1. 妄想ロンドン会議
  2. 第332回:NTL『Dear England(..
2024-04-21 1:20:42

第332回:NTL『Dear England(ディア イングランド)」レビュー

2024年第一弾のNTLの主役は…フットボール!未見の方からは「え?舞台でどうやってサッカーを表現したの!?」そんな声が聞こえてきそうですが、そこは舞台。舞台に不可能はありません。本作もスタイリッシュな演出で試合を、駆け抜けた時代を、鮮やかに立ち上がらせてくれました。(2024/4/18収録)▶︎"What's 妄想ロンドン会議?:日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。▶︎X (旧twitter):twitter.com/mosolondon ▶︎MAIL:mosolondon@gmail.com

サマリー

水口さんと清水さんは第332回の妄想ロンドン会議を開始し、ナショナルシアターライブ『Dear England』のレビューを行っています。作品はフットボールをテーマにしており、日本の陸上部経験などからスポーツに関する話題も展開されています。物語は2016年から始まり、実際のイングランドのサッカー代表チームの監督就任からチームの成長までを描いています。ガレス・サウスゲート監督が新しいチームを結成し、チームの改革や若手選手の育成に取り組んでいます。舞台の装置や音響によって、サッカーの試合やPK戦をリアルに体験することができます。イギリスがユーロ2020で準優勝した試合の舞台裏や大会の雰囲気を描いた舞台『Dear England』を観劇した経験を通じて、演劇を楽しむためには知識や時代背景が重要だと感じました。『ディア イングランド』のエピソードについての日本語の要約です。11人もいるので、全員を覚えきれておりませんが、彼らの活躍を追いながら、応援したいと思います。ハリー・ケインさんは無関の帝王と呼ばれています。番組の公開やテレビドラマ化も決定しています。ネットコミュニティの盛り上がりから、ロンドンエンタメの楽しみ方まで、多様な話題が含まれています。

開会と日本の陸上部経験
第332回妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
清水です。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
どうですか、しんちゃん。
ちょっと今、最後噛みかけた?
噛みに厳しいね。全然私は、通常営業でしたよ。
あ、そうでございますか。
噛んでた感じやったら、ちょっと教えてくださいね。
いやー、そんなことない。水口さん噛んでた。
とかやったら教えてください。
やだな。
どう?しんちゃんどうよ。あれから。
先週ね、私が一生懸命プレゼンしましたよね。
アンソニー・フォロイツさんの『ナイフをひねればどないどない?』
どうなった?あれから。読んだ?
ちょうど今、中間地点です。
え、ちょっと待って。もう中間地点来てんの?さすがやね。
いや、私は日本語で読んでるのでね。
それはね、それはね。日本語で読んだらね、早いか。
早いよ。
え、おもしろくない?
おもしろいっすね。
でしょー、よかったー。
これさ、嘘になったらあかんなと思ってさ。
私のちょっと気持ちが。
めちゃくちゃおもしろいっすね。
あ、ほんとに?ほんとに?
よかったー。
逃避行始まってる?2人の。
逃避行だと?
だと?
うん。
そんなことはつゆ知らずですよ。
まだ普通になんか捜査をしてるよ。
あ、捜査をしてるね。
うん。
いいでしょ?よかった。読んでくれたんじゃよかった。
劇場の様がとても良いね。
良いですよねー。そうなんですよね。
良いですよね。
いやこれ、もうほんとね、今私が言うのもなんですよ。分かってます。
それはもう本当に申し訳ないけど、未読の方ぜひ読んでみてください。
よかった、でも説得力あるよね。
あんなにね、なんか、えー読むのこのー、何このー、他のやつ読みたいしーとか言ってさ、
つんどく読んさずさ、スキップしてまで読ませて、それで面白いって言ってんねんから、ほんとだよね。
そうですね。
やったー。3話読んでないんだね、結局。読めなくてもわかるでしょ。
なんかちょっと冒頭やっぱりパラパラってめくってみてんけど、もうちょっといいやーと思って。
ごめんなって。一応読めましたから許して。ごめんなって言っといた。
またね、気が向いたら3話読んであげてください。
そうね、本当にそれは覚悟は決めてますよ。
はい。というわけでしんちゃんの近況でした。ありがとね。
はい。じゃあ早速本題に今日入らせていただきたいと思います。
フットボールの起源とスポーツについての思い
はい。
本日はいさしぶりでございまーす。
帰ってきたよー。ナショナルシアターライブディアイングランドのレビューでございまーす。
よっ。
いえーい。
よっ。
もう全国のナショナルシアターライブファンの皆さん、わたくし半年ほどですかね、ちょっとナショナルシアターいくつかすっ飛ばしてしまいました。
これはもう本当に苦渋の極みでございますが、あってる?この言葉の使い方あってる?でございますが、やってしまったなーと思っておりますが。
私もちょっとね、いけてなくってね、申し訳ない思いをしておりますよ。
でもみんな、人生長いの。いつでも始めようと思ったら再開したらいい。
そうですね。
そういうことだよね、そういうことだよね。
本当そう。
国演ためはね、いつまでもね、続いていくんだよ。
ただ、いつまで日本に来てくれるかわからない。
だから、行けるうちに行っておきましょう。ナショナルシアターライブということで、カムバックでございまーす。
いえーい。
私だけがね、しんちゃんはね、ちょっと行けなかったんだよね。
ちょっと日程が泡にあんだ。
忙しいしんちゃんに代わって、私が見てまいりましたので、
今日はね、しんちゃんにどんな作品だったよっていうことと、これを見ながら私が抱いた気持ちね、それをお伝えできたらと思います。
見てない私に愛の手を。
果たしてね、これちょっと伝わるかどうかわからないんですけれども、
はい、今回私が見てまいりました、ディアイングランドでございますが、題材がサッカーになりますね。
サッカーって言ったら怒られちゃうね。フットボールでございます。
そう、みなさん、サッカーが、いやいや、フットボールがですね、どこの国で始まったかご存知でいらっしゃいますか?
そうです。イギリスです。イングランドです。
ブラジルとか言いたくなるけどね。
そうやね、めっちゃ強いもんね。
でもね、イングランドなんですよね、実は。
いろんなやつが始まってるよね。
いろんなの始まってる。
で、ちょっとずつ呼び名が違ったりとか、不思議なルールだったりとか。
フリッチもね、言ったらイギリス発祥。
そうね。
なんか、ボール遊びから発展して、なんかいろいろなルールがあって、いろんな地方でいろいろやってたやつをイギリスが整えたみたいな感じで。
なんかね、あ、そうだね、そうだね。
サッカーに関しては、イギリスで中世に行われてた、なんかフットボール祭りっていうのがあったんだって。
祭りかい。
祭りです。
だから、いつかね、パンケーキ転がしとかもスポーツになる日が来るかもしれない。
パンケーキは転がさない。パンケーキはですね、転がすのはチーズ。
え、チーズ転がすとパンケーキは、あ、あれや。
ケーキ転がしたら泥まねりが出あんだ。
違えた。パンケーキをひっくり返しながら、ひっくり返さないか。
あのね、フライパン持って走るんだ。
あ、そうそうそうそう。フライパンの中にトレーダーかに乗せて。
そうそうそうそう。
あれもね、いつかね、スポーツになるかもしれないなと思っているんですけれども。
そうね。
現代サッカーは1863年にロンドンで設立された、なんかフットボールアソシエーション的なね、フットボール協会。
これが起源だそうです。
意外とね、そんなに歴史めっちゃ古くないんだよね。そんなもんだよな、スポーツって。
いやだから、整えようとしたのが近代の、大学とかさ、軍隊とかでルールを整えて、これで体を鍛えましょうみたいなことが起こってやっとさ、競技として成立するっていうところがあるやん。
それまではただの遊びだったりするじゃん。
うんうんうん。
多分だからそういうのがきちんと行える環境があったのがイギリスだったんだろうなっていう、勝手に収束しております。
なるほどね。私もこれに関しては全然わかんないんですけれども、後にね、露呈するので、これは先に言わせていただきますが、私、本当にスポーツというスポーツ、見ないんです。
スポーツと演劇の比較と中学時代の体験
水口さん、スポーツ見ないか。
見ないんですよ。あのね、なんか別にスポーツが嫌いとかっていうわけじゃないんだよ。
私、中学高校と陸上部に所属しておりまして。
そうだよね。
走り高跳びでしたりとか、高校では中長距離に転校しましてですね、割と走ってましたね。
中長距離って一番なんかしんどくてえぐいやつじゃないかな。
いや、あれ一番ね、なんだろう、えぐいのかな。
あの、頑張れば成果が出やすい種目だったね。
その、体の気候に関わらず、これを勘だって言うんだよ、しんちゃん。
そういうことね。何を言ってるのかが理解できひんだけど、ちょっと黙ってた。
そう、やっぱりさ、運動神経って言いますけれども、なんかその、センス的なところはもちろんだけど、
体のね、なんか筋肉とかさ、心肺機能とか、そういうのが顕著に現れるのが、
もう一番現れやすいのは、陸上で言うと短距離とかの、100メートルとか200メートルとか。
もちろんその、練習してさ、その技術っていうのは、習得しないといけないんだけれども、
始まりね、一番初めね、小学校の時に50メートル走とかさ、やったやん。
今はやんのかな、ちょっとわかんないけど。
それで早い子と遅い子っているやん。あれはもう身体能力の差で、
もちろん遅い子も、適切なトレーニングをね、適切な指導者のもとで行えば早くなるよ。
でもそんなことさ、気づくのって大人になってからの話で、
それをね、子供の頃からできるかっていったらできないから、
必然的になんかこう、身体能力が優れてる子が陸上とか、
まあその、スポーツの世界に行くんじゃないかなって思うんだよね。
で、私は身体能力別に優れてなかったんよ。
優れてなかって、そうだね。
中学校の時はさ、最初は美術部に入ろうかなと思いながら、演劇部に入ったのね。
舞台セットを作りたかったんよ。なんか作る人になりたかった。
今まで明かされることのなかった過去が、つまびらかに。
しーちゃん知らんかったっけ?
美術部がどうこうとか言ってたのが知ってたけど、
演劇部で道具を作りたかったっていうのは初めて聞いたよ。
そう、道具作りたかった。でもさ、なんか演劇部って少ないやん。
少ないってこともないか。
マイナーですからね。
マイナーだよね。だから役者が足りへんからさ、
美術を作りたくても役者にならなあかんやん。
権人が多いね、やっぱり。
そうだよね。
どうしても。
今はね、役者ってすごく面白いなと思って、
今になって、役者の仕事っていうか、
どういう気持ちで板の上に立って、
どんなことが板の上に立ってる間に自分の中に起こるのかっていうのを
体験してみたいっていう興味はある。
ほんとにあるあるあるよ。
じゃあやってみりゃいいじゃん。
やってみようかね。
ワークショップとか行ってみたいなとか大人向けのね、
思ったりもするけど、今となってはね。
けどさ、中学校の時とかさ、
やっぱ別に前に出たくないわけよ。
わかる?このね。
なになに、トゥーシャイシャイガールやった?
そうそうそうそう、それですそれです。
なんかもう、いやいやいやみたいな、
陰に隠れることこそ、
なんかもう正義みたいなさ、
あれじゃん、陰虚ですから私は。
わからいではないけど、
私だって中学校1年生から演劇部やっとったから。
じんちゃんはね、演劇人生を歩んできてる人やから、
まあその辺はちょっと違うかもしれないけど、
まあその一般的なね、一般的なあれとしてよ。
特に別にそのさ、容姿に優れてるとか、
いや、あの優れてなくていいよ演劇やる人なんて、
っていうのも大人になってから、
ほんとにあの、わかったというか、ことなんで、
あの当時っていうのはさ、なんかめっちゃ可愛いとかさ、
めっちゃスタイルいいとか、なんかすごく歌が上手いとか、
そういうんじゃないと人の前に立ったりとかっていうのは、
こうしてはいけないみたいなさ、
そういうふうに思い込んでた。
思春期ですからね。
青いね。
青いよね。そうそうそうそう。
でなんか、そんなんで、何の話やねん、
いつまで私の過去の話すんねんって感じやけどさ、
スポーツね。
スポーツ、スポーツ、そうそう。
で、演劇部入ったけど、やっぱなんかその、
なんかその、中学校の演劇部楽しくなくって、
ごめんね、あの頃私と同じ演劇部だったみんな。
で、1年後に、
友達が一番多く入ってた陸上部に入り直したんだよね。
でも、その理由はね、
理由はなんでかって言ったら、
私別にスポーツの人でもなんでもないの。
その、信頼的に優れてもないけど、
じゃあなんで陸上部入ったかって言ったら、
陸上部は、信頼的に優れてなくても、
他の人に迷惑かけないじゃない。
わかる?
個人競技やって。
ああ、なるほどね。
そうやねん。
それで、もうあの、すごい心地が良くて、
自分が頑張ったら頑張った分だけ自分に返ってくるし、
サボったらサボった分だけ返ってくるっていう、
この分かりやすいね、構図。
そりゃあ、そうか。
そうなの。
だからね、陸上中学高校とね、やってましたね。
ただ、私が苦手だったものそれは、
団体競技ね。
球技?
そう、球技。特に球技。
直接手でボールを持てるバスケットボールとかは、
まだ100歩譲っていいとしましょう。
でも、間にラケットを返したりとか、
バトミントン、テニス、卓球ね。
あと、ましてや足でボールを操るなんて、
もっての他ですよ。
ああ、なるほど。
そう、しかもその私のダメなね、
この動きのせいでね、
チームメイトに迷惑かけてしまうみたいなね、
そんなんで、自分がスポーツをやる側には、
全然興味がなくて、
で、見る方としましても、
大学時代に、
あんたバスケ部のマネージャーやってなかった?
やってました、やってましたね。
あれはですね、ロッカーが欲しかったんです。
大学ってさ、ホームルームないやん。
クラスルームっていうの。
で、自分のロッカーっていうのがなくて、
荷物置いとけなかったんだけど、
なんかね、運動部には部室っていうのがあってさ、
そこにロッカーがあってさ、
荷物置いとけるんだよ。
だから、なんか入ろうって思ったんだよね。
物物的。
全部そんなんです、私。
しかもマネージャーって、いくらマネージャーが頑張っても、
マネージャー的に何も、
自分自身の技術が向上したりとか、成長したりとか、
全くなくてね。
人に迷惑かけたりとかね。
そうそうそう。
全くなくて、逆に成長できないってことに気づいて、
それも2年ぐらいでやめましたね。
懐かしい。
なるほどね。
はい。だから、そんなね、前提のね、
前提の話長くなりましたけど、
そんな私が見てきたこのデア・イングランドです。
時はですね、2016年からスタートするんですけれども、
はい。
はい。この頃、イングランドのサッカー会で何が起こっていたか。
わかる?しんちゃん。
どういう状態だったと思う?
イングランドチーム。
フーリガンがすごい頑張ってた。
フーリガンね、懐かしいね。あったよね。
今もいるのかな?
なんかその熱狂的なファンがね、いるっていう。
そう、サッカーって言ったら、
日本における半信巨人みたいな。
半信巨人ってね、
漫才師じゃないですよ。
あの、プロ野球の方ですね。
いや、もう私そっちの方出てきちゃうからね、そう。
あの、プロ野球ね、えっとなんだっけ、
政治の話と野球の話はするなみたいなね、
格言を見ますよね。
飲み会では特にね。
そうそうそうそう、飲み会ではね。
そのぐらいやっぱりこう、自分が応援しているチームとかがあって、
うん。
ね、で、どんなに仲が良くても、
その敵対するチームを応援する人だってわかったら、
途端に仲が悪くなるみたいなね。
ビジネスの話どころじゃなくなるっていう。
そうそうそうそう。
それの、なんか日本における、
おじさんの、おじさんのって言ったら失礼かな、
プロ野球が、
イングランドでは、
フットボールだったわけなんですね。
でですよ、
まあ、フットボール熱が高い国民だということはわかる。
ただ、イングランドは、
チームイングランドはですね、
世界の戦いにおいて、
非常に低迷しておりまして、
あ、で、合同チームができた頃?
合同になるのかな?
うん。代表チーム。
イングランドとか、
ウェールズとかじゃなくて、
UKコンゴーチームができた、
みたいなのってそのあたり?
いや、ちょっとごめんなさい。
今、そのUKコンゴーチームができたっていうのを聞いたのも、
今初耳ぐらい私。
サッカーでできてるかどうかわからない。
いっぱいラグビーの話してたかもしれない。
初心者ね。
あの、お彦ちゃんがね、ラグビーやってたからね。
あの、水口さんが今スポーツの話してたけど、
私、見れるスポーツというのが、
テニスとラグビーかな。
まあ、バスケットボールも最近楽しいなと思い出したけれど、
そうなんや。
あのね、日本チームが頑張ってた試合を見て、
すげえなと思って。
頑張ってた、頑張ってた。
そうそう、なんかね、初めて勝ったみたいな。
初めて勝ったみたいなのに盛り上がってた試合を見て、
すげえ面白えなとは思ったけれど、
たぶんそれくらいなのよ、見れるの。
うん、そうだけどね、2人ともね。
サッカーに興味がないっていう。
でもあの、これはイングランドチームのお話で、
まあ確かにしんちゃんが言ってたみたいに、
そのUKにはいくつかチームがあってね。
で、そのうちのイングランドチームのお話じゃないかなと、
私思うんですが、
イングランドだからね。
イングランドだからね、そう。
なんですが、
このですね、2016年が、
この物語の始まりになるんですけれども、
舞台は実際のイングランドのサッカー、
実話です。
で、この頃定名を続けてた、
男子サッカーの代表チームの監督としてですね、
ガレス・サウスゲートさんという方が就任されるんです。
これが、
ジョセフ・ファインズさんと、
名前を一瞬どう忘れしたよね。
一瞬どう忘れしたよね。
ジョセフ・ファインズ、言いにくいんだよ。
ジョセフ・ファインズさんが、
ジョセフ・ファインズ、弟ファインズでいいよ。
レイフ・ファインズさんじゃない方ってね。
弟ファインズ。
弟ファインズ、いやややこしいわ。
ジョセフ・ファインズさんが演じられております。
本編の主人公になります。
もちろんこの方、実際の人物でいらっしゃいまして、
この方がですね、
2016年に就任してから、
そして、
3回大きな大会を経て、
イングランドチームがこれまでよりも大きくなっていく、
ガレス・サウスゲート監督の就任
そのですね、姿を実際のコロナ禍だったりとか、
ブレグジットだったりとか、
そういった当時イングランドで起こってた、
引いては世界中で起こっていた、
出来事っていうのと一緒にですね、
俯瞰しながら、私たち見ていくっていう、
そういう感じの舞台でございました。
で、もちろんですね、サッカー選手たち出てきます。
ガレス・サウスゲート監督が率いる、
新生イングランドチームっていうのが結成されて、
そこからどんなふうにチームが育っていくのかっていうのを見ていくんだけれども、
お話の作品の構成としては、
スラムダンクみたいに試合の内容を書くみたいな感じではなくて、
一試合で本一冊終わるみたいなやつではないの?
ではないんだよね。
ではなくて、その試合に至るまでに、
私たちは本来知ることができない、
選手と監督の間でどのような話がされてたのかとか、
どんなことを思ってたのかとか、
こういうふうに監督はチームを作り上げていってたんだなっていうのを、
そういうのをですね、体験できるような、そんな作品でございましたね。
どっちかというと、選手に視点を置いたドキュメンタリーみたいな感じってこと?
これがね、一言で言い荒らしにくいんだけれども、
ドキュメンタリーではない。
何だろうね。
サッカーっていう題材を軸にしながら、
世代の移り変わりだったり、時代の移り変わりを感じることができるような、そんな作品です。
2018年やっけ?
うんうん。
ワールドカップがあって、それに挑むぐらいのところから始まるとかってことかな?
そうそうそう。
で、その次にユーロ大会。
本当は2020年に行われるはずだったのが、コロナで1年期になって2021年に。
で、その次に2022年のフィファワールドカップカタール大会。
ここまでが描かれるんですけれども、
実はこの監督就任時のお話になるんだけども、
え?あいつだ?みたいな感じになってたのね。
なんでかっていうと、
しんちゃんはこのガレスサウスゲート監督ご存知?
知りませんで。
彼は自身ももちろんサッカーの選手をされてて、
国の代表になってたんだけれども、
1996年に彼が出場した試合で、サッカーの試合でですね、
これはどこかな?何大会かな?ちょっとわかんないんだけれども、
この大会の準決勝です。
相手はドイツ。
で、PK戦で勝敗が決まるっていう、
その時にですね、
彼がPKゴールを外したせいで敗退したっていう苦い過去があるんですね。
ドラマチック。
そう、シュートを外してしまってね。
その彼がより低迷しているこのイングランドのサッカー代表の監督に就任するっていうことで、
本人も、いや私って大丈夫だろうかって思ってるし、
周りも、いやでも君にっていう、
なんかね、ちょっとその辺の詳しいこと私もわからないんだけれども、
なんかやめはったんね、前の方がね。
そりゃそうかね。
で、ご本人も、いやもうちょっとの間だけだったら、
次の監督のつなぎとして、もう僕のこと使ってくれたらっていう感じで始められた。
チームの改革と若手選手の育成
で、その当時、とにかくこのイングランドチームを強くするために、
サッカー協会的にも、なんかもう手こ入れしなきゃみたいな感じがすごくあって、
これまでにやってきていた練習方法だったりとか、チームとしての在り方だったり、
要はベテランのすごく上手いサッカー選手、まだ全然現役でいけるっていう人をやめさせて、
新しい若い選手を入れようっていう、そういう改革を起こしたのもこの頃で、
なんか若い選手っていうのがもう全然育ってなかったんだって、当時。
とにかく育てよう。
その協会と彼のガレス・サウスゲート監督の意見が合致したのか、
たまたまそういう時にぴったり合ったのかわからないけれども、
PK戦で外すっていうことがどれだけ自分の心理的にものすごく重いことだったか。
もう引いてはPKに臨むそのマインドっていうのが自分はその時できてなかった。
外すっていうことがどういうことかっていうのも分かってなかった。
外した時に何が起こるかもね。
そういったことも含めて、全部マインド面からチームを作り上げていくっていう、
チームの成長過程
そこの部分に焦点を当てて、私はチームを強くしていきたいっていう風にガレス監督、
いわはったのね。
だからいろんなサッカーの監督には種類があるそう。
どんなスポーツでもそうかもしれないけどさ、戦略を考えてさ。
よく私たちが想像する監督ってさ、試合の時にドーンといてさ、
で、選手とか相手チームとかのこの状態を見極めて、
よし、今交代だ、バン、行けって、
今ここが弱いからここに攻めるんだ、みたいなね、指揮家ってやつですね。
でね、なんとか作戦だ、みたいなさ、
あの日はすごく浅い知識で言いますけど。
キャプテン翼くんが出てきたけど、そんな感じないかな。
キャプテン翼くん、もうちょっと私スノーブランクぐらいの感じだったんやけど、
キャプテン翼ではそうやったね。
作家漫画、私キャプテン翼しか知らんからね。
そんな詳しくないっていう。
オーバーヘッドシュートしか知らんわ。
でもなんか、ここのチームの弱点はとか、
ここを攻められているからここを強化しろとかっていう、
普通の戦術を考える人だと思っているよ。
舞台装置と音響
そうだよね。だからその、今回はこんな戦術でいきました。
こうしよう、みたいな。相手チームを。
昔だったらさ、ビデオを何回も巻き戻してみるんだ、みたいなね。
そんな感じだったと思うけど、
この監督は、そしてそのサッカー協会は、
まずですね、とある方を召喚することになります。
召喚?昇兵?
ボルデモートとかじゃないよね。
なんか今ね、出てきたらね、ボーンってね。
名前を呼んでもいけない。
昇兵しました。
心理学者です。心理学者のピッパ・グランジュ博士っていう、
この方、女性になるんですけれども。
女性になるってことはおかしいよ。女性の方なんですけれども。
女性の方なんですけれども、
イングランのチームが長年悩まされてきた士気の低下だったりとか、
フィールド面の弱さ、そこを強くしていきたいということで、
で、演じるのはジーナ・マッキーさんです。
これね、しんちゃんね、見逃したよね。
ここに関しては見逃したとしか言いようがありません。
サッカーの試合
こちらですね、ライン・オブ・デューティー、そしてボディー・ガード。
はい、そこで見てたんか、なんか見たことある人やなと思ってた。
そうそうそうそう。今回、そうなの、お串がね、きれいなおしらがになられて。
全然ね、見た目がさ、グレーヘアーになられてね。
なんかこう、そうめいさが際立つみたいな感じ。
すっごい美人さんやね。
そうなのよ。なんか何でもできる系の人なのよね。
きれる女みたいな印象だわよ。
でしょうね。
そう、私すごく大好きな役者さんなんですけれども、
今回は彼女が初めてのイングランド男性サッカーチームのメンバーとして、
メンバーの一人として、女性の心理学者に参加したと。
メンタルケアから入ったんだね。
彼女とこのガレスさん、ミニ三脚でどうチームを作り上げていくのか。
そういうね、ところが、このお話の見どころなんですね。
そういう話ね、と思って。
ウキウキしましたよね、私。
思ってたのとちゃうかった。
本当に?
みんなで頑張るぞって言って、写真を見ただけですごく躍動的なシーンがいっぱい映ってたから、
みんなでトレーニングしてワーイとかやるなと思ってた。
トレーニングもしてたよ。
もちろんサッカーなので、やっぱり焦点というか気になるのは、
サッカーの試合とかその躍動感をどうやって表すんだろうって演出的に気になるところではありますよね。
スポーツモノって難しいのよね、舞台でやるのね。
そうなんですよ、難しいんですよね、本当にね。
なんてね、しんちゃんもやったことあるもんね、バスケね。
やらせていただきましたね、まあ苦労した。
バスケさ、小学校のバスケチームにさ、一緒に体験で練習行かせてもらってさ、練習したもんね。
半分くらいの男の子に翻弄されましたよ。
野球もやったけどね、もうどうにもなりませんでしたね。
野球もやったわ。
野球もやってやった。
懐かしい。
そうそうそう。
野球はね、実際に球は、ボールは使わなかったけど。
一応バスケボールの練習するとかって言って、グローブのつけ方から教えてもらうとか。
あー、確かにそうだ。
バスケットもドリブルとは、みたいな。
そうそうそうそう。
ノールックでドリブルとは、みたいな。
そうだよ、私買いましたからね、舞台セットのために、本当のゴール、バスケットゴール。
あ、そうね、舞台に設置。
発注しましたよ。
そう、懐かしい。
そう、そんなね。
実際にプレーするわけにはいかないじゃないっていう、本当にコントロールできるわけでもないし、
ましてや役者なんだから、そのスポーツに特化しているわけもなく、
ただできる面をするために頑張るっていうね。
そうね、できる面をすればあかんからね。
そう、そういうね、懐かしい思い出もありましたけれども、
はい、そして今回のDear Englandですよ。
今回ですね、舞台は、劇場はナショナルシアターのオリビエ劇場ですね。
フランケンシュタインとかしてたところかな、になります。
でかいね。
そう、でかいとこですよ。
ちょっとね、競り出し、半円の競り出し舞台になってて、そこが盆が回るんですね。
回転舞台になってるんですけれども、それを使ってですね、
主な舞台セットは、ロッカー型の長方形の柱です、可動式ね。
それが最大11個ありまして。
おお、イレブンか。
イレブンですね。
まあいいや、何が言いたかったかというと、すごい数えたの私。
何個あるのかなって、やっぱサッカーって11人っていうさ、イメージあるからさ。
で、これは本当にちょっと文句言いたいんだけど、なかなか11個揃わないのね。
なんかもうほとんど9個なのに、たまーに11個出てくんだけど。
で、サッカーの選手もさ、メンバーがどんどん増えてきて、紹介されてくんだけどさ、
なんかね、11人全員紹介してくれないの?
11人全員って言い方おかしいのかな?
控えの方ももちろんいらっしゃるからね。
11人以上いると思うんだけど、なんか主要メンバー11人いるイメージあるやん。
11人紹介するんかなと思ったら、オーシャンズイレブンみたいにね。
なんか9人ぐらいなんよ。
ずっと9人ぐらいで、ずっと数えてたの。
あれ、私の目がおかしいんかなと思って。
あれ、9人しかいない。
あれ?あ、でも11人いると。
あ、9人しかいないみたいなのがずっとあって、私は。
やめて、11人いるって違うSF薄作品になるからさ。
そんなしょうもないことが気になって気になってね。
仕方がなかったの。見てる間に。
それはそうだもんな。
そうなんよ、そうなんよ。
まさかあのロッカー9個しか使わへんことないよなって思ったら、
途中と最後に、たぶんフルの11個出てきてたんだけど、
あれね、たぶんよ、たぶんよ。
これ私の想像なんだけど、
やっぱ11っていう数は作家にとってすごく大事じゃない?
だから、舞台の方と演出の方、みなさん打ち合わせされるときに、
よし、ロッカー11個でいこうってなってやり始めたけど、
結局9個の方が使い勝手よくて、
主に9個で回して、
時々やっぱり11は出さんとあかんと思って、
11出したんかなっていう、
すっごくすっごく勝手に裏側のことを考えました。
怖い怖い怖い怖い。
でもね、その舞台なんですけれども、
今回舞台美術はS・デブリンさん、
お名前ね、私初めてちゃんと認識したんですけれども、
っていうのが彼なのかな、彼女なのかな、ちょっとわからないんですけれども、
リーマン・トリロジーの舞台されてます。
あと、ベネディクト・カンバーバッジさんのハムレットね。
バービー館で。
私たち見に行きましたね。懐かしいけど。
ハムレットの舞台セットも手掛けてらっしゃる方でございます。
なのですごく今回はソリッドなというか非常にミニマルな、
9つの人間の背丈よりちょっと高いぐらいの大きな長方形のボックス、
扉がついてて出入りすることもできます。
それが稼働式となって、
役者がそれを持って出てきて、そこから登場したりすることもできるし、
その配置をいろいろ変えることで場面を転換していってる、そういう感じの。
で、サッカーの試合の時とか邪魔の時には綺麗に履けていくっていうね。
そんな感じの作りになってました。
で、舞台はもちろん。
リーマン・トリロジーっぽいね。
そうだね、そうだね。
で、後ろにですね、半円形にスクリーンが貼られておりまして、
そこでちょっとエンタメ的なね、
選手紹介の時とかに映像バーンって流れたりとか、
始めはそういう感じで始まって、
後々ウェンブリースタジアムにみんなが行ったりとか、
結構印象的なシーンとかがあったりするんだけれども、
その背景、あくまであんまり目立つ形ではなく、
あれ、新しいセット出てきたんかなってちょっと思わせるぐらいの感じで、
映像か映像じゃないのか気づかないぐらいの非常に上品なね、
感じで、舞台を今ここですよっていうのを表す、
一つの装置の役割をしてましたね。
あと、天井と床に大きなリング、光るリング、光るリング、
プロレスのリングではなく、
輪っか。
輪っかですね。めっちゃでっかいこの縁取りっていうのかな、が、
天井には斜めに、床にはその半円の舞台を大きく円で囲うような感じで置かれてました。
っていうイメージのシンプルな舞台です。
で、サッカーのシーンなんだけども、音は出ます。
で、ボールはありません。
照明でボールの動きっていうのは表されるっていう、そんな感じね。
なるほど。
セッティングが大変そうやな、舞は。
そうやね、結構大変やと思う。
8時だったりとか。
で、その半円の舞台。
あれ、これは傷なのかな?
傷じゃないな。
あれ模様かなっていう、
企画的なラインが、舞台ね、白ベースなのね。
グレーなのかな?白なのかな?とにかく白ベースなの。
そこにラインがちょっと濃い黒かな?って入ってて、
それが模様にも見えるし、
おそらくはファミリー的な役割もしてたんじゃないかなと印ね。
ここの立ち位置だよ、ここにロッカー置くよ、みたいな。
そうね、目印、役者さんの目印になってるっぽいかな。
って思いました。
で、実際ね、盆の上に乗ってたら、役者さんさ、ぐるーって回って、
どこかわかんなくなっちゃうから、
この印がここまで来たら履けるとか、きっとそういう目印にされてたんじゃないかなって思いました。
そんな感じですね。
特に音響はすごく印象的で、
やっぱりサッカーの試合っていうのを、
実際にサッカーボールもない、そして敵チームもいない。
その中で盛り上げ、私たちがここはサッカースタジアムなんだって思わせてくれるのは、
音響と照明しかなくて、もちろん役者さんの演技っていうのもあるんだけれども、
それは音響かなり今回すごかったんじゃないかなと思います。
きっかけ合わせももちろんのこと、役者さんとの動きもね。
見てたら気づかないんだけど、状況によって周りの環境音みたいなの全部変えてるし、
あるときとないときあるし、
そういうのがどんなふうにプラン立てたのかなっていうのがめちゃくちゃ気になりました。
入ってるのはボールを蹴る音とかってこと?
それともスタジアムの完成とかってこと?
その辺も全部入ってる。
実際に役者が発する音もあるわけやし、発する声もあるわけやしってことだね。
サッカーの試合は割とギュッと見せてくれててね。
すごく勝ってるなとか、これはちょっと負けてるなみたいなのが、
本当にダイジェスト的に2、3分で終わるのよ、1試合。
で、何を見せてくれたかっていったら、
一番サッカーの試合の中で多くたくさん私が目にしたのがPK戦です。
PK戦
PK戦さ、私今まであんまり認識したこと、よくそこまで深く考えたことがなかったんだけど、
そんな結構あるもんなんだねと思って。
でもなんかペナルティだったり、サドンデスみたいな感じになったりするんじゃないの?
そうそう、結局ね、時間内に同点で終わっちゃったら、
最後はPK戦で決着をつけるっていうことではあるんだけど、
私いっぱい見たと思ったけど、今見返してみたら各大会で2回ですね。
2018年のワールドカップロシア大会ではベスト16の時にイングランド対コロンビアでPK戦を行って、
それは勝って終わったのかな。
で、その次の2021年に行われたユーロ大会では決勝で、決勝まで行ったんですよこれ、ベンブリースタジアムで。
まるで見てきたように私言いますが。
ある意味試合は見た、はい。
PKで負けたっていうね、そのPK戦をめちゃくちゃしっかり時間をとって見せてくれたのね。
やっぱりサウスゲート監督が自分がPK戦に苦い思い出を持ってるっていうのと、
イングランドはPKに弱いっていうのがすごくサッカーファンからの認識としてあるみたいで、PKで負けてきたみたいな。
なので、じゃあ今回はどうなんだっていうね。
その時に音響はどうなってるかってもうシーンだよね。
音響をちゃんと音響で表してくれるんです。
よく聞いたら、鼓動の音とか入ってたりするの、ドキドキするみたいな感じ。
蹴る人の鼓動がみんなに共有されるってことね。
で、そこでつぶやくんだよね。サッカー選手はさ、前の人からボールを受け取って、次自分の番ってなるやん。
ものすごいプレッシャーの中、大丈夫大丈夫、いつも通りにやろう。
まずは右足から、みたいな感じでさ。
みんなそれぞれルーティーンを持ってて、ちょっと右足からって言った人いなかったんだけど、ごめんなさい忘れちゃって。
神に祈りを捧げる人もいるだろうし、落ち着け落ち着け落ち着けって言う人もいるだろうし。
あとは、絶対同じ靴下履いてくるっていう人とか、くっさそ、うわーって言っちゃう。
でも多分あるんだよね、そういうのが厳格義というのかなというか。
そういうのも、佐々木圭都監督がみんなで一緒に決めようって。
で、PKになった時、慌てないように、いつも通りにやれるように、自分たちのそのルーティーンを作ろうって言って。
それでね、やってたんだよ。
痛い経験から来た。
そうそうそう。
っていうのも、見に行ってるお客さんは痛いほど知ってるわけだね。
そうなのよ。私知らないんだけどさ。
私は神戸の映画館に見に行ったんです。シネリーブル神戸さんです。本当にありがとうございます。
いつもいつも、久々に行ったらめちゃくちゃ椅子とか音響良くなっててびっくりしました。
そうなんですね。
結構多くてお客さんが。サッカーファンの方、見に来て半年どう考えても。
だって神戸は、神戸が誇るビッセルがね。
誇ってるね。
誇ってますよ。1位に優勝されましたからね。
あ、そう。誇ってるのに知らんね、私。
優勝したはずだよ。
そうでしたか。練習場の近くにね、私住んでるんですけどね。
あ、そうか。なんかあの半身タイガースとオリックスブレイブス?あれ?オリックス?
バッファロース。
バッファロース?
ちょっと待って、ブレイブス、ブルーウェーブ、バッファロースでしょ?
ブレイブスは半球か。
半球ブレイブス。
関西二大野球チームが優勝して優勝パレードするって言ったときに、
ビッセル神戸もやらねえかっていう話になってたのは記憶に新しいですよ。
あ、そうやったんや。
まあね、きっとサッカーファンも多いことでしょ。
だからね、見に来られてたと思う。
でもこれ試合を描いてる2018年のワールドカップは、皆さんはライブで見てらっしゃった方じゃないのかな?
そうそう、全然。なんならなうな人たちだからね。
そうなんですよ。
で、そんな形でね、片図を飲んで見てるわけですよ、お客さんたちも。
もちろん演劇はお客さんの想像力も使って演出することしてね、景色を見せてくれるわけだけれども、
もうあそこはね、あの劇場ウェンブリースタジアムになってた。
どんだけ短縮されようと、みんなどんなゲーム内容か、多くの人はきっと分かってたと思うので、
私分かんないですよ。分かんないけど、
あ、PK、これなーってみんな思いながら見てたと思う。
あのこのキックーって。
もう入れたか外したかも分かるんやろうね。
そうそうそうそう。
結果も知っててね。
でまぁそのユーロ2020の大会ではイングランド負けるわけなんだけど、
最後のPK外しちゃった選手の人がね、落ち込んで落ち込んで、
はぁ、今日おばあちゃんに電話しなかった、だからだ、みたいな。
おばあちゃんに電話しなかったのか、おばあちゃんに祈りかな、ちょっと忘れちゃったけど、
とにかくおばあちゃん、おばあちゃんのルーティーンを伸ばしちゃったんじゃないか、みたいな。
わーってなってたりとかして、それがね、もうすごくこの話を見てる、
私は実際のさ、選手の人たちとか知らないから分かんないんだけど、
若者がさ、すごい頑張って、でもこうやって不可抗力でね、PK失敗しちゃって、
で、こう悔しがって泣いてるのを見て、もうキュンってなるわけですよ。
はぁ、そうか頑張ったな、でも頑張ってね、みたいな。
そんな気持ちでね、私は見てましたけれども、
ただ、実際のそのサッカーファンの方、ファンじゃなかったとしても、
おそらくはこれが上演されているイングランドでは、
このイングランドチームっていうのは普通にさ、
あの阪神タイガースみたいな感じで認識されてるわけだからさ、
その方たちの裏側が見えるわけですよ。
そりゃあね、面白いよこの話。で、知らんのよ私。
考えたこともない視点で、同じ追体験をするっていうことになるのかな。
そうなんです。
で、しかもこの、もちろんサウスゲート監督演じるジョセフ・ファインズさん、
ちょっと出てこないかなと思ってドキッとしたけど出てきてよかった。
ジョセフ・ファインズさんはじめとして、
イングランドチームを演じられてる役者さんの面々、
もうそのサッカーお詳しい方からしたらめちゃくちゃみんな似せてきてるんだって、
すっごく似てたんだって。
なんか今ね、サウスゲート監督の写真見たら、あれ?って思ったぐらい、
劇中のキャラクターや風刺的な要素
そうそうそうそう。
寄せてってるね。
うん、寄せてってるし。
その、なんなら、おそらくはこれが私がドキュメンタリーではないって思った原因の一つに、
おそらくはこの選手だったらこういう言い方をしただろうなっていうようなセリフだったり、
なんかエピソードだったりっていうのが当たり前だけれども追加されてて、
それはこう風刺的な感じにも使われていたし、
あとより時代っていうものを反映するために、
今回は2幕ものではあったんだけれども、
2点間の合間合間にその時間が過ぎていってるよっていうのを表現するためにですね、
まあもうそのコミックリリーフたちだよね。
頭をぐしゃぐしゃに乱した、誰がどう見ても、
あ、これはボリス・ジョンソンさんだみたいな人が出てきて、
お決まりのセリフを言って帰っていったりとか、
私の首相の在日期間は45日間でした、ありがとうって言って去っていく女性の首相がいたりとか、
そういう感じで、ところどころ。
で、あとまあ大きな作品の軸の一つにもなってたんだけど、
差別問題ね、今ももちろん続いてるけれども、
当時そのブラック・ライブズ・マターとか、
大きく世界中で問題に出た時期がありましたが、
その時の黒人の方たちの思いだったりとかみたいなのが、
時にはコミカルに、時にはそこにすごく焦点を合わせてね、
で、さらっとコロナのことがある日マスクをつけてね、
みんなが現れたりみたいなんで表されてたりとかして、
そんな感じで時の流れを表してて、
だから、なんだろうね、おしゃれだった。
イギリス超近代史なんだね。
演劇を楽しむための知識と時代背景
そうそうそう、そうなのよ、そうなのよ、そうなんだよね。
で、もちろんだから、今は生きてる私たちと同じ時代に、
同じ世界線の話をしてくれてるわけだから、
観客とその舞台との一体感っていうのは半端なかったと思う。
私は一体感からそがれてたんだけれども、
そうなんですよ、もうちょっとね、悔しくて悔しくてね、
それがね、そうなんですよね。
で、もう今回本当にこの作品は音をして、
おそらくは作家を通してイングランドとは何かっていう、
そういうのを描いてた作品だったんじゃないかなって思うんですね。
で、そのイングランドとは何かって演劇の同時代性だったりとか、
演劇にできない表現もちろんないから、
私はその作家どうやって表現するのかなっていうのは、
表現できて当たり前だと思って見に行ってるから、
今回はこういう感じねっていうのももちろんわかったし、
だからある意味すごく私は悲しいことなんだけど、
演出に驚きっていうのはなかったんだよね、贅沢なことに。
わかってんのよ。
そう。で、役者さんたちがすごくいい演技されてるのも、
もちろんわかってんのよ。
で、楽しかったよ。よかったよ。
けど、これがもしかしたら私は初めて見たアナシのシアターライブだったり、
初めて見た演劇だったらめちゃくちゃ熱狂できたと思うんだけども、
どなたかがね、批評家の方がちょっと最近Xでポストされてたんだけれども、
変な意味じゃなくてね、演劇を楽しむためには知性が必要っていうね、
ことを呟かれてた方がいらっしゃって、
で、そんなね、いやいやいやいや、
初心者の方が見に行っても演劇ってのはすごい楽しいんだよって私思ってたし、
今でももちろんそうだと思うんだけど、
でも私はもうね、はっきり悟ってしまった。
初心者じゃないんだなと思って、いっぱい見てきてしまって、
言ったらさ、見る映画見る映画楽しかった、
あの10代の頃のさ、中学校の頃のさ、
もう何見てもめっちゃ目新しくて、
それがさ、昔の映画の影響を受けて、
出来てた作品だとしても新しいものとして受け止められてたけど、
今はいろいろ見てきてしまったから、
あーこれはあれのオマージュだねとか、
ああいう感じのことだねってやっぱ思っちゃうやん。
だから10本のうち1個でもすごくなんか、
小さな新しいことを発見できたらすごくそれは嬉しいみたいなさ、
そういう見方に、ケチをつけるつもりはないよ。
変わってきてると思うんだよね。
で、とうとう私はこの本当にディアイングランドを見て、
自分で気づいてしまったんだけど、
その英国エンタメ、ちまちまちまちまこのナショナルシアターラブで見たりとか、
本当にね、数えるほどですけれども、
あの投影してね、英国で見た何本かの作品だったり、
もちろんその来日公演見に行ったりってこともあって、
そんな全てを網羅してるわけでは全然ないんだけども、
この本当に10年ぐらい、12年ぐらい、
結構長い間見てきたよね。
この中で、私ってそろそろやっぱり知識、時代背景だったりとか、
そういうのを知ってから演劇を見たらもっと楽しめるっていう、
そういうフェーズに入ってきたんやなっていうのをね、感じたの。
これは嫉妬なんだけど、
同時代に生きてたはずなのよ、このディア・イングランドの人たちって。
なのに、私知らなかったから、知ってればもっと楽しめたんだよね。
共有できたよね。
共有できた。
もちろんコロナだったりとか、英国から実際に足が遠のいたキッカケでもあるし、
自分の環境の変化ってももちろんあるんだけれども、
このディア・イングランドも、私ネタバレ全然厳禁派なので、
ネタバレをできるだけしないで見に行きたいっていう気持ちはあって、
そういう気持ちで今回も見に行ったんだけど、
イングランドがすごく弱いとか、そんなことも知らなかったし、
このサウス・ゲート監督っていう方がどういう方なのかってのも知らずに見に行って、
でもそこに関しては、前情報だったりっていうのは、
やっぱこれからはね、ちょっとね、知ってから行こうって思った。
作品の背景と意義
自分で取捨選択できるわと思って。
収支買い。
まあでもそうなんだよな。
なんか、あの、いやごめんな。
いいです。ごめんなさい。喋りすぎなんで。
ください。しんちゃんの意見ください。
シェイクスピア作品とかを見ててすごく感じることやねんけど、
大前提があるよね。その時代の背景があるよね。
それを知識として持ってるよねっていうのを、
全然わからないまま見て、なんのこっちゃいなって思うことが悔しくて。
悔しいよね。
なんか、シェイクスピア作品で、この人のこと、よく言うけど、
リチャード3世がどうしてこういうふうに描かれたのかって考えたら、
その時の時代背景で、
最初の息子がすごく民衆に嫌われていた人が、
今放送禁止かもしれない、ごめんなさい。
背むしの男の子だった。
それを隠蔽として、リチャード3世が悪者に描かれていたっていうふうな、
みんながこれねとか、あるやんっていうのを知らずに見て、
物語が半分以下にしかわからないんじゃないかとか、
アンブーリンがこういう結末を経てっていうのをみんなは知ってるわけで、
それを裏側から見てこんなに面白いとか、
実はこういう物語とか、今のこの時代をこういうふうに揶揄しているなとかっていうのが、
わからないまま見たって、ちょっとそれは浅いよな。
だからこそ勉強しなきゃいけないし、悔しいなと思い続けてはきていて、
やっぱりそれはシークスピアに関してはすごく昔のことなので、
知識としてあるかないかももうわかんないんだけど、
今この現代に生きて、ボリス・ジョンソンが出てくる世界線で、
熱狂した人たちがこの作品を見たら、やっぱりすごい共感というか、
その時の自分でコロナでしんどかった自分とか思い出して、
またイギリス人らしさみたいなものを思い返して、
また次につながる活力になるような作品にされてるんだろうなとは思うのね、今聞いていると。
その通りですよ、ほんとその通りだよ。
イギリスらしさを大事にしながら、弱いところももちろんその作品で描かれていて、
それでもやっぱり、俺たちは今ここでイングランドで生きているんだっていうのを再確認する。
まあまあちょっと時代いろいろ節目を迎えている中、
そういう現代のエールになる作品、なり得る作品なんだろうなと、今ちょっと聞いていてすごく感じている。
いやー、もうほんとそうなんですよね。
そう、だからネタバレ否定派ではありましたけど、
今回の作品特に思ったのは、絵に終わった後に背景知識を保管としているというよりかは、
見ている時の体験を自分の中で最大マックスにするために、
前提知識を入れた状態でね、全員これを知ろうと言ったわけじゃないんだけど、
ちょっと今後ね、やってみようかなと、今までほんとにやってなかったから。
あらすじ読んで知らない単語が出てきたら、それを調べておくぐらいはした方がいいのかもね。
そこまで積極的に前情報として、あらすじ読んだりとかもちろんするんやけど、
予告編みたりとかはするけど、わからんものをわからんままに見に行くことももちろんあって、
それはね、それで全然いいのよね。
それで楽しめる、だから知らないように来てくださいっていう作品ももちろんあるんやし、
それはそれでいいんやけど、こと現代史とか歴史に触れるものは、
ちょっとその背景を調べていくぐらいはした方が豊かな体験はできるんだよなとはね。
いや本当にね、思いました。
ハリー・ケインの演技
終わってから見ても、終わってから知ってああーってなって、
じゃあもう一回っていうのもね、機会に恵まれるかどうかもわからんから。
そうやね、これたぶんもう一回私は見に行くポテンシャルのある作品やね、本当はね。
うんうん。
そうって思いましたねーっていうね。
いやでも、どうぞどうぞどうぞ。
どうぞどうぞ。
いいですいいです、聴かして聴かして、しんちゃん。
いやいや、そういう、この、いやもう何度も思っていることなんですがね、
即時性がすごいなっていう。
あーそうね、いやほんとそうよ。
だって今の話で、全員生きてるからね、変な言い方やけど。
そう、あの、ジオーディエンスとかもさ、やってる途中で首相変わったらそいつ出してくるんだもんとか。
そうそうそうそう。
すごいよね。
そういうのってやっぱ文化なんだろうし、
たぶんね、日本の演劇も歌舞伎とかそういうところとか、
元アンダーグラウンドなところではもちろんやってはいても、
やっぱりまだ薄いのかなという気もせんでもなかったり、
表現するものとして絶対的に持ってなきゃいけないとか、
私たちもね、あの芝居を上演している途中で災害が起こって、
表現の頭を悩ませたりとか、やっていいのかダメなのかとか、
そういうことを考えるっていう機会に、
まあこれ良かったことでは全くないんだけど、
めぐり合ってしまったりとかもして、
ただそうやって自分の中でブラッシュアップして、
エッセンスとして何を伝えたいのかっていうのをきちんと認識した上で、
再確認して表現するとかっていうのが、
イギリスの方々はもうごくごく当然にやってらっしゃるんだなっていうのが、
すごく伝わってきて、
それはもうすごく憧れる文化だなぁ。
そうだね、ちょっと日本における演劇と役割が違う気がすごくします。
いつやるのかっていうぐらい。
そうやな、本当にな、それは思うね。
ただだからこそ、やっぱり描けないところっていうのはどうしてもあるよね。
例えば、今回私は、物語の、これを一つの物語として捉えるならね、
作家誌の一つではなく、この作品の2人の軸、サウス・ゲイト監督と、
ピッパさんじゃなくて、ピッパさん。
ピッパさん。
ペッパピックじゃなくてピッパさん、ピッパさんね。
豚さんなんだった。
ピッパさんね。
はい。
ピッパさん、本当に二人三脚でね、すごいいい相棒としてやるんだけど、
突如ある時に急にピッパさんが辞めるのね。
で、実際に辞めてらっしゃるんだけども、
でも、なんで辞めたのかっていう理由は語られなかった、刺激中で。
で、その後、ちらっとは出てきたんだけど、
ただの物語を就職させるために、彼女の存在は、
やっぱりね、お客さん側としても見たいからもう一回。
でも、あくまでここで消えちゃったらバランス悪いから、
ここでも出したっていうふうに私は見えて、
その退場が演劇としての物語にうまく働いてたかって言ったら、
そうではなくて、理由もわかんないし、
それはね、やっぱりまだこの作品が、
もちろんドキュメンタリーでもないし、
フィクションにもなりきれないっていう部分なんだろうなって思って、
ただそれは演劇ではありなのかなと思う。
映画ではすっごく気持ち悪くなっちゃって終わるけど、
演劇は変えれるから、もしかしたらこの作品が何年か後にね、
再演とかされるときに、そこは変えられるかもしれないし。
ご自身でその理由を語ってらっしゃらないのであれば、
そこは推測するべきではないし、
何年か後にもし語られることがあれば、
それは含まれてもしかれるのかなという気はするね。
そう、そうなんですよね。
それはね、ちょっと気になるところではあったんですが、
はい、そんな感じでね、私の、結局ね、さらっと喋るわって言いながら、
長く長く喋っちゃったけど。
ありがとう、なんかちょっと見てきた気に、
今のにパソコンで喋ってるのでパソコンで、
あの画像でディアイングランドの画像をいろいろ出しながら、
いろいろ想像しながら聞いておりました。
あーよかったです。
このディアイングランドっていうタイトルなんですけれども、
これはですね、実際にサウスゲート監督が、
このユーロの2021年に行われたユーロ2020の試合の前にですね、
サッカーファンに向けて当てた声明、お手紙、
このタイトルがディアイングランド。
なるほど。
そこから撮られてたそうで、
これちょっと読んでみようと思って読み始めたら、
まあ長い長い長いんで、
お時間ある方はちょっと読んでみていただけたらなと思います。
で、もちろんこの抜粋っていうのかな、
印象的な言葉っていうのは劇中でも語られてるんですが、
最近ですね、これちょっともうすいません、
もう本編の完走終わりましての付属情報なんですが、
ローレン・ソリビエ賞が発表されまして、
2024年4月14日ですね。
で、こちらディアイングランドがプレイ部門の作品賞と、
あと上演団優賞を受賞しております。
で、上演団優賞ね、ちょっとさっきカウンソルの中では、
私特に言及しなかったんですけれども、
ハリー・ケインっていうそのイングランドチームのキャプテンがいるのね、
を演じられているウィル・クローズさんが、
上演で撮られておりまして、
まあ彼は非常に良かったです。
好みの顔だわ。
シンちゃん絶対好きだと思うし、芝居がすごい良かった。
良かった理由が、
本当にこんな人いるの?っていうぐらい、
ボゴボゴ喋って博突な感じの、
なんで俺がキャプテンなんですかね、みたいな感じのね。
でもすっごくハリー・ケインさん愛されてて、
もうなんか、すっごく実力はあるのに、
サッカーファンの方からは、
呪われた男って言われてて、
そんな系の感じで、すごい上手いのに、
本当に今まで、どの大会でも優勝したことがないみたいな。
得点王ですごいのに、みたいな。
運が悪いって言われてる方ですごく愛されてるの。
ちょっと英語でハリー・ケインさんYouTubeで調べたら、
結構ファンの方たちの愛あふれるですね、
動画だったりとかっていうのが出てくるわけなんですけれども、
本当に好感が持てた。
あの不思議なキャラをこんなに好感を持って、
サッカーファンでもない私が迎え入れてるってことは、
すごくいいお芝居されたんだと思いました。
なのでちょっと今後の彼の作品も、
私はちょっと注目したいなと思っております。
続編の期待
良かった。
信者好きだよね、絶対好きだよね。
もちろんね、ジョスセイフ・ファインズさん、
ジューナ・マッキーさんが良かった、
他のXさんも素晴らしかったのはもう言うまでもないです。
ローレンス・オリビエーションつながりではありますが、
今度ね、次回のナショナルシアターライブ、
ちょっと待って、その前に1個忘れてた。
実はこの話の続きが見れるんですよね。
どういうこと?
まずですね、2024年のユーロ大会がドイツで行われます。
イングランド出ます。予選通過です。
全部勝ったそうです。
6月14日から7月14日、今年。
だから彼らの活躍が、続きがまだ見れるんですよ。
続編が。
続編見れるんですよ。
なので私本当に試合見ない、サッカーとかは興味なかったけど、
これはね、ちょっとかなり続きが気になりますので、
見てみようと思っております。
監督が、これまだ続けられてらっしゃるんですね。
続けられております。
2024年までの契約が締結してるっぽいね。
まだ彼が見れます。
で、その彼のチームが、何人かはちょっと入れ替わってるけど、
ハリー・ケインさんも続行でと聞いております。
ちょっとそれが要注目だわ。
そうなんです。
なのでちょっとその、この舞台で見た彼らの面々を思い浮かべながら、
イギリス国家代表チームの活躍
だからちょっとね、11人、あまり全部覚えきれてないんですけど、申し訳ないことに。
なんだけども、ちょっとその面影をね、追いかけながら、
彼らの活躍応援したいなと思います。
すごい、ハリー・ケインさん、日本では無関の帝王と呼ばれてるんだね。
それだそれだ、無関の帝王。呪われた男じゃなかったっけ?
今一応、無関の帝王。
でも私この人も好みだわ。
いいよね、かっこいいよね。
ちょっとやっぱ似てはるね。
似てるの?似てるの?もちろん見た目もちょっと似てる人がね、キャスティングされてて。
で、その物言いだったり仕草だったりとか、
彼ならこういうこと言うだろうっていうような感じのことをね、
セリフに乗り込んだということでね。
いやー、後からその本当の人たちの様子とかを見て知るっていうね。
ちょっとこれは、要注目ですね。
Dear Englandの続報とワーニャおじさん
そしてですね、このDear England、まだ続きがございまして、
今後BBCでテレビドラマ化も決まっております。
いつっていうのはちょっとまだわかんないんですけども。
なので、ドラマでね、また違った形で見ることができるので非常に楽しみです。
私はそこでもう一回、この情報を知った上で見てみようかなと思ってます。
そうだね、テレビはテレビの見せ方があるからね。
そうなの、そうなの。
ということで、ちょっとDear Englandの続報でして、
で、次のね、ごめんなさい、先は人中になっちゃいましたけれども、
次回のワーニャおじさんです。
ワーニャおじさんじゃなかった、ワーニャです。
おじさん、つくけどね、日本語で。
ワーニャおじさんなんですけど、
これはですね、今回リバイバル賞を受賞されております、この作品。
アンドリュー・スコットさんの一人芝居ですね。
すごい一人でやったんだね。
そうなのよ、チェイホフのね、ワーニャおじさんを、
普通のね、群像劇ですけれども、それを一人で演じるということで、
で、彼ね、主演男優賞もノミネートされておりましたけれどもね。
マキー狂っとるな。
結局とりあえず、マーク・ゲイティフさんね、取られたということで、主演男優賞ね、おめでとうございます。
おめでとうございます。これも後日見れるやつだよね。
どういうこと?
ワーニャのリバイバルと映画『ドライブマイカー』
ナショナルシアターライブのやつに入ってなかったっけ。
あ、そうそう、次回、これ今次回の話をしてるんだけど。
次回がワーニャでしょ?
ワーニャっす。
その後のモーティブQ、これ芸人ちゃうか?
なんていうやつ?
モーティブQ。
あ、そうそうそうそう。そんなやつ。
あの、いつも被っててブーブー言われる芸人が、ものすごい反り込んでるけど大丈夫かな。
髪の毛ね、髪の毛ね。大丈夫と思います。割と後ろまでいってんね。
もっきりいったね、これ。
サムメンデス監督ですね、楽しみですね。
そう、なので目白押しですよ、賞を取った作品が。
ね。
うん。
結構大きな作品が立て続けにきますね。
うんうんうんうん、来るんですよ。
でね、ワーニャに関してなんですけれども、
やっぱね、私はもうね、だから今回の作品の感激のですね、反省を生かして、もう準備してますから。
どういうこと?
あの、実際ですね、ワーニャ王子さん、私見たことないので、これに関しては。
だから一人でやるって言っても、やっぱりこれを120%楽しむためには、最低一個、全員が出てる普通のバージョンは見ないかなと思って。
ああ、そういうことね。じゃなくて凄さもわからんから。
そうなのよ。本当はさ、本当はさ、ちょっと前にされてた、トビージョーズさんのね、
ハロルドピンターでさ、2020年8月にされてるのよ、ワーニャ王子さん。
これが見たかったんだけど、やっぱちょっと見る術なくて、
YouTubeとかでね、予告は見れます。
なので、ちょっと見れなかったんで、今、私がこれ見れるかなっていうのが、
1970年のロシアの映画。
普通やろ、普通やろ。
それは見れる。YouTubeにもって、ちょっと見ようと思って。
マジか。
そう、あの、英語字幕なので逆に見れるんだけど。
ああ、そういうことか。
そういうこと、そういうこと。
でもなんかね、ドラマ版のやつもあって、それは英語やったね。字幕なかったけど。
日本語がね、ちょっと今、私の入ってるAmazonプライムとか、
ネットフリックス探さなきゃちょっとなくて、ちょっとネットのみで探しつつなんですけど、
なんか見ようかなと思ってます。
それとは別でですね、ドライブマイカーって映画ありましたよね。
映像撮ったやつ。
あれは劇中劇でワーニャおじさんすごい出てくるらしいので、
それを見るっていうのもアリなのかなってちょっと思いまして、
もしね、大前提としての一般的なワーニャおじさんみたいなって思われた方は、
そういったのをちょっと見てからね、このアンドレス・コトさんが、
じゃあそれを一人でどう演じるのかっていうのを見るっていうのはすごく楽しいと思うので、
お時間許される方はね、ぜひそれトライしてみてほしいなと思います。
そうだね。
うん。
だって女性も出てくるはずだよ。
だって家族のお話だもんね。
うん。
あってる?あってる?見たことないからさ、ワーニャおじさん。
おじさんって言ってるぐらいからワーニャと呼ばれるおじさんが出てくるんでしょうね。
そうそうそう、そうなんだよね。
そうなんですよ。
これがですね、5月の24日から公開ということで、
順次全国の劇場で上映されることかと思いますので、
お近くのナショナルシアターライブやりそうな劇場の情報をチェックしながら、
みなさんお待ちいただけたらなと思います。
休憩なしで110分。見やすい。
そうそうしてきたよ。
そうそうそう、そうそうするっしょ。
うん。
っていうね、感じでございました。
はい。
よかった、しんちゃんにこの楽しさを伝えられたかな。
再演してください。
お願いします。
きっとまたね、再上映とかされるんじゃないかなと思うので。
近年ね、よくしていただいてるので。
そうなのよ。なんか増えてきてるよね、ナショナルシアターライブを見れるタイミングっていうの。
上映感が純粋に増えたりとか、
あとリバイバルを割と上にしてらっしゃる声もあるんじゃないかな。
そうだよね。
そう思うので、期待しておりますです。
はい、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
では最後にですね、今日一つだけ、一つだけお便り届いてますので読ませていただいてよろしくございますか。
わお、わお。
こちらですね、アップルポッドキャストのレビュー欄にお便りと言っていいのかな、コメントいただいておりますので、ぜひご紹介させてください。
しんちゃんまだ読んでないと思うので。
読んでないです。
はい、こちらですね、キティウーさんのレビューになりますね。
はい。
タイトル、お二人の絶妙なコンビネーション。
恥ずかしい。
はい、本編読ませていただきますね。
最近また更新されてて嬉しいです。
ごめんなさい、ちょっと音速がやばくなっちゃったね。
きっと違うよね。
最近また。
最近また更新されていて嬉しいです。
コロナ禍、更新が少なかった頃は昔のエピソードを遡ってみたり、時の流れを感じて勝手に感慨深くなったりしました。
しかしどんな時間が経ってもお二人の掛け合いはいつも息が合っていて、大人の女性でこんな枝柄でいられることは素敵だなと思います。
しんさんは女優さんをされているのでしょうか。
いつか舞台など見てみたいし、水口さんはずいぶん英語も上達されたようで、ぜひとも番組内で英語でお話ししてほしいですということでね。
ありがとうございます。
なんてお優しい。
泣きそうです。
お優しい。
星評価もいただいて、5中の4をいただいております。
ごめんね、一段やってる、ほんまごめんね。
方針少ないからな。
もうありがたい。
ありがたいことですよ。
聞いていただくだけで本当にありがたいのに。
言いながら私がお便りください。
本当にこれが励みになるんですよ。
今回も紹介させていただきますけれども、妄想ロンドン会議ではお便り募集しております。
ハッシュタグ妄想ロンドン会議をつけて、Xでポストしていただくか、直接私たちにリプライいただいてももちろん。
リプライはリプライでいいの?
リプライはリプライですね。
お返事ですからね。
こだわるね、Xの作法に信じられない。
わかんないかも。
そう。
メールでのお便り。
今だけね、メールでお便りとかもみんなそんな時代じゃないってのよくわかってる。
でもこれ最後まで言い付けます。
妄想ロンドンあっとマークgmail.comまでお便りくださいませ。
そして、アップルポッドキャストで欲しい評価そしてコメント書いていただけます。
まだスポーティファイでも欲しい評価ポチしていただくことができますので、非常に私たちの励みになりますので、コメントなどいただけたら嬉しいです。
褒めてくれとは決して申しません。
ご意見頂戴できれば本当に幸いです。
お友達になってくださいとしかもう本当に言えないんだけどね、もうこれそれしか私たちのこのやってる動機がないのでね、ロンドンの友達が欲しいっていうだけなんでお友達になってください。
ぜひぜひよろしくお願いします。
はい、キティさんの質問に答えられてなかったんですけど、そうでしんさんは女優さんをしております。
今ちょっとそんなにメインではね、やってない感じなのかな。
なんかいろいろね、芝居なんだかなんなんだかみたいな感じですけどね。
ちょっと舞台にも関わり続けていきたいと。
この妄想ロンドン会議のためにもね、ちょっと舞台を見るっていう、やるっていう視点もちょっと持ってる方がいいのかなとも思いつつ。
そうだよね。
私もね、キティさん、キティさんにめっちゃ喋るけど、私もね、めっちゃ演劇ね、作る側なんですけど、めっちゃしてたんですけどね、
ある日ね、ちょっと疲れてお休みして、ずっとお休みしっぱなしなんですよ。
これは復活するかどうかわからないんだけどね。
一旦復活できるからね。
もうね、一緒に2人で頑張ってたよね。
スポーツモードとかね、やってたので、バッティングのちょいちょい挟みながらっていうのが私たちの視点かなと思っておりますので。
いろいろやりました。そうなんです。
で、私ですね、この番組内で英語を話すことはないかもしれないですけど、またね、どっか別の形で英語でのコンテンツなどもできたらって、今ちょっとね、企み中なんでね、しんちゃん。
私が英語は喋れないからね。
でもね、うまくなったよね、思わへん?
なったよ。
そうよね。
すごい喋れてると思うから、それは。
よっと、よっと。
いろいろ勉強してるその過程とかもね、またご紹介させていただけるものができつつあるそうなので、私もちょっと楽しみにしてます。
ネットコミュニティの盛り上がり
すべてね、これ、ロンドンエンタメ楽しむためっていうね、2人ともね、モチベーションがそこなんですけれども。
はい、というわけでですね、本当に本当に長い間ですね、聞いていただいてありがとうございました。
早く終わって、私本続けようかな。
そうだね。
はい、じゃあ今日はこのあたりでお別れしましょう。
さよなら。
ありがとうございました。
01:20:42

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