1. なおくんのラジオ遊び
  2. #1996 【楽曲分析】ドラえもん..
2023-05-31 12:01

#1996 【楽曲分析】ドラえもんのうた(イントロ5-6小節目) from Radiotalk

#1996 【楽曲分析】ドラえもんのうた(イントロ5-6小節目)

あわせて聴きたい
✔︎#1983 【楽曲分析】『ドラえもんのうた』イントロ冒頭4小節を分析してみた
https://radiotalk.jp/talk/1003055

参照リンク
✔︎ドラえもんのうた【リコーダー】ドレミファ楽譜付き
https://youtu.be/PHiu6apumsE

参照楽譜
✔︎ソプラノ・リコーダー名曲全集 / ドレミ楽譜出版社
定価(本体2000円+税)

#202305n #楽曲分析 #音楽理論
00:01
はい、こんにちは、なおくんです。ということで、今回のテーマはドラえもんのうたイントロ5小節目、6小節目を分析してみたよいしょ!
はい、ということで、大好評の楽曲分析シリーズなんですけれども、ちょっと前回から日が空いてですね、
ドラえもんの歌の楽曲分析の続きを今日やろうと思うんですけれども、前回はですね、イントロのですね、冒頭4小節をですね、分析するということをやりました。
はい、イントロの冒頭4小節というのは何かというと、こんなフレーズですね。簡単にちょっとね、ゆっくり弾きますね。
ドシラソラシドシラソラシドシラソラシドシラソレドシラシドレドシラシドレドシラシドシドレレ
はい、これがイントロの4小節ですね。これの理論的な解説というのは、以前ですね、やったんですね。
で、今回その続きのフレーズですね、その続きの5小節目、6小節目、これについて解説してみたいと思います。
はい、そのフレーズは何かというと、先にね、ちょっとゆっくり弾いてみますね。このフレーズをこれから解説しますね。
はい、いきますよ。ラシドファソラソラシミファソファソラレミファミファソドレミ
はい、この2小節ですね。ちょっとゆっくり弾いてますけども、実際はもっと早いですよ。
はい、このフレーズがじゃあどういう風な仕組みで成り立っているのかっていうのをちょっとね、分解して解説してみようかなと思います。
はい、まあ何かね規則はありそうなんだけど、ちょっと一見するとね、その規則がちょっと分かりづらいということなので、これをですね、あの
一つ一つ見ていきたいと思います。で、このね、ラシドソラシファソラ、ラシドファソラソラシミファソファソラレミファミファソドレミっていうフレーズなんですけれども、
まあ同じようなフレーズが続いているので、一見なんか誰でも作れそうなんですけども、まあ決してそうではないんですね。
はい、じゃあまずね、このラシドファソラソラシミファソファソラレミファミファソドレミっていうのを骨組みだけにちょっと分解してみましょう。
骨組みだけっていうのは何かっていうと、細かいフレーズ、細かい盛んな骨を1回抜いてですね、その芯の部分だけね、ちょっと見てみるとどうなるかっていうと、芯の部分っていうのは具体的に言うと、
箔の頭の音だけを取り出してみましょう。だからラシドファソラだったら、ラファみたいな感じで、箔のですね、1つ目の音、各箔の1個目の音だけを抜き出して並べてみますと、こうなります。
はい、いきますよ。せーの、ラファソミファレミド、はい、こういうフレーズですね。非常にシンプルになりましたね。
03:06
ラファソミファレミド、はい、こういうフレーズになってるんですよ。
これに細かい音符を付け足すと、本来のフレーズになるんですけれども、骨組みはこんな感じ。
さらに骨組み、もっと芯の骨組みを見ていくとどうなるかっていうと、今のは箔の頭を1拍目、2拍目、3拍目、4拍目、で、2小節目の、次の小節の1拍目、2拍目、3拍目、4拍目っていうふうに、
箔の頭をですね、1拍ずつ抜き出したんですけれども、今度は1拍目と3拍目だけを抜き出してみましょう。
2拍目と4拍目は一旦無視して、1拍目と3拍目だけ抜き出してみると、5小節目の1拍目、5小節目の3拍目、6小節目の1拍目、6小節目の3拍目ということで、4つの音が抽出されます。
その4つの音はどうなるかっていうと、こうなります。こういったフレーズになりますね。
ラソファミ、はい、これはめちゃくちゃシンプルなフレーズですよね。
つまり、ラソファミということで、ラの音から1個ずつ音階を下がっているだけの、すごくシンプルなフレーズなんですね。
はい、ラからミまで1個ずつ音階を下っている。
これを音楽的に言うと、2度下に下がるって言うんですけども、ラからソに下がることを2度下に下がる、2度下がるって言うんですけども、2度下って言うんですね。
これがこのフレーズのめちゃくちゃこの骨の部分ですね。もう骨だけにした部分ですね。
これにいろんな音を付け足していくと、本来のフレーズになるんですけれども、ここからどうやって音を付け足していってるのかっていうことを再構築していきましょう。
まず、さっき言ったように最初の一番骨となるフレーズはラソファミですね。
このラソファミの各音に対して3度下の音を付け加える。
その3度下の音っていうのは、ラからファですね。1個飛ばした音ですね。1個飛ばした次の音って感じ。
だから3度下だから、これを音楽的に言うと3度下って言うんですね。
だから、ラソファのラに対してファですね。
で、今度はソに対してミ。で、ファに対してレ。で、最後はミに対してド。
06:09
はい、わかりますか。まず、ラソファミっていう基本的なフレーズがあります。
で、この4つの音の各音それぞれに3度下の音を
鳴らします。だから、ラ、ファ、ソ、ミ、ファ、レ、ミ、ドっていう風になりますね。
はい、わかりましたでしょうか。まずその5小節目の1拍目、3拍目、6小節目の1拍目、3拍目ということで
各小節の1、3拍目を繋ぐと、ラソファミというシンプルなこの2度加工していくフレーズができます。
そしてそれぞれの音の次の拍に3度下の音を付加していく、付け加えていくと、ラ、ファ、ソ、ミ、ファ、レ、ミ、ドという形のちょっと複雑というかね
単純な1本の線に対してまたもう1個のこの糸を付け加えたような、そういったフレーズになるんですね。
そうするとちょっと複雑なフレーズに聞こえますよね。
はい、これが先ほどやったその拍の頭だけを繋いだ骨組みとなるフレーズですね。
これだけであのドラえもんのイントロの5小節目、6小節目のフレーズっぽさって出てますよね。なんとなくその骨組みだけ聞いても。
でもまだ何か足りない。そのもう一つ何かっていうのは、それは何かっていうと最後の飾りの部分ですね。
それは、ラ、シ、ドっていう風に各拍の頭の音からそれぞれですね、タン、タン、タンっていう風に音階の階段上に上の音、上の音、1つ上の音、1つ上の音、2度上の音、2度上の音ということで
3音一塊でタッタッタっていう風に音をですね上向きに足していくんですね。
ラ、シ、ドですね。で、次はファ、ソ、ラ。で、今度はソ、ラ、シ。で、次はミ、ファ、ソ。で、次はファ、ソ、ラ。次はレ、ミ、ファ。で、次はミ、ファ、ソ。で、最後はド、レ、ミ。
このように、各拍の頭の音からタン、タン、タンっていう風に音をですね、2つ上の方向に隣の音、隣の音で付け加えて3連符でね、3つで1つみたいな感じでラ、ラだったらラ、シ、ド。ファだったらファ、ソ、ラ。で、次はソ、ラ、シ。で、ミ、ファ、ソ。ファ、ソ、ラ。レ、ミ、ファ。
09:21
ミ、ファ、ソ、ド、レ、ミっていう感じでやっていくと、このドラえもんの歌のイントロの5小節目、6小節目のフレーズになりますということです。
ちょっとややこしい感じがしたかもしれないですけれども、1つ1つはすごくシンプルなんですよね。
はい、わかりましたでしょうか。まず第1段階目は各小節の1、3拍目だけの音を並べる感じですね。ラ、ソ、ファ、ミ。
ラ、ソ、ファ、ミっていう本当に音階を1音ずつ下っているだけの非常にシンプルなフレーズですね。
で、この4つの音それぞれにその次に3度下の音を足して鳴らしていくと、ラに対してファ。で、次はソに対してミ。で、次はファに対してレ。で、最後はミに対してド。
で、これを繋げると、ラ、ファ、ソ、ミ、ファ、レ、ミ、ドという風になります。
で、最後に各今鳴らした8個の音、8個の音のそれぞれの音からタンタンタンという風に上向きに隣の音と隣の音という風に2つの音を繋げて飾りをつけます。
で、そうすると、ラ、シ、ド、ファ、ソ、ラ、ソ、ラ、シ、ミ、ファ、ソ、ファ、ソ、ラ、レ、ミ、ファ、ミ、ファ、ソ、ド、レ、ミというフレーズができます。
はい、以上がですねドラえもんの歌の5小節目と6小節目の分析と解説でございました。
はい、こういったフレーズ、こういう風な仕組みで鳴っているんだということがわかるとですね、アンプというかですね、譜面を覚えたりする時にも理解しやすいですし、
自分で吹く時にもこういう並びで、こういう規則で並んでいるんだという風に理解した上でですね、演奏すれば演奏もすごく説得力のある演奏になりますので、
何のこっちゃって思うかもしれないですけれども、一応こういう風に理解すると演奏にも役立つと思いますので、よかったら何かの参考にしてみてください。
また自分なりにこういった解析というか分析をしてみるのも結構面白いので、よかったら皆さんもやってみてください。
はい、以上です。ありがとうございます。
12:01

コメント

スクロール