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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、プログラマーのポートフォリオの話。
エンジニアの就職活動でポートフォリオを用意するとしたら、どんな風にしたらいいんだろうという話です。
最近、IT系の就職活動をする場合には、ポートフォリオを用意するというのがよくあることになっているようです。
そもそもは、デザイナーさんの今までやってきたデザイン内容みたいなものを見るためにポートフォリオを見せてくださいという話から始まっているのではないかと思うんですけれども、
エンジニアの就職活動で同じようなことをする場合、完成品を見せるということにメリットはあまりないというふうに考えています。
綺麗に見せるのは大事なんですけど、出来上がっているものを見せるなら、よほどすごいものでなければならないんです。
これは初心者にはかなり難しいです。
とすると、作業過程を見せるということが大事になってきます。
自分なりに考えたアプリの開発過程を分かるようにするというのも一つの手です。
失敗とそれを克服する過程を見せられるとベストです。
それからポートフォリオ自体も自分で工夫して作るといいと思います。
出来合いのポートフォリオサイトを使うよりも、いろいろなツールを組み合わせて作るということが、自分のやれることを示すのにちょうどいいはずなんです。
使っているツールを自然に見せて、これは使えるんだよということをアピールする。
完成品の数よりも使えるツールの数をアピールする方が得ではないかというふうに考えています。
こういうやり方で自分が学び続けている過程を過去から現在に向かって取っておくことが、ポートフォリオを作る上でとても大事なことになります。
エンジニア系であれば、ブログとか、特に聞いたなんかへの投稿はポイントが高いのではないかと思われるんですね。
既存の考え方にとらわれないで、自分なりのポートフォリオっていうのを考えて就職活動に使っていただきたいなと思います。
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ではまた。