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2022-12-11 10:01

#1616 70年代SFマンガを読んでみた from Radiotalk

#1616 70年代SFマンガを読んでみた
・洗濯機って便利ですよね
・昔のSF漫画は何をテーマにしてた?
・宇宙、ロボット、環境汚染など
・昔の漫画はお説教っぽい

#202212n
#1970年代
#SFマンガ
#宇宙 
#ロボット
#環境汚染
#お説教
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こんにちは、漫画家のなおくんです。この番組は、カフェで気軽に話す雑談というコンセプトでお届けしています。
さて、本日のテーマはこちら。 70年代SF漫画を読んでみた。
はい、ありがとうございます。ということで、今日は2022年の12月の11日日曜日でございます。
はい、現在ですね、洗濯機を回して洗濯物が出来上がるのを待っているんですけれども、洗濯物が出来上がったら洗濯物を干しながら収録、ラジオトークの収録でもしようかなって思ってたんですけど、
ちょっと自分の思ってたよりも洗濯が出来上がるのが遅いなということで、洗濯機を回しつつですね、今喋っているわけなんですけれども、
洗濯機便利ですよね。今更言うまでもないですけども、洗濯機だってね、100年前からしたらもう今で言うAIみたいなもんですよね。
自動で機械が洗濯をしてくれるなんて夢みたいなもんだみたいなね、感じだったんでしょうね。今だったらね、自動で機械が絵を描いてくれるとかね、機械がAIが文章を書いてくれるすごいなっていうふうに言ってますけど、
それがもう100年前だったら、機械が料理を作るのを手伝ってくれるんですか?みたいなね。とか洗濯機、洗濯やってくれるんですか?機械が。え、マジで?みたいなね。そんな感じだったと思うんですよ。
だからなんか今では当たり前だと思っていることも、やっぱりちょっとね、こう視点を変えるとね、あの十分AIなんですよ。今の生活もAIですよ。
これを聞いている、あなたが聞いているこのラジオトークもね、すごいことですよね。だって遠く離れた見ず知らずの人間が今喋っていることをですね、あなたが今聞いているわけですから。しかもそれは時間も空間も隔てているわけですよね。
リアルタイムで聞いているわけじゃないですよね。僕が録音した音声をどこか遠くのあなたが今聞いている。
しかもそれは知り合いとかそういうことじゃなくて、全く接点も持つはずもなかった人々に聞いてもらえる。しかもそれを無料でできる。しかもこの板状のiPhoneというね、本当に昔の人から見たら何この板みたいな感じのような物体でそういったことができてしまうっていうね、一昔前だったらもうでっかいパソコンがね、必要だったことが今一瞬でそういうね、こんなiPhoneでできちゃうっていうのは本当にすごい未来ですよね。
はい、そんな感じのことを思いつつも、今日のテーマは何かというと、70年代SF漫画を読んでみたというテーマで話してみたいと思います。
この間ね、図書館に行って、あのSF漫画傑作戦っていうね、本を借りてきたんですよ。
福井健太編って書いてあるんですけどね、この70年代のSF漫画を一つの文庫本に集めた。
まあトリビュート、コンプリート、なんて言うんでしたっけ、いろんな人の作品がこう一つにまとまっているような感じのやつってことを言いたかったんですけど、
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コンピレーションアルバムでしたっけ、はい、まあそういう感じの本がありまして、それを借りてきたんですよ。
傑作SF14編を収めた、ベストオブベストの漫画アンソロジーということでね、
例えば手塚治、松本玲司、筒井康隆、筒井康隆さんってあの小説家、SF小説って有名な人ですけど、この人漫画書いてたんですね。
あの筒井康隆さんがね、自分で漫画も書いてるんですよ。
で、あ、なんだ、筒井康隆さんって漫画書いてる人だったんだっていうのがちょっとね、驚きだったんですけど、
なんかね、あの新聞4コマみたいな、あのシンプルなイラストなんですけども、すごいね、こう、面白いですね。
まあまあそれはさておき、石上翔太郎さん、萩尾本さん、竹宮圭子さん、まあ漫画の、漫画家のね、超レジェンドの人たちのね、
SF漫画が載ってるんですよ。70年代に発表されたSF漫画っていうことで、70年代だから、僕が生まれる前ですし、
今から言うともう50年以上前ですよね。はい、そのぐらいの時代に書かれたSF漫画14編っていうことでね、
それをちょっと読んでみたんですよ。でね、すごくね、面白かったですね。あの、
なんかこう、今の漫画とかアニメとかの元ネタとかが、こう、あ、これが元ネタになってたのか的な、なんかそういうのもね、こう、感じ取れることができたりとか
しましたね。例えばね、あの、どこだったかな。
えっとね、諸星大二郎さんの
作品で、 生物都市だったかな。
生物都市っていう作品があってですね。これがね、これが、えーと、ちょっと待ってくださいね。
グダグダしちゃってすいませんね。はい、えー、これがあの70年代のSF
漫画なんですけれども、これどういう作品かというと、ま、ざっくり言うと、あの、地球の人々が、なんかこう、
溶けてしまって、あの、地球と一体化しちゃうっていうか、機械と一体化しちゃう。そして、あの、全部が一つの生命体になるみたいな。
地球にいる人々が、あの、こう、なんか、ぐじゃーっと溶けていってしまって、で、そのみんな溶けていっちゃって、その溶けていったものが一つの、こう、なんか物体というか、
一つの塊になるんですよね。で、私たちは今すごく幸せだ。なぜなら、一つの生命体に取り込まれているからだ。
そしてお互いの知識を共有しあって、完全な生命体になりつつあるっていう、なんか話なんですよ。
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これはね、あの、解説にも書いてあるんですけど、まさにね、エヴァンゲリオンの人類補完計画の、えー、
こう、なんか元ネタと考えてもおかしくないような話なんですよね。
これが元ネタかどうかはわかんないですけど、なんかすごくその、似てる発想だなっていう感じがしたりとかね。
そういったあのところがね、たくさんあるんですよね。
あ、なんかこういう漫画があったから今の漫画があるのかみたいな、そういうなんかね、あの、元ネタを探るというかルーツを探るという意味でもすごく面白いですし、
あとね、やっぱね、こう時代感っていうのはすごくね、現れてるなっていうのを思うんですね。
70年代当時のSF、つまり70年代の人たちが未来はどうなるかっていうのを考えてたのかっていうのがすごくね、こう、わかるんですよ、いろんな視点から。
いろんな作家さんが書いてるので、いろんなその作家さんがどう見ていたのかっていうのが総合的にわかるんですね。
で、これは一言で言うと何かっていうと、やっぱりね、宇宙ですよね。
みんなやっぱ宇宙に行くことをね、70年代の人たちが望んでたんですよ。
まあ今でこそ最近ね、ちょっと宇宙ビジネスとかって話題になってますけど、ちょっと前ぐらいまでは、いや宇宙なんてもう古いよっていう感じだったじゃないですか。
っていう感じなんですけど、70年代はね、もうみんながみんな宇宙を見てましたね、この漫画を見ると。
はい、そしてやっぱロボットですよね。ロボットが出てくるとかね、そういう話もありますよね、結構。
ロボットがいろんなことをやってくれる。まあ今でいうAIみたいなもんなんですけど、それを物理的なロボットがやってくれるって考えてたんですよね。
で、あとはですね、環境汚染っていう、これがね結構ね、いろんな漫画に出てくるんですよ。
環境汚染っていうのは何かっていうと、放射能が地球中に溢れてしまって、もう地球は地面に、地上に出られない。
だからみんな地下シェルターで暮らしているみたいな、そういう漫画とかもあったりしてね。
なんかこの当時いかに放射能が怖がられていたかっていうのがね、すごくよくわかるんですよ。
今そんな考えないじゃないですか、放射能で地球が汚染されて、あの人間はもう外に出られなくなるなんて、そんなこと考える人いないけど、
70年代はね、結構そういう漫画が多いんですよ。未来はもうなんか人々は地下シェルターに閉じ込められて、
もう地表っていうか、外はもう植物が全部枯れてしまって、外に出られませんみたいな、そういうなんかね、悲観的な漫画とかもあったりとかしてね。
で、それでなんか結局環境を大事にしようということは言いたいのかもしれないですけど、まあそういったちょっとお説教くさい部分もあったりするんですね。
昔の漫画ってね、あの結構そういうお説教というか、子供にお説教する系のね、
あからさまには言わないけど、そういうメッセージを感じる漫画も結構あったりしますね。
今の漫画はそういうのはあんまないかもしれないけど、今の漫画っていうのはどっちかっていうとなんだろうな、
なんか上からお説教するとかじゃなくて、作家さん自身が自分の内面をさらけ出すというか、自分のなんか、
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本音をさらけ出すことによって読者に共感を得てもらうっていう、そういう方向性が多いと思うんですけど、
昔の漫画はね、なんかね、作家がちょっと環境問題についてお説教するっていうね、そういうスタンスの漫画が結構多くて、
なんかそれも時代だなっていうふうに感じましたね。はい、ということで今回はですね、
70年代SF漫画を読んでみたということで、70年代SF漫画こんな感じだったよっていうのをちょっとね言語化してみました。
ちょっとグダグダでうまく伝わっているかどうかわからないですけれども、
これまだ途中までしか読んでないので、あと半分ぐらいね、今7作品ぐらい読んだんですけど、ちょっと1作1作は結構重いんでね、
1日1話とかそんなペースで読んでますけど、はい、またね続き読んで気づいたことがあったら話そうかなと思っております。
はい、以上です。最後まで聞いてくれてありがとうございました。
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