値引き交渉の意義
仕事に使える交渉術第11回です。 今日は値引きの話をしようかなと思いますけども、
よく値引き交渉というのは日常的に発生するところですね。 値引き交渉をされた時にどうするかっていうところなんですけども、
値引き交渉されないに関わらず、金額を下げて仕事を取りに行こうとすることはあるんですけども、
もうこれはね最終手段だと思っています。 値引きをするのは簡単なんですけども、値引きで取ったお仕事はやはりどこかで値引きで取られるというか安い金額で
取られてしまうっていうのがあるので、金額だけで勝負するべきじゃないんですね。 ただもちろんねどうしても事情があってとか、どうしても予算が出なくてこれだけ
値引きできないかっていうようなことはあるにはあるんですけども、 だから絶対値引きをしちゃいけないっていうわけじゃないんですけども、
ただ値引きはもう本当に最終手段かなと。 他と比べて高いから安くしてくれって言われた時も値引きをして合わせるっていう手もあるんですけども、
それとは別の手を先に考えた方がいいなと思いますね。 例えば何かオプションをつけるであったりとか
これの他にもう一つこういう仕事をくれるんであればセットで少し安くしますよっていう話とかだったりね。
逆に値引き交渉されたのに違う仕事をくっつけて売り上げを増やすってことができたらそっちの方がいいじゃないですか。
値引きっていうのはもう後は使わなくていいって言ったら変ですけども、じゃあいくらだったらいいんですかと言ってね。
その金額に合わせるっていうことも最終的にあるにはあるんですけども、本当最終手段かなと思います。
ただその場合もですね向こうが値引きをどういうつもりで言ってるのかっていうのもやっぱりちょっと見極めなきゃいけないところはあります。
本当に予算的に出なくて値引きをしているのか、とりあえず値引きをしてって言ってみようっていう場合もありますし、
なんとなくで言う時もあるんですよ。
一般的にね、これはもう全部にはてはまらないですけど、一般的に東京のお客さんはあんまり値引き交渉を強く言うとこは少ないとは言われています。
値引きをそんなに言われない、逆に値引きを交渉をしないで他に決まっちゃうってこともあるので、
値引きをしないのが良い悪い、決して良いってわけじゃないんですけど値引きされないことが。
値引きってことはあんまり言わないっていう傾向があると。逆に大阪の方は値引きをすごい言ってくる傾向はあるんですけども、
値引きをしたらやってくれるっていうところもあるので、最初に金額提示をしてそれでもうおしまいじゃないっていうところもあるみたいです。
地域別の値引きの傾向
私がいる名古屋は、冗談も含めて言われるのが東京は値引きはあまりしないと。
カッコつけっていう意味も含めてあまりしないと。大阪は値引きを要求すると。
大阪は値引きを要求するけども、値引きをしたら引いてくれるんか、じゃあやったるわみたいな感じで、値引きをすれば仕事がもらえる。
名古屋は値引きを要求されて、値引きをしても仕事がもらえるとは限らないっていう言われてましてですね。
値引き交渉するんだけどもそれでも他で決まるみたいなね。結構せちがらいと言われてます。
それだけ名古屋のビジネスが難しいっていうふうには言われてまして、そんなところで働いてはいるんですけども。
なのでその場合もやっぱり値引きが本当の値引きなのか、本当に値引かないと無理なのか、
ビジネスの、やっぱり大阪とかだとね、やっぱりビジネスなんだけどもやっぱりおもろい相手と仕事したい。
こっちが値引きしてやーって言って、ノリでまあしょうがないですわねって言って、テンポよく楽しく仕事ができるかどうかって多分そこで見てると思うんですよ。
これからビジネスやっていく上でね、やっぱりそういうテンポよくやりとりができる気が合うものと仕事がしたいっていうのも含めての値引きっていうそういう側面もあるので。
なので本当にね、最初の金額提示でギリギリ出したらそういうことができないので遊びがね。
その遊びの要素も取っておかなきゃいけない。そういうのもやっぱりお客さんがどういう人かっていうのはね、どういう人かっていうのを知ってから金額を出す。金額を決めるっていうね。
で、もしそういうあんまり値引きがあるだろうなぁと思って多めに出したら、もう値引き控除なくもう他に決まりましたってあっさり言われることもあるっていうのがあるので。
そこの見極めは大事かなと思いますね。で、やっぱりそこの余裕、値引きをされる可能性があるんであれば余裕を見ておかなきゃいけないと。
で、その際どこまで引けるのかっていうのも含めて考えて出さなきゃいけないかなというふうには思いますね。
ただそれもただ最終手段というかね。できたらいやーちょっとすら難しいですわ。これつけるんでお願いしますわ。で通ればそっちの方がいいと思いますし。
そういうところで一概に値引きと言ってもいろんなパターンがあるので、ちょっとそこら辺は見極めは必要かなと。もうちょっと具体的な話でできればいいんですけども。
そんな形でね。まああとは1回金額値引きをして決まっても後からオプションで増えたりとかいうこともありますし、その辺も含めて料金交渉結構難しいのでパターンによってというかシチュエーションでだいぶ違いますけども。
ただどっちにしても相手のどういうつもりで値引きを言っているのかっていうのは見極めなきゃいけないし探りを入れなきゃいけないかなというところかなと思います。
値引きの話とかはまたちょっと話したいところもあるんですが、今日のところは土地柄とかにもよって、相手に人柄によって値引きの意図っていうのが全然違ったりもするので、その辺も見極めは必要ですよというところで。
ではまた。