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おはようございます、なっちゃのです。おとといですね、介護業界にはびこるポエムの実例やその実態ということについて、介護の仲間を呼んでお話ししたんですけど、
ちょっとね、なかなか着地が難しかったですね。なんか、そのポエムの気持ち悪さみたいなものを語れたらなと思ってたんですけど、
なんか、介護の希望とは、みたいな感じにね、最後なっちゃいました。失礼しました。で、ポエムのことをしゃべるときに、ポエムの定義というかね、2種類あるっていう話をして、
経営者とかが人集めのために使うポエムと、あとは承認欲求のために自分自身で小裸に叫ぶポエムっていうのがあるよっていうことを言って、
私はね、前者も後者も満遍なく、ポエムの実例とかその気持ち悪さを語られたらって思ってたんですけどね、なんかね、結果前者ばっかりになりましたね。
しかも、経営者が言うのは、この人手不足の中でしょうがなくて、で、まあ、雇われ側もね、生き甲斐を謳う組織の養分であることは幸せだみたいな話になってね。
なんかイメージとしては、ポップにお酒飲みながら悪口言うみたいなイメージだったんですけど、まあこういう事情もあるしょうがないよねみたいなね、
普通の正しいこと言っている回になりましたね。で、まああと、あのなかなかこの介護業界の話って、あの業界人の内側トークみたいになりがちなんですけど、まあ見事に今回もそうなりましたね。
あのこれはこう、あの介護の良くないところで、ちょっと私もね、力不足だったなというふうに思いました。で、あとですね、あの、なんか、あの、介護はなかなか大きな理念とこの実在部隊の考え方の乖離が大きくて、
それがポエムに繋がりやすいっていうね、あの話題があったんですけど、あのちょっとね、それについて考えてみて、あの、まあ実在部隊っていうのは、この現場の人としてね、あのお風呂とかトイレのサポートとか、あの部屋の掃除とかね、あの一つ一つ、そりゃ、あの人が生きていく上でめちゃくちゃ大事ですよ。
それらがないと、あの生活すさみますし、そもそもこう生命の維持ができないっていう話になってくるんで、大事なんですけど、あのそこには、あの確かにその人が自分のもともと持ってる力を引き出せるように支えて自立に向かっていくっていう、あの介護の理念上の大きな目標があってのことなんですよね。
で、そこがうまくあの現場で噛み合わないんですね。この大きな理念の部分と、えっとこの実等部隊のこの実際の日常の細々したサポートっていうのが、あの考え方としてなかなかこう交差しない部分があってですね。
で、まあそれっていうのは仕事ができない人が多いっていうよりかは、あの介護ってまあ子育てみたいに様々な危険を察知して、他方面に気を使って、その人にとってより良いケアみたいなことを実施している、あの優秀な介護職の人って結構多いなっていう印象で、なんですけど、仕事内容そのものが、あのその人がね、あの安全に快適に日常生活を送れるっていうことの方が大事なんですよ。
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その人にとっても、もちろんこの介護職とかその施設側にとってもね、大事なんですよね。あのまあそれは自分でできることを自分でやるくらいのことはしてもらうんですけど、だけどもうちょっとできそうなことを、もうちょっとできそうなことをもうちょっとスタッフ側も引き出すってことまではなかなかしないんですね。
だからこうちょっと背伸びする、お互いに背伸びするっていうことはなかなかしないしできないっていうのは、まあそれはね、人も時間もっていうリソースが足りないっていうことがあるんですけど、まあそうすると、なんか目標のためのお風呂とか、なんか目標のためのお部屋掃除とかっていうよりも、日曜普通に過ごすためのお風呂になっちゃうというか、まあそっちの方がなんかシンプルで正しいですよね。
で、まあそうすると、あの何のきらめきもない生活中漂う日曜に飽き飽きしてくるんじゃないかなと思ってるんですけど、あのまあ大事な仕事なんだからすごいって言ってほしいって、誰も、あの誰もやりたくないことやって偉いねっていう皮肉じゃなくて素直に褒めてほしいって言う気持ちになってくるんですよね。
もうそんなパソコンカシャカシャやって、大きなお金動かしてみたいなことが一切ない本当に地味な仕事なのでだんだんそうなってくるんですね。
で、まあ誰も言ってくれないから自らキラキラするほかないんですよね。
で、私たちがヒーローだとか、私たちがあなたの家族ですとか、あと何ですかね、えっと、あ、これは今あのリアルにフェイスブックから取ってきたんですけど、今日もありがとうと笑顔の和をみたいなね、リアルタイムでこういうのが溢れている介護業界です。
で、まあそんな話をねしたかったんですよね。こういうポエムあるよねみたいな。
で、あのこの笑顔とありがとうの和を広げていこうとか、まあおーって張り切ってこぶし上げるのはそれはそれで幸せそうでいいんですけど、こんなはずじゃなかったっていうときにその微妙なね、違和感の段階できちんと現実を見る力を持っていることが必要そうだなというふうに思います。
まあね、そんな一昨日の対談の反省会的な内容でした。
ということで今日はこの辺にしておきます。では。