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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、あなたとワンちゃんの10年をよりよく変えるおもとに、
犬と生きる10数年をもっと本気で楽しみたいあなたに、幅広い分野から犬に関するお話をお届けしています。
大好きな旅の話、子育ての話も時々お届けしています。
飼い主さんが変われば、犬が変わる。犬のことをもっと知って、あなたも犬育てのプロになりませんか?
より具体的なトレーニング、質下、アニマルコミュニケーション、そして今はペットロスについて、メンバーシップでお話ししています。
さて、本日は6月10日。今日は息子の運動会なので、実は前日に予約投稿をしています。
あの日から1ヶ月が過ぎました。
そう、私の愛犬、美琴さんが5月10日に虹の橋を渡ってからちょうど1ヶ月。
本当にあっという間の1ヶ月でした。
美琴さんが旅立った水曜日の朝の抜けるような青空、
その体に永遠にお別れをつけた土曜日の雨を、私は忘れないと思います。
この1ヶ月のことを振り返って、私の中でどう変化があったのか、
どのように気持ちを立て直していったのか、それをお話ししてみたいと思います。
美琴さんがこの世を去る少し前から、私の心は本当に不安定でした。
その不安定さは5月10日を迎えて、さらに強くなりました。
いろいろな気持ちがこみ上げては消えて、それはほとんどがネガティブな気持ちでした。
その頃はスタイフの収録をする気にも聞く気にもなれませんでした。
日々の習慣となっているヨガと読書には取り組みましたが、どこか心ここに在らず。
心に余裕がなくなると目の前の物事、心の割合を占めている出来事にしか心が向からなくなり、
それは幸いお仕事においては心がどこかへ向いてしまうということはなかったのですが、
イライラしたり涙がこみ上げたり、集中力が欠けたり、疲労感や倦怠感がつきまといました。
これはペトロスの典型的な症状であるということを、
私はタイムリーにペトロスケアの専門子講座で学ぶことができていたので、
その心の変化に逆らわず、自分を慰めること、受け止めることに集中をしました。
家族もそれぞれ違った形の悲しみを抱いていたようですが、
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私が一番落ち込んでいることは、4歳の娘にさえ伝わったようです。
旦那や息子は私を気遣ってくれました。
気持ちが変わってきたのは5月の2月です。
身体を動かす、日々のルーティンをこなす、外に出る、話をする、無理せず好きなことをする、
このことが私の気持ちを徐々に日常に戻していくきっかけになりました。
どんなに悲しくても朝はやってきます。
美琴さんがいなくなった家に、新しい朝が。
なんでかんだと目の前のやるべきことに集中し、子どもたちの話を聞く。
その日常の中でいるべき場所にいない存在。
最初の頃は違和感と悲しみでいっぱいでした。
そんな時、私は恋に出して、美琴、いい朝だね、と言いました。
時には彼がよく居た場所を撫でたり、写真には毎日話しかけました。
私の脳裏にはそこに存在するものとして。
この行動の中で特に大切にしたのは、無理をせず好きなことをする、ということでした。
私の脳裏にはそこに存在するものとして。
この行動の中で特に大切にしたのは、無理をせず好きなことをする、ということでした。
悲しい時には泣く。
いなくなって寂しいよ、と呟く。
写真を見返して泣いたり、愛犬が使っていたグッズを片付けるのは涙が出てきて苦労しました。
メンバーシップでも配信しましたが、悲しい気持ちを誰かと共有するということは、
自分の気持ちを整理する、受け止めるためにとても大切です。
私には同じように、悲しい気持ちを理解してくれる家族がいたので、
みこととの思い出を話すことができた、ということは良かったことだと思います。
この1ヶ月は、やらなくてはいけないことをそこそこに、自分の心がしたいと思うことを優先しました。
そんなに大それたことではありません。
眠い時には眠る。
ゆっくりとお風呂に浸かる。
美味しいもの、特に温かいものを食べる。
みことに話しかける。
ありがとう、かわいいね、行ってきます、おはよう、などなど。
泣きたい時は思い出に浸って泣きます。
そして私自身の、とても助けになったと思うのが、好きな香りをまとう、ということでした。
私はこの3年くらい、アロマオイルを生活の中に取り入れています。
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私よりはるかに詳しい方々が、このスタイフの中にはたくさんいらっしゃいますので、
私が改めて説明するまでもありませんが、
精油と言われる純度の高いエッセンシャルオイルは、香りだけではなく、心と体に深く採用します。
香りの成分はすぐに神経系に作用するので、
私は自分を癒すために、リラックス効果の高い精油をおりにふれて使っていました。
特にお風呂の時間は大切で、エプソムソルトにラベンダー、フランギンセンス、ゼラニウムやヒノキの精油を垂らして、
ゆっくりとお風呂に浸かる。
そのことは、体ごと心をリラックスさせました。
美琴さんが亡くなったその日は泣きすぎて頭痛がしていたので、
自分でアラママッサージをしたり、子供部屋にもショックを和らげる効果の期待できる精油をブレンドして、
ディフューザーでディフューズをしていました。
純度の高い香りは、いろんなことが期待できます。
私は特にフランギンセンスという精油が大好きで、もちろんその効能もなんですが、
フランギンセンスという香りが好きなので、悲しい気持ちになった時にはこの精油を一滴垂らして自分をマッサージしたり、
小瓶を開けて香りを直接嗅いでいました。
その他、誘いがあって心が動いたら積極的に外に出ました。
京都や大阪に弾丸旅行に行ったことはとても良い気分転換になりましたし、
そこで触れた人の優しさ、心力と世界の美しさは、家にこもっていたら体験ができなかったでしょう。
行動は気持ちを変えます。行動するのもしないのも、決断をするのは自分自身です。
行動しながら少しずつ私の気持ちが前向きになっていくことを自分自身で感じていました。
抜けるような青空を見上げると、愛犬が旅立った日のことを思って胸が締め付けられていたのが、
だんだんと青空に彼の笑顔を思い浮かべるようになりました。
もちろん、悲しみはまだ突然やってきます。
よく歩いていた場所に、日差しの中に小型の白っぽい犬を連れている人を見ると、思わず思い出してしまいます。
遺品整理というか、動物病院での検査のたくさんの記録を先日整理をしていたときは、とても複雑な気分で辛くなりました。
それでも私はかなり前を向けるようになってきたなと思います。
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本来自分自身が非常にポジティブな人間であるということも一つあると思いますが、
私がアニマルコミュニケーションでみことからもらったメッセージの中には、
今を楽しんでね、というメッセージがありました。
そのことはとても多く、私は檻に触れてこの言葉を思い出すようにしています。
そしていつか私が虹の橋を渡るとき、
必ず会いに来てね、とみことの写真に毎日話しかけています。
いつになるかはわかりませんが、私はその日を楽しみにしているし、
きっとあのパタパタする耳と頭の毛をなびかせながら、
私の方に走ってやってきてくれると信じています。
今、愛する存在が大変な状況にあったり、失った悲しみの中にいらっしゃる方もおられると思います。
どうぞご自身のお心、お体を一番大切にいたわってくださいね。
あなたの周りには、あなたがどんな状況であっても、
必ず受け止め、受け入れてくれる存在があります。
焦らなくても大丈夫。
悲しい時には泣いて、疲れた時には眠って、
お心を大切にいたわってくださいね。
最後になりましたが、本日月明日ということで、
みことえ詩を読ませていただきたいと思います。
私は、ふと思いついた時に、
みこぽえむという形でツイッターに短い詩を載せていましたが、
スタンドFMで音声配信として公開するのは、これが初めてになるかなと思います。
少し長いので、ツイッターには載らないかなと思います。
みこぽえむ
みことえ
君がいなくなって一ヶ月
君の匂いが消えていって
君の気配が消えていく
いつもの場所にトイレや飲み水をもう置かなくていいんだ
子供たちが食べこぼしたものをすぐに片付けて
と言ったり飛んでいかなくてもいいんだ
代わりに小さな箱にきちんと収まっている君に手を合わせる
ということが最初はなかなかうまく飲み込めなかった
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玄関のドアを開けたら君が廊下に迎えに来てくれる気がして
キッチンに立てば君がご飯まだ?と聞きに来る気がして
ベランダに出れば僕もひねたぼっこしようかなと出てくるような気がして
あの抜けるような五月の青空に旅立っていった君の魂がここにいるような気がして
私は何度も振り返る何度も何度も話しかける
答えてくれる姿はもうここにはいないけれど
答えてくれた姿は私の中に永遠に焼き付いている君は賢い子だった
君は可愛い子だった
君は私の一番の自慢一番の生徒世界で唯一の愛犬私の見事私の命
そのことは変わらない君という存在の喪失に押しつぶされそうなほど悲しい時は
私は君と過ごした日々を思い出す楽しかったことを笑わせてくれたこと
一つのことに一緒に取り組んだあの真剣な時を可愛かったことを
君と思い出を語り合う
そうこれからも私と君の絆は永遠だ
そしていつか虹の橋で会おうね約束だよ
最後まで聞いていただきありがとうございました