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2024-07-31 14:52

「『RRR』で知るインド近現代史」を読んだ

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旅行中に書籍「『RRR』で知るインド近現代史」を読んだ話をします。

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こんにちは、ninjinkunです。
今日は、インド滞在時に読んでいた本、「RRRで知るインド近現代史」という本を紹介しようと思います。
「RRR」というのはですね、ご存知の方も多いと思いますけど、インドの映画で非常におととしかな、日本でもヒットし、アメリカでも大ヒット、ちょうどパンデミックの最中だったので、アメリカだとネットフリックスで流れたみたいですね。
それで、非英語圏の映画で1位を取ったという非常に画期的な映画なんですけど、ご覧になった方もそこそこいるんじゃないかと思いますが、ビームとラーマという2人の戦士が、ちょうどインドの独立前の時代を舞台に大暴れするという痛快アクションものですね。
非常に見応えがあって楽しい映画ですけど、この本はその「RRR」をティーにして、インドの特に独立前のあたりですね、納金大使をひもとこうという本でして、
なんとなく私も「RRR」大好きで、劇場で3回ぐらい見ましたし、監督と俳優の舞台挨拶も行ったので、好きであると。ですし、ちょっと他のインド映画についてもこの本で少し手引きしてくれるらしいので、
あとはインドの歴史も興味がありましたので、ちょうど旅行中に読んでみようと思って、Kindle で買って旅行中に読みましたと。
で、まずですね、この「RRR」の最後のエンディングでですね、エンディングもダンスがいっぱいあって華やかなんですけど、監督がいきなりダンスに入ってきて、
いなり俳優2人と3人で踊り出すっていう、すごい演出があるんですけど、それはそれとしてですね、このエンディングで突然知らない人たちがですね、
出てくるというか、顔が上に映し出されて、彼らに向かってその主人公たちが合掌したりして、
たたえるというか、というシーンがあって、これは伸び知識がないと全くわからないんですけど、インドの独立時に戦った英雄の人たちを
たたえているというシーンなんですよね。「RRR」自体がイギリスの支配に抵抗して、その悪いイギリスの総督を
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潰すという話になってますので、これ自体もその抵抗の話なんですけど、この最後に出てくる人たちは実際にそこで抵抗した人たち。
「RRR」の主人公2人も、実際の抵抗した人をベースにして、でもそこからフィクションを膨らましているわけですけど、そもそも2人は出会ってないはずですし、
最後に出てくるのは本物の人たちの絵、似顔絵というか絵であると。これをティーンにして話が本の中に進んでいくんですけど、
最初に出てくるのが、チャンドラボース。ボースという人はインド人の中で有名な人2人ぐらいいて、
日本に来て中村屋のお嬢さんと結婚して、華麗を広めたというボースという人と、もう一人がそのチャンドラボース。
なんとかチャンドラボースなんだよな。ちょっとパッと名前が覚えられなかったんですけど、この人も日本という仮があって、
日本軍と結託して、その外側からインドを
開放しようとして、インパール作戦にも一緒に参加したという、悪名高いインパール作戦ですけど、
という活動家の人がいて、この人がどうも最初にエンディングで出てくる人であるというのは書いてあって、
このボースという人がどういう人だったかっていうことが結構ページが咲かれてますね。
この人すごくて、ドイツにまずは行って、ドイツ軍、イギリスと戦うからちょうど第二次大戦が始まるところだったので、
イギリスと戦っている国はドイツであるというので、ドイツに、インドの開放に協力してくれないかって言ったんですけど、
あまりいい扱いをされなくて、イタリアにも行ったのかな、ちょっとそこからわかんないんですけど、
で、うまく協力が得られなかったので、じゃあ日本だってなって、すごいのはその当時はいろいろ、
戦争中なんで、交通手段が限られたところに、
ドイツ軍のUボートと日本軍の違法式潜水艦を乗り継いで、いきなり東京にやってくるっていう、すごいグローバルな動きをしていた人で、
で、どうもこの辺あったら映画になってるみたいですね、
っていう人がいて、で、まあ最終的には日本軍とそういう作戦をしたんですけど、
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インパル作戦はね、知ってる人もいる通りうまくいかなかったので、日本軍は敗退して逃げてしまうわけですが、
その後の戦いで結局このボスも捕まって命を落とすんだったかな、はい、という感じで、
そのイギリスへの支配に、ガンジーの非暴力主義というのはとても有名ですが、
そうではなくて普通に武力で戦おうとした人たちが結構いて、こういう人たちが割とここのエンディングではフィーチャーされていると、
そのインドのジャンヌダルクと呼ばれる、すごい抵抗の活動をしたオーヒーとか、そういう人たちが出てくるというのが書かれてて、
で、あんまりその本の中身全部喋ろうとは思ってないんですけど、結構その流れとして面白かったのが、これは私別の、
確かで何でか知らないけど英語のポッドキャストでも同じような内容を聞いたんですけど、
そのこのRRRとかこういう独立とか、あとはそのイギリス統治時代を、
そうですね、否定するというか、悪者にする風潮、実際にそのイギリスはいろいろ厚生を教えたはずなので、
それを憎く思うという気持ちは非常に自然かなと思うんですけど、という流れがこの最近では強まっていて、
こういうのを私が聞いたポッドキャストではヒンドゥナショナリズムと呼んでましたね。
で、この本の中でも、こういうナショナリズム的な傾向が特にこの2010年代にすごく強まっていて、
たぶん正確には2000年代から2010年代って感じだと思いますけど、これはそのインドの経済発展と非常にリンクしていて、
要するにインドの経済発展してどんどん生活水準も向上して国際的なプレゼンスも上がってくる中で、
自分たちの民族意識とかプライドとかそういうものが非常に強くなってきて、
そこでこのRRRみたいに、自分たちがどうやって独立してきたかとか、そういうことを表現している作品が今は増えてきているという傾向にあるようです。
これが一概に受け入れかとかそういうふうに言えるのかはちょっとわかってないんですけど、何せよそういう作品が好まれたりする傾向が今強まっているらしいですね。
私が聞いたポートキャストの人はちょっとそれを懸念している雰囲気ではありましたけど、なのでRRRがすごい楽しい映画なのはそうなのけど、
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ヒンドゥナショナリズムというものが背景にあるということはきちんと認識しないといけないというふうにその人は言っていたので、そういうものとは多少距離を取ろうとしているように見えましたね。
この本はもうちょっと単純にそのあたりを描写しているという感じで、それが良い悪いというスタンスは特にとってなさそうでしたけど、
そういうことは時代の流れが描かれていて、興味深かったですね。
それとは別の話で、いくつか他にもこの最近のインド映画に対するコラムとかがあって、
インド映画といえばムトゥ・オドルマ・ハラジャみたいにとりあえずダンスがいっぱい入って華やかで楽しいっていうイメージなものから、
今はもっといろいろ社会問題とかを描いている作品も増えてますよということが書かれていて、
その中で私が興味を持ったのはパッドマンという映画。これは女性用の整理で使うナプキンがインドで売られ始めたんですけど、
とても高くて手が出ないので、それを自作しだした、奥さんのために自作しだして売って、非常にそれがその後には成功を収めて、
とても多くのインドの女性が使うようになったっていう話なんですけど、これの人が実際の人らしいんですけど映画になっていて、
これたまたまネットフリックスで見られたので、会議の飛行機で見ましたけど面白かったですね。
特にその、正義のことについて男性が言及するということ自体が非常に多分視されていた時代で、
なので彼はめちゃめちゃ変態扱いを受けるんですね。なんであんたそんなことに興味あるのみたいな感じで、まず奥さんからもやめてって言われるし、
彼は奥さんが鉄な布を使ってそういう処理をしているのがとても我慢できなくてアクションを起こしたんですけど、
そのおかげで、しかも自分の妹とかにもこれを使ってみてくれとか言ってつけまとったりして、
それで親戚とかからもソース缶をくらったりして、引っ越すざるを得なくなったりとか、なかなかさんざんな目にあっているんですけど、
最終的にはそれが彼の作ったナプキンの製造が成功して非常に使われるようになって、国連でスピーチをするというあたりがハイライトですね。
これは面白い映画でした。一応歌のシーンとかもあります。
あとはこれはですね、見られてないんですけど、ヒンドゥーミディアムという映画が紹介されていて、
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これはインドの教育に踏み込んだ映画らしいんですけど、私これ知らなかったんですけど、インドだと初等教育の時から英語で教育を受けるイングリッシュミディアムっていう、
ミディアムっていうのが先生と生徒が共通で使う言葉のことを指しているらしいんですよね。
なので、英語を教育で使うのか、それともヒンドゥー語で、もしくはさまざまなインドは言語がいっぱいありますので、地元の言語で教育を受けるのかということで、
非常にその後の進路に大きな差が出てくるということがあるらしいんですけど、
この受験産業、その学校に入るのも受験があるっぽいんですけど、受験のあたりとか、実際に学校に入った後も描かれるのかな、
そういう教育を取り上げた映画らしいヒンドゥーミディアムというのは非常に興味があるところなので、
これちょっとまだ日本で見る方法が見つからなかったので、たぶん劇場公開されたっぽいんですけど、あとはDVDぐらいしかなさそうなので、
ちょっと配信に来るのを待つか、ちょっとDVDをうまいこと取り寄せるなり、レンタルするなり、買うなりしていると見たいなと思っているところですね。
こういう教育がそういう諸島時代から、そのイングリッシュミディアムはだいたいプライベートスクールでお金もかかるから、
FESOが中心になるということで、日本で言うとインターナショナルスクールみたいなことになると思うんですけど、特にデリーとか大都市の周りではそういうイングリッシュミディアムが非常に増えていて、
そこで教育格差が生まれがちということがあるようなので、ぜひ映画で見てどういうものか見てみたいなと思いました。
はい、という感じで今日はこの本、RRRで知るインド近現代史という本で、インドの独立周りの話を知った感じになったという話と、
そこで書かれてた他の映画についても内緒や見たくなったという話をしました。
あと、ガンジーの映画があるんですよね。これ有名な映画だったと思うんですけど、私まだ見たことないので結構古い映画ですけど、これはイギリス製作らしいですね。これも見たいなと思ってます。
はい、ではありがとうございました。
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コメント

ガンジーの映画だけ見たことあります。長くて当時DVD2枚組でした パキスタンの分離独立が印象的でした あとインドテーマの映画でスラムドッグ$ミリオネアとライオンを見てます。同じ役者

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