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2023-09-12 05:21

#675 【談】猫とめがねのアニメが気に入っている理由

背景や空間の描写が秀逸なアニメ作品を2本紹介します。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


「できる猫は今日も憂鬱」

https://dekineko-anime.com/


「好きな子がめがねを忘れた」

https://anime.shochiku.co.jp/sukimega/



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をご覧ください。

サマリー

猫と眼鏡のアニメが気に入っている理由です。この2つの作品では、映像の表現や空気の表現に「おお、すごい!」と感じています。

00:06
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、特書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、特書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
猫と眼鏡のアニメが気に入っている理由、というものです。
火曜日は日頃考えていることを適当に話しています。
このところ火曜日はアニメの話ばかりしているような気がしますが、
まあそれくらい家族揃ってアニメを見ているのです。
もちろんそもそもアニメ好きではあるのですが、
大量に見るようになったのはリモコン付きのChromecastを使い始めてからで、
家族それぞれが自分のアカウントを設定して思い思いの作品を見るようになり、
その相乗効果で見る作品が増え続けているのでした。
僕のウォッチリストにはかなりの数の作品が入っていますが、
今回はその中でも注目している作品を紹介したいと思います。
それは、できる猫は今日も憂鬱と、好きな子が眼鏡を忘れたの2つです。
ゴーハンズという会社が制作しています。
どちらもかなりとっぴな設定のアニメっぽいアニメなのですが、
アニメの映像表現に惹かれる
僕がいちいちいいなあと思うのは映像の表現なのです。
アニメ作品で賛否両論になる傾向があるのは、
コンピューターグラフィックスの使い方ではないでしょうか。
コンピューターの性能が上がったこともあり、
違和感はだいぶ少なくなってきているのですが、
ぬるぬる動く感じが気持ち悪いと思う人も結構いるみたいですよね。
僕も例えば、光学機動隊SAC2045は何となく違和感を感じたりしましたが、
今回の猫とメガネの2つの作品では、「おお、すげえ!」と感じたのですね。
それは背景というか空間の描写でした。
特にオープニングムービーがそうですが、
例えば足元から見上げながら移動する視点の描写は新鮮な感じ。
こういう構図ができるのは、
3Dモデルを作って視点移動をプログラミングした上で
レンダリングできるからなんだろうなと思ったからなのです。
3Dモデルを作ってしまえば、
様々な方向からの視点で描画し直すことができるので、
データ量を減らしたラフなレベルの動画を多数作って実験し、
効果的な動線で正式な動画をレンダリングするというやり方ができるのですよね。
もう一つは空気の表現です。
臨場感を出す空気の表現
メガネの方は学校の教室の表現がよく出てきますが、
そこでは空気中の細かいダストのキラキラが描画されています。
窓から光が入っているときに黒板を背景にすると見えることがあるキラキラ。
それがちゃんと動いているのです。
それだけでかなりの臨場感が出ているのですね。
この作品でそれに気づいてから、
他の作品でも同様の効果が目につくようになりました。
場面転換で色彩的に込み入ったリアルな背景をパンするような描写を対応するのは、
賛否両論ありそうですが、そこでの光の動きにはいつも見入ってしまいます。
こんなところに目が行ってしまうのは、
とても解像度の高いグラフィックスの大量演算を
手元のパソコンでできるようになったことを実感するからなのですね。
もちろんハイスペックのパソコンが必要ではあるのですが、
やる気になれば個人でも手に入るレベルのものでできるようになっているというのはすごいことだと思いませんか?
そういう環境があるからアニメの表現を色々実験できて、
今までにない表現が可能になっているわけです。
今はこういうハードウェアをグラフィックスで使っていますが、
同じハードウェアは最近流行りの生成型AIにも使われるものです。
ということは、今はクラウドでやっているAIの演算を
手元のデバイスでもできるようになる可能性があるということなんですね。
ぼーっと好きなアニメを見ているようで、
実はそんなことを考えながら見ているのは雑念が多すぎるでしょうか。
今回は猫とメガネのアニメが気に入っている理由という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、
または読書と編集と検索して、
猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
こちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
05:21

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