新しいアニメ作品「ブルーピリオド」の魅力
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「文字以外で伝えられることを考える。ブルーピリオドというものです。月曜日は自宅の本棚にある本の話をしています。」
と言いながら、今回は本棚にはないものの話です。
最近こんなのばっかりですね。先週、眠れずに徹夜してしまったことがありました。
ケイツイの持病の痛みを抑える必要から服用している薬を飲み忘れたのが原因のようでした。
痛くて眠れなかったというわけではなく、痛み止めの副作用としての睡眠効果が下がってしまったのではないかと思います。
全然眠くならないときは、諦めてポッドキャストを聞いたり、ネットフリックスなどで気になっていた作品を見たりすることにしています。
先週は、以前から長所に勧められていたブルーピリオドというアニメを見ることにしました。
一晩だとちょうどワンクール分をまとめて見ることができてしまいます。
作品の内容は、たまたま行った美術部で絵画に目覚めた高校生が、東京芸術大学を目指して絵画を学んでいくものです。
絵を描くことの技術から始まり、悩み・苦しみがいろいろと表現されています。
僕は絵を描くことができないので、絵のことを話すことはできないのですが、描けないからよく考えることがあります。
ブログを書いたり、ここのような音声配信をするためには、言葉を操る必要があります。
僕の場合は絵を描くのが苦手ですから、どうしても言葉での表現に偏ってしまいます。
言葉も文章を書くことと話すことではスキルが違いますが、絵で表現し伝えることにはもっと大きく違うスキルが必要だと痛感しているわけです。
でも絵を見たときに感じることはあるので、美術館で絵を見たりするのは結構好きなのですね。
で、そうやって鑑賞していると、どうしてこんな表現ができてしまうのだろう、と強く思います。
その時、絵で表現し伝えるスキルがある人は、文字や文章で表現するのとは違う物事の感じ方や能力があるのではないか、とよく考えるのです。
人間は言葉と文字を操ることで発展してきたこともあって、知的な活動が言葉と文字に偏っていますが、実はそういう表現とは違う表現を持つ人はたくさんいて、
読み書きに長けた人がそういう人たちのことを理解できないということが起きていて、たまたま文字や言葉を扱う能力が高い人が、実は下駄を吐かせてもらっているのかも、と思うのですね。
文字や言葉が、実は人間の能力を制限しているのかもしれない、と考えることもあります。
いちいち言葉に置き換えないと理解できない状態に陥っているのかもしれません。
漠然と思っているということなので、なかなか伝わらないかもしれませんが、ブルーピリオドはそういうモヤモヤしたものを、ある程度言語化して見せてくれます。
絵を描くのは不得意で避けてきたけれど、それは上手いとか下手みたいなことに囚われているからで、そんなことはとりあえず置いて絵を描く練習をしてみたくなりました。
絵で表現することの意味
他にも、使えるのに使ってない能力が自分の中にあるのでしょうね。
今回は文字以外で伝えられることを考える、ブルーピリオドという話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。