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2021-09-24 32:07

第68.5回『楽しいエステートセールを』

あなたの身近な誰かがこの世を去ったとき。
部屋に残された故人の所有物をどうしますか。
いつか自分がこの世を去るとき。
これまで集めてきた自分のコレクションたちはどうなるのだろう。
そんなときに思い出してほしいエピソードです。

質問・感想などすべてのお便りは、 neo.5jo.paraiso@gmail.com もしくは、 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdWmXKlFfHBNQ_LhoOu0h3z4uoAxKfclMO0ZEKwlyhh74nGmg/viewform まで。
00:01
お疲れ様でございます。
後半戦です。
何か話すことある?
別にないけどさ。
ないんやけど。
最近どう?
一週間しか経ってないからな。
いや、ほんまに。
キツがないよ。
先週は、秋グッズの宣伝とかさ。
あー、したな。
ライジンドマンスの時は、いろいろ盛り上がってたけどさ。
改めて、お便りに頼らずに喋るってすごいなって。
他の番組聞きながら思ってる。
みんななんでそんな得点もあんの?って思って。
無やもんな。
むしろ俺らがさ、今週はこれについて話そうって感じだったら、不自然に聞こえる。
どうした?ってなる。
僕らはね、リベント型じゃなくて、エピソード投稿型なのでね。
なんかエピソードある?
エピソード。それで言うとさ、最近Twitterの方ではスペースってあるやんか。
僕はちょいちょいやってます。
あれ、俺はやったことないけど、あれって結局どう始まってる?
なんかちょいちょいやってるやんか。
自然発生的に。
心の砂地のシャーク君がいる時は大体スピーカーとして参加してるんですけど。
いやまあでも、大体何かについて喋ろうってなって始まって、結局話がコロコロコロコロ。
脱線して。
脱線して脱線して脱線して気づいたら3時間みたいなのがあるあるなんやけど。
結局入ってくる人によって話題変わるみたいな感じやからね。
あーなるほどね。
そこもランダムやし。
俺のコミュニティの場合はもう大体ポッドキャストの話が中心やから。
ポッドキャストを配信してる人ばっかりで喋ってる。
同士で。
桜、ポン太と喋ったりみたいなのばっかりやから。
どういうその、トークテーマも特に明確に決めてるわけでもそんなにないんか。
タイトル変えれるしね途中で。
前洋一一瞬聞いてたけど、あれはちゃんと聞いてた?なんかイヤホンで聞いてみたいなこと。
いやなんかやってんなーと思って。
何の話してんだろうと思って。
ただなんか話がよう見えんまんま。
そうやね途中からやったらわからんからな。
そうそうそう。
なんや、ようわからんなーと思って抜けたりとか。
結局あれもなんかトークの上手い下手より、無言を作らん技術の方が大事な気がする。
あーなるほどね。
3、4人も喋ったことない人で固まってしまったらなんか変な空気流れるみたいな。
そりゃそうだよな。
なんか電波悪いフリしなあかん?
あれこれ聞こえてますかねって。
つなぎがそれしかないんや。
03:00
楽しいんやっててでもそれは。
仲良い人と喋るってなったら単純にZoomのみの顔見えへんバージョンと一緒やから。
がオープンに開かれてるっていう。
で言ったらもう俺のTwitterのフォローしてる人でスペースやってるのもポッドキャスターだけやから。
っていうような交流のしかない。
そんな配信の形態があるんや。
ちょくちょくしてますが、あとはさくら同士でやってたりとかね。
あーそうなの?さくら同士もやってんの?
ゆみっ子さんとか結構やってるよ。
あ、そうなの?
誰と?アラシカさんと?
やってるよ結構。
アラスカシュガーさんとゆみっ子さん二人で喋ってたんだけどたまに聞いたし。
シカヤンとか。
そんな話すんだろうな。
全然想像使えるな。
まぁっていうような。
なるほどね。そんな使い方してんのか。
はい。
今日なんかあった?
仕事やったの?普通に?
そうか。在宅か。
今も在宅やしね。今日仕事やったの?
今日仕事やってんけど、なんかちょっとね面白いことあった。
面白いことというか、なんか結構いい体験をした。
あーそう。
ちょっと長くなるんだけど、なんか先週職場のメールに
大阪のこの花区でセントをやってるものですっていう方から問い合わせメールが来て
僕は印刷会社で働いてるんで、問い合わせメールがあっても
だいたい紙の印刷のこととか、シルクスクリーンの印刷についてとか
ウェブショップで買ったものについてとかが多いんだけど
メール読んだら、その人はセントで鏡広告あるやん。
あるね。下の方にあるバナーみたいなやつ。
そうそうそう。募集して鏡広告出すってなったら
鏡広告印刷してる個人の印刷、スクリーン印刷をやってる職人の方にお願いしてたと。今まで。
そのスクリーン印刷をやってた職人の方が半年くらい前にお亡くなりになって
結構なご高齢に大幼児だったらしいんだけど
その人が自宅を工房にしてずっと作業してたってんけど
奥さんはいらっしゃって、ただ奥さんは一緒に仕事してたわけじゃないから
その技術は失われてるよね。
そう。で、道具がもう使われへんものとしてずっとそこの家にある置きっぱなしになってて
しかも処分にお金かかんのよ。産業廃棄物になるから。
そういう専門的な道具も。
で、僕の会社でね、道具とかって引き取ってもらえたりできますかっていう依頼やったよね。
なるほど。
で、デイリーポータルZっていう
あれね。
あれなんて言ったらいいんや。
ウェブメディアかな。読み物サイトというか。
06:03
で、一回そのデイリーポータルZが銭湯の鏡広告を作ってみたみたいな記事があって
あったかもね。
で、その温泉さんの銭湯とその鏡広告を作ってくれた職人さんをその記事で取り上げた発展会。
で、その職人さんのことと私が今やってる銭湯がこの記事に書いてあるんでよかったら読んでみてくださいっていうのもその問い合わせメールに添付されてて
読んで、もちろんデイリーポータルZは毎回読んでるわけではないけど存在は知ってたから
それのライターの人がチミドロっていうバンドやってる人で元から知ってたからライブを見たことあったから
あ、この人かってなって。
その記事の人が。
書いてる人。
で、それを見てこの方がお亡くなりになって今この写真に写ってるこの道具たちが今眠ってるってことかって。
で、上司に相談したんやな。こういうメールが来てて。
で、なんか引き取ってもらえませんかってことだったんですけど。
ほんまやったら普通に断るというか。
邪魔になる。使うもんではないなら。
うちの会社でやってるサービスとしては商品とかとしては使えへんもんばっかり。
年季の入った、言ったら悪いけどほんまにゴミやね。
ガラクタみたいな感じやね。
もうその人しか使えへんみたいなもんばっかり。
なんならよく見たらフレームとかもその職人さんが手作りで木枠作ってるみたいな感じやってん。
リンクも全部使いかけとか。うちの商品で使えへんもんばっかりみたいな。
上級者っぽい感じやってんけど。
うちの会社で10月末ぐらいにイベントやんねんか。
2年ぶりぐらいに現地開催みたいな感じやけど。
そのイベントでそういうフリーマーケットでもないけど、
引き取った道具とかを無料で持っていけるとか100円200円とかで。
たたき売るみたいな。
もしできるなら引き取ってもいいかなと思って相談したら、
上司の人がなんなら僕が個人的に欲しそうなもんありそうやから一緒に行こうかってなって。
現地に。
そう。
で三菱の先輩の人と今日朝から車で行ってきたのよ。
アベノの方にね、お住まいやったんですけど。
行ったらほんまにめっちゃ小さい家の片隅が工房になってて。
離れみたいな。
そう。
シルクスクリーンのフレームって絵柄の大きさによってフレームの大きさ変わんねんけど、
もう小さいのから俺の身長ぐらいまで大きいフレームとか山積みになってて。
確かにこれは処分、このおばあさん一人ではできひんわってなって。
正直使えへんってわかってるもんも向こうが引き取ってもらっても申し訳ないみたいな感じやったから、
うちは産業廃棄物を簡単に捨てれるんよな。
09:01
提携してる業者がいるから。
ていうのもあって、もしうちで使えへん方としては捨てますよみたいな。
引き取ってあげますよ。
車に入る分は持って帰りますねみたいな。
やけどお宝も眠ってるかもしれへんみたいな感じやったよな。
で、まず俺が思ったのは、そもそも人んち。
しかも今まで交流があったとかでもない人の家にあがって、しかも遺品。
しかも全部持って帰っていいっていう状況なくない?
まあそうだいね。
自分のおじいちゃんおばあちゃんとかやったらさ、あるかもしれへんけどさ。
たまに街中でガレージとかさ。
フリーマーケット的なのね。
50円を持っていってくださいみたいなのはあったけど。
いやけどさ、遺品じゃないよ絶対。
たぶんね。
しかもその人がなりわいとして使ってた道具。
魂入ってるものやな。
そうそう。
に触れるっていうことがめちゃくちゃ貴重な経験やなと思って。
でもその時点でちょっと考え深かったんやけど。
で、実際、世間的な価値観としてはお宝じゃないけど、
俺らみたいな印刷の人間としてはめちゃくちゃ価値のあるものみたいなのがめっちゃあってんの。
例えばさ、カラーチャート。
単語帳みたいなリンク通ってる紙。
色見本みたいな。
50年選手のやつとかがいんのよ。
もう全部セピアやん。
いやもうすごかった。
汗まくってるとかじゃないんや。
とか、鏡広告の印刷以外にもプレート。
セントやったら、例えば電気風呂とかさ、水風呂みたいなタイルの壁にネジで埋め込んであるプレート。
ああいう塩化ビニールのプレートのチャートとかがあったりして、見たことない。
こんなんあるんやってなって、俺はめっちゃ興奮したんやけどそれで。
で、そっから例えば、今やったらパソコンで文字打てるけど、当時は写職よ。
そっか。
で、しかも新聞とかやったらさ、だいたいフォント使うフォント少ないけど、印刷やったら依頼されたやつ全部あれなんかいろんなフォントのいろんな写職があんのよ。
すげえな、それは。
使わんとしてももう普通にビンテージなよ。
もうこの世にもう存在してない。
特にもう配管というか文化として失われてる。
ロストテクノロジーやな。
そうやね。
で、もうめちゃくちゃ興奮して俺と先輩。
これ本物読もらっていいんすか?みたいな。
いやもういいよいいよみたいな。
仕事道具と私物の遺品はもう別で分けてるからみたいな。
もうここにあるやつはもう。
いらないやつ。
そうそういらないやつだから、役に立つならもういくらでも持ってってください。
で、その俺らが今度やるイベントで売ってもいいかっていうのも全然いいし、お金も取りませんから。
捨てる方がお金かかるからみたいな。
言ってくださって。
それで、いろいろサボっててほんまに。
もうなんか2時間ぐらいさ。
人んちのフス真ん中とかに上半身突っ込んで、これもいいんすか?とか言って。
12:01
すごいな。
で、職場に来るまで全部持って帰ってきて、ありがとうございました。
で、本とかも結構ガッツリまとめて持って帰る。
車植のやつとか。
昔のデザインのイロハみたいなの書いてあったりするやつとかも持って帰ってきて。
で、俺は今日一日その遺品たちを、ほこりとか油汚れみたいなのを取るっていう仕事をしてたんやけど。
で、今日夕方に会議があって、そのイベントに向けた。
で、その時に今日はカクカクシカジカでいろいろもらってきたんで、
売りに出していいやつと、もうこれはちょっと産業廃棄物のやつ分けてるんですけど、
もし個人的に持って帰りたい人いたら持って行っていいんでみたいな。
仕事提示終わってから、みんなでその物を物色して、こんなんの?みたいな。
やってたんやけど。
なんか、車植とか印刷見本に混じって、
そのお亡くなりになった職人さんの中3の時の音楽の教科書とか。
えー、すげー。
そう、もらってきたんやけど。
うわ、すご。
こうくん、綺麗やな。
えー、すご。
すごいやろ。
黄色よ、紙も。
ほんまやで。
昔の楽譜やなー。
それ発行いつ?
昭和46年の…
あ、印刷は49年やな。
1970年代ぐらいかな。
すげー。
これも50年先週よ。
3組やったんや。
そう。
もっとびっくりしたん。
この70年代の音楽の教科書にBeatles載ってんね。
すげー。
うん。
まじか。
イエスタデイやん。
繋がった。
今日の話。
まじか。
イエスタデイやん。
すごくない?
こわ。
で、ちゃんとさ、その職人さんの手書きの文字でドレミとか書いてあんのよ、楽譜の中に。
書き込んであるわ。
そうそうそう。
だから書いてないやつは習わんかったんやなとか。
イエスタデイやってるわ。
すごいな、イエスタデイ65年の曲らしいけど。
あー、そうなんや。
たった数年の音楽の教科書。
日本の音楽の教科書に載るぐらいトドロいてたんやな。
いやもう、異常な売れ方やね。
あと、この職人さんの落書きがあんのよ。
そう。
スーパーカーの車の落書き。
めっちゃかわいくない?これ。
絶妙に半分斜め向いてる感じの。
絵うまい。
真横じゃない。
こんなさ、会ったこともない人のさ、中学時代の落書きがさ、
50年の時を経て、
今このポッドキャストという電波の海に紹介されてる。
意味わからんな、それ。
とかさ、これはちょっと、
今日の節からはそれたものばっかりなんやけどね。
もちろんこういう、
15:01
これデザイン系の書籍。
デザイナーのための写職指定の。
えー、すげー。
これすごいね。
これもね、ちょっとすんの。
うわー。
音声では全然伝わらへんねんけど。
なるほど。
薄い紙が。
ちなみにあの、もしかしたら桜の中には若すぎる人で、
写職が何かわからんかもしれへんけど、
まあ要はね、
あのー、文字のね、
サンプルを切り張りして、
一個一個ね。
印刷すんのよね。
文字拾って。
そうそうそう。
まあ新聞の文字組とかとはまたちょっと別なんやけど、
写職は神やかにね。
印刷する上でちょっと必要な道具やったよね、当時は。
これすげーなー。
ポレペついてんのよ。
うん。
文字の書き方とかもね、ちゃんとこうやって。
その文章がまた面白いのよ。
その写職のサンプルの。
山田、山田あなたの空遠くね。
幸い住むときとか言うよ。
全部それなんかな。
いられで文字ツール打ったら心の一節出てくるみたいなぐらい定型文でね。
あー、そうだね。
まあ要はこういうのの写職とか、
それこそいられの文字ツールとかで定型文としてこういうのが出てくんのは、
漢字とかひらがなとか、
細いところ太いところがまんべんなく入ってるっていうやつらしい。
英語だったらだいたいロレムイプサムとかやけどな。
これめっちゃよくない?
すごいね。
こうやって写職をね。
勉強になるな。
文字を組んでたっていう写真の使いがされてるんですけどね。
割り付けの使い。
これ面白いね。
そう。
まあ要はこの職人さんはシルクスクリーンの職人さんやから、
モノクロで原稿さえあれば、
それを乾燥乳剤っていうのを塗って光を当てたら、
文字とかイラストの黒い部分は乾燥乳剤が固まらずに、
光が当たったところだけ乾燥乳剤が固まって、
その後水洗いしたら版を。
文字が張ってあったところだけ乾燥乳剤が流れ出て、
絵柄の形に穴が開いた版が出来上がって、
そこにインクを通すっていうのが言ったらシルクスクリーン。
広範印刷っていうものになるんですけど、
僕の会社はそれをデジタルでやってるので、
もう版が100秒くらい出来ちゃうんだ、フィルム上で。
いやけどこの人は、
アナログで。
自分で作った木枠にアミドみたいなのを貼って乳剤塗って、
この写色とか手書きの文字、筆の文字とかを貼り付けて、
乾燥乳剤塗って光当てて、
で依頼された広告とかがあった。
しかもそういうライトってさ、
観光台みたいなガラス張りのテーブルみたいなのの下に、
蛍光灯みたいなのが入ってて、
言ったらコピー機みたいな感じ?
車を当てて、
まんべんなく光当てるような感じだけど、
その人手で当ててたらしい。
手持ちのライト。
えーすご!
そう。
木は完全にガリュウナやん。
そう、ドクラブって言ってた。
すげーな。
そう。
とかもう一個面白かったのが、
ちょっと話変わって、
この職人さんは釣りが趣味だったらしいんだけど、
18:03
釣り即っていう、
多分そういう競馬新聞的な釣りをする人。
業界新聞ね。
そう、業界新聞の糸巻き研究室っていうコーナーの、
切り抜き?
切り抜き!
この糸の巻き方覚えなあかんって思って。
エダスの出し方っていう。
すごい。
とか、もう一個めっちゃ面白かったのが、
社食の本からこれが出てきて、
これもそう、新聞の切り抜きなんやけど、
これなんやろって思って、
パッて裏面見たら、
あ、この商品欲しかったやろうなーって思って。
メロディーが流れる電卓。
でっかい広告。
めちゃくちゃでかい。
カシオメロディー。
そう。
メロディーがはじける楽しい電卓。
カシオから世界初。
計算と時計とメロディーと一つになって、
夢の世界へ。
すごいよな。
すごいな。
当時で、9500円。
高いね。
多分高いんやろうな。
電卓。
すごいよ。
電卓なんかじゃあ、
言ったらコンピューターみたいなもんか。
すごいよ。
メロディー演奏もできる。
小数点の点と、
0から9のキーを押すと、
それぞれ音階が鳴ると。
ドレミファソラシドが割り当てられてんの?
そう。
で、メロディーアラーム。
時を知らせるアラームには、
にぎやかなイタリア民謡のナポリタンタランティラと、
知らねー!
爽やかなエリーゼのために、
自由に奏でさせることができます。
奏でさせる。
あと普通に、
電卓として計算しても音鳴ります。
ピーポーパーポーみたいな。
電話みたいな。
なるほどね。
とか、ストップウォッチついてたり、
あとはタイマーもついてると。
多機能なんやね。
そうそうそうそう。
でもメインは電卓なんや。
そう。
ちなみに、音を出さずに計算することもできますって書いてある。
おおー。
いや、おおーじゃないね。
メインやね。
ハイテクやん。
すごいよ。
これちょっと、
これちょっと写真載せようかな。
良さげやから。
面白いね。
すごいよ。
変えたんかな、電卓。
変えててほしいな。
それはなかった?
なかったと思う、たぶん。
5章大事に置いてんのがすごいな。
本人も忘れてたかもしれんけどね。
で、まあ俺はこの、
今日そのね、
道具類、遺品たちを、
持って帰ってきて職場に。
で、まあ職場の面々で、
なりわいしながら触ってて。
で、もうなんか、
さっき言ったみたいにさ、
会ったこともない人の家に行って、
その人がなりわいとして、
商売道具として使ってたものをもらうとかって、
なかなかないよねっていう話をしたら、
後輩の女の子で、
24くらいの頃かな。
アメリカの大学に通ってた子がいるんだけど、
その子が、
アメリカは結構ありますよって言ってて、
どういうこと?みたいに聞いたら、
21:00
エステートセールって知ってる?
いや、聞いたことない。
そう、なんかアメリカでは、
個人、お亡くなりになった人の、
遺品を、
遺族の人が、
売るっていう習慣がある。
あー、なんか映画とかでは見たことある。
そう。
家具とかね、
調度品とかね。
で、またその、
フリーマーケットとかってさ、
売るための場を設けるとかさ、
他にもフリーマーケットやってる人が集まってやるとかやねんけど、
エステートセールは、
その人の、
個人の、
家を開放して、
で、ちゃんと、
エステートセラーっていう、
プロの鑑定士みたいな人が、
遺品に値段を付けて、
あー。
で、
それを買いに来る人も、
事前予約みたいなのをして、
並んで、
家の中にお邪魔して、
それを買っていくっていう文化があるらしい。
へー。
そう。
エステート、
まあ言ったら財産とかね、
不動産って意味なんやけど、
それを売ると。
で、
その子も、
アメリカの大学行ってた、
留学行ってた時に、
エステートセール、
私行ったことあるんですよ。
へー、すげー。
やってて、
で、
今の時代やったら、
ネットで調べられるらしいね。
うん、
どこでやってるかとか。
そうそうそうそう。
で、
もちろん、
今回のさ、
俺が行ったこの職人さんみたいにさ、
専門的な仕事を、
自営業でされてる方とかやったら、
もちろん、
道具とか、
商売道具とか、
遺品とかが、
言ったら専門的なものが多いから、
同じ筋の人が来る。
同じような、
同業者っぽい人がもらいに来る。
とかがあるけど、
そうじゃない人ももちろんいる。
で、だったら、
その人が趣味で集めてるものを。
本だったりとか。
コレクションだったりとか、
食器とか。
とかも怪しい。
椅子とかも怪しいな。
椅子、そう。
コレクター機質の人なりの、
エステートセールがある。
やけど、
もっとそうじゃない人だって普通にいると。
別に何のこだわりもない、
生活的な遺品もある。
けど、
それはそれで面白い。
もちろん文化が違うし、
時代も違うから、
掘り出しものがあったりとか、
その人にとっては普通に日常的に使ってたものでも、
誰かにとっては価値がある。
自分じゃ絶対買わんようなものが見つかったりする。
で、
コレのいいところが、
今やったらさ、
フリマアプリとかでさ、
ネットで、
個人が売り出したものを買えたりするわけやん。
とか、フル道具屋さんとかさ、
アンティークショップ行ったりしてもさ、
誰かが以前使ってたらしいものが買える。
やけど、
エステートセールは、
その人の家で、
その人のものが買えると。
もう背景、
背景が見えるし、
なんかこのアイテムは、
ずっとここにいたんや。
ずっとここに置かれてたんや。
みたいな考え深さがめちゃくちゃあると。
泣けるらしい、ほんまに。
会ったことない人でも、
めちゃくちゃ感動するし、
大事にしようって思えるらしい。
柱の傷的なファクターが多いんやろうね。
家具とかにも。
エステートセール言ったらさ、
家ごと買うってこともあるらしいからね。
ああ、
24:00
もう屋敷ごとみたいな。
遺族の方が同居してないとかやったらね。
持っとってもしゃあないってこともあるやろしな。
で、
日本はエステートセールの文化がないからさ、
遺族の方が遺品整理するってなってもさ、
売るのも大変やから、
結局処分っていうのが多い。
けど、アメリカではもうだいぶ昔から、
定着してるんだよね。
根付いてるから、
エステートセールっていう文化が根付いてるから、
その、
結構普通の一般民家にも、
アンティーク系の道具が結構ザラにあるらしい。
ああ、
ま、回り回ってるものもあるやろしね。
そうそうそうそう。
っていう、
なるほどね。
すごい体験をさせていただいたっていう感じやな、
ほんまに今日俺は仕事で終わったけど。
そうそう、
ある機会のないもんではあるもんじゃないよな。
うーん。
いや、ほんまにだってさ、
会ったことない人って言ったもん。
死んでもうてる人やし。
そう。
なんかちょっとこう、
名刺交換したぐらいの人が声かけてくるとかでもなかったと思うよ。
うーん。
っていうので、
もう本来やったら、
ちょっと忙しいんでごめんなさいで突っ込んでるような話やったかもしれへんけど、
たまたま、
イベントでそういうフル道具とかを、
もしかしたら売りに出したり、
持って帰ってもらえたりするかもしれへんと思って。
機会があったのね。
そう。
ほんまに、
ここの家に行くまでは、
正直ちょっとめんどくさいなと思ってて。
ああ、
どんなもんがあるかもわからない。
力仕事にもなるやろうし、
もう服も汚れるやろうし、
とかって思って、
朝一やしみたいな。
ちょっとしんどいなとか思ったけど、
もういった瞬間に、
今までの人生で成し得へん体験をした。
うーん。
確かにね。
っていう、
なんかこう、
で、俺は、
あの、
雷神堂の仙台社長にも思いを馳せた、
その時に。
何?
職人として、
大養生された方を。
あそこはね、
娘さんとか社員の方がついてるけど、
ついてくれる人だな。
ここは個人、
自営業やったから、
俺らが、
この道具たちを引き取って、
イベントでお披露目するっていう形で。
まあ、ある意味供養やわな。
それも一つの。
そうそうそう。
っていうのがまあ、
できたかなっていう。
で、これをまたこの場でちょっと話すっていうのも。
なるほどね。
一個の、
一人の男の生き様を。
音の鳴る電卓欲しかったんやっていう。
男の生き様をね。
スポーツカー斜めから駆けたんや。
そうそうそうそう。
なるほどね。
っていう、会ったことない個人に、
思いを馳せた一日でございました。
面白いね。
面白かったよ、めっちゃ。
エステートセールは、
普通にあったらいいのにね、もっと。
で、もう一個帰り道で考えてたのは、
俺がエステートセールするってなったら。
そう思ったよ。
エステートセールしても恥ずかしくないもん。
そう。
そう。
そうやね。
27:02
いいんちゃう?でも。
なんか物を買うとかさ、
貰う時にさ、
エステートセールって、
どう生えるかっていうのがね。
来て貰うってのも大事やな。
そのエステートセールの要素としては。
そうやな。
だからもう、ゆいごんに書くべきやん。
エステートセール開いてくれってね。
うん。
確かにな。
ネオ五条楽園。
楽園。
それだけは、
ファンOKに入れてくれ。
お前とったらおもろいは。
もうどこにもない。
あれは。
お前とったらおもろいはクッション2。
同じとこでか、なんか。
いやでも、
今このね、
配信を聞いて、
エステートセールというものを知った方も、
いると思うんですけど。
初めて知ったな。
そう。
もしかしたらね、
四季が近い桜もいるかもしれないんで。
来年の桜を拝むことができない桜。
もしかしたら、
今この話を聞いて、
エステートセール自分もしてみたいってね。
そろそろアラスカシュガーさんとか
言ったことあったりするかもな。
あるかもしれない。
知ってるかもしれないでしょ。
普通に。
自分ごとじゃなくてもさ、
例えばあの、
もし誰かが近々ちょっと、
ね、
不法があったら、
こういうのがあるんですよっていうのを教えてあげてさ。
教えてあげてもね。
配信でくださいっていう意味ではないけどね。
ではなく、
そうそうそうそう。
もし遺品の整理に困ってる人が身近にいたら、
こういうのありますよって言って、
今やったらもうネットでね。
募集かけてさ。
まあさすがにちょっとプロのエステートセーラーは
日本にはおらんだろうから。
まあ自分で何根付けになるやろ。
そうそう根付けして。
ああそれこそいぞ、
その個人が自分で根付けしたらいいんじゃん。
ああいいな。
自分がやるって。
どうせもう自分の利益にならへんと思ったらな、
叩き売りできるかもしれないしな。
これは、
分かる価値分かる人に買ってほしいからって
高くすることもできるしね。
うーん。
俺の場合は、
レコードとかがね。
そうやな。
何やろうな、
本とか。
まあコレクションがね、
そうなる。
そうやな。
それこそ子供とかがいたらさ、
そういう子供に引き継いだりできるかもしれへんけど。
逆に言ったら、
俺らは親世代の
遺品が出てきたら、
エステートセールしなあかん。
そうやな。
しなあかんことないけど。
俺も言ったら、
何その、
うちの両親は職人系やから。
ああそうか。
道具はあるよ。
なるほどね。
筆とかいっぱいあるよ。
ああ、
絵筆とか。
うん。
なるほど。
いい話でした。
それもオンシャレ取り扱ったらいいんじゃん。
ん?
それもオンシャレエステートセールしたらいいんじゃん。
ほんまやな。
いけるよ。
これは僕のお母さんの筆なんですよ。
先週死んだんですけど。
プルプルプルプル。
はっはっはっは。
泣きながら。
それ三浦淳の親孝行の仕方に変えてなかった。
ああ、ほんまやな。
新しい親孝行プレイ。
そうそうそう。
エステートセール。
エステートセール、
1ページ加わりましたよ。
30:00
ほんまですね。
セール1ページ加わりましたよ
いい角度の親孝行になるんじゃないですかね
ということでいい回になりましたが 計らずも
俺も今日これ持って帰ってきた瞬間に これのこと喋ろうと思いながら帰ってきたけど
どうにかしてこの音の鳴る電卓俺も欲しいねんな
まあよかったらあのおばあちゃんの家に カシオのメロディーなる電卓ありましたという人いたらね
よかったら写真とか載せてほしいです メロディー-80です
金版 メロディー80
そうだよな多分 だってこんなデカデカ
電卓がこんな広告のスペース取ることを考えられへんもんな 楽しい電卓で広告取れんやん
すごいよね この頃の商品ってさ機能性無視して楽しさ重視みたいなやつめっちゃあるよな
あーそうね何かとそのハイブリッドさせたがる時代や 文房具とか
そういうことですよな 何においても楽しさを
重視 付与させるっていうのはね 高度経済成長って感じやな
だからそれこそね涙なしにはって言ってたけど エステートセールにもね
楽しさ付与して 誰が欲しいねこれみたいなやつを置いときって
ユミヒコさんやったらヨイチが書いたTシャツがエステートセールに 意味わからんけどドラゴンティーとか
ドラゴンティーは恥のブームやろ エステートせんほうがええ
ということでね皆さんも楽しいエステートセールを迎えられるといいかなと思います
はいということでね256円は週1回か2回どっかのタイミングで配信したいと思いますが 来週は僕らワクチン2回目を打つので
ダウナーですね ちょっとどうなるかわかりません
そんな感じでね今週もお疲れ様でした 生きて帰ってきましょう
32:07

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