1. 今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
  2. 016 国語の教材研究が果てし..
2024-08-31 11:19

016 国語の教材研究が果てしないので疲れてChatGPTに相談してみた。

2 Comments spotify

教材研究していて果てしがないので、悩んだ末にChatGPTに尋ねてみました。「あなたは教育コンサルタントです。中学校と高等学校の国語科教員なのですが、国語科は授業者の解釈によって、教材研究や授業方法が違ってくるので、定型化、マニュアル化しにくく、過重負担な業務という構造を脱しきれません。解決策をマークダウン方式でお願いします。」

00:00
こんにちは、今日も明日も授業道、黒瀬直美です。このチャンネルでは、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと語ってお届けしています。
いやー、台風が過ぎましてね、本当に皆さん大丈夫だったでしょうか。うちの近所はあんまりひどくなくて大丈夫で、今日は念のための休校になりまして、私も休みをいただいて、自宅で教材研究をしていました。
ところがね、教材研究果てしがなくてね、もうやってもやっても終わらないような感じがして疲れてしまって、もう適度なところで切り止めました。
で、ちょっとこうツイッターでもつぶやいたんですけど、教材研究果てしがない、疲れると。ちょっと思いついてChatGPTに尋ねてみたので、今日はそのことについてお届けしたいと思います。
そもそも国語科における教材研究って本当に重層性があって個別性があって大変なんですよね。
だいたい国語、言葉っていうのは自然言語です。読む、聞く、話す、書く、これらが相互に関連しあってだんだんと習得されていくものなんですけれど、
そのそれぞれの生活環境、経験、生育歴、そういったものに非常に大きく左右されていて、定型化しにくく捉えにくい分野でもあります。
それから国語科の教材のジャンルについてなんですけど、評論、評論文っていうのは時代時代によって価値観が変わっていったりするので、教科書でも入れ替わりの激しい分野でもあります。
でも今、教科書に載ってるのは古臭いなって感じるぐらい、最近は時代の流れが早いので、どんどんどんどん新しくなって入れ替わりが激しいんですよね。
それから文学、これについては先生間で解釈の違いが大きい分野でもありますし、先生によってアプローチ方法が大きく変わるというジャンルでもあります。
そして古典、これは比較的定型化しやすいジャンルなんですけれど、やっぱりその先生独自の世界観といいますか、そういったものが色濃く出やすい分野でもあります。
これに加えて最近はICTとかAIとか、そういった教え方も加わって、この教材の扱い方についても個別性、多様性が非常に高い、そういったものになると思います。
それから、授業者によっても色々な方法がありまして、例えば自分の受けてきた授業に影響されるので、受けてきた授業が多様であればあるほど色々な授業がありますし、それから先生方が学んできた教育方法によっても違いがあります。
03:05
例えば教科教育で勉強されてきた方は教科教育の教授法とかに影響されると思うんですけれど、国文とか日本文学とかで学ばれた方は教育内容にどうしてもフォーカスしてしまうところはあると思います。
こんな風に授業者によって授業観とか指導方法とか解釈とか、そういったものがすごく多様だというのが大きい問題でもあります。
それから何と言っても生徒、対象の生徒によって色々と授業のやり方も変えないといけないですよね。授業がなかなか座るまで、席に着くまでというような生徒実態もあれば、学力が非常に高くて深い解釈を必要とする生徒もいます。
そんな風に生徒実態によっても教え方が多様になってきます。そんな中で国語化っていうのはとても定型化あるいは法則化、マニュアル化しにくいジャンルだと思うんですよね。
比較すると、例えば数学とか理科とかちょっと社会も入ってくるんじゃないかと思うんですけど、定理とか公式とかそういったものを扱う非常に客観性の高いジャンルで、教えることもあまり変わらない普遍性を持つっていうものはやっぱりどうしてもパターン化しやすいので、教え方も定番化しやすくて、
共有化しやすいという教科でもあると思うんですけど、国語化の重層性と個別性、本当にいろいろな教え方があるので、なかなか共有化しにくかったり定番化しにくかったり定型化しにくかったりするのが国語だと思うんですよ。
そんな中で、どうしていったらいいのか、教材研究の負担をどうやって減らしていったらいいのかチャットGPTに尋ねてみました。
私のプロンプトはこうです。あなたは教育コンサルティングです。中学校と高等学校の国語化教員なのですが、国語化は授業者の解釈によって教材研究や授業方法が違ってくるので、定型化、マニュアル化しにくく過重負担な業務という構造を出し切れません。
解決策をマークダウン方式でお願いします。ということで答えていただきました。
チャットGPTはまず第1番目、共通化とリソース共有と提案してきましたね。
まず教材バンクを作成してはどうかと言ってきました。
全国の国語化教員が利用できるような教材バンクを設立して、みんなが独自開発した教材を共有するプラットフォームを構築してはどうかという提案です。
その中でテーマ別に教材を並べて、例えば単元学習でやりたい先生もいらっしゃれば、教材ごとでやりたい先生もいれば、資質能力でやりたい先生もいらっしゃるので、授業目標ごとに教材を分けて、そこでガイドラインを作成するという方法。
06:24
これはいいなと思いましたね。私は引退したらやろうかなとちょっと思いましたけど。
でも既にそういうサイトもあるんじゃないかと思います。
もしご存知の方がいらっしゃったら、情報をお寄せください。
それから2番目に、授業スタイルの多様化とサポートという提案で、これはどういう意味かというと、
授業、多様な授業のスタイルをいくつかのパターンに分類して、教師自身が自分はこのパターンに当てはまるなというようなところで見つけに行くための参考資料を提供してはどうかと。
それプラス、授業スタイルスタイルであったサポートチームを設置して、例えば単元学習型だったら単元学習のサポートチームがいたりとかいうような、そういう仕組みを作ってはどうかという提案でした。
これも面白いですよね。こういうのもどこかプラットフォームがあったらいいんじゃないかなと思って、またこれも私引退したら作ろうかなと思ったんですけど。
またこれももしそういうことをしてらっしゃる人がいらっしゃったら是非情報をお寄せいただきたいと思います。
それから3番目、教材研究の効率化。これはもうなんかすでにあるんじゃないかと思うんですけど、教材研究の標準化ガイドラインを作ったらどうかという提案でしたね。
これはいわゆる教科書会社がやっている指導書みたいなもんですかね。それからデジタルツールっていうのを導入して負担を軽減したらどうかということで、これも教科書会社がいろんなものを、最近はデジタル教材みたいなのをつけてきているので、だんだんとここはやってるんじゃないかと思います。
それから4番目、教員の負担軽減とワークライフバランスの向上と書いてありますが、これは時間管理をツールを導入してやったらどうかっていうのと、教員間で負担が軽減できるように分担したり業務を再編成したらどうか、あるいは事務作業をサポートするスタッフを雇ったらどうかということでしたので、
これは学校の教科の中でやることですね。
それから5番目、研修とプロフェッショナルディベロップメントと書いてありまして、定期的な研修を実施して教員のスキルアップを図ることと、その教師間でオンラインコミュニティを活用して助け合ったらどうかという提案ですね。
09:01
これは私が今、今日も明日も授業のオンライン交流会でやっていることですね。
だから5番はやっているということで、ちょっと鼻が高い気分になりましたけど、6番目、フィードバックと継続的改善と書いてありますね。
定期的なフィードバックを行って改善点を見つけてPDCAサイクルを回しましょうと書いてあります。
6番はまだ私のイメージにパッとしたものが浮かび上がらないんですけど、定期的フィードバックをしてはどうかという提案でした。
ということで、ChatGPTに相談してみた結果、現在緊急的にやったらどうかなと思っているのは、教材研究を共有化すること、そういうプラットフォームを作るということと、
授業スタイルのパターン化とサポートチームということが新しい視点として私の方に得られることができましたので、徐々にそういうこともイメージしながら教材研究をしていこうかなと思っています。
ということで、たちまち教材研究が大変だったのでChatGPTに訪ねてみました。皆さんも教材研究が大変だと思います。
何かいい方法があったらぜひぜひお寄せいただきたいと思います。
この配信がいいなと思ったらスター評価よろしくお願いします。励みになります。
最近はTwitterでもコメント欄でも、私の配信を聞いて参考になったとか言ってくださる先生や、ちょっと会話しているような気分になりましたっておっしゃってくれる、本当にありがたいコメントをいただきまして励みになっています。
こういうことをきっかけにして、いろんな便利なことをやったり楽しいことをやったり、それから未来の国語教育のために先生が楽になるために何かないかなと思う作したりということをやっていきたいと思っています。
それでは今日はこれで終わりにしたいと思います。お付き合いくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
11:19

コメント

教材研究というわけではないですが、今度の授業で突っ込まれた時の対策や、作例づくりの参考資料として「ビジュアルプログラミング環境Scratchを使って、他の学校科目に関する実験事例を教えてください」とPerplexityに聞いてみたら結構いい事例が出てきました(Xでもリンク紹介しています)。 ソースを辿ってみると、教育委員会や放送大学の公開資料だったようです。

Perplexityっていうのを最近知って、ちょっと使ってみようと思っていたところです。楽しみです~ ありがとうございます。

スクロール