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このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書き相談を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、プログラムの開発環境が身近になると、誰もがプログラマーになる。
クラウドで手軽に開発できる仕組みが身近になってきた、というものです。
僕は古くからコンピューターに触れているので、開発環境の進化に注目するし、
最近の環境の便利さに唸ったりしています。
最近やってみて感激したのは、GitHubのCodespaceとHelocというアプリケーション実行環境の組み合わせでした。
GitHubというのは、Gitというソースコードの更新管理を行うシステムをベースに、
その管理環境であるディポジトリをクラウドにおいて共有するシステムです。
さらに、Visual Studio Codeというマイクロソフトの統合開発環境エディターがあって、
これは今まではパソコン上で動くものだったんですが、
それをクラウドで動作するCodespaceというものが使えるようになったんですね。
要は、パソコンに開発環境をインストールすることなく、
Webブラウザだけでコーディング・デバッグができるようになったのです。
これはとても画期的です。
手元のパソコンにはブラウザさえあれば、
どこからでも自分のリポジトリにログインさえすれば、
リッチな統合開発環境を使って開発ができます。
しかも、GitHubには世界中の人々が開発した優れたプログラムが無数にありますから、
それらを自分のリポジトリにコピーして、
Codespaceの統合開発環境で自分なりのカスタマイズなり、改造なりをすることがとても簡単です。
そして、開発したプログラムを自分のリポジトリにコピーして、
ほぼすべての開発環境がクラウドにあるので、
手元のパソコンは比較的非力なものでも大丈夫です。
これ、いずれはパソコンの機能の大半をクラウドで動かすという方向に進むでしょう。
近い将来、パソコンは不要になって、
テレビみたいな大画面とか、VRゴーグルのようなものをつけるだけではなく、
クラウドで動かすという方向に進むでしょう。
近い将来、パソコンは不要になって、
テレビみたいな大画面とか、VRゴーグルのようなものをつけるだけで、
どんどん開発ができるようになるのではないでしょうか。
開発環境の構築が簡単になったら、
もっとプログラミングに親しむ人が増えてくるに違いありません。
自分が感じている課題を自分の力で解決し、
それを他の人にも役立てることができる人の数が増えてくると考えると、
とてもワクワクします。
改めてすごい時代が来たなぁと思いますね。
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ではまた。