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どうも、世界のねじを巻くラジオのねじまきです。 皆さんご存知でしょうか、今日本で最も熱い
上田慎一郎監督のカメラを止めるなという映画を。 これはですね予算300万円のインディーズ映画なんですけれども、その作品の出来が結構衝撃的
すぎて、SNSでの口コミを中心にみるみるうちに話題が広まったっていう異色の映画です。 初めは東京の2巻でしか上映されてなかった小さな映画なんですけども、今現在はその人気で
150巻以上でも上映されることが決定しているほどのホットな映画です。 僕自身もSNSでの評判をあちこちで目にしてたんですけれども、正直君の名は的な感じでみんなよ
わからず持ち上げてだけ持ち上げてるだけなんやろうという感じで、ちょっと見るのを控えていました。 でも最近ツイッターで近くで舞台挨拶をするという情報を得たので、この機会は逃せへんと思って
ちょっと鑑賞してきました。 場所は東方シネマズ梅田という映画館で、大阪のど真ん中になるんですけれども、この映画館でカメラを止めるな
を鑑賞後、舞台挨拶という形になってました。 大阪の梅田で舞台挨拶があるというツイッター情報を見て慌てて予約したんですけれども、3日ほど前にも関わらず
700席以上を超える映画館がネットでほぼ満席状態でした。 ツイッターとかを見るとどの方も前情報を入れずに見てくださいみたいなお勧めの方をしてるんですけども、
実際見た僕からも全く同じことが言えるかなと思います。 映画の内容とかあらすじを知りたいって方やっぱりおられるかと思うんですけれども、
映画の性質上ネタバレをされると非常にもったいない感じなので、 なるべくネタバレを極力控えて誤解を恐れずに言うと、この映画はゾンビ映画となります。
そのためなかなかグロテスクなシーンがあったり、ホラー的な要素もゼロではないんですけれども、それがメインではないのでホラー苦手っていう方にも是非見ていただきたい映画だなと思います。
やっぱり僕としても極力ネタバレを控えてお伝えしたいなと思いますので、このカメラを止めるな!の映画の良さを3つに絞ってお伝えしようと思います。
まずこの映画の良さの一つ目は、脚本の練られっぷりがすごいということです。
どうなんの?と謎を残しつつ次へ次へとカメラが突き進んでいく感じとか、本当にアイデアの勝利だなと思いますね。
CGもほぼ使わずあそこまで引き込めるのは本当にすごいと思います。
これで撮影するの大変やったよなぁとか、作り手の根性みたいなのも見られるのがこの映画の魅力だと思います。
この脚本の練られっぷりっていうのも説明しようとするとちょっとネタバレが入ってしまうので難しいんですけれども、
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とりあえず見ていただけるとああそういうことかっていうのがわかるかと思います。
こうやって実際に見ないと体験できないっていうところも今のSNS時代にマッチしたんじゃないかなと思います。
カメラを止めるな!の2つ目の魅力としては、役者の個性ですね。
映画の著役とかってやっぱり忘れられがちだとは思うんですけれども、この映画には脇役なんてないぐらいの個性の強さって、
水にもこだわる録音マンだったりだとか、やたらと役者意識の高い男優だったり、
ご親術のできる奥さんだったり、映画監督志望の娘などなど本当に個性の強いキャラクターがどんどんどんどん出てきます。
個人的にはですね、大阪弁がバンバン出てくるっていうところも関西人としては非常に嬉しかったです。
この世界のネジを巻くラジオを聞いていただいている方は関西弁にも慣れてきているかと思うので、ぜひこのカメ止めことカメラを止めるな!も見てみてください。
舞台挨拶でもおっしゃってたんですけれども、この上田慎一郎監督も実際大阪に1年ほど住んでおられて、
数年前に滋賀県の琵琶湖をイカダで横断しようとして救助されたみたいなエピソードも持っておられる変人みたいです。
基本的にこの映画に出てくる俳優さんは無名の方が多いみたいなんですけれども、どの方も役にしっかり入り込んでおられて、
その撮った環境みたいなのが本当にいいんだろうなというのを感じさせられました。
何というか話題作りのために無理やりジャニーズを入れたりする映画はよくあるかと思うんですけれども、
そういうことをせずともやっぱりいい俳優さんをいい雰囲気の中で使うと、いい映画って本当にどんだけでもできるんじゃないかなっていう可能性を感じさせてくれる作品でした。
カメ止めの3つ目の魅力としてはワンカットへの執念ですね。
ここはネタバレ的な感じになってしまうのであまり深くは話せないんですけれども、
このカメラを止めるなというタイトルがこの映画の肝となっています。
ワンカット、カメラを止めることなしに、切り替えなしに撮れるかっていう執念が見える映画ですので、そこにも注目していただきたいなと思います。
ということで映画を見終わった後、人生初の舞台挨拶に参加したわけなんですけれども、
さっきまで映画のスクリーンに映っていた人を目の前にする経験ってあんまり…今まで初めてでして、本当にお疲れ様でしたと心から応援したくなるような感じでした。
役者さんだけじゃなくて監督やプロデューサーも来られて、メディア、カメラとかもいっぱい来てたので、その勢いっていうのも肌で感じることができました。
さすが大阪ということだけあって、役者さんが喋っている最中にチャチャを入れるファンの方が大勢おられたり、朝から見続けて4回目ですっていうファンの方もいました。
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それでも驚かないぐらいこの映画の引き込み力が、愛される魅力があるっていうところが証明されているかと思います。
今日見た映画館なんですけれども、東方シネマズ梅田のTCXシアターというところで見たんですけれども、
以前ミッションインポッシブル最新作の話をしたアイマックスシアターには及ばないですけれども、そのアイマックスを除いた映画館で言うと関西最大の大きさのスクリーンとなります。
ということで実際にその回に見られたお客さんの数は733人にも及んだということで、役者の方も逆に驚かれてたぐらいのインパクトがありました。
人生初の舞台挨拶を見れたんですけれども、その映画の裏話とか俳優さんの素のところが見れたりだとか、本当に映画だけでは味わえない魅力があそこにありました。
本当に長いワンテイクを撮り終えたと思ったらレックボタンが押されてなかったみたいなハプニングがあったり、本当に監督としてもこの作品をまとめ上げる上でいろいろ苦労されたんやなっていうのもお伺いすることができました。
そんなこんなで映画鑑賞と舞台挨拶を見終わったんですけれども、帰る時にチラッとチケットブースを見ると17時半からの会ももうすでに満席にバツ状態になってまして、まだまだこれから人気が観戦していくのは間違いないなと思いました。
このポッドキャストを聞いた方は騙されたと思って一度映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
映画のミルクがビンビン伝わってくる作品なので本当にぜひ見てみてください。
ということで亀止めのエピソードはそろそろ終わりにしたいんですけれども、次回のエピソードとしてはですね、以前お伝えしたように31,21ということで僕のおすすめの名曲を1曲紹介したいなと思っています。
紹介する曲の内容としてはU2のThe Miracleという曲になりますので、まだ聴いたことがないという方もyoutubeとかspotifyとかで聴ける状態を準備していただくか、先に聴いていただくかしていただければなと思っています。
あとちょっとお伝えしないといけないのは、あの女性ソウルシンガーの伝説的なアレサフランクリンが亡くなってしまったということで、そこにもちょっと触れていきたいなと思っていますので、
ぜひ次のエピソードもお聞きください。このポッドキャスト以外に世界のネジを巻くブログというブログもやっておりますので、もし興味のある方はぜひご覧ください。
urlはwww.ねじ巻ブログ.comとなります。他にもこのポッドキャストをiTunesで聞いておられる方がおられましたら、ぜひiTunes上でレビューをしていただければ非常に励みになりますので、
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ぜひそちらもお願いいたします。ということで、ここまで話してだいたい9分30秒ということで、そろそろ切り上げたいと思います。では次のエピソードでお会いしましょう。