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はい、ということで、ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方⑤ということで、前回、前々回、前々回等の話を引き継いで話しております。
自分の思考をまとめながら話しているので、だいぶ話が長くなってしまっておりますけれども、
音楽ってめちゃめちゃシンプルだよ、ドレミファソラシドさえ覚えておけばOKだよ、みたいな話をしていきたいと思ってしゃべっていたわけなんですけれども、
ここまでの話をざっくりとまとめると、ティンホイッスルというシンプルな楽器、民族楽器があります。これは基本的にドレミファソラシドしか吹けません。
このシンプルな楽器、これは別に初心者のために作られた楽器というわけではなくて、民族楽器なんですよね。
こういう民族楽器というのは基本的にこういうものがほとんど、多いんですよね。
どういうことかというと、ある一つの調しか吹けません。
例えばDメジャーとかEメジャーとかFメジャーとかGメジャーキーとかってありますけれども、そういうのが吹き分けられないのってめっちゃ不便だって僕ら的な感覚から思うんだけど、
でもそれが実はそっちの方が正しいんですよ。正しいというか自然発生的なんですよね。
この西洋音楽的な僕らが普段触れているギターとか鍵盤楽器とかっていうのは、
それが発展していって、こうやって楽器をいちいち持ち帰る。
例えばDメジャーだったらDメジャーに特化した楽器に持ち帰らなきゃいけないし、EだったらEに特化した楽器に持ち帰らなきゃいけない。
これも西洋音楽的な考えなんですけど、そうやってそのある特定のキーのものを持ち帰らなきゃいけないというのはめんどくさいから、
一つの楽器でどんなキーでも対応できるようにしたら良くねとか、ピッチをもう全部楽器統一しようよっていう風になっていって発展していったのが僕らが普段使っている西洋楽器的なものなんですよね。
だからギターもキーボードもたくさんこの鍵盤というかフレットとか弦とかがあって、いろんな音を覚えなきゃいけないっていうのはそうやって合理化した結果なんですよ。
つまりどういうことが言えるかというと、このギターとか鍵盤というのはティーンホイスルが12本入っているみたいなものなんですよね。
本来1本のティーンホイスルで吹けることをこの1つの楽器の中に集約しているからティーンホイスルが12本入っているんですね。
だからこの12本のティーンホイスルをこの鍵盤楽器の中で吹き分けているようなイメージなんですよ。だからめちゃめちゃ複雑になっちゃってるんですよね。
だけど音楽っていうのは実はドレミファソラシドだけでいいんですよ。
今キラキラ星を弾きましたけど、これはドドソソララソファファミミレレド、これは皆さんどっかで聞いたことあると思うんですけども、
これを例えばDメジャースケール、今Cメジャースケールで弾きましたけど、Dメジャースケールで弾くと、
これ今レから始めたドレミファソラシドですね。これがDメジャースケールって言うんですけども、
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このスケールでキラキラ星を弾くと、ドドソソララソファファミミレレドってなるわけなんですが、
これを、これが今イドードっていう読み方で今読んだんですけども、そうするとやってること同じじゃないですか。
なんだけど実際になっている音としては、これはレレララシシラソソファシャープファシャープミミレなんですね。
はい、わかりますかね。レから始まったドレミファソラシドで弾いているから、実音とそのいわゆる解明って言うんですね。
そのイドードっていうか、この始まっている音をドっていう風に考える読み方を解明って言うんですけども、
ちょっとこの話するとややこしいですね。ややこしいですけどもちょっと説明しますけど、こういう考えをイドードって言うんですね。
ドという主音、主音というかその基準となる音が移動していくからイドードって言うんですけども、
で例えばこれがファから始まるドレミファソラシドだと、これがFメジャースケールなんですね。
でこのファをドと置き換えて、移動、ドだからドが移動しているドっていうのは基準となる音ですね。
基準となる音のことをドっていう風に読んでいるとして、これをドとするとドレミファソラシドになるんですね。
でも実音としては実際になっている音はファソラシフラットドレミファなんですよ。
はい、ややこしいですよね。この時点でややこしいですよね。
で、このFメジャースケールでキラキラ星を弾くとどうなるかっていうと、
これを移動ドで読みますと、ドドソソララソファファミミレレド、やってること同じでしょ。
だからすごいシンプルじゃないですか。だけどこれを固定ドで読むと、
ファファドドレレドシーフラットシーフラットララソソファってなって、
言っていることが違うじゃないですか。聞こえ方はキラキラ星なのに、固定ドで読んでしまうと、
読み方が毎回違うから、全然違うことやってるっぽくなるので、
毎回キーが変わるために音楽が全然違うことやってるみたいに見えてしまうので、
12種類の別々の音楽を覚え直しているみたいになってしまうんですけれども、
これを全部移動ドに直すと、ドドソソララソファファミミレレドで済むんですね。
で、このDメジャースケール、Eメジャースケール、例えばEメジャースケールだったら、
ミから始まるドレミファソラシド、これも同じように、ドドソソララソファファミミレレドっていう感じになりますね。
要は何が言いたいかというと、
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例えばティーンホイスルを持ち帰るみたいなイメージですね。
このティーンホイスル、これD管のティーンホイスルなんですけども、
仮にティーンホイスルのF管っていうものがね、あるのかどうかは知らんけど、
F管っていうティーンホイスルがあったとしたら、
これはF管っていうのは、例えばね、Fから始まるドレミファソラシが吹けるティーンホイスルなんですね。
だから、F、全押さえの状態でファノートが鳴るっていうことで、
で、同じ運指でドレミファソラシドって鳴るっていう、そういうティーンホイスルが仮にあったとすると、
それで同じ運指でキラキラ星を吹くと、Fメジャースケールのキラキラ星が吹けるわけですね。
はい、わかりますかね。ちょっとなんか自分で言ってることがね、これ聞いてる人に伝わってるのかわからないんですけども、
ほとんどわかってもらえないかもしれないですけど、
ね、これもっとね、わかりやすく伝えられないものかなと思ってね、今思ってるんですが、
えーっと、まあ、なので、つまりティーンホイスルを持ち帰るっていう考え方で、
そのキーとかチョーを考えると、ものすごくシンプルになるなっていうことに思い立ったわけなんですね。
それがいわゆるイドードってやつなんですよ。
まあ僕が言ってることはね、その音楽を勉強した人からするとめちゃめちゃ当たり前のことを言ってるだけに過ぎないんですけども、
なんか僕はやっとこのことに気づけたっていう感じなんですよね。
だから例えばリコーダーっていうのはさっき言ったように、あの一つ前の放送で言ったんですけども、
ティーンホイスルが何本も入っている。
リコーダーで吹きやすいのが、例えばキーCでしょ。
キーC、キーD、で、キーF、キーG。
この辺りなんですよね。実用的な範囲で吹きやすいものが。
だから4つのキーが入っているというふうに考えると、もちろん他のキーも吹こうと思えば吹けますけど、
ちょっと運指が複雑になるんでね。
で、ある程度運指が楽で、かつ実用的な音域の範囲で吹けるのは、
C、D、F、G辺りだと僕は思っています。
で、そうすると、これがティーンホイスルだったら1つのキーしか基本的に吹けませんと。
1つないし2つね。
だからティーンホイスルがこのリコーダーの中に4本含まれているみたいな感覚で考えるんですよ。
そうすると、例えばドレミファソラシド、Cだったら、Cのキーだったら、
こういうティーンホイスルがあると考えて、その中でキラキラ星を吹くと、
ドドソソララソファファミミレレドとなるわけですね。
じゃあ、このリコーダーの中にあるDメジャースケールを吹いてみると、
レから始まるドレミファソラシドですね。
という風になるわけですね。
これはもう全く別のリコーダーだという風に考えて、
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頭の中でね。これはもう別のティーンホイスルに持ち替えたという風に考えて、
このティーンホイスルでキラキラ星を吹くという風に考えると、
ドドソソララソファファミミレレドという風になるわけですね。
ちょっと間違えましたけど。
つまり何が言いたいかというと、
Dメジャースケールで吹く時も、ドドソソララソファファミミレレドって考えると、
めちゃくちゃシンプルにキラキラ星の曲が流用できるんですよね。
これを固定度で読んでしまうと、
固定度というのは実音ですね。実際になっている音。
そうするとドドソソララソファファミミレレドじゃなくて、
レレララシシラソソファシャープファシャープミミレっていう風になってしまうんですよ。
そうするとなんか別の曲みたいに読めちゃうんですよね。
そうすると毎回そのキーごとにその読み方を変えるので、なんか混乱しちゃうんですよね。
なんか違う曲やってるっぽく感じちゃうんですよ。
だから異動土にした方が楽なんですよね。
でも僕はちょっと異動土っていうのはどうしてもしっくりこなかったんですよね。
実音とやってることが違うから。
だからなんか気持ち悪かったんだけど、
でもその自分の中でティーンホイスルを持ち替えて、
その持ち替えたティーンホイスルの中の土で吹くとかそういう感覚を持つと、
異動土っていうものと蝶の関係がだいぶスッキリと整理されたんですよね。
だから基本的にこのドレミファソラシドだけでどんなキーでも吹けるんじゃないかっていう考えに至ることができたっていう話でございます。
だからそれに至るまでにはやっぱり今まで僕ギターとか鍵盤楽器しか基本知らなかったから、
そういうそのいわゆるティーンホイスルみたいな一つの蝶しか吹けないみたいな楽器のことをあんまり考えたことがなかったから、
音楽を勝手に複雑に考えてしまってたんだけども、
ティーンホイスルという楽器に出会うことによって蝶であるとか民族楽器の本来的な姿っていうものを考えることによって、
音楽がめちゃめちゃ実はシンプルなものだったっていうことに何か考えたったんですよね。
だからそれをちょっとシェアしてみたくて今回話してみました。
だから音楽がすごい複雑だなと思っている人は、
ちょっとどんだけ伝わったかわかんないですけども、そういうふうに考えてもらうとすごく音楽はシンプルだし、
異動土という考え方をね、そういうものとして理解してもらうと結構音楽が楽しめると思いますし、
キーを変えるとか蝶を変えるということが何となくわかりやすくなるんじゃないかなと思って話してみました。
はいちょっとまだまとまってないんですけどもとりあえずこんな感じです。
はいまたねうまく考えがまとまったらまた改めて話そうと思います。
はい以上聞いてくれてありがとうございました。