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こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てネタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けいたします。
今日は、愛犬に【ありがとう♥️】を伝えてますか?というテーマでお話しいたします。
今は、褒めるというしつけ方が主流ということで、しつけやトレーニングの本、ネット情報には
犬を褒めて育てましょう、ということが多く言われていると思います。
日常的に、いい子だね、上手だね、かわいいね、かっこいいね、素敵だねという言葉をかけてらっしゃるとは思うのですが、
【ありがとう】という言葉もぜひ加えていただきたいなと思います。
皆さんは、愛犬に【ありがとう】を伝えてますか?
私は、愛犬に、そして生徒さんのワンちゃんたちに【ありがとう】を伝えるようにしています。
その意味自体がどう伝わっているのかは、実際のところはわかりません。
ですが、私は【ありがとう】と犬たちに言うようにしています。
どんな時にこの【ありがとう】を伝えるのか?
それは、犬たちが私の気持ちや行動に寄り添ってくれた時。
ペットさんと人間、同じ家族ですが、私たちは違う種族です。
常識も、DNAも、行動パターンも、体の構造も、考え方も、視覚、嗅覚などの互換も全て違います。
犬なんだから、人間様の言うことを聞いて当たり前というのは、私はちょっと違うんじゃないかなと思っています。
私はどんな時に【ありがとう】と声をかけているのか?
自分の場合をお話ししますね。
愛犬を含め、ワンちゃんがこちらの言うことを聞いてくれた時はもちろん。
特に何かに集中していたりする時、ワンちゃんがこちらの呼びかけや指示に応じて意識を私の方に向けてくれた時。
例えば、口にくわえているものを話してくれた時。
例えば、お散歩中に匂い嗅ぎをやめて、自分についてきてくれた時。
例えば、ブラッシングや歯磨き、足拭きなどをさせてくれた時。
例えば、指示で待っていてくれた時。
例えば、すり寄って来てくれた時。
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こちらに来て舐めてくれた時。
例えば、飛びつくのをやめて座ってくれた時、などなど。
【ありがとう】と私は声をかけるようにしています。
もちろん忘れてしまうこともあるので、100%ではないんですけどね。
気がついた時には声をかけるようにしています。
アイコンタクトを取っただけで、【ありがとうね】って言う時もありますよ。
飛びついた時には声をかけないけれど、飛びつきをやめて座ってくれたら【ありがとう】ということで、ワンちゃんも自然と座るようになるということも多いんですよ。
これ、大型犬の飛びつきなどで困ってらっしゃる方、ぜひやってみてくださいね。
【ありがとう】という言葉は、不思議なことに怒りながら言うことって難しいんですよね。
【ありがとう】という時、人は穏やかだったり、優しい気持ちになったりするものです。
犬たちはその気持ちが伝わると思います。
【ありがとう】という言葉の意味が最初はわからないとしても、その言葉が含む雰囲気、気持ち、ニュアンスは伝わるものです。
犬たちだって怒鳴られたり、強い口をで叱られるよりは、優しく明るい言葉で声をかけられた方がいいんですよ。
こういうことをすると、なんだかこの人は喜んでくれるんだ。
僕も嬉しくなるな、というふうに。
そうなると、自然と【ありがとう】って言われた行動が増えていきますよ。
騙されたと思って、ぜひ愛犬さんに【ありがとう】たくさん伝えてみてくださいね。
もちろん、今日も元気にいてくれて【ありがとう】でも十分だと思いますよ。
ということで、今日は愛犬に【ありがとう】伝えてますか?
のテーマでお話しいたしました。最後まで聞いていただきありがとうございます。
