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2023-06-27 05:03

#598 【談】出会いが自分を育ててくれたから育てるのを躊躇しない!

IT講師をしていると、就職や転職の相談を受けることがあります。

不安を抱えた受講生に、安心してもらえるようにいろいろな話ができるようになったのは、ちょっとした工夫をしているからです。

それができるようになったのはなぜなのかお話します。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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をご覧ください。

サマリー

熟練したエンジニアが新しい世界に挑戦する際に不安を抱えることがある。また、断言することが苦手な人もいる。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「出会いが自分を育ててくれたから、育てるのを躊躇しない。」というものです。
火曜日は日頃考えていることを話しています。
年齢を重ねたら理解できることって結構ありませんか?
よくあるのは、親の小言ですかね。
子供の頃はうるさいなぁと思うし、本当の意味はわかっていません。
独立して自分で生活をしていくようになると、何から何まで自分でやることになって、
ああ、あの時言われたことの裏にはこんなに大変なことがあったんだなぁって思うんですよね。
仕事でもそうですね。
先輩がなぜ細かいことをうるさく言うのかは、
自分が後輩を指導する立場になるとよくわかって、
いくら言っても伝わらないということに苛立ったりして、
先輩の苦労が初めてわかったりします。
このギャップは相手との年齢が離れているほど大きくなるもので、
伝えることの背景にあるものの量が多すぎて、どうしても抽象的な話になりがちな気がします。
ことわざとか名言は、そういうものをピタッと言い当てていて、
うん、そう、言いたかったのはそれ、ってなることがよくありますよね。
そこまでではないのですが、伝える努力をしていると、いろいろな言葉が出せるようになるものです。
以前も何度か話したことがあるような気がするのですが、
ITの講師をやっていると、技術的な指導と合わせて、
就職とか転職の相談に乗ることがあります。
不安を抱える新しい世界への飛び込み
熟行している方は新しい世界に飛び込もうとしているわけですから、
さまざまな不安を抱えています。
表面的には技術的な質問をしていても、その背景には不安な気持ちがあるのですが、
本人もそのことに気づいていないことがよくあります。
僕がやるべきことは、第一に質問に答えることなのですが、
適切にわかりやすく答えるためにはその方の背景を探る必要があり、
そこで感じている不安が見えてしまうことが多いのです。
少しでも不安を解消するために話していると、
自分でもちょっと驚くことを言っていることがあるのです。
安心させるためには言い切ることが必要です。
そのことには絶対と言うことはありませんし、
不安みたいな漠然としたものには明確な答えは出せません。
エンジニアの答えるストレスと言い切る努力
そして、エンジニアは言い切ることを嫌います。
答える側のストレスも結構大きいものなのですが、
あえて言い切る努力を重ねてきたら、
いろいろな場面で僕自身が自信を持って話すことができるようになってきました。
その時に、これまでの経験を思い切って抽象化して伝えられるようになったのです。
どう受け取られるのかは不安です。
それでも伝える必要があるときには伝えるということは、
年長者としてとても大事なことだと腹をくくれるようになりました。
こんなふうに考えられるようになったのは、
これまでに様々な人たちと出会ってきたからで、
たくさんの人が自分を育ててくれたのだなぁと考えると、
とても尊くてありがたいことだなぁと思うんです。
今回は、出会いが自分を育ててくれたから育てるのを躊躇しないという話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、
または、読書と編集と検索して、
猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日がありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
05:03

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