2022-02-10 16:05

108日間世界一周の船旅🚢🌎✈《イギリス🇬🇧ロンドン》

お待たせしました❣️
108日間世界一周の船旅🚢🌎✈

お次は我が第2の故郷(と勝手に思ってる)
イギリス🇬🇧ロンドン❗️

またまた長尺💦申し訳ございません🙇‍♀️
お付き合い頂けたら幸いです✨

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#パン好き
#旅グルメ
#なおちゃん先生世界一周の船旅
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00:06
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
さて、今回も世界一周の船旅やってきましたよ。毎回お付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは早速参りましょう。
6月15日、日付が変わった後すぐに、スペインバスク地方の都市ビルバオを出港した私たちは、翌16日は1日海の上で過ごしました。
航海47日目、6月17日、朝8時、船はイギリスの首都、ロンドンへ到着しました。
船内で朝食を取らずに、同じ船室の大親友、えいちちゃんと一緒に、ユダヤ人外で本物のベーグルを食べようと、パン好きの使命感を燃やして、今から今かと下船を待ちました。
この頃の私はとにかくベーグルが大好きだったんです。もちろん今もですけどね。
船はランチドックに停泊していたので、そこからロンドン名物のチューブ、地下鉄を乗り継ぎ、ナショナルギャラリーで有名なレスタースクエアまで移動。
この時点で私がロンドンを訪れるのは4回目。
網の目のように張り巡らせるロンドンの地下鉄は、複雑すぎる東京メトロより、私には理解しやすいものでした。
少し迷って、ベーグルマニアというベーグル屋さんを発見。
店内に入ると焼きたてのベーグルが所せましとショーケースに並んでいる。
ベーグルのほかにもサンド、サラダ、ケーキ、フレッシュジュースなどが目移りをさせる。
お腹ペコペコの私が選んだものは、トマトととろけるチーズ、スクラッブルエッグ&サーモン、ドライトマトとベーコンの3種類のホットサンドベーグルと、
3種類あるスープの中からミックスベジタルのスープを選んで、友人と2人でシェアをしました。
スープを頼むと、これにもベーグルが1つ付いてきて、こちらはドライフルーツの入ったものを選びました。
朝から友達と2人、合計4つのベーグルをシェアをして、もちろん満腹。
本場のベーグルは大きくずっしりとしているものの、油を使わないからもたれることもなく、本当においしかったです。
ガツンと腹ごしらえを済ませて、「この日は1日中歩き倒すぞ!」と意気込み、まずは寮外。
訪れたことのある人ならお分かりだと思いますが、この世界有数の大都市は観光名所が意外とギュッと集まっているため、
観光客でもツアーに乗らず、ガイドブックや地図を見て歩くことが容易なのだ。
中心地であれば治安もいいし、ツイリストインフォメーション、真っ赤なロンドンバス、ダブルデッカ、観光客向けのバスツアー、網の目のように巡らされたチューブ、
03:07
各地にある地図や矢印はどれもわかりやすい、そして迷うことすら一種の醍醐味にしてくれる魔力をこの街は持っている。
ロンドンを楽しみ尽くすため、ゆるい坂道を降りて行くと、有名なネルソン帝都像のあるドロファルゴア広場、正面にはナショナルギャラリー、最初の目的地だ。
ロンドンは博物館と美術館がそこ賢に点在する。最も有名なのはもちろん大英博物館だが、このナショナルギャラリーも巨大な美術館。
ゴッホのひまわり、フェルメールのバージナルの前に立つ女、ラファエロ、ミケランジェロ、レムラント、モネ、ドガ、ルノワールと教科書に載るような有名絵画がおしげもなく飾られている。
私は博物館や美術館が大好きだ。難しい技術や背景、歴史的な詳しいことまではすべてわからないが、やはりそのオリジナルの絵や作品が醸し出す雰囲気、品位、超えてきた時間と歴史、独特の空気感を味わうのが好きだ。
3時間近くかけてナショナルギャラリーの全室を巡った。絵画の歴史の移り変わりもよくわかってくる。
絵画は年代順に陳列されているから、中世ヨーロッパの教会の付属物として信仰を広めるための道具。
そして、写真に描かれ始めた11世紀から12世紀ごろの絵画はどこか単調で、表情も乏しく、お世辞にも見ていて面白いとは言えない。
同じ宗教神話をモチーフとしながら、その中に人間の愚かさや儚さ、神々の美しさや壮大さ、命や肉体美の美しさ、自然への威負と賛美を作者の視点を交えて描かれ始める15世紀ルネッサンス期の意向絵画では、題材が同じものでも表現方法が全く違ってくる。
聖書やギリシア神話をモチーフとした作品が多いのは、同じでも構図的にも人物中心、細部まで描き手の繊細で念入りな意図が織り込まれてくる。
ここが西洋美術史の転換期と呼ばれるゆえんが一発でわかるのだ。
近世に移ると、モチーフも様々な題材が描かれるようになり、宗教的な要素を離れて絵画そのものが芸術品として価値を高めていくようになっていく。
農民の生活や風景がポートレート、静止画、タッチにも写実的な描写や明暗の違いにより、よりリアリティを追求したり、美しさを求めて描かれるようになってくる。
そして近代、ここはまたしても転換期。
06:00
日本人が大好きな印象派が花開く。モネ、スーラ、ルノワール、ゴホ。
この頃になると、画家の個性が強烈にそのカンバス状に表現されるようになってくる。
印象派には光と風と色が混ざったり、溶けているような自然との融合を感じる。
大きな作品には押しつぶされそうな圧倒されるほどの迫力に胸が高なる。
オリジナルの作品が持つ重厚感、それらをこちらも満腹になるまで味わうことができた。
ナショナルギャラリーの跡はロンドンの観光シンボル、国会議事堂とビッグベン、ウエストミンスター大聖堂まで歩く。
太陽はサンサンと輝いて、歩いていると少し汗ばむほどの陽気だ。
イギリスの6月は日本の5月のように風が爽やかで、新緑がまぶたにまぶしい。
空気は乾いていて、私はイギリスに行くなら何月がいい?と言われたら、ぜひおすすめしたいのがこの6月、絶好の観光シーズンだ。
ウエストミンスター寺院は王室の大観色を取りしきる、ゴシック様式の唯一正しい教会。
この日は団体ツアーが来ていて、観光バスやらツアー客やらがご疑いしていた。
私は2回目なので中には入らず、外の木陰に座って友人が帰ってくるのを待つことにした。
こんな都会の中なのに、そこかしこに小さな緑地や公園、大きな木々が植えられているからか、小鳥や鳩やリスたちをよく見かける。
この緑の多さがヨーロッパの大都市のいいところだと思う。
英兵交代所ホースガースで黒いふわふわ帽子の英兵さんたちと写真を撮り、セントジェームズパークの中を通過しバッキンガム宮殿へ。
セントジェームズパークは真ん中にその名の通りの池があり、水鳥たちが思い思いにくつろいでいる。
鳥たちやリスとの出会いを楽しみながら、緑深い遊歩道を歩いてバッキンガム宮殿へ。
この女王の住まいでもある宮殿にはもちろん入ることはできないので、外から見学。
大都市ロンドンが誇る随一の大公園、ハイドパークへ。
反対サイドのケンジントン宮殿まで行きたかったが、折り返して帰ってくるのが大変なので、ハイドパークコーナーの駅の方からナイツブリッジへと向かう。
この辺りは屈指の高級商店街、ハイブランドが立ち並ぶ。
私たち貧乏な若者にはちょっとにつかわしくないけれど、私たちには野望があったのです。
それは次のお目当て、ハローツ。
そう、ハローツで本格アフタヌンディ。
これがロンドン観光での一番の目当てと言っても過言ではないのでした。
ドキドキしながら巨大なショッピングフロアを抜けて、まずは一目散に4階のレストランへ直行。
ハローツはロンドンに来たら必ずと言ってよいほど立ち寄る場所の一つだけれど、レストランに入ったのはこの時、最初で最後でした。
09:08
さぞかしい高級感あふれる立ち寄り難い空間かと思いきや、そこまでドレスコードも厳しくなく、アフタヌンディの予約を入れていなくても、にこやかに席に通してもらいました。
テラスのテーブルは天窓から直接入ってくる太陽の光と、白を基調にしたテーブルセットでより一層開放感にあふれた明るい雰囲気を醸し出している。
タキシードのウェイターさんに促されてテーブルに着く。
石輪差しのバラが白と金色のテーブルウェアに鮮やかな美によさしている。
Hちゃんはアフタヌンディブレンド。私はチャイニーズブレンドのラプサンスーチョンの紅茶を注文した。
しばらくして運ばれてきました。夢の3段トレイ。下からスモークサーモン、きゅうり、卵、チーズとトマトのフィンガーサンドイッチ。
中段はレーズン入りのスコーンとプレーンスコーン。上段はフルーツのタルト、チョコレートのケーキ、バニラのケーキ。
そしてスコーンに乗せるストロベリーとバラのジャム。日本のアフタヌンディーでは滅多に出てこないクロテッドクリーム。
とてもクラシカルでオーソドックスけれども貴品と伝統に裏打ちされたような正統派のアフタヌンディーがおこそかに登場した。
早速サンドイッチから手を伸ばす。
おさほ的には下の段から順に最上段へと食べていくのがセオリーと言われるけれど、ここではカジュアルな中同士、どこから食べてもいいよね。
サンドイッチは美しい色とりどりの形と色に添えられて、まさにフィンガーサンドの代名詞だ。
やはり一番感動したのはこのスコーン。外はカリッとサクッと、中はふんわりしっとり。
ふわっと優しい小麦粉の香りとみずみずしいレーズンの甘酸っぱさが口の中に広がる。
ここぞとばかりクロテッドクリームをたっぷりつけて食べてみる。
確かにバターとも生クリームとも違う甘みはそれほどもなく濃厚だけど口の中でとろりと瞬時に溶けてしまうクリームだ。
しっかりめの生地のスコーンと素晴らしいバランスである。
好みの紅茶は開花のグロサリーフロアで購入することができる。
ハロッツはデパートながらオリジナルブランドが充実していて、紅茶はとても人気があるお土産の一つだ。
この時に飲んだスモーキーな香りのラプサンスーチョンが気に入り、グロサリーフロアでこの紅茶と他にも数種類の紅茶、そしてもちろんコーヒーも購入した。
気がつけば19時の閉店時間。
垂れたお腹と心と紅茶をお土産にブラブラと船までの道を戻る。
一般的な商店は閉まっていくが、パブやカフェ、ナイトエンターテインメントの店は賑やかで、いつの間にか辺りはネオンがきらめき、少しずつ夜の街へと様相を変えていく。
12:06
この日はその眠らない大都市ロンドンに後ろ髪を引かれながら船に戻って休むこととなった。
体はくたくたに疲れていたのになぜか興奮さめやらず、翌朝は5時に起きて船を出る。
そんなに早く起きて出たのは、それぞれ日本の自宅に電話をかけるためだ。
当時はスマホはなかったですからね。国際電話が使える公衆電話を目指して私たちは早起きしたのでした。
久しぶりに家族の声を聞いてリフレッシュをした私たちは、ロンドン観光の中心ピカデリーサーカスへ向かいました。
まだ薄暗く、世界的都市の中心といえど、辺りは人も少なく、寒酸としている。
早朝から空いているカフェでチーズとサラミのパケット、カフェラテで朝食をとった。
ちょうど店内のモニターでワールドカップの日本選を行っていた。
私たちがぼーっと見ていると、店内のスタッフが、お前たち日本人か、よし応援してやると私たちをモニターの前面まで連れて行く。
そこに横並びに椅子を置いて、ここに座れ。
いやー正直そこまで真剣に見てないんだけどねーと言い出せる雰囲気でもなく、前半がっつり見ることに。
あまりいい成績ではなかったので、いやー日本はよく頑張った。
俺は日本を讃える。気を落とすなよ、と肩を叩かれて送り出された時には、正直やっと解放されたという気分でした。
イギリスはフットボールの本だ。
後になってよく知ることだが、街を二分して警察や牙警官も出て大戦争になるようなことだってあるのだ。
日本で言う松本清のようなドラッグストアのブーツ。
オリジナルブランドが有名なマークス&スペンサー。
紅茶ブランドトワイニングの本店。
日本食品や雑貨などが揃うジャパンセンター。
日本にも近年上陸したおもちゃ屋さん、ハムリーズなどなど、ショッピングを中心にこの日は過ごしました。
最後に、イギリスに来た時に思い出したのは、
この日の出港は少し特殊でした。
我らがオリビア号は、停泊している船に戻り、
テムズ川を遡り、タワーブリッジをギリギリの幅で通過して、すぐに引き返すというあらわざをやってのけたのです。
この日の出港は少し特殊だったのですが、
私たちがオリビア号に乗るときは、
テムズ川を遡り、タワーブリッジをギリギリの幅で通過して、すぐに引き返すというあらわざをやってのけたのです。
ロンドン島の横にかかわるタワーブリッジは、跳ね上げ式の橋です。
通常時でも観光客であふれたこの一帯、タワーブリッジを開いて通過する我らがオリビア号に、
たくさんの観光客が手を振り、守ってくれました。
おお、クルーズ船が、日本のクルーズ船がタワーブリッジを通過したぞ、と、みなさんが見守るのも束の間。
15:07
クルーズ船は橋が閉まらないうちに、急回転でバックをしたのでした。
これにはおそらく、見物客もあっけにとられたと思います。
乗っている私たちはなんだか気恥ずかしくなりました。
とはいえ、大都市ロンドンのど真ん中を、ゆうゆうと流れるテムズ川を下っていく風景は、夕日に映えて非常に美しかったです。
売日天文台を通り過ぎ、あの時計が世界の標準時刻を定めているのだ、とぼんやり思いながら、大都市ロンドンを後にしました。
この翌年、またしてもこの地に降り立つとは、ついほども想像していなかったのですから、事実は小説よりきなりです。
さて、ここからはドトムヨーロッパ4日間連続気候となります。
次回はオランダ・アプステルダム。どうぞお待ちください。
16:05

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