教育現場の温かい関係性
第72回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語学教員であるなんばが、
普段の授業の話や、研究の話などをして、
国語学科の先生のみならず、いろんな先生に、
授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パートナイティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
先日、同じ教科の後輩が授業をやるという話があって、
その授業の話もしたいところなんですが、
すごく嬉しいことがあったので、
それはみなさんにも、共有していきたいかなと思います。
僕、今年のというか、今年度の2024年の4月から、
今の職場に移動してきたんですね。
で、前任校は5年間勤務をして、
で、1年生の担任が終わった、2週目の1年生の担任が終わったところで、
移動をしてきました。
で、その時は、前の前任校だと、ほとんどがハンドボール部の顧問をしていて、
で、今日というか、2月の22ですね。
土曜日に、3つ総会があるので来ないっていう風に顧問の先生から話してもらって、
ちょっと午前中は、そっちのハンドボールの3つ総会に行って、
で、その後はそのまま、前の職場の方と2人で同期なんですけど、
ランチをしに行った、そんな日を過ごしました。
で、顧問の先生、今もハンドの顧問の先生は、
前も学年ずっと一緒で、僕の学年就任の先生だったんですけど、
会うたびに、いなくなっちゃってすごい大変だよって、
大変だよって言ってほしかったよっていう風な言葉をかけていただくんですけど、
いつもはそれで、いや、そんなことないですよみたいなところで終わってるんですが、
今日はちょっと続いて、僕、明るくイエイイエイっていう感じのタイプというか、
で、結構他の同僚の先生、年齢問わずに絡むじゃないですけど、結構いじったりもするんですね。
で、そういうことをしてたんですけど、僕がいなくなったことで、そういうことをする人もいなくなってしまい、
フレンドリーだし、別に仲もね、職員同士も職員と生徒もいいんだけれども、
本当にいい意味でフレンドリーさがなくなっちゃった1年だったなっていうのをポロッとこぼしてくれたんですね。
僕もね、いや、そんなことないですよっていうような話をしたんですけど、
それすごく嬉しくて、なんかこう、よくね、よくねというか、
今日ランチをしに行った同期の先生とも言っていたのは、
移動するときに押し生まれる存在になっていいよねみたいなことをよく話してました。
で、仕事面とかね、なんですけど、いろんなところで惜しんでくれた方々がいて、よかったなって思っていたんですが、
1年間経った今でも、結構言ってくださる方が多いんですよね。
いなくなっちゃって本当にきついよとか、いつも戻ってくるんですかなみたいな。
で、言ってくれたらいいのにとかって言ってくれて、
本当にそういうことじゃなくて、目の前のことを頑張ってほしいから、
ハンドボール部の指導経験
結局はね、前任校の先生は前任校の先生で頑張ってると思うんですけど、
そういうような存在というか、に慣れたのは喜んでもいいのかなっていうことを思ったりします。
で、あんまり振る舞いとかで意識していたことはなくて、
とりあえず大切にしていたのは、
生徒との関係というよりも同じ同僚感が仲が良ければ、一枚岩でいれば、
大抵のこともうまくいくんだろうなと思ってるんですよね。
よく生徒って見てるじゃないですか、こっちのこと。
だれだれ先生とだれだれ先生は仲がいいんですねとか、
だれだれ先生とだれだれ先生って正直仲悪いんですよねとか、怖いんですかとか、
そういうふうによく見ていて、職員の方が仲がいいと、
生徒も自然と仲良くなっていくんだろうなっていうのは、ずっと僕が感じていたことだったんです。
で、そういうことを自然とやりたかったので、
もちろんね、タイプによって取っ掛かりやすいなとか、話しにくいってこともあるんですけど、
基本的にはこちらから苦手意識を持たないようにできるだけ接していました。
同じ職員間で。
で、だから年齢が上だとしても、変なことしたらとりあえずいじるし、みたいな。
そんなことをしていたら、そういうような評価を移動した1年後にもらって、すごく嬉しかったり、
そういうふうな俗人的な仕事ぶりっていうのが本当はよくないのかもしれないですけど、
なんかいろいろと今日はね、自分がやってたことって間違いじゃなかったんだよね、みたいな。
そんなことを確認できた午前中だったかなと思います。
あとは部活動の方もね、いろんな保護者の方とか選手とか卒業生とも会えて、またそこでエネルギーを注入されて、
で、部活動に関してもね、僕ハンドボール初心者で、ずっと4年間くらい訪問していたんですけど、
4年間の中でいろいろと成長して、ハンドボールのふえを審判、教員が吹くので、
ふえ吹けるようになったりだとか、ルール分かったりだとか、いろいろとしていったんですが、
自分の中でもハンドボール4年間やった中で結構大切というか、意識した、特に後半は意識したことがあって、
初心者だからこそ選手たちが望む環境には連れて行ってあげたいなっていうことがすごく大切にしていたことなんです。
例えば選手たちが県大会ベスト8っていうことを目指したときに、練習時間の確保、土日両方部活やるとかはまあまあ普通なんですけど、
やっぱりベスト8を目指すのであれば、ベスト8の学校とかベスト4、ベスト16の学校とかと、練習時や経験を積ませてあげたいなと思って、
同じ県内じゃなくて、都内とかにも出てどんどん試合をしようっていうことをしたんですよ。特に移動する直前とかは。
だから東京都の学校のベスト8のハンドボールのチームは全部練習試合をすることができて、16もほとんど実は練習試合をしたんですよね。
そういうような環境に連れて行く。最後は3年生になった大は見れずに移動しちゃったんですけど、
そういうようなところで結構恩義を感じてくれているというか、選手たちからは最近も部活動のキャプテンから、全人校のハンドボールのキャプテンから
どこどこ大学に受かりましたみたいな、短い間してありがとうございましたみたいな報告をくれたりとかして、
部活動の異議とかいろいろ言われてますけど、最初はそういうことも全然できない、コミュニケーションが取れないような選手だったのが、
学校3年間経て部活動も経て、そういうような節目節目で連絡をしてくれる。
僕としては初任者、初めましての顧問で気持ちが引いていた部分もあるんですけど、そういうところはすごくよかったな、救われたなと思ってます。
その経験がね、今自分のメインのソフトテニスが専門なんですが、ソフトテニスのところでも生きてるなっていうことをすごく感じて、
本当に移動して、呼ばれて、自分から呼ばれて戻ったところで、自分のアイデンティティーを再確認できて、
自分の仕事の仕方だとか頑張り方っていうのがちょっと憎づけされたというか、そんなような1日だったなと思います。
自分の成長と達成感
本当にすごく励まされました。
たまにね、ポッドキャストでも言ってるんですけど、過去の自分に励まされるっていうことは応援にしてあるだろうと思っていて、
昔はね、僕ブログとかをやっていて、その時の頑張りとかを見て、ああやってんな、今同じ熱量かなとかって思いながらやるんですけど、
それが自然と全人口にいったっていうところで、自分の頑張っていたことで励まされた、そんな気がして、
本当にそういうことの積み重ねなのかな、人生はとかね、ちょっといろいろと感じましたね。
いいですね、やっぱ頑張っていたことは嘘をつかないってね。
違う、同じ文脈じゃないけど、頑張っていたことを他の人が見てくれていて、その見てくれていた人が自分に温かい言葉をかけてくれて、
そんな環境に入れたことも幸せだし、そんな環境で頑張れたこともすごく自分の中では糧になったなと思います。
今まではね、周りの人にそういうような環境を作ってもらっていた側だと思うので、
自分が後輩とかに向かって、そういうような環境づくりができるような仕事ぶりとか、働き方をしていきたいなっていうところで、
今日の放送は終わりにしようと思います。
ということで、うまのあな皆様、いつもありがとうございました。
今日は自分語りが過ぎましたけれども、またぜひ聞いてください。
では、ありがとうございました。
バイバーイ。