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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、Farmers Voices第35回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています川上牧場です。よろしくお願いします。
先週と先々週、2週続けてですね、副業スキマバイトのデイワークとタイミングのお話をさせていただいたんですけれども、
ありがたいことにですね、切れ目なくサイトを見てくださって応募してくれる方がですね、たくさんいるんですよ。
ありがたいですね。都市均衡落農というところの強みですかね、ここら辺もね。
ありがたいことです。新しい取り組み、なんか今までと違うことをやるとですね、新しい出会いも多くてですね、
新しい出会いが多いとまた新しい刺激も多くてですね、
同じ牧場の指示、仕事の指示をですね、同じ仕事をしてもらってもですね、
本当に人それぞれやり方とかね、速度とかね、ペースも違うって言ってですね、
それをこう見ているのがちょっと面白いなって思ってるんですけど、
農業って、農業の仕事って同じことをね、毎日毎日同じように、反復でもないですけど、
ちょっとずつ違うんですけどね、毎日毎日同じようにやることがね、
当たり前になっていきがちなんですけれども、こういろんな人のやり方をね、見ることによって、
また自分の仕事をですね、客観的に見ることができるなと思ってて、
で、そうやって見ていると、自分のね、作業の効率化とか合理化、
こうやった方がもうちょっと早いかもしれないみたいなことがね、イメージできて、
そういう風に繋がっていくんでですね、そういった点でもこの副業や隙間バイト、
これもそのメリットになるんじゃないかなと思います。
で、これからね、ゴールデンウィークに入って、
世の中何連休ですか、10連休?
有休使ったらもう月の半分休みみたいな人もいるみたいですけれども、
ゴールデンウィークに入って予定がないな、何しよっかなって考えている方、
どうですか、この際、農業バイトやってみるの、どうですか?
最近ね、あの、メルカリご存知ですかね?
あの、有名なサイトがあるじゃないですか。
あの、いらないものを売ったり買ったりするみたいな。
あのメルカリもですね、副業サービスを始めたということで、
で、調べてみたんですけども、
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メルカリハロっていうサービスがまた始まってるみたいです。
で、これね、あの、なんかDMだったかな?
なんかやりませんか?みたいな広告か?を見て、
ちょっと調べて、登録できないかな?って言って調べたんですけども、
法人の方しかね、今登録できないっていう、
法人の方しか使えないっていうサービスになってるみたいで、
この、これを聞いているね、農業法人の方はね、
ちょっとやってみてはどうでしょうかと。
2000万人ぐらいこう、あの、関員数がいる、
っていう、本当に大きいサイトなのでメルカリがね、
メルカリのサービスが。
ちょっと面白くなるんじゃないかなと思って、
こちらの概要欄の方にですね、
そのメルカリハロのリンクつけておりますんで、
見ていただけたらと思います。
と、まぁ先週と先週の配信に、
あの、コメントが来ていましたんでね、
お答えしていきたいなと思います。
えーと、まずは先々週の配信からですね、
えーと、デイワークを使ってみたというね、
配信をさせていただいたんですけども、
えー、こちら、スタンドFMネーム、
ゴリさんからのコメントです。
ありがとうございます。
ゴリさん、えー、デイワークいいですね。
NFTを証明書として絡めたい、
というね、コメントが来ておりまして、
そのコメントに対して、えー、スタンドFMネーム、
農場人さんからもですね、
えー、タイミーのバッジ機能も参考になりますので、
参考になりそうですね、とのコメントをね、
いただきました。
いや、お二人ともね、ありがとうございます。
これね、ちょっと自分もこういうのあったらいいなっていう、
とは思っていたんですけど、
なかなか一般の方で、こう、デイワークとかタイミーやってる方で、
NFTとか、証明書、NFTで証明書できますよっていうのを、
やって、理解してくれる人、理解してくれる人いるんですが、
ちょっと少ないんじゃないかなと思うんで、
どうですかね。
メタグリ研究所でアプリの開発とかやっちゃうっていうのはどうでしょうかね。
はい。
あのー、MLTTトークンとかとね、
こう、活用して、
なんか、ポイントでなんか交換みたいなのやると、どうでしょうか。
ちょっと面白そうな感じがするんで、
これを聞いているメタグリ研究所のメンバーの方、
ちょっとなんか、
エンジニアの方?
はい。
おられましたらね、ぜひメタグリ研究所に参加して、
ちょっと提案していただけたらと思いますけれども。
はい。ということで、こういうコメントが来ておりました。
続いて、先週の配信にもですね、コメントが来ておりまして、
スタンドFMネーム、トヤマミカンさんのコメントでございます。
ありがとうございます。
副資材も手に入りにくくなっているのですね。
寒熟堆肥は臭い匂いがなく、サラサラした堆肥と言われています。
未熟堆肥を土壌に入れてしまうと、
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分解される過程で土壌の窒素が消費されてしまい、
逆に窒素が減ってしまいます。
かっこ窒素飢餓と言います。
また、分解によりアンモニアガスが発生して、
作物の根を傷めます。
堆肥で失敗している例もよく聞くので、
私は根が動かない1月下旬から2月上旬にしか散布しないようにしています。
というコメントをいただきました。
ありがとうございます。
さすがトヤマミカンさんからの専門的なコメントです。
堆肥はおっしゃる通り、アンモニアのガスが出て、
作物に悪影響が起こったり、
肥料も上手にやらないと栄養が悪いので注意してください。
作物によって、お米や麦、
土壌の窒素を多く使う葉物野菜、
ブロッコリーやキャベツなど、
リン作の一つの手順でソルゴやソルガムを植えます。
緑肥作物を使う時など、
そういう時に考えていただけたらいいと思います。
肥料が手に入りにくい状況の一つの手段として、
生粉を使ってみてはどうですか?
生粉を使っていいよ!
生粉を使っていいと言われると畜産農家さんが助かるので、
ここら辺がきっかけで変わったりしてほしいなと思いながら、
実際に生粉を使う際には十分注意してほしいなと思います。
コメント返してありがとうございます。
最近、メタグリ研究所の中に
羊とのつながり研究室チャンネルがありまして、
羊飼いの丸岡さんを中心に、
人と羊、消費者と生産者がつながりを感じることで得られる
豊かな関わり方を研究するというお部屋になっております。
そこで先日、食肉、羊を食べる羊のお肉みたいなお話が出ていて、
皆さんがお話しされていたので、
今日の配信のテーマはアニマルウェルフェアについて
というお話をしていきたいなと思います。
まずはじめにアニマルウェルフェアとは何なのか、
詳しいのを調べて、せっかくなのでAIに聞いてみました。
クロード3ですね。
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アニマルウェルフェアとは、
動物の幸せや福祉を重視する考え方で、
具体的には以下のような点が重要とされています。
1.適切な使用環境。
動物種にあった居住空間、温度、換気など、
十分な運動スペース、遊び場や隠れ家などの環境の工夫という。
2.良質な餌と水。
栄養価が高く、衛生的な餌、常に新鮮な水が飲めるように。
3.適切な健康管理。
定期的な健康チェックと予防接種。
必要に応じた従事量の提供。
4.快適な行動の確保。
本能的な行動、巣作り、掘る、歩き回るなどの満足。
ストレスの少ない飼育。
5.苦痛の回避。
過度な拘束や虐待の防止。
不必要な苦しみを与えないという、この5つのものですね。
畜産業や実験動物の分野では、特にアニマルウェルフェアが重視されており、
動物の尊厳を守りつつ、人間社会との調和を目指しています。
近年は、愛顔動物の飼育でも同様の配慮が求められるようになってきましたというのが、
AIのクロードからの答えになっております。
大体やっているかなと思います。
こんな感じで、日本でもアニマルウェルフェアの指針があって、
詳しい専門的なことは、農水省のホームページから見ることができます。
ホームページのリンク、概要欄に貼っておりますので、
こちらも見ていただけたらと思います。
アニマルウェルフェアは、日本だけではなく、
国際獣疫事務局WOAHという国際機関のルールでもあったりします。
農水省のホームページを見ていただけたらわかるんですけれども、
牛とか豚とか鶏はもちろん、各家畜でルール、指針が違っています。
アニマルウェルフェアという言葉は一つなんですけれども、
日本では環境省と農水省が管轄しているんですね。
環境省が管轄しているのが、愛顔動物など、動物愛護に関わるところで、
農水省が扱っているのが、家畜全般、産業動物を管轄しています。
海外ではどうなのかというと、これを一元的に管轄している象徴なんてところがあります。
世界と日本と違いがあるのにも関わらず、
アニマルウェルフェア、動物福祉という言葉だけが、
一人歩きしているような感じが、個人的には感じています。
SNSで牛の投稿をしたりすると、
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SNSで牛に治療する投稿とか、
牛を移動させるために引っ張っているようなところとか、
過剰なやつだと、屠殺しているところとか、
牛を解体しているところとか、そういう動画に対して、
よくあるコメントが、牛がかわいそうとか、
そういうコメントがあったりするんですけれども、
産業動物として法律に則って、
指針に即して、適切に処置しているにも関わらず、
動物愛護、愛顔動物として見ている消費者が多いのではないかと、
僕は思います。
愛顔動物と産業動物というのは、
法律と指針が全く違います。
ちなみに、自分は落農家なんですけれども、
アニマルウェルフェア、かなり意識して牛を飼っています。
それは何でかというと、
牛にストレスや痛みがない飼い方の方が、生産性が高いからです。
今、縁安とか資材価格の高騰とか、
アニマルウェルフェアを意識して牛を飼わないと、
やっていけないくらいの現状が畜産現場ではあると思います。
自分は牛は好きなんですけれども、
かわいいとか、愛くるしいとか、そういうのではなくて、
人間が食べることができない草とか、
捨てられてしまうような資源、ビールカスとか酒カスとか、
ビートパルプとか、ああいう資源を活用して、
人間が食べられるお肉や牛乳、乳製品に変えて、
人間の食糧環境を良くしてくれるこの牛がすごいなと思って、
それが好きなんですよね。
人間の役に立つことができない生産性の低い牛は、
僕はちょっとかわいそうだと思ってしまいます。
これも見る人から見てみれば残酷だと思われるかもしれませんけれどもね。
そんな個人的な感情みたいなところもあったりするんですが、
ぜひ消費者の皆さんも日本のアニマルウェルフェアを正しく理解して、
海外のアニマルウェルフェアとの違いも理解して、
美味しく無駄にせず、畜産物、牛乳、お肉を食べてほしいと思います。
感謝の気持ちを持ってありがたく食べてくれみたいな畜産農家もいると思いますけれども、
当たり前に多くの人がどこでも畜産物を食べられるようにしたのは、
過去のたくさんの農家さん、たくさんの人たちの努力になっていますから、
家畜に感謝というのでは、家畜に感謝もあってもいいと思いますけれども、
こういう環境を作ってくれた過去の人たちの努力に感謝して、
無駄なく、そして次の世代にもつなげることが大事なんじゃないかなと個人的には思っています。
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いろいろ研究されたりとか、動物実験もあります。
過去にはいっぱいあったりして、それの積み重ねで今の現状ができているので、
それをかわいそうとかね、感情だけで判断するのはちょっと違うんじゃないかなと思ったりするところでございます。
ということで今回のファーマーズボイシーズで第35回目になりますけれども、
ファーマーズボイシーズ第1回から第5回まで、
メタグリ研究所のディスコードグループに入ってNFTを購入するところまでお話しています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもわからない部分があればですね、
ディスコード内でどんどん質問していただけたらメンバーたくさんおられますんでね、
お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆さんはもちろん、消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、
メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さて、それでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズ、お相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聴きください。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。
ばいばーい。