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2023-04-11 12:01

#1914 「音名」と「階名」の違いを野球にたとえてみた【ざっくり音楽理論】 from Radiotalk

#1914 「音名」と「階名」の違いを野球にたとえてみた【ざっくり音楽理論】

■結論
・音名→選手の個人名
・階名→背番号(ポジション番号)

■6,4,3のダブルプレー とは?
・遊撃手→二塁手→一塁手への連携プレイ
・野球の試合でよくある定番のプレイ
・ポジション番号で言うとわかりやすい
・これを選手の個人名で言ったら…?

■音楽も階名(背番号)で覚えるのがいい
・曲の構造(試合運びのようなもの)を理解できる
・他の調でも流れを応用できる

#202304n
#音楽理論
00:01
はい、こんにちは、なおくんです。ということで今回のテーマは、「音名と階名の違いを野球でたとえてみた」
はい、このようなテーマで話していきたいと思います。よろしくお願いします。
ということで、音楽理論の小難しいマニアックな話をしていきたいと思うんですけれども、
それをですね、僕はなるべくですね、わかりやすく直感的に話せるようにしていきたいと思っておりますので、
あんまり音楽に詳しくない人でも、「ああ、そういうことなのかな?」みたいにわかってもらえるように話していきたいと思います。
はい、ということなので、音名と階名の違いをですね、野球にちょっとね、たとえてみようかなと思います。
この音名と階名ってめちゃめちゃややこしいんですよね。音楽をね、そこそこ理論書みたいなものをパラパラとめくった人でも、
なんとなくわかるんだけど、なんかこう、いまいちしっくりこないなぁみたいな人もね、結構いると思いますので、
僕もそうなんですけども、そういう人に向けて、別のもので例えるとね、ちょっとわかりやすくなるんじゃないかなと思って、
今回はね、野球にちょっと例えてみようかなと思います。
はい、で、先に結論から申しておきますと、野球に例えてみると、音名、音の名前、音名っていうのは選手個人の名前です。
で、それに対して階名、階段上の階に名前の名で階名って言うんですけども、この階名っていうのは選手の背番号です。
背番号、背番号、厳密に言うとポジションナンバーっていう風に言うんですけども、ポジションナンバーですね。
はい、音名は選手個人の名前、階名は選手の背番号っていう風に考えるとすごくね、あの、わかりやすいです。
はい、で、これだけだとまだわからないと思いますので、詳しく説明していきたいと思うんですけれども、
背番号って何かっていうと、ちょっとそこ言っておくと、背番号っていうのはイコールポジションナンバーなんですけども、
野球、見たことある人、野球の試合とか見たことある人はわかると思うんですけども、
例えばね、高校野球とかだと背番号がポジションナンバーになっていることが多いんですね。
ポジションナンバーっていうのは、その野球における守備位置、ポジションをですね、番号で表記するんですね。
ピッチャーだったら、例えばピッチャーだったら1番、キャッチャーは2番、ファーストは3番、セカンドは4番、
サードが5番、ショートが6番、レフトが7番、センターが8番、ライトが9番っていう風になってるんですよ。
これがイコール背番号になっているのが、大体高校野球なんですね。
プロ野球だとね、それは全然違うものになっているんですけども、今回は背番号をポジションナンバーとして考えるという体で話します。
だからピッチャーはポジションナンバー1番で、かつ背番号も1番なので、1番の背番号をつけていることが多いですね。
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そんなイメージです。そういう前提で話していきます。
例えば曲とかを覚える時とかは、なるべく解明で覚えたほうが覚えやすいというか、構造が理解しやすいと言われるんですよ。
それはどういうことかというと、野球に例えると、ポジションナンバーでプレーの動きを理解すると、すごく構造が理解しやすいし、汎用性が高いんですよ。
例えばですね、野球の実況中継とかをよく見ていると、野球の実況でよくたまに出てくるのが、6-4-3のダブルプレーという言葉が出てくることがあるんですよ。
野球の中継とかを見たことがある人は、1回は聞いたことがあると思うんですけれども、6-4-3のダブルプレーですって言ってね、これ何かわかりますかね。
6-4-3のダブルプレーというのは、この6-4-3というのはポジションナンバーなんですよ。
つまり、6というのはショートですね。ショートがキャッチして、4というのはセカンドですね。
ショートがキャッチしてセカンドに送球、投げてですね、球を投げて、そしてセカンドがファーストに投げた。
そしてダブルプレー。ダブルプレーというのは、2つアウトを取るということなんですけれども、
これはよく出てくる野球のテンプレ的なパターンなんですよね。
バッターが打ったボールが2塁と3塁の間に飛んでいきました。
それをショートが、2塁と3塁の間にいるショートを守るプレーヤーがいるんですけども、ショートがキャッチして、それを2塁手に渡すと。
そこにファーストにランナーがいたので、それがファーストランナーが2塁に向かって走ってくる間に2塁手にパッと渡して、1つアウトを取ります。
それでセカンドがファーストに投げました。
バッターがファーストベースに向かっているので、ファーストに投げることによってバッターランナーもアウトにできます。
そうすると2アウト取れますよね。
この説明を6-4-3のダブルプレーと言うと、野球を見ている人からすれば分かるんですよね。
6-4-3のダブルプレーと言えば、例えば甲子園の試合だったとしても、高校生の試合だったとしても、6-4-3のダブルプレーと言えば、聞いているだけで、こういうことが起きたのねと分かりますよね。
それがプロ野球の阪神大巨人だったとしても、誰が守っていたとしても、6-4-3のダブルプレーと言えば、
ショートがセカンドに投げて、セカンドがファーストに投げて、2アウト取ったんですねとなりますし、
それが広島対ヤクルトの試合だったとしても、6-4-3のダブルプレーで意味が通じますし、
それが小学生の野球だったとしても、6-4-3のダブルプレーですと言われるまま分かりますよね。
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これがポジションナンバーで表すことの最大のメリットなんですよ。
これはね、いちいち人の名前で言っていたら、6-4-3のダブルプレーをね、
ロクタ・シノミヤ・ミツイのダブルプレーレスと言われるともね、そのチームのファンじゃないと、
どこを守っている選手なのか分からないですよね。
ロクタ・シノミヤ・ミツイのダブルプレーレス、え?ってなりますし、
ファンだったらね、分かるけど、でも頭の中で変換しなきゃならないじゃないですか。
ロクタはショートを守っている人だよな、
シノミヤがセカンドを守っているやつで、
ミツイがファーストを守っている人だよなって、
ファンですら、チームを知っている人ですら、
一回ちょっと頭の中で変換しなきゃいけないからちょっとややこしいですよね。
それがまたね、その日によって守る場所が変わったりする場合もね、
例えば高校野球とかあるかもしれないですよね。
だから今日はミツイくんがセカンドを守っていて、
今日はシノミヤくんがショートを守っていて、
今日はロクタくんがファーストを守っていますとか言われたらね、
それがまたごちゃごちゃになってね、
実況する人も、
今日はショートがミツイだから、
ミツイ、セカンドがロクタだから、
ミツイ、ロクタ、シノミヤによるダブルプレーですって言ったら、
言っている実況を迷っちゃうし、
聞いている方もなおさらわけわからんってなりますよね。
さらにそれがまた別のチームだったら、
また別のチームの人の名前を覚えなきゃいけないから、
山本、鈴木、
山本、鈴木、島村によるダブルプレーとか言われたらね、
実況する方も毎回その個人名を覚えなきゃいけないし、
聞いている方もなおさらわけわからなくなるし、
それが各チームごとに全部違ったりすると、
めちゃめちゃややこしいじゃないですか。
だから鉄板のプレーをですね、
6-4-3のダブルプレーっていう風に、
番号で言うと言う方も楽だし、
聞いている方も仕組みが分かっていればね、
野球の構造をちゃんと分かっていれば、
ショートが取ってセカンドがファーストに投げたっていうことって分かるし、
このテンプレっていろんな試合で何百回と出てきてる定番の試合の運びなので、
最初は理解するのに大変だけど、
一回それが分かればどんな試合でも必ず出てくるんですよ。
だいたい。
っていうことなんですよね。
それがポジションナンバーで理解することのメリットなんですね。
これ音楽にもう一度置き換え直すとどういうことかって言うと、
これは音楽で曲を理解するときに解明で覚えると応用が効くよっていう話なんですよ。
解明っていうのは野球で言うところのポジションナンバーですね。
だから6-4-3のダブルプレイみたいな感じで、
定番の球の運び方というか球運びというか試合の運びっていうのが音楽にもあってですね、
これを理解するには解明で覚えるようにするとめちゃくちゃ楽なんですね。
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例えば、ドレドっていう解明で言うところのドレドっていうのがあります。
これを8音調、Cメジャースケールでドレドって弾きました。
これは野球のポジションナンバーで言うと1-2-1みたいな感じですね。
解明っていうのは音楽で言うところの役割の番号ですね。
だからドレミファソラシドってなってるんですけど、
これは実音ではなくて解明なんですよ。
だから1番目の役割の音がド、2番目の背番号をつけたレ、
3番目の背番号をつけたミ、4-5-6-7みたいな。
それがドレミファソラシになってるんですけども。
音楽でややこしいのはそれが実音と実音を言う名前と被っちゃってるところがさらにややこしいんですけども、
例えば背番号1をつけた1くん、背番号2をつけた2くんみたいな感じになっちゃってるのでちょっとややこしいんですけども、
それはちょっとまたややこしい話なので一旦置いといて。
解明でドレドってなったら、これは例えば野球で言うとピッチャーがキャッチャーに投げて、キャッチャーがピッチャーに投げ返すっていうプレーだとしますよね。
そうするとこのドレドっていう言い方を覚えておけば、これがどこのキー、どこの調になったとしてもこの動きを応用できるんですよ。
例えばこれは今八王朝で弾いたんですけども、これを徒長調、Gメジャースケールで弾こうと思ったら、
これをドレドっていう風に解明で覚えておけば、Gメジャースケールにおけるドレドって弾けば、
これはドレドっていうピッチャーがキャッチャーに投げて、キャッチャーがピッチャーに投げ返したっていう動きを再現できるんですね。
わかりますかね。これがその解明で覚えることの楽なところです。
だからつまり121みたいに覚えておけば、ピッチャーがキャッチャーに投げた、キャッチャーがピッチャーに投げたっていう動きを聞いてる方も理解できるし、
自分もその構造として理解できるのでめちゃくちゃ楽なんですよね。
これが解明と音名の違いです。何となくわかりましたかね。
これまたさらに音楽で置き換えるとなぜややこしいのかっていうのをまた説明すると長くなるので、
それはまたちょっと別の機会に話そうと思うんですけれども、何が言いたかったかっていうと、解明っていうのは選手の背番号、ポジションナンバーみたいなもんで、
音名っていうのは選手個人の名前ですよ、みたいなことを何となくざっくりと理解していただければいいのかなというふうに思ったので、今回そういったお話をしてみました。
またちょっと細かい話は改めて別の機会にしたいと思いますので、今回そういったイメージをわかっていただければと思います。
はい、聞いてくれてありがとうございます。
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