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2023-04-05 10:17

#1901 【楽曲分析】FF6「ティナのテーマ」を分析してみた!① from Radiotalk

#1901 【楽曲分析】FF6「ティナのテーマ」を分析してみた!①


参照リンク
✔︎ティナのテーマ-ファイナルファンタジーVI BGM五線譜プレビュー-EOPオンライン楽譜棚
https://jp.everyonepiano.com/Stave-5089.html

続きはこちら
#1902 【楽曲分析】FF6「ティナのテーマ」を分析してみた!②
https://radiotalk.jp/talk/977453

#202304n
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はい、こんにちは、なおくんです。ということで、今回のテーマはですね、「楽曲分析」FF6「ティナのテーマ」を分析してみた。
はい、このようなテーマで話していきたいとおもいます。それではですね、早速なんですけれども、このFF6というゲーム音楽の中に出てくる
ティナのテーマという曲があるんですけれども、この曲をですね、ちょっとね、理論的に分析して言語化してシェアしてみたいと思います。
あくまで僕の視点での分析なので、そのあたりはご了承ください。
で、最近ちょっとリコーダーを吹いていてですね、リコーダーで吹きたい曲っていうのがいろいろあるんですけれども、僕ゲーム音楽好きなのでゲーム音楽ちょっと吹きたいなと思って
ちょっと耳コピしようと思って、この曲を耳コピしてたらですね、結構曲の構造としてすごく面白い発見があったので、ちょっとそのあたりを言語化してシェアできればいいかなと思って収録しております。
それではですね、このティナのテーマね、どんな曲か知らないよっていう人はですね、YouTubeでググってみていただければ原曲が聴けますので、そちらで確認していただければと思います。
ゲーム音楽なので基本的にループなんですね。ループっていうのはその短い曲を何度も何度もループさせて繰り返すっていう、そういう構造になってますね。
じゃあそれがですね、どういう風になっているのかっていう話なんですが、全体構成としてはですね、イントロがあってですね、メインパートがですね3回繰り返されて、
あと間奏みたいなBパートがあって、でまたそれをループするみたいな、またメインパートのAから始まるみたいな、そういう構成になっているんですけれども、ちょっとその細かいイントロとかですね、間奏の部分は一回この今回の説明では省きますので、
メインメロディーのパートだけをちょっとフォーカスして話していきたいと思います。 ちょっと話しだけではわかりづらいと思うので、一応サムネイルに簡単な図解を載せておきましたので、その図を見ながら話していきたいと思います。
この図を見ていただくとですね、まず大きな四角がですね、上から順番にですね、ドンドンドンって書いてありますね、大きな四角が。
そこに左側にA、A、A'っていうふうに書かれております。 この大きな四角一つ分が8小節の長さですね。
8小節というのは曲の一まとまりですね。曲のその、曲の中にある一段落、段落みたいなニュアンスだと捉えてくれればいいと思います。
つまり3段落あるみたいな感じですね。 基本的にはこの段落、同じ段落を何度も繰り返しているような構成になっているんですが、
それがどういうふうになっているかというのをちょっと細かく見ていきたいと思います。 まずはですね、この一番上にある四角ですね、大きな四角Aって書いてあるね。
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上、上、真ん中、下ってある中の一番上の四角を見ていただきたいんですけれども、 この四角の中にさらに細かい四角が4つ書いてありますよね。
そこに、A、A'、A2'Bっていうふうに振ってあるのがわかりますかね。 ちょっとちっちゃいので見えづらいかもしれないですけども。
左上、右上、左下、右下っていう順番で進んでいきます。 これが2小節ずつのフレーズの構成を図解しています。
これをですね、ちょっとまずこの説明していきたいと思います。 まずこの左上のsmall aっていうところを見ていきたいと思うんですけれども、
これはですね、モチーフですね。 これだけのフレーズですね。これがこの曲のモチーフであり、この曲を象徴するフレーズですね。
このフレーズこそがもうティナーのテーマといっても過言ではないというモチーフですね。 曲のモチーフです。
作曲っていうのは基本的にこのモチーフをどうやって繰り返していくか、 飽きさせずに繰り返していくかっていうのが基本的に作曲の肝なんですよね。
まあ難しいところでもある、面白いところでもあるというところなんですが、 じゃあこれはですね、この曲はどういうふうに展開させていくと言ってるのかっていうことをね、
一緒に見ていきたいと思います。 一応音名を確認していきますと、ラシドミドシラシミっていう風になっています。
これを何度も何度も繰り返せばいいんですけども、何度も何度も繰り返すとちょっと飽きてしまうんですね。
試しにやってみましょうか。 はい、もうちょっとバグった機械かよ、みたいな感じになっちゃいますよね。
なのでですね、モチーフっていうのはただ繰り返せばいいわけではなくて、その繰り返す時にちょっと変化をつけて繰り返すっていうところがですね、ポイントになるわけですね。
はい、じゃあですね、このまず1回モチーフを鳴らしました。 じゃあ次2回目繰り返す時にどうやって展開させているのかっていうのをちょっと見ていきましょう。
はい、まず1回目のモチーフですね。1回目のモチーフはそのままモチーフを弾きます。
ラシドミドシラシミ
ですね。次2回目のモチーフはラシドミドシラシミ
はい、わかりましたか。 最後の1音が変わっているんですね。
最初のモチーフはシラシミと低いミになってたんですけども、2回目のモチーフはシラシミと同じミなんだけど高い方のミになってるんですね。
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そのことによってモチーフはもう同じなんだけど5ビが1音だけ変わることによって、あの
繰り返しているんだけどちょっと展開した感じが出てきてますね。
はい、じゃあモチーフ3回目。3回目のモチーフはどのようになっているかというとこんな感じ。
はい、違いわかりましたでしょうか。 最初のモチーフはこんな感じですね。
で、3回目のモチーフは? はい、わかりましたかね。音の高さが違いますよね。
はい、これはですね、あの元のモチーフを3度ですね。3度っていうのはラシドっていう感じで3段分階段が上がっている感じですね。
同じ段を1度っていう風に数えるんですけども、ラシドって3度上がったので、今度はっていうかこれはその元のモチーフをですね3度
平行移動した感じになりますので、ラシドミドではなくてドレミソミってなってるんですね。
はい、そうすることによって形は全く同じなんだけどモチーフが展開させたような感じになりますね。
これが3回目のモチーフ。で、4回目はですね、このサムネイルの図で言うところのsmall b ですね。
はい、これはどうなっているかというと、今までのモチーフとは全然違う形の新しいモチーフが出てきたんですけれども、これはまあ
最後の締めを飾るようなフレーズになっておりますので、今までの流れとは全く違うモチーフになっております。
ということで、この8小節のセクション、
一つのセクションと言うんですけれども、この段落は4つのフレーズが
集まってできているわけですね。はい、一つ目のフレーズがラシドミドシラシミですね。これが曲のモチーフですね。
で、2回目のフレーズがラシドミドシラシミっていう風に最初のモチーフの語尾をですね、
一つ変えた、一音変えたことによって、繰り返しているんだけど、単調さを防いでいるということですね。
で、モチーフの3回目は、フレーズの3つ目は
同じモチーフを
3度上げて、3度平行移動して繰り返します。 そしてフレーズの4つ目はドシラー
ドシラーということで、最後の曲をですね、締めるような形になってますね。
これがですね、ティナのテーマのメインパートの8小節部分ですね。
これが曲の最初の冒頭の8小節です。
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はい、そんな感じで曲ができているわけなんですけれども、こうやって聞くとすごくシンプルだけど、
簡単なことなんだけど、ちょっとした工夫の仕方によって、曲が展開しているというのがよくわかると思いますね。
聴いていると普通に聴けるんだけど、実はすごく細かい工夫というかね、それぞれの工夫はすごい簡単なんだけど、
これをセンスよく組み合わせるのが意外に難しいんですよね。っていう話でございました。
で、このAセクションというのをもう1回ループさせて繰り返すんですけども、今度ですね、3回目ですね、3回目のループに入った時にまたちょっと展開するんですよね。
この展開がすごく面白かったので、ちょっとそれについてはまたね、この話の中ではちょっと収まりきらないので、もう1回ちょっともう1本別の収録で続けて話していきたいと思います。
はい、ということで一旦これは終わりたいと思います。ありがとうございました。
10:17

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