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2022-09-28 05:47

#326 【技】マークダウンがすごいことになっていた

マークダウン記法が使えるテキストエディタを使うと、キーボードから手を離さずに手軽に書式付きの整った文章を書くことができますが、なんと図まで描けるマークダウン記法があるということに気が付きました。

という話です。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「マークダウンがすごいことになっていた!」というものです。
マークアップという言葉を知っていますか?
マイクロソフトワードで文章を作るときに、乱しを作るとしたらどうしますか?
文字列の文字のサイズを大きくしたり、太字にしたり、下線を引いたり。
もしもそうやっているとしたら、あなたはワードの使い方がわかっていません。
正しくは、文字列に乱しという書式を設定するのです。
そして、その乱しの書式の定義として、文字のサイズや太字や下線を指定するのです。
ちゃんとできますか?
この考え方は、ウェブページを作るときにはとても重要です。
この文字列に、乱しという意味を表す情報を付け加えることを、マークアップと言います。
見出し以外にも、段落とか図とか差し絵とか、いろいろ考えられますよね。
ワードでマークアップする場合は、マウスで文字列を選択して書式から見出しを選ぶ、みたいなことをします。
これはこれで良い方法なのですが、世の中には文章を書くときにキーボードから手を離すのを嫌がる人もいます。
大量の文章を書く人はだいたいそうです。
プログラムコードをガリガリ書く人も割とそうですね。
そういう人は、キーボードからできるだけ手を離さずに仕事をするために、ショートカットキーをよく使います。
シフトを押しながら矢印キーを押して文字列範囲を選択して、Ctrl-Cでコピーして、矢印キーで別の場所にカーソルを動かして、Ctrl-Vでペーストする、
くらいのことは割と誰でもやっているかもしれません。
でも書式を設定するとしたら、アプリケーションのメニューを操作することになって、文章を作るのとは全く違う文脈の操作が必要になってしまいます。
そこで生まれてきたのが、マークダウンという記法です。
行の最初にカーソルがあるときに、シャープを一つ書いてスペースキーを押し、続けて文字列を打つと、その文字列には、「見出し位置」という書式が付きます。
マイナスを一つ書いてスペースを押し、文字列を書くと過剰書きになり、リターンをした次の行も続きの過剰書きになります。
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過剰書きをやめたかったら、空白の過剰書き行で一旦バックスペースを打つのです。
まあこんな感じで、シャープとかマイナスとかのマークダウンの記号を覚えると、キーボードを打っていくだけで書式の整った文章を作れるというわけです。
最近流行っているノーションなんかでは、これが基本の書き方です。
マークダウン対応のテキストエディターはいろいろあるので、ぜひ調べてみてください。
というわけで、僕はちょっとした文章を作るときには、マークダウン記号対応のテキストエディターを使うことが多いのです。
しかし最近、「おお、ここまでできるのか!」というマークダウン記法を知りました。
なんと図が書けるのです。
ガントチャートが書けます。
ガントチャートというのは工程表ですね。
一番上の段に日にちがあって、次の段からこの工程の後にこの工程が続いて、みたいな感じで段々になっている表です。
あれがマークダウンで書けるのです。
フローチャートとかクラス図みたいなシステム設計に使う図も書けます。
円グラフも書けてしまいます。
これ、やってみてびっくりしてしまいました。
テキストで書いたものが絵になるのです。
図形と図形の関連に意味がある図は一度書くと修正が難しいものですが、この記法で書くとテキストの修正になるのでちょっと楽かもしれません。
どちらかというとシステム開発屋さんが使うものですが、いろいろな可能性を感じます。
これ、マーメイド記法と言います。
ノーションで手軽に試せますので、ノーション、マーメイドあたりでググってみてください。
びっくりすることを受け合います。
こういうのを書いて手軽に情報共有するの、かっこいいと思いませんか?
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
05:47

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