2021-05-30 12:33

ご質問返信💖【触られるのを嫌がる犬】どうしたらいい?🤔

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日曜日につき、子供たちのテレビ番組が
後ろでザワザワしてて申し訳ございません😭💦

コメントへの質問の回答&
【触られるのを嫌がる犬】への対処法について
私なりにお話しています‼️


【触られるのを嫌がる】わんちゃん
結構多いです😰💦💦

・原因と条件を知る
・その条件を避けて、イメージを変える
・新しいポジティブな条件付けをする
・触られること【ハンドリング】を嫌がる前に、褒めて好きにさせる

「嫌がる」程度や原因によっては
なかなか一筋縄で行かないこともあります

どうしても難しい場合には
トレーナーさんや訓練士さん
動物行動学に精通した獣医さんに
ご相談くださいね🤗✨

過去回の【ハンドリング】についての配信も
良かったらどうぞ✨

https://stand.fm/episodes/60384825ea027558d56759a1

サムネは愛犬の歯磨き写真……寝ております😅

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お気軽にどうぞ😘

#犬#ペット#問題#嫌がる#ハンドリング#質問#回答#ありがとうございます
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こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるごテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
前回は、まぐるさんとの90年代アニメを語ろう!ライブにお越しいただいた皆様、
アーカイブをお聴きいただいた皆様、ありがとうございました。
楽しくて始終をお笑いしていた私でした。
まだまだ話したりたいので、またやりたいと思います。
さて、今回はいただいたご質問にお答えしていきます。
ご質問をくださったベリーさんありがとうございました。
ベリーさんのご質問は、ワンちゃんが触られることを嫌がる、時々威嚇をする、
手足が曲がっているので痛いのかもしれないけれども触れない、
病院へ行きましたが、よく理由がわからないというような内容でした。
多くの飼い主さんも共通するお悩みじゃないかなと思ったので、触られることを嫌がるという問題はよく聞かれます。
様々なケースを含めて、私の見解と対策をお話ししたいと思います。
まずワンちゃんが触られることを嫌がるという場合に、
飼い主さんにチェックをしていただきたいことがあります。
いつから嫌がるようになったのか、どんな時に一番嫌がるのか、
特定の場所なのか、それとも不特定の場所なのか、
これは体の場所のことですね。
病気や怪我、もしくはそれらが治った場所の近くなのか、
特定の場所、これは環境です。
人、状況、時間などの特定の状況でのみ嫌がるのか、
その場所以外のところは触ることができるのか、
嫌がる程度はどのぐらいか、それ以外に変わった状態や様子はないか、
これらは状況、原因を推測し、解決策を立てるために役立ちます。
そもそもワンちゃんによっては、もともとあまり体を触られることや、
抱っこを好まない性格の子もいます。
今回はご質問のように、今までは平気だったのに、
ある時から触られることが嫌になった、というケースについてお話しします。
ワンちゃんが飼い主さんに触られることを嫌がる場合、
一番最初に疑われることは病気や怪我です。
メリーさんのワンちゃんの場合、今は嫌がる、時々威嚇するということなので、
以前はそのようなことはなかった、そして今も常に威嚇をするということではなく、
ある条件が揃うことで、威嚇する、嫌がる、という素振りを見せるようです。
いつからがはっきりわかる場合には、それが大きなヒントになると思います。
犬のトレーニングやしつけの方法は実にたくさんあり、
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いろいろな方針を取られる方がいらっしゃいます。
そのどれも、これが間違っている、これが絶対正しい、と言い切れないこともあるんですが、
例えば食事法や教育法のように、その飼い主さんとワンちゃんにとって
合っている方法が見つかると一番いいなと思います。
私の方針は、と言いますと、犬が触られるのを嫌がる場合、
そこには何かしらの原因と条件があるはずなので、まずは原因を探っていきます。
というのも、触られるのを嫌がるというご相談の場合、
小犬の頃からずっと嫌がるというケースよりも、
大人になって突然ある日、飼い主に噛まれたり唸られたという飼い主さんが多いような気がするからです。
その場合に大きな原因としてまず考えられるのは、病気・怪我ですね。
病気や怪我が疑われる場合には、まずは動物病院に行かれることが先決ですが、
その場合には他にも症状が見られることがあります。
外見だったり、食欲だったり、排泄物だったり、なんとなく元気がないなどの全体の様子です。
そして、病気や怪我が直接原因の場合、誰が触ってもどんな状況でも
病気や怪我が治るまでは必ず嫌がることが多いです。
ベリーさんのワンちゃんは、手足が曲がっているということなのですが、
どの程度、いつから、どんな風にというのはちょっとわからなかったのですが、
病院で見てもらってもわからないということでした。
病院でどのような処置や検査をされたのかはわからないのですが、
もし今まで見てきた中よりも、遥かに手足の様子がおかしいと
一緒に暮らしている飼い主さんが感じる場合、その感覚は間違っていないと思います。
外症がなくてもレントゲンにうつらなくても、
例えば神経痛などはレントゲンやバッドミではわからないことも多いのです。
また、手足の痛みとして現れていたりしても、実際は原因が別にある場合もあります。
そして、もう一つの可能性としては、
以前、病気や怪我などで痛かった記憶が、
特定の状況や人、環境によってフラッシュバックするという、
いわゆるトラウマによって引き起こされるものです。
これは実はよくあるパターンになるんですね。
例えば、トゲが刺さっていた時に、飼い主さんがそれに気がつかず、
お散歩を終えた後、足をいつものように拭いてしまったら、
トゲがもっと刺さって痛かったということを記憶した犬が、
トゲが取れたのに、傷もふさがったのに、
お散歩の後、足を拭こうとすると威嚇をする、などというケースです。
この場合には、こういう時にこういうことをこの人にされたら痛かった、
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というショックの記憶から出てくる威嚇なので、
本当はもう痛くないんですが、まるで怪我をしていた時のように、
怒ったり、痛がったり、威嚇をしたりすることがあります。
こういうケースは、同じ状況を作らなければ、同じところを触れることもあるので、
例えば、散歩の後、足を拭く場所を変えるとか、拭き方や人を変えるとかすると、
ケロっとしているということもあります。
また、特定の状況や特定のケースで、特定の場所を触られるのを嫌がるというケースでは、
例えば、ハーネスやリードをつける時に威嚇する、ブラッシングや足拭きの時に威嚇をする、
奥さんのそばで寝ている時に旦那さんが触ろうとすると威嚇をする、
お気に入りのベッドや場所で休んでいる時に触ろうとすると威嚇する、といったパターンがあります。
パターンが特定できたものについては、
そのパターンを崩すことや、違う方向からアプローチをすることで問題が改善することがあります。
例えば、お散歩の後の足拭き、もう一度ですね。
足を持ち上げようとすると唸るという場合には、
お手おかわりを全く違った状況でコマンドとして教えてしまいます。
犬の方から足を上げてもらうという行動にすり替えてしまうんですね。
お手おかわりをしてもらう人の手の上に濡れたタオルなどを置いておけば、
簡単に足がきれいになりますよ。
これはとても大切なことなんですが、
犬が人の手をいつでもどこでも誰にでも受け入れるということは、
飼い主さんが思っているより、実はハードルが高いものなんですね。
今までは問題なくできたということを、ある日突然愛犬に拒絶されると、
飼い主さんは傷つき、落ち込み、パニックになってしまう方もいらっしゃいます。
ですが、もしかするとワンちゃんは今まで言わなかっただけで、
本当はそこをそんな風に触られることをずっと嫌がっていたのかもしれないんですよね。
ある日突然何かのきっかけで、これは本当は嫌だったんだとワンちゃんが威嚇をした場合、
ほぼ100%飼い主さんは怯み、その手を遠ざけます。
すると悲しいことに、嫌だったらうなれば飼い主さんは嫌なことをしなくなるんだと学習してしまう犬もいます。
そうするとちょっとしたことでも、うなりを活用するということが出てきてしまうこともあります。
そうならないためには、これはできて当然ということでも、
ありがとうね、えらいね、とワンちゃんを褒めてあげるということが大切だと私は思います。
私はうちの子や保育園のワンちゃんたちを拭いたり、ハウスに入れたり、
匂いをつけたりする場合には必ず、いい子だね、やらせてくれてありがとうね、と声をかけるようにします。
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抵抗感がありそうな子や、時々はうちのワンちゃんにも足拭きの後、おやつをあげることもあります。
何を基準にしているかというと、人間の都合でワンちゃんに受け入れてもらっていることの基準になりますね。
例えば足を拭く、ブラシをする、歯磨き、爪切り、耳チェック、ハウス、ハーネス、服、リード、トイレ、車などです。
彼らの習性の中にないものをする時には、受け入れてくれてありがとうの気持ちを伝えます。
嫌がってしまう前に、これはいいことなんだよと条件をつけることで、受け入れてくれやすくするんですね。
もう一つのケースとしては、自分の場所や特定のものを守るというケースです。
これはお気に入りの場所や物、人の場合もあります。
その場所や物、人が絡む時には威嚇をしたり、触られることを嫌がるという場合もあります。
これも一町一席にこの反応が出てくるわけではなく、多くの場合は経験から学習の積み重ねになります。
飼い主さんの思わぬところで発生することもあるんですね。
過去、私が伺ったケースの中では、奥さんが泥酔いしてリビングに寝ている時だけ、他の家族が近づこうとするとワンちゃんがめちゃくちゃ怒るというケースがありました。
奥さんが昼寝をするという時には怒らないそうですよ。
このケースの場合、奥さんは酔っ払っても寝るようにする、寝室にはワンちゃんは入れないようにするというだけで全て解決したのですが、
このように特定の状況や特定の人、特定の条件でのみ怒るということもあり得ます。
最後にまとめると、体を触ろうとすると唸るワンちゃんの場合。
ポイント1、病気や怪我、体の異常がないかワンちゃんの様子全体から判断する。
病気、怪我、異常がある場合には治療が先決。
場合によってはセカンドオピニオンも考えてください。
ポイント2、トラウマとなっている出来事がないか考える。
トラウマとなった出来事や状況がある場合には、それらと違う全く新しい状況で新しいポジティブな条件付けをする。
ポイント3、特定の物や人、場所、時間といった条件はないかを考える。
この場合は特定の条件を避け、新しいポジティブな条件を付ける。
ポイント4、威嚇が出ないワンちゃん。
威嚇が出ない場所でも触りながら褒めたりおやつをあげて触られることイコール飼い主さんが褒めてくれること。
いいことなんだという意識をワンちゃんに教えてあげる。
以上の4点が必要かなと思います。
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ベリーさんとワンちゃん、そして体を触ることを嫌がるというワンちゃんの飼い主さんにとって少しでもお役に立てればと思います。
もし詳しく聞きたいなという場合には直接レターやコメント、そしてインスタグラムのDMなどからぜひお気軽にご相談くださいね。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
あなたとワンちゃんの今日がますます輝くものになりますように。
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