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2021-05-18 19:46

ながらcast214 【ゆる旅しずおか】旧マッケンジー住宅は、知らなかったことだらけ

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1940年に建てられた洋風建築で、設計したのは有名なヴォーリズ。外壁の白いスタッコ仕上げが地中海を感じさせます。マッケンジー氏はお茶の貿易で、エミリー夫人は水落保育園や乳児院の創設などで、地元に大きく貢献した方です。夫人はなんと静岡市の名誉市民第一号だとか。すごいですね。サンルームを兼ねた食堂、当時の最新厨房機器を備えたキッチン、ところどころで見受けられる上部の曲面処理が、魅力的です。【ゆるたび日本平(2021年日本平動画コンテスト審査員賞受賞作品)】 https://youtu.be/VyyexzAD6x8

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【「ながらcast」とは】 静岡市に住む50代後半のササユキが、通勤途中に歩き「ながら」、台本なしでお送りするポッドキャストです。老後資金が全く足りずに詰んでいる現状をなんとかしようと、定年後の収入源を模索する日々を中心に、この春、留年して内定取消になった息子の就活、仕事である小さな個店のドタバタIT奮戦記、個人的なデジタル生活へのチャレンジ、夫婦の「ゆる旅しずおか」、オヤジのファッション、映像クリエイターへのチャレンジなどについて、お話します。

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sasayukiです。 今日はね、ちょっと雨がポツポツでお昼過ぎから夕方まで降るという予想ですが、今はね
まだポツポツなので、傘なしで通勤中です。 えっと今日はですね、ゆる旅静岡っていうことで
旧マッケンジー邸、もしくは旧マッケンジー住宅に行ってきたので、そのお話をしようと思います。
正式には旧マッケンジー住宅だと思うんですけども、これはですね、静岡市の
海沿いにあるんですね。 場所的にはどうだろう?
あれは静岡大学から海の方に行って、久納海岸に突き当たって、ちょっと西へ行った感じですかね。
静岡インターから海の方へ行ったところよりは東みたいな。
とにかくね、海沿いに立っている、いわゆる洋風建築の個人邸ですね。
入場料は無料で、月曜日が定休日です。 駐車場はね、その脇に
数台分あります。
簡単に言うとマッケンジー夫妻のお家なんですね。 建てられたのは1940年。
太平洋戦争の海戦のちょっと前なんですけどね。
その建物が今も残されているんですね。
このマッケンジーさんという方はもともとお茶の
商売をやるために静岡に来た方で、
西草部かだったかな。草部かだったかな。あっちでずっと住まわれていて、
22年経ってから、その海沿いにお家を建てたそうです。
そのご主人が善息を患っていたということで、空気の良い場所を選んだそうですね。
その方は戦後亡くなるんですけども、
家を建てて10年ちょいで 亡くなっちゃうんですけども、その後
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夫人がそのまま住み続けて、
主に事前活動の方に熱心に取り組まれて、
最後、アメリカに帰って亡くなるんですけども、
その時にね、その邸宅の敷地の半分を静岡市に寄贈して、
残った部分を静岡市が買い取る形にしたそうです。
国の有形文化財にも登録されています。
そして今は公開されていて、見ることができます。
今ですね、夫の末建寺さん、この末建寺邸を建てて11年後に亡くなったって、
10年くらいで11年だったんですけども、実際はですね、日米海戦の影響を受けて、
建てた翌年にね、戦争が始まって、そこから2年ほど住んで、そこに住んでたんですけども、
一度アメリカに強制送還されて、
帰ってきて、帰ってきてから3年しか住んでなかったみたいですね。
なんていうか、なんかね、
そうですね、運命の難関、本当にひどいですよね。
その海戦してから、強制送還されるまでの間も、
まあなんだろう、敵国人なので、まあどうも、なんだろう、
監視がついていたっていうことらしいんですね。
だからまあ本当、せっかくの家だったのに、
ゆっくり住めたのはほんのわずかだったんですね。
この家にはですね、このご主人、天体観測が趣味ということで、
観測室がついてるんですね。
階段のホールがあるんですけども、玄関の脇に、そこをずっと階段上がっていくと、
さらに小さい階段がついてて、上に登っていくと、
そういう部屋があるらしいです。 ただこれね、次のチャプターでまた話しますけど、
いろんな場所が工事中で入れないんですよ。
残念ながらその天体観測用の部屋にも、ちょっと階段もね、上がることができなかったんですけどね。
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でもそういう趣味をお持ちの方で、わざわざそんな部屋も作って楽しんでたと思うんですけどね。
敷地の海沿い、海寄りって言うべきかな。 一番南のところには東屋があって、
そこからはね、富士山もよく見えて、 全速にね、海風がいいっていう風に
言われてたそうなので、そこで 海風にあたりながら富士山を眺めてらっしゃったんだなっていうふうに
想像したり しています。
この旧マッケンジ住宅、戦前に建てられた洋風建築で、現存しているっていう意味でも大変貴重なんですけども、
もう一つね、設計した人がウォーリズという方で、この方もまた有名な建築家なんですね。
私が知ったのは内田達郎さんが勤めていた神戸女学院の話を本で読んだ時に初めて知ったんですけども、
滋賀県の大見八幡を拠点に活躍された方で、もともとはね、専教師として日本に来たんですけども、割とすぐにその職を失ってしまったんですが、そのまま日本に残って、
キリスト教の布教活動の前の夢だった建築師になるっていう道を選んで、そして日本でいろいろ仕事をされたという面白い方なんですけども、その方がこの旧マッケンジ住宅の設計をしてるんですね。
建物としてね、僕はもちろん建築好きなんですけども、語れるほどの知識はないんで、そこは端折るんですけども、非常に落ち着いた雰囲気で、印象的なのは入口、いきなり玄関のドアの上側が曲線なんですよね。
丸い、上側が丸いドア。真ん中で開くんでね、2枚合わさって上半分が円の半分みたいになってる感じで、実はその局面が家の中にも多用されてるんですね。
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いろんな場所で売れが局面で処理されているのが印象的で、すごく柔らかい雰囲気になってましたね。
見ることはできない場所が何箇所かありまして、1階も今がそうでしたね、見れなかったかな。あと2階もかなりの部分が見れなくて、さっき言った3階に相当する電体観測室的なものにも入れずに。
ちょっと残念なんですが、実はかなり建物が傷んでいて、工事に入っていたり、あるいはちょっと危ないからでしょうかね、そういう配慮で入れなくしているのかもしれないんですけども、
なんせ1940年、だから80年前に建てられた木造住宅なんですね。管理人の方というかその手入れに来てた方がいろいろ親切に教えてくださったんですけども、予算が通ればまたそういった工事も進むということなんですけどもね。
なんせ無料なんですよね。ちょっとその辺で予算的に厳しいのかもしれないんですけどね。
ちょっとこのことはまた最後のチャプターで話しますけども、建築としてはとにかく洋館、洋風建築。面白かったのはあれですね、サンルームを兼ねた食堂ですね。ちょっと広めの部屋になっていて、外側に張り出しているんですよね。
円形じゃないか、八角形の半分みたいな感じかな。ちょっと外側に張り出していて、非常に光がよく入る部屋ですね。広いということで、ちょっとしたパーティー的なことができるような部屋でしたね。
あとはキッチンと配膳室が広かったですね。キッチンは大きな冷蔵庫ですよ。当時の最新だと思いますけどね。
それから電熱の調理器、電熱コンロもあって、これもやっぱり当時のアメリカの最新型で、おそらく下は開けられないんですけども、食洗機的な感じで手前に倒れるような扉がついてたんですけどね。
古き良きアメリカの電化製品が持つ独特のぬくもりですよね。そういったものが滲み出てましたね。それ専用のブレーカーがついてるんですよ。おそらく電圧も違ったでしょうしね。
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例えば200ボルトの電化製品かもしれないですよね。そんなものもあって、床もリノリウムみたいな樹脂製のタイルが張ってあったりして、近代的なものですよね。非常に最新だったろうなって思わせる雰囲気ですね。
あとはね、コレクションを飾る部屋みたいなものもあったりして。
なんせご主人、マッケンジさんはお茶の貿易の仕事をして非常に貢献したということで、コレクションルームの中にも県知事からの感謝状が飾ってあったりしましたね。
一部屋はそういうお茶との関係を展示してました。
パネルがいろんな部屋に用意してあって、パネルをじっくり読むと非常にいろんなことがわかります。
僕も静岡に住んで長いんですが、本当にマッケンジって名前は知ってたんですが、ここまで静岡に貢献していた方とは知らなかったです。本当に勉強不足ですね。
ご主人はそういうお茶の関係で貢献して、エミリー夫人はご主人が亡くなった後、静岡に住み続けてニュージーンを作ったりとか、
いろいろ、特に児童福祉なのかな、そういった部分で貢献されたということで、実はエミリー夫人は静岡市の名誉市民の第一号だそうです。すごい人ですよね。
水落ちの保育園なんかもエミリーさんが建てたものらしいですけどね。とにかくどちらも立派な方で、静岡に深く関わっていたんだなということを知ることができて、建物以外の部分でも非常に面白かったですね。
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そんなわけでね、今日は静岡市の南にある旧マッケンジ住宅のお話をしてきました。
なんせ古い建物なんで、外壁、スタッコ壁っていうね、スペイン風なのかな、洋風な感じの外壁なんかも剥がれていたりとかして、結構やっぱり痛みが激しいですね。
なんせ海もほんとにすぐそばなんで、風もすごいんじゃないかなと思いますけどね。
部屋の中、建具、窓枠とかを見てもかなり年月が経ってるなーって感じで、塗装も剥がれてたり、水が染み込んでは乾いてしているうちに木がガビガビになってたりするような感じだったりしますしね。
中もさっき言ったように半分くらい下手すると部屋が閉鎖されているような感じで、ほんとこれは貴重な文化遺産だし、ある意味観光資源でもありますよね。
ほんとここにちゃんとお金を投入して、人が来るような施設にできたらすごくいいなと思うんですけども、なんせ入場料無料だし、あんまり人もね、コロナってこともあると思うんですが、来客数もそんなに多くなさそうな建物でした。
でも、ちゃんとこれを観光資源化することはできそうだなぁとは思うんですけどね。
ちなみに神さんはですね、鎌倉文学館みたいに花をいっぱい植えたらいいんじゃないかって言ってました。
なんせ自分が花が好きだもんでね、非常に自分の都合に合わせた提案なんですけどね。
あとはね、例えばおしゃれなカフェに併設するとかしたりとかね、そんな風になったら人も来るんじゃないかなんて言ってましたが、
でもそれは悪くない考え方だとは思いますね。
今のままだと本当にどんどん傷んでいっちゃうし、なんせさっき言ったように古いから耐震基準も満たしていないと思うんで、そういう意味でも耐震化も多分急務でしょうし。
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ただ建物はね、めちゃくちゃしっかりしている感じはしましたね。
設計も一流の人で、施工も一流だったんだと思います。
これをなんとかね、観光資源化できたら、俺もでも無責任だけどね、そんな適当なこと言っちゃって、それで失われるものがあるのかもしれないし、
ただこの貴重な文化遺産ですよね。これはもうちょっと知られても良いし、なぜ上さんなんかずっと静岡、清水だけど、生まれ育って行くの初めてですからね。
僕も静岡に住んで20年とか経つにもかかわらず、やっぱり行ったのは初めてですからね。
なんせ上さんは名前も知らなかった。僕は知ってましたよ、名前だけは。行ったのは初めてですけどね。
本当なんだかね、ちょっともったいないなと思ってはいます。
はい、じゃあ今日はなんだかダラダラ喋っちゃいました。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまた。
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