できるだけ人と関わらない生き方をしていきたい。 仕事が続かないと生活も厳しいので、
おすすめの仕事ありますか? っていうことなんですけど、
あの、ケイさんは自分のことを本当にね、なんか、
仕事も続かないし、友達もいないし、最低な人間だって思ってるかもしれないんですけど、
なんか私もそうなんですよ。 全然私も人に対して好意的じゃない。
私も荒探しをしてしまう側の人間だし、 仕事の続かなさっていうと、本当に私も若い時1年2年でポンポン転職してしまっていたし、
ケイさんの文章を全部私みたいだなって思いながら読ませていただきました。 私もね本当に生きるの向いてない人間なんですけど、
でも、そんな自分を人を不幸に不快にさせるだけの人間なんて、
悲しいこと言わないでくださいよ。 自分の完璧じゃないところも、
他人の完璧じゃないところも、 許して生きていけたらなぁって思うんですけど、
なんか多分ですけど、 ケイさんが人の嫌なとこすぐ目についちゃう気になっちゃって、
ケイさん自身は結構今までいろんなことを気をつけて頑張って生きてきた人なんじゃないかなって感じて、
ケイさんは今までいろんなことを気をつけて、 自分は配慮してきたり、優しくあろうよくあろうとしてきたからこそ、
逆にそういう意識だったり努力がない人を、
え?うわぁって思っちゃうんじゃないかなっていう気がして、
ケイさんって多分自分が思っているほど悪い人じゃないんじゃないかって思いました。
もっと自分のことを認めていいんじゃないかなって。 私自分のことを、
自分がどう思うかっていう、 自認っていうのかなっていうのすごく大事だと思うんですよね。
例えば、 自分のことをブスって言うのとかも、
最近のSNSとか見てると、 自分ブス側の人間なんで言うんですけど、これはこうですみたいな。
そういう書き方をする子とかも多くて、 なんかこう自分で自分をブスっていうことで、
どんどん自分はブスなんだっていう風になっていっちゃって、 自分はブスだから卑屈になっていってしまって。
自分からも他人からも大事にされなくなっちゃったりとか、 自分のことかわいそうな人間って思っちゃうと、
なんか本当にそういう側の人間に寄ってしまっちゃうことってあるなぁって思って、
あんまり自分のことを、 例えばブスとか無能だとか、
Kさんのお便りの中の言葉だと、 人を不幸に不快にさせるだけの人間みたいな。
そういうね大きな負のレッテルを貼ってほしくないなぁと思って、
人間、誰しも良いとこも悪いとこもみんなあると思うんですよ。
私も自分のことをめっちゃ性格悪いなっていう自覚はあるんですけど、
でも自分のことを最低最悪の人間とは思ってなくて、
まあまあ性格悪いけど、 優しいとこもなくはないかなみたいな。
たまにはいいこともするし、優しい人間でありたいとは思っているから。
優しい気持ちをできるだけ増やしたいなとは思っているし。
私も根っこがすごく否定的な人間なんですよね。否定系の人間。
もともとの気質もそうだろうし、家庭環境で言っても結構、
あれしたらいけない、これしたらいけない、 こういうのはこうだからダメとかっていうのをすごく言われて生きてきて、
否定の文化の中で生きてきたんですね。
で結構そういう否定系から入っちゃうところがあって、 まず人の悪いところを目についちゃう。
逆にすごく寛容というか、
基本がいいねとかOKとか、きっとあの人も悪気ないんだよみたいな、
基本が肯定系の人間を罠にすると、
私は一生かかってもこういう人間にはなれないんだな、 こういう人には一生かなわないなっていう思いもあるんですけど、
できるだけ自分もそういう良い人間、 肯定的な人間に近づけるように、
そういう良い人を見て学んでます。
良い人って、本当に優しい人って、
こういう言葉を使うのか、 こういう言葉選びをするのか、こういうことするのか、みたいな、
良い人の言葉、言動を真似て自分に宿らせてます。 そうやってちょっとずつ優しいっていうのを輸入してきて、
人から輸入してきて養殖して、 私はもうめちゃくちゃ輸入モンの養殖モンですからね。
そうやって何とか自分の優しい部分が増えるように育ててるっていう感じで、
私もね、子から優しい人間じゃないし、 良い人間というわけじゃないと思うんですけど、
優しいところも、そうやってね、 養殖してきた、輸入して養殖して育ってきた優しいところもあるし、
それを好きって言ってくれる人もいるし、 めっちゃ最悪な人間、全部が悪いわけじゃないかなって思ってます。
私はケイさんにすごく親近感というか、 自分と近い性格なんだろうなぁって、
勝手に思ってるんですけど、私はねそうやって生きてます。 なのでケイさんも優しいの輸入と養殖、一緒にどうですか?
性格の悪いところ、 人のね、あの悪いところすぐ見つけちゃうっていうところは、
まぁ人間そういう部分もあるよね。 ちょっと置いといて。
優しさの部分に目を向けてみて。 そうすると、
ね、なんか、 間買い物かもしれないけど、
優しい人間に慣れてる気がするし、 周りの人もそうやって扱ってくれる気がします。
やっぱイライラしてる人と接した人って、 イライラしてくし、
穏やかな優しい人の周りっていうのは、 そういう雰囲気が漂ってるじゃないですか。
だからなんか、そういうね優しい穏やかな 連鎖の中に身を置いてほしいなって。
私たちみたいな人間が、 人を不幸に、不快にさせるだけの人間っていうのは、
やっぱそれは悲しいから、 一緒に優しい輸入、養殖、
優しい養殖生活はどうですかって思いました。
はい。
で、本題としては、
Kさんは、人の嫌だなっていうところが、 一番に目についてしまって、
友達もゼロだし、必要ないと思ってるし、 仕事も我慢できなくって続けられない。
おすすめの仕事ありますか?っていうことなんですけど、 私が一番伝えたいなって思ったのは、
どの仕事、どの職種ならっていうより、
本当に自分がいいって思った会社に勤めるのが 一番いいっていうのを伝えたくて、
あるドラマで、あなたがしてるのは、まずいスープを頼んで、 あれが足りない、これが足りないって言ってるようなものよっていうセリフがあったんですね。
意味としては、そもそも自分が良くないものを選んでおいて、 買っておいて、満足できない、そりゃそうでしょ、みたいな。
例えば、ネットで安い服を買って、 生地がペラペラだの、縫製が悪いだの、っていうのって、
もうこの最もたる例だと思うんですけど、
私このセリフ聞いた時、 私まさにこういうまずいスープを自分で頼んで、
あれが悪い、これが悪いって言う生き方をしちゃってるなって反省したんですよね。
で、自分自信がなかったり、自分のスキル不足とか、 自分がいいものを手にする力がなかったり、お金がなかったりして、
気を払わなくて、自分がいける範囲で、 これならいいじゃん、この中だったら一番いいんじゃないくらいの感じで選んだものって、
だいたいこうまずいスープを頼んで、 結局ぐちぐち言う人生になってくんじゃないかなって。
私みたいなね、悪いとこ探ししちゃう人間は、 気軽に買えるからって、安いスープばっかり買って、
あれが足りない、これはまずいとかっていうのは、 自業自得だなって反省して、
ちゃんと美味しいスープを買うように、 買えるようにしなきゃいけないなっていうのをすごく思ったんですよ。
つまり、自分の目線を下げて手に入れたものって、 結局不満を見つけやすい。
で、同じことの繰り返しになるんじゃないかなって思ったんですよね。
で、転職の話に話を戻すと、 私も転職が続いていた人間なので、
もしかしたらけいさんもそうじゃないかなって、 ちょっと心配になったのが、
転職がファストファッションみたいな扱いになっているというか、
一個一個ね、絶対にこれがかわいい、 絶対にこれがいいっていう服じゃなくて、
この値段でこれだったら、かわいいしいいじゃんみたいな。
でも汚れたらもう着ないよねっていう服。
ワンシーズンで毛玉だらけになったから捨てる服みたいな。
私が転職続いてた時って正直そんな感じのファストファッション的な転職になっちゃってたような気がするんですね。
買うときはもちろんファストファッションの服も気に入ってはいるんですけど、
例えばいいお値段を出して買ったコート、 4万円5万円出して買ったコートが汚れたら、
必死にシミ抜きの方法を探したり、 クリーニングに出して大事にしたい、
まだ捨てたくない、まだ着たい、まだ着なきゃって思うけど、
やっぱ4,000円とかで買ったコートって、
もう汚れたら、ああもうこれ着れないな、 新しいの買わなきゃなってなったりする。
そういう感じ。
もしKさんの転職がそういうファストファッション的な転職になっていたとしたら、
今見てるお店屋さんが結局ファストファッションの店だったら、
そのお店でデザインが気に入ったものを選んでも、
自分の骨格とかパーソナルカラーにバッチリ合ったものを選んでも、
汚れちゃったら、ああもうこれ着れないな、新しいの買わなきゃって、
同じことの繰り返しになるんじゃないかなと思って。
シミが付いたり汚れちゃったり、なんかちょっとね、ほつれちゃったりしても、
まだ捨てられないって思うほどのお洋服、
会社を見つけるのが私はいいのかなって思いました。
これ嫌だなって思うことがあっても、嫌な人がいても、
でも結局この会社で働き続けるのが一番自分の人生いいんだよなって思える、
そうやって思い留まれる会社。
嫌だなって思うことって、どの会社入っても、どんなに自分に合う触手でも絶対あると思うんですよ。
嫌なこととか嫌な人、どこにでもいて、それを行き止まりにしてたら、
一生迷路から出られなくなっちゃう。
あそこもここも行き止まり、ここもダメ、バツバツバツってなるなって、
私もすごく痛感した、反省したので、
嫌な人、嫌なことの乗り越え方を見つけていきたいなって、
私は今模索しながらやっている最中です。
その中の一つとして、王様の耳やロバの耳で、
嫌なことを自分で溜めて我慢しないっていうこととか、
嫌だっていうことがあった時の言い方だったり、
誰かへの相談の仕方、交渉の仕方を試行錯誤したり、
なんか嫌なことがあった時に自分の中で、
あ、無理だ、この人無理だってすぐ心のシャッターを閉じちゃうんじゃなくて、
なんとかね、嫌な感じにならないように、
上手く立ち回って自分の良い方向に向かうようにしたりとか、
嫌な感じに聞こえないようにでも、ちゃんと自分の言い分も伝えるとか、
嫌を嫌で終わらせないみたいな、
私たちみたいなね、嫌がいっぱいあるタイプは、
嫌を避けていこうとすると、本当にね、生きられない。
すごく生きられる範囲がとってもとっても狭くて、生きづらいから、
なんとか嫌を乗り越えていける術を身につけた方がいいのかなーって思って、
長く同じとこに勤めてる友達とか見ると、
なんかめっちゃストレス発散してるなーって思いますもんね。
好きなものにはね、しっかりお金使ったり、趣味がね結構いろいろあったり、
会うとめっちゃ、わーって会社の人の悪口を喋り続けたり、
私的にはそういう子ほど、そういう友達ほど、
会社をちゃんと長く続けて、なんだかんだ良いポジションをゲットしてるなーって思ったり、
そういうのってやっぱ必要なんだーって思ったりして、
Kさんはね、この性格で友達もいないし、必要もないと思ってるってことなんですけど、
友達じゃなくても、同僚とか同期とかの関係をちょっと大事にしてみるとかっていうのもありなのかなーって思いました。
中途採用で同期入社とか、なるべく近い期間で入社する人を入れるっていうのはよくするんですけど、
その同期っていう存在がいると、一人で入社した期よりも離職率がかなり下がるらしいんですね。
同期がいるかいないかでもう倍ぐらい離職率が違うんだけど、倍だったかどうかちょっと自信ないんですけど、
なんかねそういう決定的なデータもあったりして、
なんか嫌だなーって思う人がいて、
それって自分だけに嫌な感じなのか、それとも結構みんなに対してそんな感じなのか。
で、なんかこう辛さとか嫌さって変わってくるじゃないですか。
自分だけがなんか嫌われてるって思うとすごく辛いけど、
あの先輩私にもそんな感じだよ、一言でちょっと安心できたりとか、
なんかミスして落ち込んじゃった時に、私もそれ前やったよみたいな、っていう言葉でちょっと気持ちが楽になったり。
特別な、なんかめっちゃ心の通った同期みたいな、そういう感じじゃなくても、
ちょっと話せる人がいるだけで、心強くなれたりして。
私ももともと人と関わるのって、災いの元というか、疲れちゃうし苦手だなーって思ってたんですけど、
もうなんか一切関わらないとか、めっちゃもう上辺だけっていう感じで、心はシャットダウンってするより、
ちょっとずつさりげなく支え合うくらいのことができた方がいいなーって思うようになってきました。
特別っていう感じじゃなくても、関わりって大事だなーって思うようになったりして。
会社に入ったら、そういう生命線みたいなね、どこかで誰かと繋がっておくとか、
ファストファッション的ではない会社に入って、嫌な人とか嫌だと思うことにあっても、そこではいじゃあ嫌ですやめますじゃなくて、
もうこれいりませんじゃなくて、なんとか染み抜きして大事に大事に生き続けてみるっていうのが、私のおすすめの仕事かなって思いました。
あんまりちゃんと答えになってないかもしれないんですけど、
あんまり抽象的な話ばっかりでもあれなので、具体的に私が今までやった仕事で、
これは良かったかも、あったかもって思うのが、
社内の人間との関わりが多い仕事より、接客とかでお客さんとの仕事が多い方が私は正確にあってました。
社内の人間って嫌だと思ってもなかなか離れられないし、
だけどお客さんって一回一回そんな異婚が残らないというか、
そんな明日も顔を合わせなきゃいけないとかってほとんどないので、
嫌だなって思ったら、嫌な奴だったなって終わらせる感じ。
だからね、私はそういう外、意外と人と接しまくる方が合ってたのかもなっていうのがありました。
あと結局私は給料も大事なことに気づきました。
このラジオ始めた時は、全職より10万円ぐらいかなり給料ダウンの会社に転職して、
給料より自分が落ち着いて働ける環境が大事だと思ったっていうようなことを言ってたんですけど、
結局仕事内容がどんなに良くても、落ち着いて仕事ができるでも、
人間関係が最悪だったら、全部が嫌になっちゃいますから。
私はある程度お金で我慢できる人間なんだっていうのもわかりました。
元気な女です。
私の統計上、給料が高い会社の方が人間関係が良かった。
給料高いところだと結構イケイケドンドンで仕事して、気持ちよく仕事をする人が多いんですけど、
給料が低い会社だと、あの人がやるべき仕事だ、誰が悪い、
みんな自分の仕事じゃない、これは自分の仕事じゃない、これ以上なんで自分がやらなきゃいけないの、みたいな感じがあって、
給料って、自分がもらう学面の金額だけじゃなくて、
社内の雰囲気も左右する大事な要素だなっていうのをね、ちょっと思いました。
なので今、Kさんは人と関わらない仕事っていうのを望んでいるんですけど、
人と関わらない仕事ってなると、給料が低くなったりする仕事も多いと思うので、
もしかしたら、逆に1回きりで終わるような接客とか販売とか営業とかで、
社内の人間関係はそこまでね、社内の人間とそんなにたくさん毎日接するのじゃなくて、
客をさばきまくるっていうのも実はありなのかもしれないなって思いました。
そうで給料低いと結局、ここ辞めたって他にも似た条件の会社あるんだしとか、
これだったら派遣で働いてもいいんだしとか、これだったらバイトで働いてもいいんだしとか、
どんどんそうやってファストファッション的になっていっちゃうので、
その感じになると、また同じことの繰り返しになっちゃうのかなって。