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はい、こんにちは。今回のテーマはですね、ドラえもんのうた冒頭4小節を
楽曲分析してみたということで、いきなりなんぞやって話ですけども、あのドラえもんのうたっていうね、あの有名なあのドラえもんのね、旧ドラえもんのテーマソングなんですけれども、
このですね、曲の冒頭の4小節をですね、ちょっとね解説してみようかなと思って話してみようかなと思います。
ちょっと昨日ライブ配信で、あの試しにやってみたんですけども、これ結構面白かったので一応収録でもね、残しておこうかなと思います。
ちょっと音楽理論的な話になってね、あのマニアックな話なんですけれども、なるべく音楽理論がわからない人でもなんとなくわかるような感じで話していきたいと思いますので、興味がある方は聞いてみてください。
はい、じゃあ話していきましょう。じゃあね、あのドラえもんのうたね、これ冒頭4小節、先にちょっと弾いてみましょうか。
一応解明をですね、口で読みながらですね、あの鍵盤でなぞるように弾いてみます。
はい、冒頭4小節こんな感じ。
ドシラソラシドシラソラシドシラソラシドシラソレドシラシドレドシラシドレドシラシドシドレレ
はい、こういう感じのイントロの冒頭の4小節ですね。これ有名な曲なんでね、あの皆さんもどっかで聞いたことあると思います。
はい、どっかで聞いたことあるどころか何度も聞いたことあると思いますけども、はい。
これがね、どういう風な構造になっているかっていうことをですね、これから解説していきたいと思います。
はい、で基本的にはですね、この冒頭の4小節はですね、あのモチーフっていうね、曲の思いつき、最初の思いつき、
まあ楽曲っていうか音楽理論的に言うと、曲の最小単位のパーツみたいなものをモチーフって言いますけども、このモチーフをひたすらコピペしているだけのフレーズなんですね。
はい、じゃあちょっと詳しく説明していきますが、一応サムネイルに、サムネイルに手書きの楽譜載せておきますので、
あのちょっと冒頭だけではね、わかりづらいかと思うので、一応その参考程度にあの楽譜を載せておきますけども、
ちょっとサムネイル小っちゃいので見づらいかもしれないですが、まあなるべくね、あの楽譜なくてもわかるように、
冒頭だけでもなんとなくわかるように話していきたいと思いますので、一応参考程度に楽譜も見ていただけるといいかなと思います。
で、
モチーフはね何なのかというと、簡単に言うとこのドシラソラシですね。
これがモチーフですね。
タタタタタタ、ちょっと一回そのモチーフの前にリズムの話をしておきますと、これはですね、フワリ的にはですね、
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タタタタタタタタタタタタっていうこの3連のノリで進んでますね。3連符で進んでます。
3連符っていうのはですね、あの1拍を3つに分割したフワリですね。
1、2、3、4、2、2、3、4って4拍子があるでしょ。
で、これをこの1拍をですね、3分割するんですね。
1、2、3、2、2、3、3、2、3、4、2、3、タタタタタタタタタタタタタタタ、基本的にはこのノリで進んでます。
なので、タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタンって風になってますね。
で、またモチーフの話に戻りますと、このモチーフっていうのはドシラソラシ、これがモチーフです。
で、基本的にこれをひたすらコピペしているような感じで曲が進んでます。
で、このドシラソラシっていうのは、このさっき言ったようにこの1拍が3拍なので2拍分ありますね。
1、2、3、2、2、3とドシラソラシという風になってます。
で、このモチーフをさらに分解するとどうなっているかっていうと、
ドシラっていうね、これが最も細かく分けたモチーフですね。ドシラ、はい。
で、このドシラに対してソラシってなってるわけです。
はい、どういうことかというと、ドシラとドからですね、ドシラと1個ずつ音が下がってますよね。
1、2、3とドシラ、で、今度ドシラソってくるじゃないですか。
で、今度はソからですね、逆にソラシって逆向きにソラシって1個ずつ上がってるわけですね。
つまりこのドシラっていうモチーフに対してソラシっていうのがこう、反対側に鏡写しになってるわけですね。
だからこのドシラっていうモチーフを反対側にコピペした感じ、これがソラシなんですね。
はい、で、この2つを合体させたモチーフがドシラソラシっていう風になるわけです。
はい、つまりこれをモチーフ的に解説するなら、ドシラっていうモチーフがこれが最小単位のモチーフなんで、これをモチーフsmall aとしましょう。
で、これに対してソラシっていうのは、このドシラに対してこのドシラっていうものがあって、あってのソラシなんですよ。
ドシラ、こうドシラって下に下がって、今度は逆に上に上がるソラシっていう感じ。
はい、だからこのソラシをsmall a'、モチーフsmall a'としましょう。
で、このドシラソラシを2つを1つにしたものが、モチーフlarge aとします。
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これがこのイントロのモチーフですね。
あの大きな単位のモチーフです。ドシラソラシ、はい。
で、ここまでが2拍ですね。ドシラソラシ。で、あとこれをですね、あの4回分コピペします。
1回目ね、2回目、3回目、4回目、はい。
4回目だけドシラソーっていう風になります。ドシラソラシじゃなくて、ドシラソーってなります。
はい、なんで4回目はドシラソーになるかというと、まぁだいたい音楽ってこう4小節、もしくは2小節でこう区切れるんですけども、
この2小節目の最後でドシラソーってやってちょっとね、1回カンマを打つ感じですね。
九等天を打つ感じ。で、1回ちょっと点って感じで、あの点を打つ感じですね。
ドシラソラシ、ドシラソーって1回ちょっと点を打つ感じ。
で、また次のフレーズに入っていくようなイメージなので、最後だけモチーフがちょっと変わってますね。
変わってるっていうか、毎回途中で終わってます。
で、次はですね、その次、その続きはですね、後半のイントロの後半の2小節ですね。
冒頭4小節のうちの後半2小節は、次はですね、レドシラシドってきますね。
はい、こんな感じのフレーズですね。
はい、これはもうお聞きの通りですね、冒頭の漢字と似てますよね。
はい、でもちょっと違うんですよ。
これは何が違うかというと、ドシラソラシっていうのを、
これをそのまんまですね、同じ形のまんま、レから始めてるんですね。
ドシラソラシじゃなくて、レドシラシドになってるわけですね。
これはですね、2度上に平行移動してるんですね。
平行移動っていうのは、全ての音を一つずつ全部上に持ってってるんですね。
だからドシラだったらレドシになるわけですね。
はい、レドシラシドですね。
で、これもさっきの手前の2小節と同じように、レドシラシドっていうこの一つのモチーフをですね、コピペします。
3回コピペして、4回目は若干違うフレーズになってますね。
はい、なのでこのレドシラシドをひたすらコピペします。
2回目、3回目、で、最後だけちょっと変わります。
はい、改名で言うとシドデレですね。
シドデレっていうの、デっていうのはですね、ドシャープのことをデと表現してます。
シドドシャープレって言うと言いづらいので、このドシャープのことを一文字で言うためにデっていうふうに表現してます。
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はい、ということでございます。
で、このシドデレっていうのは、これなんでこうなってるかっていうと、
レドシラシド、レドシラシドシドデレなので、
えっとね、レドシ、これ1拍目だけ、4小節目の1拍目だけ、あの1拍目だけ抜き出すと、
レ、ラ、シ、レってなってるわけですね。
レ、ラ、シ、レ。
で、もっと言うと、レ、ラ、シ、ド、レっていうふうに、あの、骨組みはこういう感じになってですね、レ、ラ、シ、ド、レ。
なんだけど、レ、レ、ラ、シ、ド、レ、つまり、えっと最後の音をですね、
多分そのフレーズの構成上レっていうふうに持ってきたんです。
なんでかというと、レ、レドシラシド、例えばソラシドってやると終わっちゃうじゃないですか。
ソラシドってなると終わっちゃうので、だから最後をトゥトゥトゥレーってやりたいんですよ。
レにすると次に続いていく感じになるので、でそのレに収めるために、レドシラシド、シドとって、シドロレ、
シド何何とかレになるために、シドドシャープレって感じで、
レに繋げるためにこの3連の音の流れがあるので、この3連の流れは崩したくないんですよ。
なんだけど音数が1個足りないから、シド何とかレに、シドレじゃないですか、シドレなんだけど、
3連符で続いているので、シド何とかレにしたいので、ここに音階の音ではないんだけども、
スケール上の音ではないんだけども、ここにちょっとドシャープを入れることによって、
ドとレの間を繋ぐ感じで音が流れてきているわけですね。
ということなのでここまでをまとめると、イントロの冒頭の4小節はドシラソラシというモチーフがあって、これを
コピペして、3回目コピペして、4回目はドシラソとなって1回クトーテンが打たれました。
ピリオドが打たれました。そしてその次が2度上に平行移動して、コピペして、3回目コピペして、
最後はシドレレと最後レに落ち着いて、これから続きがまた別のフレーズが続きますよという感じの構成になっております。
はい、ということでちょっとわかりづらかったかもしれないですけども、ドラえもんの歌の冒頭4小節を解説しました。以上です。