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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、AIさんに過去の雑談の分析から新しい雑談のアイデア出しをしてもらおうとして気づいたこと、というものです。
このところ、アニメとか推し活とかの話が多いですが、今日はちょっと真面目にIT系の技術的な話をしようと思います。
今現在、ITの世界でホットなのはやっぱりAIです。各社の有料のサービスが出揃ってきて、次はパソコンもスマホも標準でAI機能が乗ってきます。
多分パソコンやスマホのOSは、買い切りという選択肢がなくなって、事実上のサブスクモデルに移行するのではないかと思います。
さらには、OSの中でリソースを食うものは、グラフィックスではなくてAI機能になるでしょう。
プロセッサーの処理能力を表す単位も、メモリ容量に相当する単位も、2桁とか3桁くらいは上がるような気がします。
スマホよりもコンパクトなデバイスが単独でAI機能を動かすようになるでしょう。
想像しづらいですが、パソコンでデスクトップよりノートが当たり前になった時より大きな変化になるような気がします。
日常の大半のことは画面がないスマホみたいなものでやるようになって、画面が必要ならその辺にあるディスプレイを使えばいいじゃんということになるんじゃないかな。
AIが日常的に使えるというのは多分そんな変化になるでしょう。
まぁ、ちょっと先のことにはなりそうですが。
そうはなっていない今は、とりあえず日頃からAIを使うことを習慣にしたいというところなので、僕の場合は何でも無理やりAIを使ってみようと粛白しているところなのです。
この間から試行錯誤を続けているのは、この配信の台本を作るのにAIを活用することです。
ネタ出しとかブレストみたいな使い方が結構紹介されているので、僕もそんなことを試してみているのですが、最近これがネックになりそうだなぁと思うことがありました。
それは何かというと、自分が蓄積してきたデータが活用しにくいということでした。
例えばこういうことです。
過去の配信を参考にして、それとはちょっと違う切り口のトークアイデアを作りたいと思ったときに、既存の台本をAIに読み込ませようと思ったら、データがサイロ化されていて参照できないということが起きるのです。
もっと具体的に言うと、僕はこの配信の台本をNotionで管理していますが、メインで使っているAIはGoogleのGeminiで、GeminiからはNotionのデータは簡単にはアクセスできないということになってしまうのですね。
それならNotionのAIを使えばいいじゃんと思うでしょうけど、そうなるとありとあらゆることをNotionの中でやるようにしなければならなくなってしまいますよね。
これ、AIじゃなくても起きていることですね。
AのサービスのデータがBでは使えないから不便みたいなこと。
AIの時代にはこれがより不便に感じるようになるでしょう。
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だって、AIさんならデータを見ることさえできれば、情報整理なんかお茶の粉再再ですから。
なので、いずれはサービスごとに蓄積されているデータをAIに参照させるための仕組みができるでしょう。
AIさんが身分証明書を持って各サービスを回ってデータを集めてくるみたいな感じですかね。
これにはもちろんセキュリティ上の課題があるので、一朝一夕にはいかない感じがします。
それまではサービスごとに存在するAIを使い分けるということになるのでしょう。
でも、AIは自分の分身のように感じるようになるし、手元のスマホのようなデバイスにそれが存在するようになるでしょうから、これは避けては通れない課題なのですね。
さて、どうしようかな。
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今回は、AIさんに過去の雑談の分析から新しい雑談のアイデア出しをしてもらおうとして気づいたこと、という話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。