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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
時刻表ミュージアムに行ってみたいな
【時刻表ミュージアムに行ってみたいな】
【時刻表は読み物だからな】の78回目です。
日曜日は時刻表を読む話をしています。
時刻表を読むというのは結構変わった趣味だと思うのですが、
鉄道が好きという人の中では必須の技能という側面もあって、
乗ったり写真を撮ったりというようなフィールドワークをしないときには、
時刻表を読んでいるという人はかなりの数に上ると思います。
鉄道趣味はオタクの世界でも歴史の古いものなので、
その世界の中だけでも注目しているポイントの広さは結構あるのです。
時刻表読みが好じると架空の列車を走らせるための時刻表を作るとか、
もっとすごい人は建設まで至らなかった計画船が
もしも完成していたらという設定で時刻表を作ってしまう人もいます。
これはこれでコツコツと古い資料に当たって、できるだけリアルに作成するので、
そのこだわりの度合いはいかにもオタクという世界のものになります。
そんな時刻表好きな人の中でも筋金入りのオタクがいます。
その人は中学生の頃から毎月時刻表を買い、それをずっと保存していて、
それらの時刻表を展示するための施設博物館を開いてしまったのです。
この東京・中野にある時刻表ミュージアムを管理する車掌庁は、
なんと1961年2月号からの全てのJTV時刻表を保管してあり、
保有する時刻表はなんと843冊に上るそうです。
時刻表ミュージアムにはそれらの時刻表が展示されていて、閲覧することができます。
もちろん許可を得て丁寧に扱う必要がありますが、
この方と比べたら僕は時刻表読みを名乗るのもおこがましいぐらいですが、
はしくれとしてはいつかこのミュージアムに行ってみたいと思っているのです。
日本の鉄道の歴史の要所要所で読んでみたいと思うページは結構あるような気がするんですよね。
考えてみるとあれだけの情報が詰まった雑誌が毎月刊行されているのは結構すごいことです。
大して変わらないようで、毎月どこかが変わっているということなのでしょう。
日本の鉄道は最盛期と比べたらずいぶん短くなっちゃいましたが、
それでも2万7千キロ以上もの長さがあります。
そしてその大半できめ細かく正確に列車が運行されているのですから、これは驚くべきことかもしれません。
そんなふうに実際に運用されているから正確な時刻表が毎月刊行されるし、
そういう時刻表を必要としている人が結構いるということなのでしょうね。
僕は必要としているうちには入りませんが、そういう文化を楽しんでいる一人ということになります。
本来は実用本位のものを趣味で楽しめてしまうところが、日本の豊かさを表していると思います。
そしてその頂点に時刻表ミュージアムがある。これは誇るべきだし心強いことだと思うのですね。
時刻表神社と時刻表ミュージアムの魅力
時刻表ミュージアムにはなんと時刻表神社もあります。
思わずありがたいと感謝の気持ちで参見したくなりますよね。
今回は時刻表ミュージアムに行ってみたいなという話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。