぐらい。
スピーカー 2
外向けにはね。
確かにそういった方が良さそうな気は確かに。
スピーカー 1
でもむしろ俺の知ってるこういう記事とは違うなと思って。
だいたいこの共同研究でホニホニを作りましたっていうと、
ということでこういう商品を売りますのでよろしくお願いします。
スピーカー 2
普通の説だと思うんだけどね。
スピーカー 1
PRだよね。
で、すげー顔ってなるじゃん。
だけどこれはすげー顔がないし、
あと戦略的に言っても、まだマネタイズできてないのに、
スピーカー 2
ノウハウ出しちゃったみたいな。
スピーカー 1
仮に特許取ってたとしても、
特許が切れるまでの時間っていうのがもう始まってるわけで。
よう挑んで特許が始まったのに、
まだでもうちビジネスにできてないですよね。
どうするならもうちょっと隠しておいて、
商品を売り出したと同時に特許が始まるような形にすればね、
よそ見マネされない期間っていうのが長く保てるはずだから、
こんなまだちょっといけるかもみたいな状況で公開するんだと思って。
これ慎重にとか言ってたら特許って何年だっけ?
スピーカー 2
25年だっけ?
スピーカー 1
10年後の商品化目指しますって言うとさ、
独占できる期間がね、25-10で、
15年しかなくなっちゃう。
10年減っちゃう。
だからこのタイミングで出すのってあんまり見慣れないなって。
なんで?みたいな。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
でもあれか。
スピーカー 2
広島大学のほうが論文書きたいからよろしくみたいな感じで。
スピーカー 1
論文のほうはね、速さ勝負だからね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
っていうことで、
ゲノム編集で卵アレルギーがなくなるかもっていう話です。
スピーカー 2
ゲノム編集、卵。
そう。
スピーカー 1
どうすか?
スピーカー 2
どうすか?
どうすか?
でもやっぱ、毎度ゲノム編集系の時に何回も言ってるような気もするけど、
こういうのだよね、きっと。
ゲノム編集が普及するのをきっかけというか、
何かを解決するヒーロー的な存在として出てきてくれれば、
普及側の流れが強くなりそうだけど、
逆に批判的な何かがね、
なんだっけ?
スピーカー 1
農薬の…
覚えてる?
スピーカー 2
雑草に…
用語忘れたけど、雑草に強いね。
やつを作るためにとかね。
そっち系…直接はないけど、
そっちっぽい文脈でね、
来ちゃうとまた蜘蛛行きがみたいなね。
スピーカー 1
そうなんだよね。
今の話はあれだよね、
アメリカの…アメリカだっけ?モンサントって。
スピーカー 2
モンサントだ。
スピーカー 1
会社が遺伝子組み替えを使って、
除草剤をかけても枯れないトウモロコシか何かを作ったと。
スピーカー 2
それが遺伝子組み替えのね。
スピーカー 1
いうので、そう、消費者からしたら、
遺伝子組み替えって何?っていう、怖いなっていうのと、
え?ってことは何?
農薬かけ放題みたいなトウモロコシってこと?みたいな、
もうわけの分かんない、もうごったりみたいな、
もうドロドロのなんか、
ヤバいものとヤバいものかけ合わせたみたいな、
実際にヤバくないのに、
不安を煽る要素満々、満点のものが出ちゃったからね。
だからそれが遺伝子組み替え技術が発展しなかったというか、
今もアンチというか、怖いというか、
反対があるっていう風になっちゃってるからね。
だからその初動が大事というか。
スピーカー 2
初動がヒーロー的に来るといいんだよね、きっと。
スピーカー 1
いやー、そうですね。
それに絡んでちょっとだけ雑談するとさ、
結構さ、科学技術発で物を売るってなった時、
特に食べ物を売るってなった時ってさ、
サイエンスで超えられない壁、めっちゃあるんだよね。
なんか例えばさ、何だろうな、言えない例ばっかだったんですよ。
なんかこう、すごい科学的に価値があることなんだけど、
スピーカー 2
それがいざ商品になる時の文言みたいな。
売り文句みたいなのを見ると、ちょっと俺が言いたかったことと全然違うみたいな。
なるほどね。
遺伝子操作と成分増加
スピーカー 1
例えばわかんない、超適当に作ると、作り話をすると、
遺伝子Aをうまいこといくようにした結果、
スピーカー 2
成分Bが13.8倍になりました。
研究結果的にはそういう感じね。
スピーカー 1
とか言うのが、例えばこの商品はこう、ナチュラルな香りがあったか。
スピーカー 2
めっちゃフワッと。
スピーカー 1
そう、そういうフワッとワードにさ、されたりするわけですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
そうするとなんかもう、俺がやったデータとかっていうのは、
こういうなんかフワッとしたミーハーワードに落ちるんだと。
でも自分が消費者になった時に、
遺伝子Aのおかげで成分Bが13.8倍になりましたって言って、
喜ぶやついるだろうと思って。
スピーカー 2
それも確かに。
スピーカー 1
ナチュラルな香りがとかさ、
あるいはなんかこう農家が丁寧に作りましたとかさ。
こういうとこに落ちるんだよね、最後。
っていうのがあったりするからさ、
やっぱり科学技術を展開していくっていうのはね、
結構イメージ戦略が大事なんだよなーって。
スピーカー 2
確かにねー。
スピーカー 1
って思いますね。
なるほど。確かに。
科学の壁なのか味方なのか、
まあ敵にするか味方にするかはもう、
ネタ次第かその人次第みたいなとこだけどね。
まあゲノム編集がね、
まあ基本的に俺はアンチではないし、
まあかといってアンチを叩くほどのなんていうの、
ファンでもないし。
普通にすごいな、期待してるなっていう感じなんだけど。
まあいい感じにね、
世の中をこうやって救ってくれるといいね。
スピーカー 2
ね。
アレルギーっていうのはいいね、そうね。
いいねって言ったらあれだけど。
素敵なアプローチ。
スピーカー 1
そうそう。これ大体ね、
科学技術のイメージ戦略
スピーカー 1
さっきも言ったけど、
他にもタンパク質が原因っていうのが多いからアレルギー。
例えば小麦のグルテンとか牛乳とか、
なんかこうあらゆるね、
アレルギーに水平展開してくれるといいね。
スピーカー 2
雑に言う、タンパク質を操作するのがどんどん上手くなっていったらね、
それが生きてくるってことだよね、きっと。
スピーカー 1
そうそうそう。
いけます、大丈夫です。タンパク質操作できます。
スピーカー 2
素晴らしいね。
スピーカー 1
それを伝えるのには、
ちょっとセントラルドグマのことを知っていただいた方がいいかなと思って。
もうセントラルドグマがわかったら、
ゲノム編集のメカニズムもわかるし、
ざっくりね、ざっくりわかるし、
あとは、なぜ、
もうちょっと忘れかけてる話だけどさ、
コロナのさ、ワクチン。
コロナってなんだっけ?
新型コロナウイルスですよ。
がなんか、メッセンジャーRNAワクチンで、
マイナス難度の冷凍庫が必要で、
それが必要だから、
いろんな小さなマチ車とかに置けないとか、
保存方法が問題だとかいうニュースになってた時、
あったんだけど、
あの時に、いやそうだよなっていう。
確かになってわかると。
そうそう。
スピーカー 2
みたいなこととかもあるわけね。
スピーカー 1
まさに余談だけど。
いつか。
それを話しよう、
教科書っぽくなく伝えるには、
どうすればいいか。
俺の頭の整理が必要だね。
延々のコラムで。
コラム読んでたらすべてわかった。
コラムだけでいいじゃんって、
スピーカー 2
最高だよね。
やばいな。
スピーカー 1
ワクチンとかコロナの話したから、
スポティファイルかなんかで、
このエピソードやばいかもみたいな。
お墨付きついちゃう。
スピーカー 2
警告表示が。
スピーカー 1
結構バズワード言ったよ、今。
スピーカー 2
ワードだけね。
スピーカー 1
ツイッターで文字にしたら、
たぶんすごい数のリツイートだろう。
XM。
Xでツイートしたら、
すごい数のね、
引用リツイートができちゃうかもしれない。
これ文字にしたら。
引用リポストかな。
スピーカー 2
引用リポスト。
ワードがわかんない。
スピーカー 1
ということで、
本日はこんなところで、
卵アレルギーがなくなる未来が、
来るかもよ、
っていうことでした。
スピーカー 2
アレルギーまくるまるなくなったらいいね。
スピーカー 1
そうだね、マジで。
本当に前回も終わりかけてまた喋ってる。
前々回、
食ってやっぱ楽しい方がいいよね、
っていうね。
前々回の文脈だとさ、
体に悪いものを、
全部気をつけてしまうと、
何も食べれるものなくなるし、
で、
アレルギーも、
結構ね、これは、
家族とかだと、
わかんないけど、
こいつが、
うちの息子が卵を食べれないから、
俺も卵食べれないんだ、みたいな。
周りの人もちょっと悩んでるとかあるかもしれないし、
と思われて、
みんなに申し訳ない、
だし、
食べてしまってもアレルギーが出る。
食べなかったらみんなに申し訳ない、みたいな。
そういう、
メンタル的な、
ホットウェルビーイング的な部分も、
あるからね、アレルギーって。
へー。
だからやっぱその辺のね、
食べる楽しさにつながってくると思うんで、
アレルギーフリーのね、
食材どんどん出てきてほしいね。
ね。
じゃあ、今度こそ締めますか。
スピーカー 2
締めリベンジってことで。
スピーカー 1
はい、締めリベンジ。
みなさんここまで聞いていただきまして、
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
ハッシュタグ農食ラジオ、
Googleフォームでの、
みなさんのお便りじゃなくて、
スピーカー 2
お声をお聞かせください。
スピーカー 1
お待ちしてます。
番組の評価もお待ちしてます。
メンバーシップサポーター、
募集してます。
はい、じゃあ9月の雑談テーマをね、
そろそろ考えないとね、
スピーカー 2
フェルミ推定かな。
スピーカー 1
フェルミ推定はいいよ。
フェルミ推定いいよ。
ぜひね、ゆる数学ラジオ面白かったんでね、
フェルミ推定みたいにね。
スピーカー 2
ゆる数学ラジオじゃないわ。
スピーカー 1
コンサルに転職すか?
いや、
あれめっちゃ大事だよっていう話を、
してもいいけど、
この収録の後にしちゃうかも。
あれのお便りを本人に、
つぶやくみたいな。
はいはい。
ゆるゆる数学エッセンス。
はい。
面白かったんで。
スピーカー 2
じゃあ終わります。
スピーカー 1
さようなら。
さようなら。