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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「チョコレート検定で考えた学びのこと」というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本を語っています。
今回は、チョコレート検定の公式テキストから、学びを広げることについて考えてみます。
今は様々な資格試験とか、検定試験がありますよね。
仕事に役立つものから、思いっきり趣味の世界までたくさんの試験があります。
試験というと、受験の苦労を思い出すから嫌だ、という人も多いかもしれません。
苦労するんだから、それなりの見返りがあるような資格に合格しないと意味がない、という人もいるでしょう。
資格の中には、持っていないと仕事ができないものもありますし、それを目指して勉強するというのは至極最もなことです。
でも、僕はちょっと違う捉え方をしています。
試験に合格しなくても良いなぁと思うのです。
いや、もちろん合格はしたいんですよ。
合格を目指さないと勉強になりませんからね。
でも、合格できなかったとしても、学んだことが無駄になるわけでもないと思うのです。
たまたま知り合った方の中に、ショコラティーになりたいという方がいました。
かなり凝った美味しいボンボンショコラを作られる方です。
その方と知り合って、ショコラの話を聞くうちに、僕もチョコレートに対する興味が強くなってきました。
興味が強くなったら調べてみよう、学んでみようと思いますよね。
でも、漠然とチョコレートのことといっても、どこから学びに入ったら良いかよく分からないものなのです。
チョコレートに対する興味といっても、いろんな興味があります。
いろんなチョコレートを食べたいという人もいれば、作りたい人、製法とか技術とか歴史みたいなことが面白そうと思う人もいるわけですね。
食べることに興味が強い人が、わざわざ成果専門学校に行くというのはちょっと違いますよね。
もちろんそこから、新しい道が開けるということはあるでしょうけど。
まずは基礎知識を学びたいと思ったら、検定試験を探してみましょう。
今はかなり面白いものがあります。
というわけで、僕はチョコレート検定を受けてみたことがあるんです。
2ヶ月ぐらい公式テキストを中心に受験勉強をしました。
どうしても苦手な領域があって、結果的に試験は不合格だったのですが、
学びの入り口に立つというか、さらに深めていくとしたらどういう方向か、ということは考えられるようになりました。
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医療や技法、歴史や流通の問題などについてざっくりイメージできるようになり、
チョコレートだけでなく、コーヒーやお茶のような隣接した世界にも興味が広がり、
さらに世界史を学び直すきっかけにもなりました。
なんだか遠いところまで来た感じがしますが、きっかけはチョコレート検定だったのです。
どうしても苦手だった領域も、全く違う方向から情報を得るフックになりました。
こんな風に広げたり深めたりする学びは終わることがありません。
こういう学びの方法論を持っていると、人生は楽しいものだなと思います。
もう年だから勉強したって仕方がない、なんて言わずに、とりあえず何かの検定試験を受けてみることをお勧めします。
ウェブで簡単に受けられる入門検定もありますよ。
ちなみに僕は化粧品検定の入門検定を受けてみたことがあります。
30分ほどでできました。
オンライン会議があるとお化粧するのも他人事ではないので、もっと勉強してみたいと思っています。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。
ではまた。